四半期報告書-第74期第3四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)当期の経営成績の概況
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種が進展する一方、変異株の発生によりコロナ感染者の大きな減少にはつながらず緊急事態宣言が継続となり、不透明な状況が継続しました。
食品業界におきましては、コロナ禍の継続による内食化や健康志向への対応に加え、食品ロスの削減などのSDGs対応、コロナ禍や産地の干ばつの影響による値上げなどが行われました。
このような状況にあって当社グループは、茨城県坂東市で今春稼働を開始しました新ナッツ工場の安定稼働に努め、自社加工品の一層の充実・拡売による付加価値の向上に注力いたしました。
これらの結果、売上面については、第3四半期にはこれまで減少が続いておりました日本セグメントの売上が前年同期比増加に転じたことから、連結売上でも前年同期比増加となりました。ただし、第2四半期までの減少幅を埋めるまでには至らず、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比2.5%減の756億20百万円となりました。
利益面につきましては、売上総利益は前年同期比2.7%増の129億13百万円と堅調でしたが、運送費の増加などにより、販売費および一般管理費が4.1%増となりました。これらの結果、営業利益は前年同期比0.6%減の36億99百万円となり、経常利益は1.1%減の37億80百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比4.4%減の24億80百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の品目別の業績は次の通りであります。
(単位:百万円)
当期のセグメントの業績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△294百万円には、セグメント間消去△20百万円、全社費用△273百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
① 日本
当地域の売上高は、マロンペーストを中心とする栗製品、コンビニエンスストアなどへの国内仕入品販売、国内乳製品販売が好調に推移しました。また、リンゴやクランベリーなどのフルーツ加工品が前年のコロナ禍の影響による減少から回復しました。一方、国内乳製品在庫の余剰による輸入乳製品売上の減少、中国子会社からの仕入品であるシード類の輸出の減少、前年の巣ごもり需要の反動での菓子類の販売減などがあり、前年同期比1.0%減の689億71百万円となりました。
セグメント利益は、ナッツ、栗製品、フルーツ加工品などの利益が増加しましたが、菓子類については前年第4四半期の新工場稼働に伴う減価償却費増を吸収できず減益となり、輸入乳製品の利益も減少となりました。これらの結果、前年同期比1.3%減の35億28百万円となりました。
② 米国
当地域の売上高は、コロナ禍での健康志向の上昇などからリテール向けプルーン小袋品の日本向け輸出が増加しました。一方、クルミについては2020年産の収穫増と堅調な需要を背景に販売物量は増加しましたが、平均販売価格の前年同期比低下により売上額は減少となりました。また、収穫量減少によりプルーンの米国内売上が減少となりました。これらの結果、当地域の売上高は前年同期比7.1%減の57億29百万円となりました。
セグメント利益は、毎年第1四半期に計上している農園事業の採算が低下しましたが、製造工程の改善や販売戦略の奏功によるクルミの利益率の改善、好調な日本向けプルーン販売などから、前年同期比20.2%増の6億84百万円となりました。
③ 中国
当地域の売上高は、中国国内の自社工場を活用した中国内での食品メーカー・問屋へのアーモンド、オレンジピールなどの販売が増加しましたが、コロナ禍の影響により入荷が制限された中国産シード類の欧州向け輸出売上減少が大きく、日本向けの輸出も減少となったことから、前年同期比16.2%減の47億2百万円となりました。
セグメント利益は、中国国内販売での採算は改善しましたが、欧州向けシード類輸出の大幅減少に加え、コロナ禍の影響により輸出にかかわる運賃が上昇したことなどもあり、2億18百万円のセグメント損失(前年同期は1億55百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24百万円減少し、765億58百万円となりました。その主な要因は、流動資産については、「商品及び製品」が10億34百万円、「仕掛品」が4億37百万円それぞれ増加したものの、「現金及び預金」が2億15百万円、「受取手形及び売掛金」が13億11百万円、「原材料及び貯蔵品」が7億95百万円それぞれ減少したことから、前連結会計年度末に比べ12億10百万円減少し、452億30百万円となりました。固定資産は、有形固定資産が10億97百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ11億85百万円増加し、313億27百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ25億80百万円減少し、328億50百万円となりました。その主な要因は、流動負債については、「短期借入金」が6億81百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が29億51百万円、「未払金」が7億64百万円、「未払法人税等」が7億19百万円、「賞与引当金」が4億36百万円それぞれ減少したことから、前連結会計年度末に比べ53億45百万円減少し、230億9百万円となりました。固定負債は、「長期借入金」が27億38百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ27億65百万円増加し、98億40百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億55百万円増加し、437億7百万円となりました。その主な要因は、「利益剰余金」が16億73百万円、「その他有価証券評価差額金」が1億47百万円、「為替換算調整勘定」が6億60百万円それぞれ増加したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)当期の経営成績の概況
(単位:百万円)
| 前連結累計期間 (自 2019年11月1日 至 2020年7月31日) | 当連結累計期間 (自 2020年11月1日 至 2021年7月31日) | 増減率 | |
| 売上高 | 77,615 | 75,620 | △2.5% |
| 営業利益 | 3,725 | 3,699 | △0.6% |
| 経常利益 | 3,823 | 3,780 | △1.1% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 2,595 | 2,480 | △4.4% |
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種が進展する一方、変異株の発生によりコロナ感染者の大きな減少にはつながらず緊急事態宣言が継続となり、不透明な状況が継続しました。
食品業界におきましては、コロナ禍の継続による内食化や健康志向への対応に加え、食品ロスの削減などのSDGs対応、コロナ禍や産地の干ばつの影響による値上げなどが行われました。
