四半期報告書-第116期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、2020年4月1日に行われた日東精工アナリテック株式会社との企業結合について、前第2四半期連結会計期間に暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、先進国を中心とする新型コロナワクチン接種の進展や米国での追加の財政支援を背景に回復傾向となりました。わが国においては、緊急事態宣言などの影響により対面型サービス業が低調となる一方、製造業においては、世界経済の回復を背景に輸出を中心に好調に推移しました。しかし、新興国や途上国は、依然として新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、世界全体での経済回復時期は不透明な状況となっております。
このような経営環境において、当社グループは、2021年度経営方針「高い目標の達成を、高い志で目指す企業集団になろう」のもと、過去最高業績の達成を目標に掲げ、新たな事業を含む事業領域の拡充、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えたモノづくり改革や環境に貢献する価値ある新製品の創出、地方創生や人財育成など、社会に必要とされる価値ある企業になるための施策を積極的に展開してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は202億5千2百万円(前年同期比27.5%増)、営業利益は18億8千1百万円(前年同期比245.4%増)、経常利益は20億1千万円(前年同期比233.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億3千1百万円(前年同期比273.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「メディカル事業」を追加したことに伴い、報告セグメントを従来の「ファスナー事業」、「産機事業」及び「制御事業」の3区分から、「ファスナー事業」、「産機事業」、「制御事業」及び「メディカル事業」の4区分に変更しております。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
ファスナー事業につきましては、主な需要先である自動車関連業界において、半導体不足による生産への影響があるものの、精密ねじは、コロナ禍における外出自粛を背景とするゲーム機やパソコン向けの需要が好調に推移し、一般ねじは、電子制御の進化に伴う車載用ECU向けの需要が増加するなど、全体として好調に推移しました。また、原材料価格が上昇しましたが、グループ全体の経費削減施策の効果などにより利益が大きく伸長しました。
このような状況のもと、コロナ後の更なる需要の拡大を見据え、異種金属接合「AKROSE」や「AKROSE HYBRID」、高精度で大量生産を可能にした「ギヤ部品」、締結部材の反りや圧入箇所のバリの発生を軽減しつつ、回り止め強度を得ることができる「新型クリンチングスタッドボルト」などの販売促進に取り組みました。また、インドネシアの子会社において、製品供給体制の強化を図り、ジャカルタ郊外東エリアの需要拡大に努めました。
この結果、売上高は139億8千5百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は8億9千4百万円(前年同期比508.5%増)となりました。
産機事業につきましては、海外は、中国が各地の自動車の購入促進政策や雇用・所得環境の改善により、自動車関連業界の設備需要が好調に推移する一方、米国は回復基調にあるものの、コロナ前の水準への回復には至らず低調となりました。国内は、自動車のCASEに関わる設備や、エネルギー・住宅関連設備の需要が増加し、標準機・自動組立ライン共に好調に推移しました。
このような状況のもと、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、ソーシャルディスタンスの確保に最適な「協働ロボット用ねじ締めツール」や「単軸ねじ締めユニットIoT対応モデル」などの動画をバーチャル展示会や当社ホームページから配信し、幅広い業界の需要喚起に努めました。併せて、製造工程における検査体制の強化、経費削減など低重心経営に取り組み、大幅な増益となりました。
この結果、売上高は36億9千万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は9億4千4百万円(前年同期比69.2%増)となりました。
制御事業につきましては、流量計は、コロナ禍における消毒液や巣ごもり食品の需要増加を背景に医薬品業界や食品業界で好調に推移しました。システム製品は、ものづくり補助金を利用した省人化設備の需要が増加しました。地盤調査機「ジオカルテ」は、住宅需要の回復と昨年市場へ投入した「ジオカルテⅣ」への買い替え需要の増加により好調に推移しました。
このような状況のもと、持続可能な原価の低減など、複層的な利益改善施策を展開しました。また、子会社において、水分計のコントローラーを共有することで水分測定と電位差滴定など、同時に複数の分析を可能にする自動滴定装置「GT-310」、微量窒素・硫黄・塩素分析装置「NSX-5000Vシリーズ」を市場に投入し、需要の拡大に努めました。
この結果、売上高は25億5千2百万円(前年同期比66.8%増)、営業利益は4千7百万円(前年同期は営業損失1億6千万円)となりました。
