四半期報告書-第46期第2四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社は、平成29年12月期より連結決算日(当社の事業年度の末日)を毎年12月31日に変更いたしました。そのため、平成30年12月期第2四半期(平成30年1月1日から平成30年6月30日)と、比較対象になる平成29年12月期第2四半期(平成29年4月1日から平成29年9月30日)の期間が異なるため、前年同四半期比については記載しておりません。
当第2四半期連結累計期間における売上高は46,541百万円、営業損失は6,930百万円、経常利益は71,050百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は172,543百万円となりました。
①パチスロ・パチンコ事業
当第2四半期連結累計期間におけるパチスロ・パチンコ事業の売上高は23,928百万円、営業利益は1,018百万円となりました。
平成30年2月1日より「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。
これに伴い、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)及び日本遊技機工業組合(日工組)において業界内の内規(自主規制)も改正されましたが、現状、新規則に対応した遊技機の本格的な市場投入は始まっておらず、新規則への移行による市場環境の不透明感なども加わり、パチンコホールは遊技機購入に慎重な姿勢を示しています。
かかる状況下で当社は、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを柱に、今期からパチンコ販売を本格的に行っております。5月には現在でも圧倒的人気を誇るゴッドシリーズの最新作『CRミリオンゴッド ディセント』の市場投入を行いました。
パチスロ機においては、4月に大手ゲームメーカーである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとのコラボレーション企画「ファミスロ」第1弾として『SLOTパックマン』、5月にゴッドシリーズ初のスピンオフマシン『ゆるせぽね』、6月には沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!バケーション』、と計3タイトルの販売を行いました。
②カジノリゾート事業
当第2四半期連結累計期間におけるカジノリゾート事業の売上高は21,640百万円、営業損失は3,020百万円となりました。前四半期(平成30年1~3月期)と比較して、当第2四半期の売上高は3,843百万円増加し12,741百万円となりました。なお、当第2四半期の営業損失は、減価償却費の増大等が要因となり、前四半期比202百万円拡大し1,611百万円となりました。
フィリピン、マニラ・ベイ地区にて展開している統合型リゾート施設「Okada Manila」では、カジノを中心とした施設全体の売上高が着実に増加し、既に当四半期を通じたEBITDAはプラスに転じています。
売上拡大を牽引したのは、マス及びVIP向けカジノ部門であり、当初の予想を上回る実績となりました。マス向けカジノに関しては、施設来場者数が順調に伸び続けたこと、VIP向けカジノに関しては、大手ジャンケットが正式オープンし、本格的に稼働を開始したことが寄与しました。また、当第2四半期のホテル客室稼働率は98%と非常に高い水準となりました。
施設の稼働に関しては、世界最大級のマルチカラー噴水「ザ ファウンテン」や、東南アジア最大のナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「コーブ マニラ」に続き、ローカルのプレミアム層(現地富裕層)専用カジノエリア「マハリカクラブ」や、高級リゾートスパ「ザ リトリート」、マニラ・ベイを一望できる屋外スイミングプールが開業し、アジア随一の統合型リゾート施設としての完成度をさらに高めつつあります。
③その他
当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は886百万円、営業利益は471百万円となりました。
メディアコンテンツ事業においては、会員制月額サイト「ユニバ王国」にて『CRバジリスク~甲賀忍法帖~弦之介の章』、またdocomoスゴ得にて『バーサス(2016)』のシミュレーターアプリを配信しました。
ビデオスロットをメインにしたソーシャルゲーム『スロットストリート』では、過去機種をモチーフにした「イヴ」「デルソル」の配信を開始し、同時開催のゲーム内イベントはユーザーの皆さまから好評を得ております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、66,725百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、53,515百万円の収入となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益を222,323百万円計上したこと及び和解による株式償還差益158,796百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、182,765百万円の収入となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出23,414百万円及び和解による株式償還による収入207,218百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、207,611百万円の支出となりました。これは、主に短期借入金の純増減額(△は減少)18,762百万円、長期借入金の返済による支出78,208百万円及び社債の償還による支出148,575百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
パチスロ・パチンコ事業
国内のパチスロ・パチンコ機の規制の影響として、平成30年2月1日より「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。これにより、改正規則に対応した遊技機開発は進めておりますが、市場における改正規則機への購買意欲は予測が難しい状況にあります。このような環境変化は、市場への影響が高いものの、同時に各メーカーにとっては新たな販売機会となると考えます。当社は、改正規則機への技術対応と生産体制の活用をもって、引き続きホール経営への貢献度の高い遊技機の提供を行ってまいります。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は2,861百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のある項目は、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、以下の記載は当社グループの事業に関するリスクをすべて網羅するものではありません。
