四半期報告書-第48期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界は、中国において一時的な需要の増加など一部に活発な動きが見られたものの、その他のアジアや欧州などにおいては依然として厳しい状況が続きました。国内においては堅調に推移しました。レーザについては、CO2レーザ発振器の需要が減少するなか、引き続きファイバーレーザ発振器の拡販に注力しました。FA部門全体の売上高は前年同期に比べ減少しました。
ロボット部門については、中国が好調に推移し、また国内においても自動車産業向けを中心に堅調でした。一方で米州および欧州において期前半に設備投資の谷間があった影響により、ロボット部門全体では前年と比較すると売上は減少しました。しかし今後はロボット需要の拡大が見込まれるため、筑波工場の一部のロボット製造への転用など、ロボットの生産能力の増強の計画を進めております。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)においてIT関係の一時的需要が一部残っていた前年と比べて売上は減少しましたが、自動車、二輪車の部品加工向けの販売は堅調で、秋には新機種を市場投入し販路拡大を加速させました。ロボショット(電動射出成形機)においても、IT関係の需要停滞が続いた影響で売上は減少しましたが、二材成形オプションの市場投入などにより新たな販路の開拓に努めました。ロボカット(ワイヤカット放電加工機)においても、売上は若干減少しましたが、大型機の市場投入が実績を上げつつあるなど今後が期待されます。
このようななか当社グループは、「one FANUC」、「壊れない。壊れる前に知らせる。壊れてもすぐ直せる。」および「サービス・ファースト」をスローガンに掲げ、当社商品およびサービスについてお客様にご安心いただけるための取り組みをグループ一丸となって行うとともに、FIELD (FANUC Intelligent Edge Link and Drive) systemによるIoTへの対応の準備を加速させるなど、今後の事業の安定と発展のための取り組みを推し進めました。
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が3,903億27百万円(前年同期比19.9%減)、経常利益が1,251億20百万円(前年同期比32.5%減)、四半期純利益が925億73百万円(前年同期比27.3%減)となりました。
なお、当社グループは、CNCシステムとその応用商品を提供する企業グループとして、単一セグメントの事業を営んでおりますが、部門別の売上高につきましては、FA部門が1,276億78百万円(前年同期比4.6%減)、ロボット部門が1,362億20百万円(前年同期比4.8%減)、ロボマシン部門が691億63百万円(前年同期比53.5%減)、サービス部門が572億66百万円(前年同期比7.3%減)でした。
※ [(1)経営成績]における「四半期純利益」は、四半期連結損益計算書における「親会社株主に帰属する四半期純利益」を指します。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比28億35百万円増の1兆5,157億30百万円となりました。
負債合計は、前年度末比57億54百万円増の1,837億39百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比29億19百万円減の1兆3,319億91百万円となりました。
なお当社は、当社の株主還元方針(平成27年4月27日公表)に基づき、発行済株式総数の5%を超える自己株式(1,869,500株、133億79百万円)を平成28年6月8日付で消却いたしました。(本消却に伴う純資産合計額への影響はありません。)
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は305億3百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界は、中国において一時的な需要の増加など一部に活発な動きが見られたものの、その他のアジアや欧州などにおいては依然として厳しい状況が続きました。国内においては堅調に推移しました。レーザについては、CO2レーザ発振器の需要が減少するなか、引き続きファイバーレーザ発振器の拡販に注力しました。FA部門全体の売上高は前年同期に比べ減少しました。
ロボット部門については、中国が好調に推移し、また国内においても自動車産業向けを中心に堅調でした。一方で米州および欧州において期前半に設備投資の谷間があった影響により、ロボット部門全体では前年と比較すると売上は減少しました。しかし今後はロボット需要の拡大が見込まれるため、筑波工場の一部のロボット製造への転用など、ロボットの生産能力の増強の計画を進めております。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)においてIT関係の一時的需要が一部残っていた前年と比べて売上は減少しましたが、自動車、二輪車の部品加工向けの販売は堅調で、秋には新機種を市場投入し販路拡大を加速させました。ロボショット(電動射出成形機)においても、IT関係の需要停滞が続いた影響で売上は減少しましたが、二材成形オプションの市場投入などにより新たな販路の開拓に努めました。ロボカット(ワイヤカット放電加工機)においても、売上は若干減少しましたが、大型機の市場投入が実績を上げつつあるなど今後が期待されます。
このようななか当社グループは、「one FANUC」、「壊れない。壊れる前に知らせる。壊れてもすぐ直せる。」および「サービス・ファースト」をスローガンに掲げ、当社商品およびサービスについてお客様にご安心いただけるための取り組みをグループ一丸となって行うとともに、FIELD (FANUC Intelligent Edge Link and Drive) systemによるIoTへの対応の準備を加速させるなど、今後の事業の安定と発展のための取り組みを推し進めました。
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が3,903億27百万円(前年同期比19.9%減)、経常利益が1,251億20百万円(前年同期比32.5%減)、四半期純利益が925億73百万円(前年同期比27.3%減)となりました。
なお、当社グループは、CNCシステムとその応用商品を提供する企業グループとして、単一セグメントの事業を営んでおりますが、部門別の売上高につきましては、FA部門が1,276億78百万円(前年同期比4.6%減)、ロボット部門が1,362億20百万円(前年同期比4.8%減)、ロボマシン部門が691億63百万円(前年同期比53.5%減)、サービス部門が572億66百万円(前年同期比7.3%減)でした。
※ [(1)経営成績]における「四半期純利益」は、四半期連結損益計算書における「親会社株主に帰属する四半期純利益」を指します。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比28億35百万円増の1兆5,157億30百万円となりました。
負債合計は、前年度末比57億54百万円増の1,837億39百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比29億19百万円減の1兆3,319億91百万円となりました。
なお当社は、当社の株主還元方針(平成27年4月27日公表)に基づき、発行済株式総数の5%を超える自己株式(1,869,500株、133億79百万円)を平成28年6月8日付で消却いたしました。(本消却に伴う純資産合計額への影響はありません。)
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は305億3百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。