メディカル事業につきましては、医療用照明器「フリーレッド」など、需要は増加傾向にあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大による医療資源の不足、医療機関への訪問自粛など、事業環境は厳しい状況となりました。
このような状況のもと、「フリーレッド」を固定するブラケットとのセット需要の高まりを受け、製品化を進めるとともに、限られた医療機関に対する販売活動と医療機器販売会社を通じた販路拡大に取り組み、「フリーレッド」の臨床試用の需要拡大に努めました。また、「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」の製品化に向けた取り組みを推進しました。
この結果、売上高は2千3百万円(前年同期比116.4%増)、営業損失は4百万円(前年同期は営業利益0百万円)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ36億9千万円増加し、499億1千2百万円となりました。これは主に、現金及び預金が15億4千9百万円、受取手形及び売掛金が10億8百万円増加したことなどによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ20億5百万円増加し、183億6千9百万円となりました。これは主に、電子記録債務が8億2千4百万円、支払手形及び買掛金が6億2千4百万円増加したことなどによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ16億8千5百万円増加し、315億4千3百万円となりました。これは主に、利益剰余金が10億6千4百万円、非支配株主持分が3億4百万円増加したことなどによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて15億8百万円増加し、98億8百万円(前年同期は80億4百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、仕入債務の増加などの収入項目が、売上債権の増加、たな卸資産の増加、法人税等の支払額などの支出項目を上回り、18億9千3百万円の収入(前年同期は24億2千4百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、固定資産の取得などにより、3億3千7百万円の支出(前年同期は28億6千2百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、借入金の返済や配当金の支払いなどにより、1億6千4百万円の支出(前年同期は5億2千4百万円の支出)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億1千7百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、2020年4月1日に行われた日東精工アナリテック株式会社との企業結合について、前第2四半期連結会計期間に暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、先進国を中心とする新型コロナワクチン接種の進展や米国での追加の財政支援を背景に回復傾向となりました。わが国においては、緊急事態宣言などの影響により対面型サービス業が低調となる一方、製造業においては、世界経済の回復を背景に輸出を中心に好調に推移しました。しかし、新興国や途上国は、依然として新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、世界全体での経済回復時期は不透明な状況となっております。
このような経営環境において、当社グループは、2021年度経営方針「高い目標の達成を、高い志で目指す企業集団になろう」のもと、過去最高業績の達成を目標に掲げ、新たな事業を含む事業領域の拡充、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えたモノづくり改革や環境に貢献する価値ある新製品の創出、地方創生や人財育成など、社会に必要とされる価値ある企業になるための施策を積極的に展開してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は202億5千2百万円(前年同期比27.5%増)、営業利益は18億8千1百万円(前年同期比245.4%増)、経常利益は20億1千万円(前年同期比233.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億3千1百万円(前年同期比273.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「メディカル事業」を追加したことに伴い、報告セグメントを従来の「ファスナー事業」、「産機事業」及び「制御事業」の3区分から、「ファスナー事業」、「産機事業」、「制御事業」及び「メディカル事業」の4区分に変更しております。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
ファスナー事業につきましては、主な需要先である自動車関連業界において、半導体不足による生産への影響があるものの、精密ねじは、コロナ禍における外出自粛を背景とするゲーム機やパソコン向けの需要が好調に推移し、一般ねじは、電子制御の進化に伴う車載用ECU向けの需要が増加するなど、全体として好調に推移しました。また、原材料価格が上昇しましたが、グループ全体の経費削減施策の効果などにより利益が大きく伸長しました。
