有価証券報告書-第72期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(経営成績等の状況の概要)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は引続き全体として緩やかな拡大を続け、年明け後の2019年1~3月期の実質GDP速報値は前期比0.5%増(年率換算2.1%増)と2四半期連続のプラスとなりました。
中国経済を中心に海外経済の減速が輸出を下押しし、内需も個人消費や設備投資が落ち込んだものの、輸入の減少が全体としてプラスに寄与したことや公共投資が増加に転じたことなどによるものです。
今後については、不安定化する世界情勢の行末や消費税再引上げなど、景気は当面先行きの不安を払拭できない状況が続くと思われます。
斯かる経済状況下、当社の主力である空調分野業界では、主力の業務用パッケージエアコンが出荷ベースで前年同期間実績を上回り、当社も拡販に鋭意努力いたしましたが、海外勢との価格競争等の要因で汎用品分野での受注が低迷し、売上高は2,603百万円余に止まり前年同期間比159百万円余の減収となりました。
一方、収益面におきましては、売上は減収を余儀なくされたものの、販売単価の値上げや高付加価値商品の販売注力、人件費等のコスト低減に努めた結果、営業損益は16百万円余の黒字を確保いたしましたが、前年同期間比では15百万円余の減益となりました。
営業外損益及び特別損益計上後、最終当期純利益は36百万円余の利益計上となりました。
資産は、前期末に比べ96百万円減少し、5,985百万円となりました。
負債は、前期末に比べ128百万円減少し、704百万円となりました。一方、純資産は、前期末に比べ32百万円増加し、5,280百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高1,733,954千円は前期末と比べ726,774千円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは減価償却費202,512千円、未払金の増加33,120千円、売上債権の減少30,530千円、税引前当期純利益20,466千円等に対し、未収入金の増加21,551千円、仕入債務の減少20,009千円等により244,655千円と前期末に比べ24,378千円の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出499,970千円、有形固定資産の取得による支出237,237千円、定期預金の預入による支出200,501千円等により△943,242千円と前期末比653,677千円の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払額14,382千円、リース債務の返済による支出13,805千円により△28,188千円と前期比3,986千円の増加となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
当社は、自動制御機器製造販売事業の単一セグメントのため、生産、受注及び販売実績については、種類別に記載しております。
(1) 生産実績
(注) 1 金額は標準販売価格(消費税等抜き価格)による。
2 生産実績中には改造生産分を含まない。
(2) 受注実績
(注) 金額は販売価格(消費税等抜き価格)による。
(3) 販売実績
(注) 1 販売実績は消費税等抜きで記載している。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析)
(1)財政状態の分析
(資産、負債及び純資産の状況)
当事業年度の資産の部では、流動資産全体で前期末月比54,397千円減少いたしました。
主な内容は、現金預金で42,106千円減少、電子記録債権31,054千円減少、未収入金21,551千円などの増加であります。
固定資産は前期末月比41,810千円減少いたしました。
主な内容は、有形固定資産で71,203千円減少、投資その他の資産等で29,393千円の増加であります。
総資産は前期末月比96,208千円減少し、5,985,066千円となりました。
負債の部につきましては、流動負債全体で前期末月比99,204千円減少いたしました。
主な内容は設備関係支払手形82,287千円減少、電子記録債務16,591千円等の減少であります。
固定負債は、リース債務、役員退職慰労引当金、繰延税金負債により前期末月比29,341千円の減少となりました。
負債合計では前期末月と比較して128,545千円減少して704,173千円となりました。
純資産の部では、繰越利益剰余金が増加し、株主資本は22,442千円増加、その他有価証券評価差額金が9,894千円増加しました。
その結果、純資産合計は前期末月と比較して32,337千円増加し、5,280,892千円となり、自己資本比率は88.2%となりました。
(2)経営成績の分析
(売上高及び利益の状況)
当事業年度の売上高は2,603,348千円と前年比159,707千円の減収となりました。
利益面では営業利益16,520千円の黒字計上となりましたが前年比15,706千円の減益となりました。
要因は、昨年夏以降の空調分野の受注低迷による売上減収に加え原材料等の価格高騰及び物流コスト等の上昇によるものです。
また、営業外損益及び特別損益計上後、税引前当期純利益20,466千円となり、法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額を計上した結果、最終当期純利益は36,842千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「(経営成績等の状況の概要) (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
なお、当期末における有利子負債の残高は40,688千円となっております。また、当期末における現金及び現金同等物の残高は1,733,954千円となっております。
(4)目標とする経営指標の達成状況
当社は、売上高及び営業利益を経営における重要指標と位置づけております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は引続き全体として緩やかな拡大を続け、年明け後の2019年1~3月期の実質GDP速報値は前期比0.5%増(年率換算2.1%増)と2四半期連続のプラスとなりました。
中国経済を中心に海外経済の減速が輸出を下押しし、内需も個人消費や設備投資が落ち込んだものの、輸入の減少が全体としてプラスに寄与したことや公共投資が増加に転じたことなどによるものです。
今後については、不安定化する世界情勢の行末や消費税再引上げなど、景気は当面先行きの不安を払拭できない状況が続くと思われます。
斯かる経済状況下、当社の主力である空調分野業界では、主力の業務用パッケージエアコンが出荷ベースで前年同期間実績を上回り、当社も拡販に鋭意努力いたしましたが、海外勢との価格競争等の要因で汎用品分野での受注が低迷し、売上高は2,603百万円余に止まり前年同期間比159百万円余の減収となりました。
一方、収益面におきましては、売上は減収を余儀なくされたものの、販売単価の値上げや高付加価値商品の販売注力、人件費等のコスト低減に努めた結果、営業損益は16百万円余の黒字を確保いたしましたが、前年同期間比では15百万円余の減益となりました。
営業外損益及び特別損益計上後、最終当期純利益は36百万円余の利益計上となりました。
