四半期報告書-第70期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
(2021年3月期第3四半期連結累計期間におけるハイライト)
(経営成績の概況)
<セグメント別業績の概況>(単位:百万円)
<日本>(単位:百万円)
春の緊急事態宣言の解除により外出自粛や店舗の臨時休業・営業時間の短縮は緩和されたものの、10月以降全国的に新型コロナウイルス感染者数が急激に増加するなど、断続的な自粛ムードの影響に加え、映画公開の延期や各種イベントの中止・延期及び縮小、インバウンド消費の大幅な落ち込み等により、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業においては想定より回復に遅れがみられました。一方で、引き続き巣ごもり需要に対応する商品が人気となるとともに、eコマース購買がさらに高まりました。
2020年に発売50周年を迎えた「トミカ」においては、4月にテレビアニメ放送がスタートした『トミカ絆合体 アースグランナー』関連商品を継続展開するとともに、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」やアパレル等とのコラボレーションなどを進めました。2015年夏に発売した「ベイブレードバースト」は国内販売が減少傾向にあるものの、海外向け輸出は北米におけるテレビアニメ放送の継続などにより堅調に推移し、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は、競争環境が激しさを増す中、商品構成を見直したことにより好評を得ました。ペットボトルキャップを発射するシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」は発売前よりSNSなどで話題となるなど人気を集めました。「ポケットモンスター」においては液晶玩具「スマホロトム」をはじめとした関連商品が好調に推移するとともに、9月から新たなアミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」の展開を開始いたしました。ガールズ商品では7月に、液晶玩具「すみっコぐらし すみっコキャッチ」を発売し人気を集めるとともに、「リカちゃん」においては「ゆめいろリカちゃん カラフルチェンジ」などのドールが人気となり堅調に推移いたしました。一方、サプライズトイについては、勢いに落ち着きがみられました。
海外で高い人気のテレビアニメ『パウ・パトロール』は関連商品が好調に推移いたしました。動かして遊べる手のひらサイズの動物フィギュアシリーズ「アニア」は商品ラインナップの拡充も奏功し、堅調に推移いたしました。外出自粛により家の中で楽しめる商品に注目が集まり、ボードゲーム「人生ゲーム」やパーティーゲーム「黒ひげ危機一発」などファミリーゲームの販売が伸長するとともに、「くまのプーさん えらべる回転6WAYジムにへんしんメリー」も人気となるなどベビー関連商品が好調に推移いたしました。
2019年12月に配信を開始したカードゲームアプリ「DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)」は定期的に新しいカードパックを配信するとともに、2020年12月には1周年記念キャンペーンを実施しプロモーションの強化を図るなど継続展開いたしました。
さらに、年末商戦に向けては、流通評価の高い「ダブルアクショントミカビル」「フェルティミシン すみっコぐらし」「人生ゲーム ジャンボドリーム」など多くの商品を市場投入いたしました。
以上の結果、売上高は89,852百万円(前年同期比20.2%減)、営業利益は8,649百万円(同38.9%減)となりました。
<アメリカズ>(単位:百万円)
新型コロナウイルス感染拡大により、春にロックダウンが実施された後も外出規制などの措置もあり、巣ごもり需要やeコマース購買が高まりました。
家で過ごす時間が長くなったため、生活必需品に準じたベビー向け食器やトイレトレーニングに使用するおまる、お風呂関連商品の需要が高まるなど、ベビー用品が好調を継続いたしました。農耕車両玩具においては、ロックダウンにより自宅の庭でも遊べる乗用玩具が人気を集めるなど好調に推移いたしました。また、10月にファット・ブレイン・グループがTOMY International, Inc.の子会社となりました。
以上により、売上高は16,684百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益は414百万円(前年同期営業損失39百万円)となりました。
<欧州>(単位:百万円)
断続的な新型コロナウイルス感染拡大によりロックダウンが実施されたことなどから、巣ごもり需要やeコマース購買の高まりが見られました。
コロナ禍によりファミリーゲームに注目が集まり、ボードゲーム・アクションゲームを展開している「Drumond Parkブランド商品」などが好調に推移いたしました。また、「Toomies」などのプリスクール関連商品が堅調に推移するとともに、コアブランドである農耕車両玩具が堅調に推移いたしました。また、3月より導入のテレビアニメ『Ricky Zoom』関連商品を継続展開したことなどから、売上高は4,920百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は64百万円(前年同期営業損失518百万円)となりました。
