四半期報告書-第71期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/08 10:22
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【項目】
39項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
(2022年3月期第3四半期連結累計期間におけるハイライト)
(新型コロナウイルス感染症の影響などについて)
4月に発出された緊急事態宣言は地域の拡大と宣言期間の度重なる延長により、その影響が長期化したものの9月末に全面解除となり、感染状況は一時沈静化の傾向がみられました。その後、年末に新型コロナウイルスの変異株としてオミクロン株が新たに確認され、先行きに不透明さを感じさせる状況となりました。また、映画の公開時期の変更や各種イベントの中止・延期及び縮小は続いており、当社グループでは、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業が影響を受けました。
なお、当社グループでは感染拡大の防止を進めるに当たり、従業員の外出や出社の抑制を図るためテレワークを継続するとともに、海外出張の禁止や国内出張の自粛などの対策を引き続き実施いたしました。
(連結業績について)
・売上高
「トミカ」では、警察署の建物がボタン一つで自動変形する「ぐるっと変形!DX ポリスステーション」が人気を博すとともに、「プラレール」においては、4月からテレビアニメシリーズ第2弾の放送が開始した『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の関連玩具、「人気のあそびがギュッ!プラレールベストセレクションセット」を展開いたしました。「リカちゃん」では「もくもくジュージュー にぎやかバーベキュー」「わんにゃんレントゲン!リカちゃん動物病院」などが人気を集めました。また、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」は、発売20周年に向けて販売した商品が好調に推移いたしました。「ポケットモンスター」においては、「モンコレ」をはじめとした関連商品が堅調に推移するとともに、ポケモンと遊びながら学べるキッズパソコン「ポケモン ピカッとアカデミー マウスでゲットパソコン」が人気を博しました。「トランスフォーマー」は、海外向け輸出が北米及び欧州等で伸長いたしました。さらに、7月に発売した液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる新触感液晶玩具「ぷにるんず」が高い人気を集め販売が伸長いたしました。また、アミューズメントマシンでは2020年9月から展開の「ポケモンメザスタ」や2021年10月から展開をスタートした、プリティーシリーズ10周年記念作品『ワッチャプリマジ!』が人気を呼びました。ガチャ事業では、市場でのガチャ人気の高まりの中、人気コンテンツを使った関連商品が好評を博すとともに、大型ガチャ売場の設置拡大により売上が伸長しました。
小売事業、イベント事業においては外出自粛傾向による影響が長期化したものの、前年同期と比較すると、制限を受けながらも玩具出荷が伸長するとともに、タカラトミーアーツが展開するガチャ及びアミューズメントマシンの人気伸長から売上高は、131,212百万円(前年同期比18.7%増)となりました。
なお、2020年10月に米国の独立系玩具会社ファット・ブレイン・グループがTOMY International, Inc.の子会社となり、連結業績に加わっています。
・利益面
主力の玩具やガチャ及びアミューズメントマシンにおける売上高が好調に推移したことなどから売上総利益が伸長するとともに、新型コロナウイルスの拡大状況と店頭状況を踏まえ経費コントロールを進めたことにより、営業利益は13,412百万円(前年同期比70.4%増)、経常利益は13,554百万円(前年同期比81.8%増)となりました。また、経営資源の機動的、効率的活用及び財務体質の強化を図るため保有資産の見直しを行い、当社連結子会社であるTOMY(Hong Kong)Ltd.が所有する固定資産の事務所用不動産を譲渡し、第1四半期においてその譲渡益として特別利益1,909百万円を計上した一方で、新型コロナウイルス感染症による小売事業への影響が前期から続いており一部資産を減損処理するなど特別損失727百万円を計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は9,898百万円(前年同期比80.7%増)となりました。

(経営成績の概況)
<セグメント別業績の概況>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減増減率(%)
売上高110,515131,21220,69718.7
日本89,852104,97015,11716.8
アメリカズ16,68420,4843,80022.8
欧州4,9205,9641,04321.2
オセアニア1,4901,95446331.1
アジア33,66637,1103,44310.2
消去又は全社△36,100△39,272△3,172-
営業利益7,87213,4125,54070.4
日本8,64914,3255,67565.6
アメリカズ414243△170△41.2
欧州6413672112.6
オセアニア1091847568.7
アジア8201,09127133.1
消去又は全社△2,185△2,569△383-

<日本>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減
売上高89,852104,97015,117
営業利益8,64914,3255,675

