四半期報告書-第58期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、総じて低調に推移しました。中国などでは米中貿易摩擦の長期化に伴い製造業の設備投資への抑制が続いていることに加え、主要国における自動車関連の需要低迷なども継続しました。また、日本においては輸出環境の弱含みなどにより製造業全般は減速が継続し、生産用機械、自動車関連分野に影響が見られました。
こうした環境の中、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしながら、これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の非効率を解消することで世界の製造業に貢献しています。当第3四半期においては、世界で進化する「デジタルものづくり」に向けた事業モデルの革新において、テーマを厳選しつつ取り組みました。基幹システムのクラウド化などによってIT基盤を強化し、最適調達を目的とした現地生産・現地調達を推進し、国内外で物流拠点を拡張するなど、グローバル確実短納期体制の強化に努めました。しかしながら売上高、利益ともに製造業の設備投資需要低迷が継続したことにより、前年比減少となりました。
この結果、連結売上高は2,357億8千6百万円(前年同期比5.6%減)となりました。利益面につきましては、売上減による収益の減少、および持続成長に不可欠な先行投資を厳選しつつも継続したことなどにより、営業利益は181億9百万円(前年同期比20.2%減)、経常利益は176億4千8百万円(前年同期比22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は129億1千9百万円(前年同期比20.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①FA事業
FA事業は、米州を除く主要地域、とりわけ日本の設備投資需要低迷が続いたことにより、売上高は745億6千万円(前年同期比9.4%減)、営業利益については、販売減少の影響、および事業基盤強化に向けた先行投資を厳選して継続したことにより、95億3千3百万円(前年同期比30.9%減)となりました。
②金型部品事業
金型部品事業は、東南アジアにおける販売活動が概ね堅調だったものの、中国、欧州などの地域での自動車関連の市況低迷により、売上高は554億8百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益については、販売減少の影響などにより、40億3千9百万円(前年同期比14.2%減)となりました。
③VONA事業
VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた生産設備関連部品、製造副資材、MRO(消耗品)等を販売するミスミグループの流通事業です。事業成長を支える品揃え拡大は今期も継続し、当第3四半期時点でグローバルでの取扱品目数は3,040万点に達しました。こうした取り組みや積極的な販売拡大施策により、米州や東南アジアでは売上が伸長したものの中国と日本の減速を補えず、売上高は1,058億1千8百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益については、収益改善施策の効果が現れたものの売上の減少や確実短納期強化に向けた投資を厳選して継続したことにより、45億3千7百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ70億5千万円増加し、2,594億4千4百万円となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金の減少などにより流動資産が32億7百万円減少した一方、有形固定資産が86億6千7百万円増加したことによるものです。なお、第1四半期連結会計期間より一部の在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を適用しており、有形固定資産のその他(純額)が50億2千4百万円増加しております。
(負債)
総負債は前連結会計年度末に比べ10億5千6百万円増加し、480億2千5百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金や未払金の減少などにより流動負債が34億1千9百万円減少した一方、固定負債が44億7千6百万円増加したことによるものです。なお、第1四半期連結会計期間より一部の在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を適用しており、流動負債のその他が15億7千2百万円、固定負債のその他が35億8百万円増加しております。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ59億9千3百万円増加し、2,114億1千8百万円となりました。この主な要因は、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が22億1千1百万円減少した一方、利益剰余金が76億8千万円増加したことなどにより株主資本が77億6千1百万円増加したことであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と同水準の80.6%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ71億3千万円増加し、488億8千4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、201億6千万円の純収入となりました(前年同期は68億7千8百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前四半期純利益が176億4千8百万円、減価償却費が95億3千9百万円、売上債権の減少額が38億8千7百万円、たな卸資産の増加額が45億2千5百万円、仕入債務の減少額が14億3千4百万円、未払金の減少額が9億3千4百万円、法人税等の支払額が63億5千7百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、67億3千5百万円の純支出となりました(前年同期は131億9千4百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が152億5千8百万円、定期預金の預入による支出が10億5千8百万円、定期預金の払戻による収入が97億9千5百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、55億2千4百万円の純支出となりました(前年同期は59億9千9百万円の純支出)。この主な内訳は、配当金の支払額が52億4千7百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は12億2千4百万円であります。
(5) 生産、受注及び販売の状況