<オセアニア>(単位:百万円)
新型コロナウイルス感染拡大により春に行われたロックダウンの外出制限は、一部地域にて7月以降も実施されたこともあり、巣ごもり需要の高まりが見られました。
生活必需品に準じたベビー用品に加え、プリスクール関連商品が好調に推移いたしました。また、農耕車両玩具においては、「Animal Sounds Hay Ride」などのプリスクール商品が人気となるなど好調に推移したことなどから、売上高は1,490百万円(前年同期比27.7%増)、営業利益は109百万円(前年同期営業損失119百万円)となりました。
<アジア>(単位:百万円)
新型コロナウイルスの感染拡大について、生産面では、中国・ベトナム・タイにおいて通常通り操業しております。需要面では春に各国・地域においてロックダウンなどが行われ、それ以降も国や地域により外出制限が実施されるなど、購買動向に大きな影響をもたらしました。また、「ベイブレードバースト」などのボーイズ関連商品の販売が減少したことや、前期展開した映画関連商品の販売が一巡したことにより、売上高は33,666百万円(前年同期比22.1%減)、営業利益は820百万円(同23.8%減)となりました。
財政状態(連結)の変動状況は次のとおりであります。
<資産>流動資産は、前連結会計年度末に比較して19,432百万円増加し、106,586百万円となりました。これは主として、受取手形及び売掛金、現金及び預金、商品及び製品が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比較して2,961百万円増加し、45,061百万円となりました。これは主として、有形固定資産、無形固定資産が増加したことによるものです。
<負債>流動負債は、前連結会計年度末に比較して9,296百万円増加し、45,634百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金、未払費用、支払手形及び買掛金、短期借入金が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比較して13,095百万円増加し、38,600百万円となりました。これは主として、長期借入金、リース債務が増加したことによるものです。
<純資産>純資産は、前連結会計年度末に比較して2百万円増加し、67,412百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定の減少、及び自己株式の取得があった一方で、利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比較して9,366百万円増加し、56,271百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、7,442百万円の収入(前年同四半期は4,178百万円の支出)となりました。これは主として、売上債権の増加11,256百万円等があった一方で、税金等調整前四半期純利益7,734百万円、減価償却費4,472百万円、未払費用の増加1,783百万円、仕入債務の増加1,693百万円等があったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、8,238百万円の支出(前年同四半期は2,551百万円の支出)となりました。これは主として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,319百万円、有形固定資産の取得による支出3,830百万円等があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、10,269百万円の収入(前年同四半期は9,269百万円の支出)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出3,980百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出3,491百万円等があった一方で、長期借入れによる収入17,133百万円等があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設等の計画は、次のとおりです。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,977百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(2021年3月期第3四半期連結累計期間におけるハイライト)