①パチスロ・パチンコ事業
パチスロ・パチンコ事業においては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に基づき、国家公安委員会規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)で定められた「技術上の規格」に適合することが必要であり、機械ごとに指定試験機関(一般財団法人保安通信協会)による型式試験及び各都道府県の公安委員会の型式検定を受けております。これらの法律・規格の改廃が行われた場合においても、当社は業界の動向及び他社申請状況の分析に基づき、計画的、戦略的に申請を実行いたしますが、行政当局の指導や業界による自主規制などにより大きな変更を余儀なくされた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
また、業界における嗜好性等の変化、所得状況を含む国内の景気動向により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
②為替リスク
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、グループ内の海外関係会社について各社の外貨建て損益及び資産・負債を円換算して連結財務諸表に取り込むことから、通貨の為替レートの変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
③訴訟関係
当社グループでは係争中の案件が複数有り、これら訴訟の判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。引き続き、訴訟リスクの回避に継続して努力してまいりますが、第三者から新たに提訴された場合、その判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
④カジノリゾート事業について
当社グループでは、フィリピンにおいて統合型リゾート施設『Okada Manila』を展開しております。フィリピンに限らず世界の経済環境の変動、為替市場における通貨変動といった経済的要因、また、フィリピン政府や“Philippine Amusement and Gaming Corporation (PAGCOR)”の規制改正、税制改正といった事業環境の変動要因により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
(8)経営戦略の現状と見通し
①パチスロ・パチンコ事業
第3四半期においては、7月に「魔法少女まどか☆マギカ」を世に送り出したアニプレックス社制作の人気アニメコンテンツ『SLOTハイスクール・フリート』の市場投入を行っています。「ハイスクール・フリート」は平成28年にアニメ放映され、その後も根強いファンに支えられ劇場版の制作も決定している人気アニメです。
パチンコ機では7月に『CR天元突破グレンラガン』、8月に『CRデビルメイクライ4』の販売を開始しています。「天元突破グレンラガン」は人気アニメ版権を用いており、“遊びやすさ”を重点においたパチンコ機です。『CRデビルメイクライ4』は、カプコン社製作のアクションゲームとのタイアップ機で、“スピード感”と“期待感”を兼ね備えており、幅広いユーザーに楽しんでいただけます。
このように当社は、新規則の施行による市場環境・開発環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するべく、新たな取り組みや独自性を追求し環境の変化に対応する「挑戦」を行うことで、パチンコホールの集客に貢献できる遊技機創出に努めてまいります。
②カジノリゾート事業
統合型リゾート施設「Okada Manila」では、引き続き稼働施設の拡張に注力してまいります。
第3四半期においては、香港にて開業していたミシュラン一つ星を獲得した中華料理レストラン「玉蕾 (Yu Lei)」のオープンに加え、引き続きホテル客室やショッピングエリアの拡張を進めてまいります。
マス向けカジノに関しては、顧客ニーズに合った施設やサービスを充実させ、カジノ以外の魅力を増すこと、VIP向けカジノに関しては、現在運営中のジャンケットが本格稼働することにより、収益拡大を計画しています。また、海外マーケティングの強化、主要各国での営業支店設立、統合リゾート施設としてのアメニティ拡充など、より多くの海外VIPをもてなす体制を整えていく予定です。
ホテルに関しては、A棟の全室開業の見通しがつき、海外ツアー客の受け入れや、企業イベント・会議・挙式関連の宴会場プランを拡充することで、非カジノ部門全体の収益増加も期待されます。
以上のような取り組みにより、施設規模とサービス品質の両面における差別化を明確にし、さまざまなゲスト層のニーズに応える世界有数のエンターテインメント・リゾート施設としての競争力をさらに高め、世界中のお客様に「最高級のおもてなしとエンターテインメント」をお届けしてまいります。
また、当社グループはカジノリゾート事業の中核会社であるTiger Resort, Leisure and Entertainment, Inc.の成長を加速すること及び同社の知名度の向上等のために、2019年中の同社の株式公開に向けて準備を進めております。詳細等が決まり次第、順次開示してまいります。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp Store、Google Play、会員制月額サイト「ユニバ王国」及びその他プラットフォームにて、高品質なシミュレーターアプリを提供してまいります。
ソーシャルゲーム『スロットストリート』においては、新規タイトル及び機能の追加をすることで新規登録者数の増加及び継続率の向上に努めてまいります。また、北米を中心とした海外マーケットでのFacebook版配信を皮切りに、今後はさらなるワールドワイドな展開を予定しております。
今後も新規ゲーム事業の検討を随時行いつつ、ユーザーの皆さまのご期待に応えるサービスを展開してまいります。
(1)業績の状況