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、総じて低調に推移しました。中国などでは米中貿易摩擦の長期化に伴い製造業の設備投資への抑制が続いていることに加え、主要国における自動車関連の需要低迷なども継続しました。また、日本においては輸出環境の弱含みなどにより製造業全般は減速が継続し、生産用機械、自動車関連分野に影響が見られました。
こうした環境の中、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしながら、これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の非効率を解消することで世界の製造業に貢献しています。当第3四半期においては、世界で進化する「デジタルものづくり」に向けた事業モデルの革新において、テーマを厳選しつつ取り組みました。基幹システムのクラウド化などによってIT基盤を強化し、最適調達を目的とした現地生産・現地調達を推進し、国内外で物流拠点を拡張するなど、グローバル確実短納期体制の強化に努めました。しかしながら売上高、利益ともに製造業の設備投資需要低迷が継続したことにより、前年比減少となりました。
この結果、連結売上高は2,357億8千6百万円(前年同期比5.6%減)となりました。利益面につきましては、売上減による収益の減少、および持続成長に不可欠な先行投資を厳選しつつも継続したことなどにより、営業利益は181億9百万円(前年同期比20.2%減)、経常利益は176億4千8百万円(前年同期比22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は129億1千9百万円(前年同期比20.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①FA事業
FA事業は、米州を除く主要地域、とりわけ日本の設備投資需要低迷が続いたことにより、売上高は745億6千万円(前年同期比9.4%減)、営業利益については、販売減少の影響、および事業基盤強化に向けた先行投資を厳選して継続したことにより、95億3千3百万円(前年同期比30.9%減)となりました。
②金型部品事業
金型部品事業は、東南アジアにおける販売活動が概ね堅調だったものの、中国、欧州などの地域での自動車関連の市況低迷により、売上高は554億8百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益については、販売減少の影響などにより、40億3千9百万円(前年同期比14.2%減)となりました。
③VONA事業
VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた生産設備関連部品、製造副資材、MRO(消耗品)等を販売するミスミグループの流通事業です。事業成長を支える品揃え拡大は今期も継続し、当第3四半期時点でグローバルでの取扱品目数は3,040万点に達しました。こうした取り組みや積極的な販売拡大施策により、米州や東南アジアでは売上が伸長したものの中国と日本の減速を補えず、売上高は1,058億1千8百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益については、収益改善施策の効果が現れたものの売上の減少や確実短納期強化に向けた投資を厳選して継続したことにより、45億3千7百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ70億5千万円増加し、2,594億4千4百万円となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金の減少などにより流動資産が32億7百万円減少した一方、有形固定資産が86億6千7百万円増加したことによるものです。なお、第1四半期連結会計期間より一部の在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を適用しており、有形固定資産のその他(純額)が50億2千4百万円増加しております。
(負債)
総負債は前連結会計年度末に比べ10億5千6百万円増加し、480億2千5百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金や未払金の減少などにより流動負債が34億1千9百万円減少した一方、固定負債が44億7千6百万円増加したことによるものです。なお、第1四半期連結会計期間より一部の在外連結子会社において、IFRS第16号「リース」を適用しており、流動負債のその他が15億7千2百万円、固定負債のその他が35億8百万円増加しております。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ59億9千3百万円増加し、2,114億1千8百万円となりました。この主な要因は、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が22億1千1百万円減少した一方、利益剰余金が76億8千万円増加したことなどにより株主資本が77億6千1百万円増加したことであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と同水準の80.6%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ71億3千万円増加し、488億8千4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、201億6千万円の純収入となりました(前年同期は68億7千8百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前四半期純利益が176億4千8百万円、減価償却費が95億3千9百万円、売上債権の減少額が38億8千7百万円、たな卸資産の増加額が45億2千5百万円、仕入債務の減少額が14億3千4百万円、未払金の減少額が9億3千4百万円、法人税等の支払額が63億5千7百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、67億3千5百万円の純支出となりました(前年同期は131億9千4百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が152億5千8百万円、定期預金の預入による支出が10億5千8百万円、定期預金の払戻による収入が97億9千5百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、55億2千4百万円の純支出となりました(前年同期は59億9千9百万円の純支出)。この主な内訳は、配当金の支払額が52億4千7百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は12億2千4百万円であります。
(5) 生産、受注及び販売の状況
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。