| (新型コロナウイルス感染症の影響などについて) ・生産面 一部商品において発売延期となるなど販売機会の損失が期初に生じましたが、現在、中国・ベトナム・タイにおいては通常通り操業しております。 ・需要面 春の緊急事態宣言の解除により外出自粛や店舗の臨時休業・営業時間の短縮は緩和されたものの、10月以降全国的に感染者数が急激に増加するなど、断続的な自粛ムードによる影響に加え、映画公開の延期や各種イベントの中止・延期及び縮小等により、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業は想定より回復に遅れがみられました。一方、玩具事業では、引き続き巣ごもり需要に対応する商品が人気となるとともにeコマース購買がさらに高まりました。 ・当社グループの対応 当社グループでは感染拡大の防止を進めるにあたり、従業員の外出や出社の大幅な抑制を図るためテレワークを推進するとともに、外部との会食の禁止、海外・国内出張の原則禁止などの対策を実施いたしました。 (連結業績について) ・売上高 2020年に発売50周年を迎えた「トミカ」では、4月よりテレビアニメ『トミカ絆合体 アースグランナー』の放送をスタートさせ、関連商品を市場投入するとともに、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」などを進めました。「ベイブレードバースト」は北米におけるテレビアニメ放送の継続などにより海外向け輸出が堅調に推移し、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は競争環境が激しさを増す中、商品構成を見直したことにより好評を得ました。「人生ゲーム」や「黒ひげ危機一発」などのファミリーゲームがコロナ禍による巣ごもり需要として好調に推移いたしました。また、年末商戦に向けては、流通評価の高い「ダブルアクショントミカビル」「フェルティミシン すみっコぐらし」「人生ゲーム ジャンボドリーム」など多くの商品を市場投入いたしました。一方、小売事業、イベント事業等の売上においては想定より回復に遅れがみられました。以上により、売上高は会社想定並みの110,515百万円(前年同期比16.3%減)となりました。 なお、10月に米国の独立系玩具会社ファット・ブレイン・グループがTOMY International, Inc.の子会社となり、連結業績に加わりました。 ・利益面 売上高が減少したものの、第3四半期において高粗利率の玩具事業の回復が小売事業、イベント事業の低迷をカバーし、営業利益は7,872百万円(前年同期比35.5%減)、経常利益は7,456百万円(前年同期比36.9%減)となりました。また、緊急事態宣言を受け臨時休業を実施した小売店等で発生した固定費(人件費・減価償却費)等679百万円を新型コロナウイルス感染症による損失として特別損失を計上する一方、政策保有株式の売却益等、特別利益1,182百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,477百万円(前年同期比16.9%減)となりました。以上のとおり、利益面においては前年同期を下回ったものの、会社想定に対して堅調に推移いたしました。 |
(経営成績の概況)
<セグメント別業績の概況>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | 増減率(%) | ||
| 売上高 | 131,977 | 110,515 | △21,461 | △16.3 | |
| 日本 | 112,637 | 89,852 | △22,784 | △20.2 | |
| アメリカズ | 13,164 | 16,684 | 3,520 | 26.7 | |
| 欧州 | 4,699 | 4,920 | 221 | 4.7 | |
| オセアニア | 1,167 | 1,490 | 323 | 27.7 | |
| アジア | 43,245 | 33,666 | △9,578 | △22.1 | |
| 消去又は全社 | △42,936 | △36,100 | 6,835 | - | |
| 営業利益又は営業損失(△) | 12,202 | 7,872 | △4,330 | △35.5 | |
| 日本 | 14,162 | 8,649 | △5,512 | △38.9 | |
| アメリカズ | △39 | 414 | 454 | - | |
| 欧州 | △518 | 64 | 582 | - | |
| オセアニア | △119 | 109 | 228 | - | |
| アジア | 1,076 | 820 | △256 | △23.8 | |
| 消去又は全社 | △2,359 | △2,185 | 173 | - | |
<日本>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | |
| 売上高 | 112,637 | 89,852 | △22,784 |
| 営業利益 | 14,162 | 8,649 | △5,512 |
春の緊急事態宣言の解除により外出自粛や店舗の臨時休業・営業時間の短縮は緩和されたものの、10月以降全国的に新型コロナウイルス感染者数が急激に増加するなど、断続的な自粛ムードの影響に加え、映画公開の延期や各種イベントの中止・延期及び縮小、インバウンド消費の大幅な落ち込み等により、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業においては想定より回復に遅れがみられました。一方で、引き続き巣ごもり需要に対応する商品が人気となるとともに、eコマース購買がさらに高まりました。