資産は、前期末に比べ96百万円減少し、5,985百万円となりました。
負債は、前期末に比べ128百万円減少し、704百万円となりました。一方、純資産は、前期末に比べ32百万円増加し、5,280百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高1,733,954千円は前期末と比べ726,774千円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは減価償却費202,512千円、未払金の増加33,120千円、売上債権の減少30,530千円、税引前当期純利益20,466千円等に対し、未収入金の増加21,551千円、仕入債務の減少20,009千円等により244,655千円と前期末に比べ24,378千円の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出499,970千円、有形固定資産の取得による支出237,237千円、定期預金の預入による支出200,501千円等により△943,242千円と前期末比653,677千円の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払額14,382千円、リース債務の返済による支出13,805千円により△28,188千円と前期比3,986千円の増加となりました。
(生産、受注及び販売の状況)
当社は、自動制御機器製造販売事業の単一セグメントのため、生産、受注及び販売実績については、種類別に記載しております。
(1) 生産実績
| 品名 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 電磁弁 | 1,637,584 | 95.32 |
| 膨張弁 | 15,683 | 84.81 |
| 温湿度調節器 | 7,422 | 72.32 |
| 電動弁 | 155,785 | 101.37 |
| 手動弁 | 169,598 | 68.37 |
| 自動弁 | 227,066 | 75.28 |
| その他 | 14,252 | 138.27 |
| 計 | 2,227,391 | 90.53 |
(注) 1 金額は標準販売価格(消費税等抜き価格)による。
2 生産実績中には改造生産分を含まない。
(2) 受注実績
| 品名 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 電磁弁 | 1,352,891 | 74.45 | 199,291 | 40.35 |
| 膨張弁 | 14,543 | 55.95 | 2,743 | 36.54 |
| 温湿度調節器 | 6,901 | 58.25 | 1,774 | 47.99 |
| 電動弁 | 99,258 | 60.62 | 4,752 | 7.50 |
| 手動弁 | 139,886 | 54.21 | 25,384 | 40.94 |
| 自動弁 | 193,473 | 64.66 | 23,412 | 36.75 |
| その他 | 372,314 | 149.12 | 16,128 | 466.37 |
| 合計 | 2,179,268 | 77.12 | 273,487 | 39.21 |
(注) 金額は販売価格(消費税等抜き価格)による。
(3) 販売実績
| 品名 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 電磁弁 | 1,647,463 | 93.27 |
| 膨張弁 | 19,309 | 78.88 |
| 温湿度調節器 | 8,825 | 84.26 |
| 電動弁 | 157,844 | 105.55 |
| 手動弁 | 176,500 | 68.54 |
| 自動弁 | 233,761 | 76.31 |
| その他 | 359,644 | 144.81 |
| 合計 | 2,603,348 | 94.22 |
(注) 1 販売実績は消費税等抜きで記載している。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 | 当事業年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 日立ジョンソンコントロールズ空調㈱ | 346,800 | 12.55 | 298,472 | 11.46 |
(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析)
(1)財政状態の分析
(資産、負債及び純資産の状況)
当事業年度の資産の部では、流動資産全体で前期末月比54,397千円減少いたしました。
主な内容は、現金預金で42,106千円減少、電子記録債権31,054千円減少、未収入金21,551千円などの増加であります。
固定資産は前期末月比41,810千円減少いたしました。
主な内容は、有形固定資産で71,203千円減少、投資その他の資産等で29,393千円の増加であります。
総資産は前期末月比96,208千円減少し、5,985,066千円となりました。
負債の部につきましては、流動負債全体で前期末月比99,204千円減少いたしました。
主な内容は設備関係支払手形82,287千円減少、電子記録債務16,591千円等の減少であります。
固定負債は、リース債務、役員退職慰労引当金、繰延税金負債により前期末月比29,341千円の減少となりました。
負債合計では前期末月と比較して128,545千円減少して704,173千円となりました。
純資産の部では、繰越利益剰余金が増加し、株主資本は22,442千円増加、その他有価証券評価差額金が9,894千円増加しました。
その結果、純資産合計は前期末月と比較して32,337千円増加し、5,280,892千円となり、自己資本比率は88.2%となりました。
(2)経営成績の分析
(売上高及び利益の状況)
当事業年度の売上高は2,603,348千円と前年比159,707千円の減収となりました。
利益面では営業利益16,520千円の黒字計上となりましたが前年比15,706千円の減益となりました。
要因は、昨年夏以降の空調分野の受注低迷による売上減収に加え原材料等の価格高騰及び物流コスト等の上昇によるものです。
また、営業外損益及び特別損益計上後、税引前当期純利益20,466千円となり、法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額を計上した結果、最終当期純利益は36,842千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「(経営成績等の状況の概要) (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社は、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
なお、当期末における有利子負債の残高は40,688千円となっております。また、当期末における現金及び現金同等物の残高は1,733,954千円となっております。
(4)目標とする経営指標の達成状況
当社は、売上高及び営業利益を経営における重要指標と位置づけております。
| 2019年3月期目標 | 2019年3月期実績 | 目標比 | |
| 売上高(千円) | 2,750,000 | 2,603,348 | △146,651(△5.3%) |
| 営業利益(千円) | 60,000 | 16,520 | △43,479(△72.5%) |