4月に発出された緊急事態宣言は地域の拡大と宣言期間の度重なる延長により、その影響が長期化したものの9月末に全面解除となり、感染状況は一時沈静化の傾向がみられました。その後、年末に新型コロナウイルスの変異株としてオミクロン株が新たに確認され、先行きに不透明さを感じさせる状況となりました。また、映画の公開時期の変更や各種イベントの中止・延期及び縮小は続いており、当社グループでは、「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」など小売事業、「トミカ博・プラレール博」などイベント事業が影響を受けました。
「トミカ」では、様々なサウンド・ボイスと警察署の建物がボタン一つで自動変形する「ぐるっと変形!DXポリスステーション」や、10月には電動ドライバーを使って「組み立て」「組み替え」「分解」遊びができる“DIY”がテーマのプレイセット「くみかえアクション!キャリアカー&カーゴジェットセット」を発売いたしました。また、11月には映画やドラマ、コミックに登場するクルマを再現し、大人や作品のファンをターゲットとした新シリーズ「トミカプレミアムunlimited」の展開をスタートしました。「プラレール」においては、4月からテレビアニメシリーズ第2弾の放送が開始した『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の関連玩具を展開し販売が伸長するとともに、「人気のあそびがギュッ!プラレールベストセレクションセット」が好評を博しました。また、「リカちゃん」では「もくもくジュージュー にぎやかバーベキュー」「わんにゃんレントゲン!リカちゃん動物病院」などのハウスが人気を集めました。さらに、『鬼滅の刃』とコラボレーションした「リカちゃん」「トミカ」「プラレール」「ガチャ」など様々な関連商品を発売し好評を博しました。
2022年に20周年を迎えるトレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」では、希少性の高いカードを収録しコレクション性を高めた商品が好調に推移するとともに、遊び方やルールが学べるスマートフォン向けアプリ版及びNintendo Switch版ソフト「デュエマであそぼう!」の配信、公式YouTubeチャンネルでの情報発信を行うなど、積極的なマーケティングを行いました。「ベイブレードバースト」は、国内における新シリーズ「ダイナマイトバトルレイヤー」が好調に推移いたしました。なお、海外向けの輸出は落ち着きが見られるものの、社内想定を上回ることができました。また、「トランスフォーマー」においては、海外向け輸出が北米及び欧州等で好調に推移いたしました。「ポケットモンスター」では、「モンコレ」をはじめとした関連商品が堅調に推移するとともに、ポケモンと遊びながら学べるキッズパソコン「ポケモン ピカッとアカデミー マウスでゲットパソコン」が人気を博しました。放送3年目に突入したテレビアニメ『パウ・パトロール』は 、YouTubeや配信サービスに加え、夏に映画が公開されたこともあり、関連商品の販売が好調に推移しました。7月に発売した液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる新触感液晶玩具「ぷにるんず」が高い人気を集め、販売が伸長いたしました。さらに、コロナ禍による外出自粛によりボードゲーム「人生ゲーム」やパーティーゲーム「黒ひげ危機一発」など家の中で楽しめるファミリーゲームの販売が引き続き人気となりました。
また、新規事業領域拡大を図るため、ティーンから大人をターゲットとしたネイルチップ専用プリント機「ネルチップ」を引き続き展開するとともに、シニア向けには顔認識機能搭載のコミュニケーション人形「うちのあまえんぼ あみちゃん」を販売いたしました。
デジタル関連事業等では、12月に展開2周年を迎えたカードゲームアプリ「DUEL MASTERS PLAY'S(デュエル・マスターズ プレイス)」は、定期的に新しいカードパックを配信するとともに、バーチャルライバーグループとのコラボレーションや夏以降の新弾が功を奏し堅調に推移いたしました。さらに、アミューズメントマシンでは、2020年9月から展開している「ポケモンメザスタ」や、2021年10月から展開をスタートしたプリティーシリーズ10周年記念作品『ワッチャプリマジ!』も好調に推移しました。
ガチャ事業では、市場でのガチャ人気の高まりの中、人気コンテンツを使った関連商品が好評を博すとともに、大型ガチャ売場の設置拡大により売上が伸長しました。
以上の結果、売上高は前年同期と比較すると制限を受けながらも玩具出荷が伸長するとともに、タカラトミーアーツが展開するガチャ及びアミューズメントマシンの人気伸長から104,970百万円(前年同期比16.8%増)、営業利益は14,325百万円(同65.6%増)になりました。
<アメリカズ>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減
売上高16,68420,4843,800
営業利益414243△170

