四半期報告書-第26期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

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2016/11/11 11:18
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、大企業製造業の景気が横ばいにとどまり、経営者心理を覆う不安の霧が晴れない実情を示しました。円高懸念などで設備投資計画も盛り上がりに欠けています。国内経済の先行きを巡っては政府の経済対策もあって底堅く推移するとの見方も多いようです。大型経済対策への期待感はそれなりに大きいようですが対策の実行が本格化するのはまだ先のようです。
このような状況のもと、当社は、ナノテクノロジー技術を礎とした独自技術による新製品として、先端設備投資事業の「LED用白色材料」とそのモジュールの展開および次世代高密度デバイス用の高熱伝導性の絶縁材料「エポクラスター®クーリエ」の開発を進める一方、既存製品の新たな展開とナノテク技術融合による新分野・新規顧客の開拓を推進しました。
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連分野での取組みとしましては、引き続き大手オプト・エレクトロニクス機器メーカー等に機能性素子部品を継続的に提供しております。世界のデジタルカメラ市場のうち、一眼レフカメラを主とするレンズ交換式デジタルカメラは4Kや高速連写などの新技術と、買換需要を喚起するためにスポーツ、風景写真といった用途別にデザインや機能を特化させるなど、これまでと違ったコンセプトの製品を投入することで、ようやく底打ちの兆しが感じられます。これからも、高感度・超高速で進化するCMOSを支える部品として、付加価値の高い分野でコストパフォーマンスに優れた製品を提供してまいります。
「LED用白色材料」につきましては、顧客からの高輝度要求水準が上がっているため、それに向けてブレークスルーを行うとともに、生産性向上に向けた改良を加えながら、共同開発を推進してまいります。次世代高密度デバイス用の高熱伝導性の絶縁材料「エポクラスタ®ークーリエ」では、主軸の次世代パワー半導体の技術要求レベルは一段と高度化・複雑化する傾向にあり、新たな市場形成にはまだ時間を要する見通しであります。一方、産業用途、センサー用途といった分野でも、省エネ、高密度化の傾向にあり、熱伝導、高付加価値の小ロット特注製品の要求があり、積極的にサンプル供給を行い、事業を展開・推進してまいります。
パルスインジェクター®(以下、PIJという)は、新たにバイオ関連機器カタログ販売商社との提携を行い、大学研究室および各企業の研究・開発部門に対するフォローアップを強化して新規顧客の開拓を行うとともに、大学研究室および各企業と連携して国内新産業創生への展開を推進してまいります。
マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、電線の地中化に伴う樹脂絶縁部品の新規案件や従来からのセラミック碍子を当社の樹脂碍子に置き換える商談や新規案件も進んでいます。当社のエポキシ樹脂の複合材料技術と金型・成形技術を活かし、新興国への事業展開も含め、売上拡大に向けた新規用途の商談を進めています。
当社は国内イノベーションによる新産業創生へ企業連携での次世代製品開発に重要な役割を担って、製品の安全性と高品位・高信頼性の達成・維持のために品質管理を最重要課題として徹底してまいります。信頼性の向上、品質の安定と不良率の低減等の改善についても成果をあげ、品質管理体制において高い評価を得ております。さらに、原価低減や、諸経費の見直し等により、利益を確保するための対策・努力を継続しております。
以上の結果、当第2四半期の売上高は313百万円(前年同期比13.6%減)、売上総利益は121百万円(前年同期比2.5%減)、営業損失は30百万円(前年同期は34百万円の営業損失)、経常損失は28百万円(前年同期は30百万円の経常損失)、四半期純損失は30百万円(前年同期は32百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業につきましては、熊本地震による影響で大手オプト・エレクトロニクス機器メーカーからのデジタル機器部品およびデジタル一眼レフカメラ関連部品の受注が減少しました。しかし、客先における減産分の挽回については9月から徐々に進みつつあり、その結果、成形材料および機能性・精密成形品ならびにPIJ関連製品の売上高は228百万円(前年同期比12.9%減)、セグメント利益は102百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
②マクロ・テクノロジー関連事業
マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、新規設備投資案件では受注の進捗状況が鈍く、顧客側における在庫調整等もあり、成形材料および成形碍子関連をあわせて売上は減少しました。その結果、成形碍子用複合材料、複合材料成形碍子および金型・部品の売上高は79百万円(前年同期比13.3%減)、セグメント利益は16百万円(前年同期比12.8%減)となりました。
③その他事業
医療薬品容器の異物検査事業などにより、売上高は5百万円(前年同期比34.9%減)、セグメント利益は2百万円(前年同期比15.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
財政状態につきましては、総資産は1,335百万円となり、平成28年3月期末に比して77百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が93百万円減少した他、熊本地震の影響による売上高の減少や、前期末の負債の支払によるものであります。
負債は、101百万円となり、平成28年3月期末に比して46百万円減少いたしました。これは主に、前期末の未払消費税の納付による減少や、熊本地震に伴う生産調整による買掛金等の減少によるものであります。
純資産は、1,234百万円となり、平成28年3月期末と比して30百万円減少いたしました。これは四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものであります。
また、自己資本比率は、平成28年3月末に比して2.9ポイント増加の92.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度に比べ6百万円増加し、当第2四半期累計期間末には123百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動による資金の動きは、81百万円の資金支出(前年同期は9百万円の資金の増加)となりました。
かかる変動の主たる要因は、資金支出である税引前四半期純損失が28百万円、たな卸資産17百万円、未払消費税18百万円の増加などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動による資金の増加は、88百万円(前年同期は40百万円の増加)となりました。
これは主に、定期預金の払い戻し110百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動による資金の増減はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は27百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
当第2四半期累計期間において重要な設備の取得、除却、売却などはありません。

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