当社は、平成29年12月期より連結決算日(当社の事業年度の末日)を毎年12月31日に変更いたしました。そのため、平成30年12月期第2四半期(平成30年1月1日から平成30年6月30日)と、比較対象になる平成29年12月期第2四半期(平成29年4月1日から平成29年9月30日)の期間が異なるため、前年同四半期比については記載しておりません。
| 平成30年12月期 第2四半期累計 | 売上高 | 営業損失 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する四半期純利益 |
| 個別(百万円) | 24,628 | △3,789 | 231,395 | 223,705 |
| 連結(百万円) | 46,541 | △6,930 | 71,050 | 172,543 |
当第2四半期連結累計期間における売上高は46,541百万円、営業損失は6,930百万円、経常利益は71,050百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は172,543百万円となりました。
①パチスロ・パチンコ事業
当第2四半期連結累計期間におけるパチスロ・パチンコ事業の売上高は23,928百万円、営業利益は1,018百万円となりました。
平成30年2月1日より「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。
これに伴い、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)及び日本遊技機工業組合(日工組)において業界内の内規(自主規制)も改正されましたが、現状、新規則に対応した遊技機の本格的な市場投入は始まっておらず、新規則への移行による市場環境の不透明感なども加わり、パチンコホールは遊技機購入に慎重な姿勢を示しています。
かかる状況下で当社は、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを柱に、今期からパチンコ販売を本格的に行っております。5月には現在でも圧倒的人気を誇るゴッドシリーズの最新作『CRミリオンゴッド ディセント』の市場投入を行いました。
パチスロ機においては、4月に大手ゲームメーカーである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとのコラボレーション企画「ファミスロ」第1弾として『SLOTパックマン』、5月にゴッドシリーズ初のスピンオフマシン『ゆるせぽね』、6月には沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!バケーション』、と計3タイトルの販売を行いました。
②カジノリゾート事業
当第2四半期連結累計期間におけるカジノリゾート事業の売上高は21,640百万円、営業損失は3,020百万円となりました。前四半期(平成30年1~3月期)と比較して、当第2四半期の売上高は3,843百万円増加し12,741百万円となりました。なお、当第2四半期の営業損失は、減価償却費の増大等が要因となり、前四半期比202百万円拡大し1,611百万円となりました。
フィリピン、マニラ・ベイ地区にて展開している統合型リゾート施設「Okada Manila」では、カジノを中心とした施設全体の売上高が着実に増加し、既に当四半期を通じたEBITDAはプラスに転じています。
売上拡大を牽引したのは、マス及びVIP向けカジノ部門であり、当初の予想を上回る実績となりました。マス向けカジノに関しては、施設来場者数が順調に伸び続けたこと、VIP向けカジノに関しては、大手ジャンケットが正式オープンし、本格的に稼働を開始したことが寄与しました。また、当第2四半期のホテル客室稼働率は98%と非常に高い水準となりました。
施設の稼働に関しては、世界最大級のマルチカラー噴水「ザ ファウンテン」や、東南アジア最大のナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「コーブ マニラ」に続き、ローカルのプレミアム層(現地富裕層)専用カジノエリア「マハリカクラブ」や、高級リゾートスパ「ザ リトリート」、マニラ・ベイを一望できる屋外スイミングプールが開業し、アジア随一の統合型リゾート施設としての完成度をさらに高めつつあります。
③その他
当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は886百万円、営業利益は471百万円となりました。
メディアコンテンツ事業においては、会員制月額サイト「ユニバ王国」にて『CRバジリスク~甲賀忍法帖~弦之介の章』、またdocomoスゴ得にて『バーサス(2016)』のシミュレーターアプリを配信しました。
ビデオスロットをメインにしたソーシャルゲーム『スロットストリート』では、過去機種をモチーフにした「イヴ」「デルソル」の配信を開始し、同時開催のゲーム内イベントはユーザーの皆さまから好評を得ております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、66,725百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、53,515百万円の収入となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益を222,323百万円計上したこと及び和解による株式償還差益158,796百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、182,765百万円の収入となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出23,414百万円及び和解による株式償還による収入207,218百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、207,611百万円の支出となりました。これは、主に短期借入金の純増減額(△は減少)18,762百万円、長期借入金の返済による支出78,208百万円及び社債の償還による支出148,575百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
パチスロ・パチンコ事業