2020年に発売50周年を迎えた「トミカ」においては、4月にテレビアニメ放送がスタートした『トミカ絆合体 アースグランナー』関連商品を継続展開するとともに、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」やアパレル等とのコラボレーションなどを進めました。2015年夏に発売した「ベイブレードバースト」は国内販売が減少傾向にあるものの、海外向け輸出は北米におけるテレビアニメ放送の継続などにより堅調に推移し、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は、競争環境が激しさを増す中、商品構成を見直したことにより好評を得ました。ペットボトルキャップを発射するシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」は発売前よりSNSなどで話題となるなど人気を集めました。「ポケットモンスター」においては液晶玩具「スマホロトム」をはじめとした関連商品が好調に推移するとともに、9月から新たなアミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」の展開を開始いたしました。ガールズ商品では7月に、液晶玩具「すみっコぐらし すみっコキャッチ」を発売し人気を集めるとともに、「リカちゃん」においては「ゆめいろリカちゃん カラフルチェンジ」などのドールが人気となり堅調に推移いたしました。一方、サプライズトイについては、勢いに落ち着きがみられました。
海外で高い人気のテレビアニメ『パウ・パトロール』は関連商品が好調に推移いたしました。動かして遊べる手のひらサイズの動物フィギュアシリーズ「アニア」は商品ラインナップの拡充も奏功し、堅調に推移いたしました。外出自粛により家の中で楽しめる商品に注目が集まり、ボードゲーム「人生ゲーム」やパーティーゲーム「黒ひげ危機一発」などファミリーゲームの販売が伸長するとともに、「くまのプーさん えらべる回転6WAYジムにへんしんメリー」も人気となるなどベビー関連商品が好調に推移いたしました。
2019年12月に配信を開始したカードゲームアプリ「DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)」は定期的に新しいカードパックを配信するとともに、2020年12月には1周年記念キャンペーンを実施しプロモーションの強化を図るなど継続展開いたしました。
さらに、年末商戦に向けては、流通評価の高い「ダブルアクショントミカビル」「フェルティミシン すみっコぐらし」「人生ゲーム ジャンボドリーム」など多くの商品を市場投入いたしました。
以上の結果、売上高は89,852百万円(前年同期比20.2%減)、営業利益は8,649百万円(同38.9%減)となりました。
<アメリカズ>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | |
| 売上高 | 13,164 | 16,684 | 3,520 |
| 営業利益又は営業損失(△) | △39 | 414 | 454 |
新型コロナウイルス感染拡大により、春にロックダウンが実施された後も外出規制などの措置もあり、巣ごもり需要やeコマース購買が高まりました。
家で過ごす時間が長くなったため、生活必需品に準じたベビー向け食器やトイレトレーニングに使用するおまる、お風呂関連商品の需要が高まるなど、ベビー用品が好調を継続いたしました。農耕車両玩具においては、ロックダウンにより自宅の庭でも遊べる乗用玩具が人気を集めるなど好調に推移いたしました。また、10月にファット・ブレイン・グループがTOMY International, Inc.の子会社となりました。
以上により、売上高は16,684百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益は414百万円(前年同期営業損失39百万円)となりました。
<欧州>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | |
| 売上高 | 4,699 | 4,920 | 221 |
| 営業利益又は営業損失(△) | △518 | 64 | 582 |
断続的な新型コロナウイルス感染拡大によりロックダウンが実施されたことなどから、巣ごもり需要やeコマース購買の高まりが見られました。
コロナ禍によりファミリーゲームに注目が集まり、ボードゲーム・アクションゲームを展開している「Drumond Parkブランド商品」などが好調に推移いたしました。また、「Toomies」などのプリスクール関連商品が堅調に推移するとともに、コアブランドである農耕車両玩具が堅調に推移いたしました。また、3月より導入のテレビアニメ『Ricky Zoom』関連商品を継続展開したことなどから、売上高は4,920百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は64百万円(前年同期営業損失518百万円)となりました。
<オセアニア>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | |
| 売上高 | 1,167 | 1,490 | 323 |
| 営業利益又は営業損失(△) | △119 | 109 | 228 |
新型コロナウイルス感染拡大により春に行われたロックダウンの外出制限は、一部地域にて7月以降も実施されたこともあり、巣ごもり需要の高まりが見られました。
