四半期報告書-第78期第3四半期(令和1年12月1日-令和2年2月29日)

【提出】
2020/04/10 15:13
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中通商問題の長期化による中国経済の減速など海外経済リスクが懸念される中、輸出や生産活動の停滞が続き、それに加え新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済活動の停滞は避けられなくなっております。
このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、次のとおりであります。
(イ)財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、628億44百万円(前連結会計年度末635億39百万円)となり、6億95百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の増加(9億90百万円)はあったものの、受取手形及び売掛金の減少(22億58百万円)によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、332億61百万円(前連結会計年度末336億94百万円)となり、 4億32百万円減少いたしました。これは主に、流動負債のその他の増加(5億58百万円)、引当金の増加(3億円)はあったものの、支払手形及び買掛金の減少(5億25百万円)、短期借入金の減少(8億1百万円)によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、295億82百万円(前連結会計年度末298億45百万円)となり、2億63百万円減少いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加(1億81百万円)はあったものの、利益剰余金の減少(4億73百万円)によるものであります。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末と変わらず46.8%となりました。
(ロ)経営成績
(売上高)
当第3四半期連結累計期間は、調達マネジメント事業等の拡大はあったものの、既存事業の販売減により 821億6百万円(前年同期比5.6%減)となりました。
(販売費及び一般管理費)
当第3四半期連結累計期間は、主に給与手当等の増加(28百万円)はあったものの、売上減に伴う荷造運搬費の減少(65百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、23百万円減少の68億9百万円(前年同期比0.3%減)となりました。
(営業利益)
当第3四半期連結累計期間は、販売費及び一般管理費の減少による増加(23百万円)はあったものの、既存事業の販売減に伴う売上総利益の減少(2億31百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、2億8百万円減少の4億14百万円(前年同期比33.5%減)となりました。
(経常利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に営業利益の減少(2億8百万円)、為替差益が為替差損に転じたことによる減少(43百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、2億34百万円減少の4億29百万円(前年同期比35.3%減)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に投資有価証券売却益の計上による増加(3億43百万円)はあったものの、経常利益の減少(2億34百万円)、特別転進支援施策の実施に伴う特別退職金の計上による減少(3億円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、1億77百万円減少の1億51百万円(前年同期比53.9%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①デバイスソリューション事業
調達マネジメント事業の拡大はあったものの、事務機器用ハードディスクやデジタルカメラ用半導体、車載向け外資系半導体等の販売減により、売上高は663億88百万円(前年同期比4.6%減)、セグメント利益は2億69百万円(前年同期比31.6%減)となりました。
②システムソリューション事業
工作機械用電子機器や、新聞製作システム用CTP装置等の販売減により、売上高は157億18百万円(前年同期比9.5%減)、セグメント利益は1億43百万円(前年同期比36.7%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、31百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画及び重要な設備の除却等の計画はありません。