四半期報告書-第80期第3四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策により一部で回復の動きが見られるものの、半導体製品等の供給制約や原材料価格の高騰、為替の変動、変異株の発生による感染症再拡大など不安定な状況にあります。
このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、次のとおりであります。
(イ)財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、706億56百万円(前連結会計年度末632億16百万円)となり、74億39百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加(26億21百万円)、商品及び製品の増加(49億33百万円)によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、393億76百万円(前連結会計年度末328億44百万円)となり、65億31百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加(29億98百万円)、社債の増加(14億円)、長期借入金の増加(18億円)によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、312億79百万円(前連結会計年度末303億72百万円)となり、9億7百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少(3億52百万円)はあったものの、利益剰余金の増加(8億70百万円)、為替換算調整勘定の増加(3億43百万円)によるものであります。
なお、自己資本比率は、前連結会計年度末の47.8%から43.9%となりました。
(ロ)経営成績
(売上高)
当第3四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響はあったものの、主に半導体・電子部品市場の拡大により933億86百万円(前年同期比21.6%増)となりました。
(販売費及び一般管理費)
当第3四半期連結累計期間は、主に給与手当等の増加(2億27百万円)、売上増に伴う荷造運送費の増加(1億33百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、5億73百万円増加の65億43百万円(前年同期比9.6%増)となりました。
(営業利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に販売費及び一般管理費の増加(5億73百万円)はあったものの、売上増等に伴う売上総利益の増加(20億45百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、14億72百万円増加の19億7百万円(前年同期比338.1%増)となりました。
(経常利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に営業利益の増加(14億72百万円)、受取補償金の増加(2億20百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、15億49百万円増加の21億24百万円(前年同期比269.1%増)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に経常利益の増加(15億49百万円)、事業構造改善費用(3億78百万円)がなくなったことにより、前第3四半期連結累計期間と比べ、16億89百万円増加の15億37百万円(前年同期は1億51百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①デバイスソリューション事業
事務機器用半導体の販売減はあったものの、リモートワーク需要の拡大によるノートPC用電子部品の販売増、調達マネジメントサービスの拡大により、売上高は773億20百万円(前年同期比22.2%増)、セグメント利益は21億56百万円(前年同期比170.8%増)となりました。
②システムソリューション事業
半導体製造装置用制御機器等の販売増など産業インフラ向け事業の拡大により、売上高は160億65百万円(前年同期比19.0%増)、セグメント損失は中長期的な事業拡大に向けた先行投資継続により2億46百万円(前年同期は3億66百万円の損失)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、18百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、受注高が402億69百万円増(前年同期比49.2%増)、受注残高が430億73百万円増(前年同期比188.4%増)と著しく変動しております。
これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響による受注が回復基調にあること、世界的な半導体の供給不足による先納期受注が入っていることによるもので、翌年度以降に売上が実現するものも多く含まれております。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。また、新たに確定した重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
なお、第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策により一部で回復の動きが見られるものの、半導体製品等の供給制約や原材料価格の高騰、為替の変動、変異株の発生による感染症再拡大など不安定な状況にあります。
このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、次のとおりであります。
(イ)財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、706億56百万円(前連結会計年度末632億16百万円)となり、74億39百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加(26億21百万円)、商品及び製品の増加(49億33百万円)によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、393億76百万円(前連結会計年度末328億44百万円)となり、65億31百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加(29億98百万円)、社債の増加(14億円)、長期借入金の増加(18億円)によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、312億79百万円(前連結会計年度末303億72百万円)となり、9億7百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少(3億52百万円)はあったものの、利益剰余金の増加(8億70百万円)、為替換算調整勘定の増加(3億43百万円)によるものであります。
なお、自己資本比率は、前連結会計年度末の47.8%から43.9%となりました。
(ロ)経営成績
(売上高)
当第3四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響はあったものの、主に半導体・電子部品市場の拡大により933億86百万円(前年同期比21.6%増)となりました。
(販売費及び一般管理費)
当第3四半期連結累計期間は、主に給与手当等の増加(2億27百万円)、売上増に伴う荷造運送費の増加(1億33百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、5億73百万円増加の65億43百万円(前年同期比9.6%増)となりました。
(営業利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に販売費及び一般管理費の増加(5億73百万円)はあったものの、売上増等に伴う売上総利益の増加(20億45百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、14億72百万円増加の19億7百万円(前年同期比338.1%増)となりました。
(経常利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に営業利益の増加(14億72百万円)、受取補償金の増加(2億20百万円)により、前第3四半期連結累計期間と比べ、15億49百万円増加の21億24百万円(前年同期比269.1%増)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
当第3四半期連結累計期間は、主に経常利益の増加(15億49百万円)、事業構造改善費用(3億78百万円)がなくなったことにより、前第3四半期連結累計期間と比べ、16億89百万円増加の15億37百万円(前年同期は1億51百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①デバイスソリューション事業
事務機器用半導体の販売減はあったものの、リモートワーク需要の拡大によるノートPC用電子部品の販売増、調達マネジメントサービスの拡大により、売上高は773億20百万円(前年同期比22.2%増)、セグメント利益は21億56百万円(前年同期比170.8%増)となりました。
②システムソリューション事業
半導体製造装置用制御機器等の販売増など産業インフラ向け事業の拡大により、売上高は160億65百万円(前年同期比19.0%増)、セグメント損失は中長期的な事業拡大に向けた先行投資継続により2億46百万円(前年同期は3億66百万円の損失)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の金額は、18百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、受注高が402億69百万円増(前年同期比49.2%増)、受注残高が430億73百万円増(前年同期比188.4%増)と著しく変動しております。
これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響による受注が回復基調にあること、世界的な半導体の供給不足による先納期受注が入っていることによるもので、翌年度以降に売上が実現するものも多く含まれております。
(7) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。また、新たに確定した重要な設備の新設、除却等の計画はありません。