国内のパチスロ・パチンコ機の規制の影響として、平成30年2月1日より「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。これにより、改正規則に対応した遊技機開発は進めておりますが、市場における改正規則機への購買意欲は予測が難しい状況にあります。このような環境変化は、市場への影響が高いものの、同時に各メーカーにとっては新たな販売機会となると考えます。当社は、改正規則機への技術対応と生産体制の活用をもって、引き続きホール経営への貢献度の高い遊技機の提供を行ってまいります。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は2,861百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のある項目は、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、以下の記載は当社グループの事業に関するリスクをすべて網羅するものではありません。
①パチスロ・パチンコ事業
パチスロ・パチンコ事業においては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に基づき、国家公安委員会規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)で定められた「技術上の規格」に適合することが必要であり、機械ごとに指定試験機関(一般財団法人保安通信協会)による型式試験及び各都道府県の公安委員会の型式検定を受けております。これらの法律・規格の改廃が行われた場合においても、当社は業界の動向及び他社申請状況の分析に基づき、計画的、戦略的に申請を実行いたしますが、行政当局の指導や業界による自主規制などにより大きな変更を余儀なくされた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
また、業界における嗜好性等の変化、所得状況を含む国内の景気動向により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
②為替リスク
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、グループ内の海外関係会社について各社の外貨建て損益及び資産・負債を円換算して連結財務諸表に取り込むことから、通貨の為替レートの変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
③訴訟関係
当社グループでは係争中の案件が複数有り、これら訴訟の判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。引き続き、訴訟リスクの回避に継続して努力してまいりますが、第三者から新たに提訴された場合、その判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
④カジノリゾート事業について
当社グループでは、フィリピンにおいて統合型リゾート施設『Okada Manila』を展開しております。フィリピンに限らず世界の経済環境の変動、為替市場における通貨変動といった経済的要因、また、フィリピン政府や“Philippine Amusement and Gaming Corporation (PAGCOR)”の規制改正、税制改正といった事業環境の変動要因により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
(8)経営戦略の現状と見通し
①パチスロ・パチンコ事業
第3四半期においては、7月に「魔法少女まどか☆マギカ」を世に送り出したアニプレックス社制作の人気アニメコンテンツ『SLOTハイスクール・フリート』の市場投入を行っています。「ハイスクール・フリート」は平成28年にアニメ放映され、その後も根強いファンに支えられ劇場版の制作も決定している人気アニメです。
パチンコ機では7月に『CR天元突破グレンラガン』、8月に『CRデビルメイクライ4』の販売を開始しています。「天元突破グレンラガン」は人気アニメ版権を用いており、“遊びやすさ”を重点においたパチンコ機です。『CRデビルメイクライ4』は、カプコン社製作のアクションゲームとのタイアップ機で、“スピード感”と“期待感”を兼ね備えており、幅広いユーザーに楽しんでいただけます。
このように当社は、新規則の施行による市場環境・開発環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するべく、新たな取り組みや独自性を追求し環境の変化に対応する「挑戦」を行うことで、パチンコホールの集客に貢献できる遊技機創出に努めてまいります。
②カジノリゾート事業
統合型リゾート施設「Okada Manila」では、引き続き稼働施設の拡張に注力してまいります。
第3四半期においては、香港にて開業していたミシュラン一つ星を獲得した中華料理レストラン「玉蕾 (Yu Lei)」のオープンに加え、引き続きホテル客室やショッピングエリアの拡張を進めてまいります。
マス向けカジノに関しては、顧客ニーズに合った施設やサービスを充実させ、カジノ以外の魅力を増すこと、VIP向けカジノに関しては、現在運営中のジャンケットが本格稼働することにより、収益拡大を計画しています。また、海外マーケティングの強化、主要各国での営業支店設立、統合リゾート施設としてのアメニティ拡充など、より多くの海外VIPをもてなす体制を整えていく予定です。
ホテルに関しては、A棟の全室開業の見通しがつき、海外ツアー客の受け入れや、企業イベント・会議・挙式関連の宴会場プランを拡充することで、非カジノ部門全体の収益増加も期待されます。
以上のような取り組みにより、施設規模とサービス品質の両面における差別化を明確にし、さまざまなゲスト層のニーズに応える世界有数のエンターテインメント・リゾート施設としての競争力をさらに高め、世界中のお客様に「最高級のおもてなしとエンターテインメント」をお届けしてまいります。
また、当社グループはカジノリゾート事業の中核会社であるTiger Resort, Leisure and Entertainment, Inc.の成長を加速すること及び同社の知名度の向上等のために、2019年中の同社の株式公開に向けて準備を進めております。詳細等が決まり次第、順次開示してまいります。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp Store、Google Play、会員制月額サイト「ユニバ王国」及びその他プラットフォームにて、高品質なシミュレーターアプリを提供してまいります。
ソーシャルゲーム『スロットストリート』においては、新規タイトル及び機能の追加をすることで新規登録者数の増加及び継続率の向上に努めてまいります。また、北米を中心とした海外マーケットでのFacebook版配信を皮切りに、今後はさらなるワールドワイドな展開を予定しております。
今後も新規ゲーム事業の検討を随時行いつつ、ユーザーの皆さまのご期待に応えるサービスを展開してまいります。