四半期報告書-第47期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきまして、FA部門については、主要顧客である工作機械業界向けの売上が、国内および欧州で概ね横ばいで推移したものの、期半ばより中国において減速の動きが顕著となりました。また台湾および韓国においても中国市場の減速の影響等を受け期後半より鈍化してまいりました。こうした状況により、FA部門全体の売上高は前年同期に比べ減少しました。ロボット部門については、国内の需要が堅調であるとともに、米州、欧州の自動車産業および一般産業向けが共に好調なほか、中国を含むアジアでも需要が活発であるなど、好調に推移しました。ロボマシン部門については、一部IT産業の短期的な需要の終了時期が早まった影響により、ロボドリル(小型切削加工機)の売上高が期後半に大幅に減少しました。但し自動車産業向けのロボドリル、ならびにロボショット(電動射出成形機)およびロボカット(ワイヤカット放電加工機)については、いずれも堅調に推移しました。
このようななか当社グループは、事業の安定と発展のため、「壊れない。壊れる前に知らせる。壊れてもすぐ直せる。」、「サービス・ファースト」および「ワン・ファナック」をスローガンに掲げ、当社商品およびサービスについてお客様にご安心いただけるための取り組みをグループ一丸となって行いました。
当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が3,499億69百万円(前年同期比2.1%増)、経常利益が1,368億29百万円(前年同期比5.6%減)、四半期純利益が919億3百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
なお、当社グループは、CNCシステムとその応用商品を提供する企業グループとして、単一セグメントの事業を営んでおりますが、部門別の売上高につきましては、FA部門が966億57百万円(前年同期比10.1%減)、ロボット部門が923億91百万円(前年同期比24.0%増)、ロボマシン部門が1,196億22百万円(前年同期比3.6%減)、サービス部門が412億99百万円(前年同期比12.8%増)でした。
※ [(1)経営成績] における「四半期純利益」は、四半期連結損益計算書における「親会社株主に帰属する四半期純利益」を指します。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比697億17百万円減の1兆5,419億9百万円となりました。主な減少は現金及び預金が805億82百万円となっております。
また、負債合計は、前年度末比538億43百万円減の1,710億88百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比158億74百万円減の1兆3,708億21百万円となりました。
なお当社は、平成27年4月27日付で発表した新しい株主還元方針に基づき、発行済株式総数の5%を超える自己株式(33,566,102株、2,394億71百万円)を平成27年6月10日付で消却いたしました。(本消却に伴う純資産合計額への影響はありません。)
(3) キャッシュ・フロ-の状況
当第2四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フロ-は、以下に述べるキャッシュ・フロ-の増減に為替換算差額77億38百万円を減算し、前年同期比1,119億35百万円減の△555億82百万円となりました。この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末残高は9,356億54百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、前年同期比22億46百万円増の804億94百万円であり、これは主に売上債権が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、前年同期比199億65百万円増の313億54百万円であり、これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、前年同期比783億88百万円増の969億84百万円であり、これは主に配当金の支払額が増加したことによるものです。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は174億39百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきまして、FA部門については、主要顧客である工作機械業界向けの売上が、国内および欧州で概ね横ばいで推移したものの、期半ばより中国において減速の動きが顕著となりました。また台湾および韓国においても中国市場の減速の影響等を受け期後半より鈍化してまいりました。こうした状況により、FA部門全体の売上高は前年同期に比べ減少しました。ロボット部門については、国内の需要が堅調であるとともに、米州、欧州の自動車産業および一般産業向けが共に好調なほか、中国を含むアジアでも需要が活発であるなど、好調に推移しました。ロボマシン部門については、一部IT産業の短期的な需要の終了時期が早まった影響により、ロボドリル(小型切削加工機)の売上高が期後半に大幅に減少しました。但し自動車産業向けのロボドリル、ならびにロボショット(電動射出成形機)およびロボカット(ワイヤカット放電加工機)については、いずれも堅調に推移しました。
このようななか当社グループは、事業の安定と発展のため、「壊れない。壊れる前に知らせる。壊れてもすぐ直せる。」、「サービス・ファースト」および「ワン・ファナック」をスローガンに掲げ、当社商品およびサービスについてお客様にご安心いただけるための取り組みをグループ一丸となって行いました。
当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が3,499億69百万円(前年同期比2.1%増)、経常利益が1,368億29百万円(前年同期比5.6%減)、四半期純利益が919億3百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
なお、当社グループは、CNCシステムとその応用商品を提供する企業グループとして、単一セグメントの事業を営んでおりますが、部門別の売上高につきましては、FA部門が966億57百万円(前年同期比10.1%減)、ロボット部門が923億91百万円(前年同期比24.0%増)、ロボマシン部門が1,196億22百万円(前年同期比3.6%減)、サービス部門が412億99百万円(前年同期比12.8%増)でした。
※ [(1)経営成績] における「四半期純利益」は、四半期連結損益計算書における「親会社株主に帰属する四半期純利益」を指します。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比697億17百万円減の1兆5,419億9百万円となりました。主な減少は現金及び預金が805億82百万円となっております。
また、負債合計は、前年度末比538億43百万円減の1,710億88百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比158億74百万円減の1兆3,708億21百万円となりました。
なお当社は、平成27年4月27日付で発表した新しい株主還元方針に基づき、発行済株式総数の5%を超える自己株式(33,566,102株、2,394億71百万円)を平成27年6月10日付で消却いたしました。(本消却に伴う純資産合計額への影響はありません。)
(3) キャッシュ・フロ-の状況
当第2四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フロ-は、以下に述べるキャッシュ・フロ-の増減に為替換算差額77億38百万円を減算し、前年同期比1,119億35百万円減の△555億82百万円となりました。この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末残高は9,356億54百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、前年同期比22億46百万円増の804億94百万円であり、これは主に売上債権が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、前年同期比199億65百万円増の313億54百万円であり、これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、前年同期比783億88百万円増の969億84百万円であり、これは主に配当金の支払額が増加したことによるものです。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は174億39百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。