新型コロナウイルスのワクチン接種普及により感染対策の諸規制が緩和されたものの、その後新型変異株オミクロン株の感染が急速に拡大しました。また、商業施設の営業が再開されたことなどもあり、外出を伴うサービスに対する消費が高まる一方、巣ごもり需要やeコマース購買には落ち着きが見られました。そのような中、コンテナ不足に伴う棚卸在庫不足による影響により農耕車両玩具の出荷が苦戦したものの、食器をはじめとするベビー用品はほぼ前年並みの出荷で推移し、ぬいぐるみ「もっちぃもっちぃ、海外商品名:Club Mocchi- Mocchi-」など店頭における販売が伸長いたしました。また2020年10月に TOMY International, Inc.の子会社となったファット・ブレイン・グループの業績も貢献し、売上高は20,484百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益はコンテナ不足による物流費高騰の影響もあり243百万円(同41.2%減)となりました。
<欧州>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減
売上高4,9205,9641,043
営業利益6413672

新型コロナウイルスのワクチン接種の浸透、ロックダウンの一時緩和に伴い人流が回復傾向となったものの、感染再拡大により再度規制が強化される状況となりました。eコマースに落ち着きが見られる一方で、店頭における「BRITAINS」などの農耕車両玩具の販売が伸長いたしました。
また、「Toomies」のバストイやJurassic World商品など乳幼児向け商品が好調に推移するとともに、ボードゲーム・アクションゲーム「Drumond Parkブランド商品」、プリスクール向けゲーム商品の販売が伸長いたしました。さらに、ファット・ブレイン・グループの商品取り扱いを開始したこともあり、売上高は5,964百万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は136百万円(同112.6%増)となりました。
<オセアニア>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減
売上高1,4901,954463
営業利益10918475

新型コロナウイルス感染拡大により行われたロックダウンの外出制限など諸規制が緩和される中、新型変異株オミクロン株の感染が急速に拡大しました。乗用農耕車両玩具が堅調に推移するとともに、インファント・プリスクール商品においてはチャイルドシートや「Toomies」のJurassic World商品など乳幼児向け商品が好調に推移いたしました。売上高は、小売店の営業状況に応じて幅広い流通販路に出荷を進めるとともに、ファット・ブレイン・グループの商品取り扱いを開始したこともあり売上高は1,954百万円(前年同期比31.1%増)、営業利益は184百万円(同68.7%増)となりました。
<アジア>(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減
売上高33,66637,1103,443
営業利益8201,091271

2021年春以降も国や地域により外出制限が実施されるなど、購買動向に大きな影響をもたらしました。
韓国、香港などで新シリーズを展開した「ベイブレードバースト」が人気を博すとともに、トミカ単品やトミカワールドなどが堅調に推移いたしました。また、香港で秋からテレビアニメの放映を開始した『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』関連玩具の出荷も伸長し、売上高は37,110百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は1,091百万円(同33.1%増)となりました。
財政状態(連結)の変動状況は次のとおりであります。
<資産>流動資産は、前連結会計年度末に比較して15,446百万円増加し、117,326百万円となりました。これは主として、現金及び預金の減少があった一方で、受取手形及び売掛金、商品及び製品が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比較して781百万円減少し、44,953百万円となりました。これは主として、有形固定資産、無形固定資産が減少したことによるものです。
<負債>流動負債は、前連結会計年度末に比較して12,591百万円増加し、54,887百万円となりました。これは主として、支払手形及び買掛金、未払金、未払法人税等、未払費用が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比較して6,021百万円減少し、29,369百万円となりました。これは主として、リース債務が増加した一方で、長期借入金が減少したことによるものです。
<純資産>純資産は、前連結会計年度末に比較して8,094百万円増加し、78,022百万円となりました。これは主として、自己株式の取得があった一方で、利益剰余金、為替換算調整勘定が増加したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末に比較して3,341百万円減少し、60,206百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、6,812百万円の収入(前年同四半期は7,442百万円の収入)となりました。これは主として、売上債権の増加14,179百万円等があった一方で、税金等調整前四半期純利益14,725百万円、減価償却費4,328百万円、仕入債務の増加3,501百万円等があったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、1,565百万円の支出(前年同四半期は8,238百万円の支出)となりました。これは主として、有形固定資産の売却による収入1,792百万円等があった一方で、有形固定資産の取得による支出2,384百万円、無形固定資産の取得による支出1,054百万円等があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、8,924百万円の支出(前年同四半期は10,269百万円の収入)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出5,845百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出1,977百万円、配当金の支払額1,853百万円、自己株式の取得による支出1,203百万円等があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,307百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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