生活必需品に準じたベビー用品に加え、プリスクール関連商品が好調に推移いたしました。また、農耕車両玩具においては、「Animal Sounds Hay Ride」などのプリスクール商品が人気となるなど好調に推移したことなどから、売上高は1,490百万円(前年同期比27.7%増)、営業利益は109百万円(前年同期営業損失119百万円)となりました。
<アジア>(単位:百万円)
| 2020年3月期 第3四半期 | 2021年3月期 第3四半期 | 増減 | |
| 売上高 | 43,245 | 33,666 | △9,578 |
| 営業利益 | 1,076 | 820 | △256 |
新型コロナウイルスの感染拡大について、生産面では、中国・ベトナム・タイにおいて通常通り操業しております。需要面では春に各国・地域においてロックダウンなどが行われ、それ以降も国や地域により外出制限が実施されるなど、購買動向に大きな影響をもたらしました。また、「ベイブレードバースト」などのボーイズ関連商品の販売が減少したことや、前期展開した映画関連商品の販売が一巡したことにより、売上高は33,666百万円(前年同期比22.1%減)、営業利益は820百万円(同23.8%減)となりました。
財政状態(連結)の変動状況は次のとおりであります。
<資産>流動資産は、前連結会計年度末に比較して19,432百万円増加し、106,586百万円となりました。これは主として、受取手形及び売掛金、現金及び預金、商品及び製品が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比較して2,961百万円増加し、45,061百万円となりました。これは主として、有形固定資産、無形固定資産が増加したことによるものです。
<負債>流動負債は、前連結会計年度末に比較して9,296百万円増加し、45,634百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金、未払費用、支払手形及び買掛金、短期借入金が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比較して13,095百万円増加し、38,600百万円となりました。これは主として、長期借入金、リース債務が増加したことによるものです。
<純資産>純資産は、前連結会計年度末に比較して2百万円増加し、67,412百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定の減少、及び自己株式の取得があった一方で、利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比較して9,366百万円増加し、56,271百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、7,442百万円の収入(前年同四半期は4,178百万円の支出)となりました。これは主として、売上債権の増加11,256百万円等があった一方で、税金等調整前四半期純利益7,734百万円、減価償却費4,472百万円、未払費用の増加1,783百万円、仕入債務の増加1,693百万円等があったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、8,238百万円の支出(前年同四半期は2,551百万円の支出)となりました。これは主として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出4,319百万円、有形固定資産の取得による支出3,830百万円等があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、10,269百万円の収入(前年同四半期は9,269百万円の支出)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出3,980百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出3,491百万円等があった一方で、長期借入れによる収入17,133百万円等があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設等の計画は、次のとおりです。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手及び完了予定年月 | 完成後の増加能力 | ||
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | 着手 | 完了 | ||||||
| ㈱タカラトミー 本社 | 東京都葛飾区 | 日本 | 金型等 | 2,365 | 1,511 | 自己資金・リース | 2020年4月 | 2021年3月 | - |
| ㈱タカラトミーアーツ 本社 | 東京都葛飾区 | 日本 | アミューズメント機器・金型 | 1,542 | 1,478 | リース | 2020年4月 | 2021年3月 | - |
| ㈱トミーテック 本社 | 栃木県下都賀郡 壬生町 | 日本 | 金型 | 698 | 542 | 自己資金 | 2020年4月 | 2021年3月 | - |
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,977百万円であります。 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。