このような状況にあって当社グループは、茨城県坂東市で今春稼働を開始しました新ナッツ工場の安定稼働に努め、自社加工品の一層の充実・拡売による付加価値の向上に注力いたしました。
これらの結果、売上面については、第3四半期にはこれまで減少が続いておりました日本セグメントの売上が前年同期比増加に転じたことから、連結売上でも前年同期比増加となりました。ただし、第2四半期までの減少幅を埋めるまでには至らず、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比2.5%減の756億20百万円となりました。
利益面につきましては、売上総利益は前年同期比2.7%増の129億13百万円と堅調でしたが、運送費の増加などにより、販売費および一般管理費が4.1%増となりました。これらの結果、営業利益は前年同期比0.6%減の36億99百万円となり、経常利益は1.1%減の37億80百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比4.4%減の24億80百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の品目別の業績は次の通りであります。
(単位:百万円)
| 前連結累計期間 (自 2019年11月1日 至 2020年7月31日) | 当連結累計期間 (自 2020年11月1日 至 2021年7月31日) | 前期比 | ||||
| 売上高 | 構成比 | 売上高 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
| 乳製品・油脂類 | 26,533 | 34.2% | 25,881 | 34.2% | △652 | △2.4% |
| 製菓原材料類 | 11,381 | 14.7% | 12,113 | 16.0% | 731 | 6.4% |
| 乾果実・缶詰類 | 25,077 | 32.3% | 23,274 | 30.8% | △1,802 | △7.1% |
| 菓子・リテール商品類 | 14,387 | 18.5% | 14,095 | 18.7% | △291 | △2.0% |
| その他 | 235 | 0.3% | 256 | 0.3% | 20 | 8.6% |
| 合 計 | 77,615 | 100.0% | 75,620 | 100.0% | △1,995 | △2.5% |
当期のセグメントの業績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 四半期連結 損益計算書 計上額(注)2 | ||||
| 日本 | 米国 | 中国 | 計 | |||
| 売 上 高 | 68,971 | 5,729 | 4,702 | 79,402 | △3,781 | 75,620 |
| セグメント利益又は損失(△) | 3,528 | 684 | △218 | 3,993 | △294 | 3,699 |
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△294百万円には、セグメント間消去△20百万円、全社費用△273百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
① 日本
当地域の売上高は、マロンペーストを中心とする栗製品、コンビニエンスストアなどへの国内仕入品販売、国内乳製品販売が好調に推移しました。また、リンゴやクランベリーなどのフルーツ加工品が前年のコロナ禍の影響による減少から回復しました。一方、国内乳製品在庫の余剰による輸入乳製品売上の減少、中国子会社からの仕入品であるシード類の輸出の減少、前年の巣ごもり需要の反動での菓子類の販売減などがあり、前年同期比1.0%減の689億71百万円となりました。
セグメント利益は、ナッツ、栗製品、フルーツ加工品などの利益が増加しましたが、菓子類については前年第4四半期の新工場稼働に伴う減価償却費増を吸収できず減益となり、輸入乳製品の利益も減少となりました。これらの結果、前年同期比1.3%減の35億28百万円となりました。
② 米国
当地域の売上高は、コロナ禍での健康志向の上昇などからリテール向けプルーン小袋品の日本向け輸出が増加しました。一方、クルミについては2020年産の収穫増と堅調な需要を背景に販売物量は増加しましたが、平均販売価格の前年同期比低下により売上額は減少となりました。また、収穫量減少によりプルーンの米国内売上が減少となりました。これらの結果、当地域の売上高は前年同期比7.1%減の57億29百万円となりました。
セグメント利益は、毎年第1四半期に計上している農園事業の採算が低下しましたが、製造工程の改善や販売戦略の奏功によるクルミの利益率の改善、好調な日本向けプルーン販売などから、前年同期比20.2%増の6億84百万円となりました。
③ 中国
当地域の売上高は、中国国内の自社工場を活用した中国内での食品メーカー・問屋へのアーモンド、オレンジピールなどの販売が増加しましたが、コロナ禍の影響により入荷が制限された中国産シード類の欧州向け輸出売上減少が大きく、日本向けの輸出も減少となったことから、前年同期比16.2%減の47億2百万円となりました。
セグメント利益は、中国国内販売での採算は改善しましたが、欧州向けシード類輸出の大幅減少に加え、コロナ禍の影響により輸出にかかわる運賃が上昇したことなどもあり、2億18百万円のセグメント損失(前年同期は1億55百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24百万円減少し、765億58百万円となりました。その主な要因は、流動資産については、「商品及び製品」が10億34百万円、「仕掛品」が4億37百万円それぞれ増加したものの、「現金及び預金」が2億15百万円、「受取手形及び売掛金」が13億11百万円、「原材料及び貯蔵品」が7億95百万円それぞれ減少したことから、前連結会計年度末に比べ12億10百万円減少し、452億30百万円となりました。固定資産は、有形固定資産が10億97百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ11億85百万円増加し、313億27百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ25億80百万円減少し、328億50百万円となりました。その主な要因は、流動負債については、「短期借入金」が6億81百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が29億51百万円、「未払金」が7億64百万円、「未払法人税等」が7億19百万円、「賞与引当金」が4億36百万円それぞれ減少したことから、前連結会計年度末に比べ53億45百万円減少し、230億9百万円となりました。固定負債は、「長期借入金」が27億38百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ27億65百万円増加し、98億40百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億55百万円増加し、437億7百万円となりました。その主な要因は、「利益剰余金」が16億73百万円、「その他有価証券評価差額金」が1億47百万円、「為替換算調整勘定」が6億60百万円それぞれ増加したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。