このような状況のもと、コロナ後の更なる需要の拡大を見据え、異種金属接合「AKROSE」や「AKROSE HYBRID」、高精度で大量生産を可能にした「ギヤ部品」、締結部材の反りや圧入箇所のバリの発生を軽減しつつ、回り止め強度を得ることができる「新型クリンチングスタッドボルト」などの販売促進に取り組みました。また、インドネシアの子会社において、製品供給体制の強化を図り、ジャカルタ郊外東エリアの需要拡大に努めました。
この結果、売上高は139億8千5百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は8億9千4百万円(前年同期比508.5%増)となりました。
産機事業につきましては、海外は、中国が各地の自動車の購入促進政策や雇用・所得環境の改善により、自動車関連業界の設備需要が好調に推移する一方、米国は回復基調にあるものの、コロナ前の水準への回復には至らず低調となりました。国内は、自動車のCASEに関わる設備や、エネルギー・住宅関連設備の需要が増加し、標準機・自動組立ライン共に好調に推移しました。
このような状況のもと、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、ソーシャルディスタンスの確保に最適な「協働ロボット用ねじ締めツール」や「単軸ねじ締めユニットIoT対応モデル」などの動画をバーチャル展示会や当社ホームページから配信し、幅広い業界の需要喚起に努めました。併せて、製造工程における検査体制の強化、経費削減など低重心経営に取り組み、大幅な増益となりました。
この結果、売上高は36億9千万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は9億4千4百万円(前年同期比69.2%増)となりました。
制御事業につきましては、流量計は、コロナ禍における消毒液や巣ごもり食品の需要増加を背景に医薬品業界や食品業界で好調に推移しました。システム製品は、ものづくり補助金を利用した省人化設備の需要が増加しました。地盤調査機「ジオカルテ」は、住宅需要の回復と昨年市場へ投入した「ジオカルテⅣ」への買い替え需要の増加により好調に推移しました。
このような状況のもと、持続可能な原価の低減など、複層的な利益改善施策を展開しました。また、子会社において、水分計のコントローラーを共有することで水分測定と電位差滴定など、同時に複数の分析を可能にする自動滴定装置「GT-310」、微量窒素・硫黄・塩素分析装置「NSX-5000Vシリーズ」を市場に投入し、需要の拡大に努めました。
この結果、売上高は25億5千2百万円(前年同期比66.8%増)、営業利益は4千7百万円(前年同期は営業損失1億6千万円)となりました。
メディカル事業につきましては、医療用照明器「フリーレッド」など、需要は増加傾向にあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大による医療資源の不足、医療機関への訪問自粛など、事業環境は厳しい状況となりました。
このような状況のもと、「フリーレッド」を固定するブラケットとのセット需要の高まりを受け、製品化を進めるとともに、限られた医療機関に対する販売活動と医療機器販売会社を通じた販路拡大に取り組み、「フリーレッド」の臨床試用の需要拡大に努めました。また、「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」の製品化に向けた取り組みを推進しました。
この結果、売上高は2千3百万円(前年同期比116.4%増)、営業損失は4百万円(前年同期は営業利益0百万円)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ36億9千万円増加し、499億1千2百万円となりました。これは主に、現金及び預金が15億4千9百万円、受取手形及び売掛金が10億8百万円増加したことなどによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ20億5百万円増加し、183億6千9百万円となりました。これは主に、電子記録債務が8億2千4百万円、支払手形及び買掛金が6億2千4百万円増加したことなどによるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ16億8千5百万円増加し、315億4千3百万円となりました。これは主に、利益剰余金が10億6千4百万円、非支配株主持分が3億4百万円増加したことなどによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて15億8百万円増加し、98億8百万円(前年同期は80億4百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、仕入債務の増加などの収入項目が、売上債権の増加、たな卸資産の増加、法人税等の支払額などの支出項目を上回り、18億9千3百万円の収入(前年同期は24億2千4百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、固定資産の取得などにより、3億3千7百万円の支出(前年同期は28億6千2百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、借入金の返済や配当金の支払いなどにより、1億6千4百万円の支出(前年同期は5億2千4百万円の支出)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億1千7百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。