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半期報告書-第56期(2026/03/01-2027/02/28)

【提出】
2026/10/14 9:57
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が下支えとなり緩やかに回復しました。一方で、中東情勢の緊迫化や為替・金融資本市場の変動、さらには物価上昇の継続や自然災害による影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
ペット業界におきましては、ペットの家族化(ヒューマニゼーション)が定着し、健康やウェルネスにフォーカスした高付加価値商材・サービスの伸長が牽引し、継続的な市場成長を果たしております。しかしながら、様々な物価上昇に伴う生活者様の節約意識の高まり、サプライチェーン全体における人件費・原材料費・物流費などのコストの増加により、ペット市場を取り巻く経営環境は依然として厳しい環境が続いており、収益確保に向けた事業環境は一段と厳しさを増しております。当社グループでは、既存の製品やカテゴリーにおける着実な利益獲得と共に、次世代を見据えた新たな成長戦略の構築が必要になっております。
当連結会計年度は当期(2027年2月期)より始動した新中期経営計画に基づき、前期までに断行した「選択」と「集中」による事業ポートフォリオの最適化を土台として、新たな成長ステージへの移行を推進しております。単なる価格競争とは一線を画した価値訴求の提案・活動の徹底を継続しており、成長戦略のコンセプトとして「CED(Communication/Connect、Education/Entertainment、Design、Data science)」をアップデートし、従来の要素に「Connect(つながる)」と「Data Science(データサイエンス)」を追加しております。当社独自の圧倒的なデータ分析基盤を活用し、安全・安心、そして栄養・健康をプロデュースすることで「世界一のペットカテゴリー企画会社」の実現を加速させ、更なる成長に向け挑戦を続けてまいります。
ペットフード・ペット用品の卸売事業につきましては、お得意先様への企画・提案をはじめとする戦略的な営業活動の結果、売上高は好調に推移しております。単なる商品供給にとどまらず、メーカー様が開発した商品を単なる「物」ではなく「作品」として大切に扱い、その価値を正しく伝える提案力を武器にお取引先様との関係深耕を図っております。一方、仕入価格の上昇に加え、物流費等のコスト上昇が続いており、これらのコスト上昇に対して販売価格への転嫁を進めておりますが、様々なコスト上昇分に対して十分な転嫁には至っておらず、売上総利益率の低下や営業利益の悪化要因となっております。
イベント事業につきましては、生活者様にコト消費を提供する場として『みんな大好き!!ペット王国2026』を2026年5月2日から3日にかけて開催いたしました。ペットとの生活の素晴らしさや、ペットと暮らす効用を実感・体験出来る『人とペットのふれあいの場』を提供するイベントとして本年は昨年以上の生活者様にご来場頂いております。前年に好評を博したペット目線での気づきを提供する体験型コンテンツ「ペットのきもち研究所」などを継続・拡充し、体験いただいた生活者様からは高評価を頂いております。
一方、ペッツバリュー株式会社では、店舗開発事業におけるサービスレベルを向上させることに注力したものの、契約形態の一部変更等により管理店舗数は196店舗となっております。
株式会社I&Iでは、お客様へのプロモーション戦略の強化並びに新たなチャネル開拓へ注力し、卸売事業として商品に様々な価値を付け、お客様の心を惹きつける販売促進企画に注力いたしました。オリジナルブランド「ShareZ:シェアーズ」から発売したフレッシュミール「まごころごはん」は多くの生活者様に支持され着実に販売数は増加しております。また、株式会社ファンケルより事業譲渡を受け、リニューアルを進めてきた愛犬用フリーズドライ総合栄養食「GOODISH(グーディッシュ)」を2026年9月4日より上市しております。GOODISH(グーディッシュ)」は「愛犬の体でいきるごはん。」をコンセプトに国内の人用食品工場で丁寧に製造し、「消化しやすさ」「吸収しやすさ」「体への負担の少なさ」まで考え抜かれた商品となります。今期よりグループ内での商品開発機能を株式会社I&Iに集約し、「あ!これいいね」をコンセプトに生活者様のニーズを捉えた価値ある商品開発を今後も継続してまいります。
当社グループの各事業は、企業理念である「人とペットの真の共生」に向けて、各事業ともにペットオーナー様の新習慣の定着やペットの健康にフォーカスしたウェルネス市場のプロデュース、サステナビリティ活動等により、多角的な市場創造に注力してまいります。
以上の結果、当中間連結会計期間の当社グループの売上高は、ペットフード・ペット用品の卸売事業が伸長したことにより、前期までの減少基調から反転し550億6千4百万円(前年同期比4.1%増)となりました。一方、売上総利益率の悪化に加え、継続的な物流コストの上昇による変動費の増加等により、営業利益は3億3千万円(前年同期比51.2%減)となりました。
経常利益は3億1千4百万円(前年同期比53.7%減)となり、親会社株主に帰属する中間純利益は1億8千7百万円(前年同期比58.7%減)となりました。
なお、当社グループは、ペット関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2) 財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億7千1百万円減少し、377億2千7百万円となりました。これは、主に、受取手形及び売掛金が14億5千7百万円、未収入金が2億1千4百万円それぞれ増加したものの、現金及び預金が27億6千3百万円減少したことによるものであります。
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ12億7千6百万円減少し、254億4千4百万円となりました。これは、主に短期借入金が14億7千5百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が22億5千1百万円、未払金が3億4千万円それぞれ減少したことによるものであります。
支払手形及び買掛金が減少した要因は、主に前連結会計年度末が金融機関の休日であることに伴い、当該日に銀行振込で支払予定の買掛金の支払が、一部翌月に繰延べられておりましたが、当中間連結会計期間末は金融機関の営業日であり当該買掛金の支払が当中間連結会計期間末に行われていることによるものであります。
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億5百万円増加し、122億8千3百万円となりました。これは、主に利益剰余金が9千6百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ27億6千3百万円減少し(前年同期は19億1千6百万円の増加)、34億6千7百万円となりました。これは、財務活動によるキャッシュ・フローが13億7千1百万円の収入超過となったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが40億9千6百万円の支出超過となり、投資活動によるキャッシュ・フローが3千9百万円の支出超過となったことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の営業活動の結果使用した資金は40億9千6百万円となりました(前年同期は37億7千7百万円の収入超過)。これは、主に税金等調整前中間純利益3億2千8百万円を計上したものの、売上債権の増加額14億5千7百万円、未収入金の増加額2億1千7百万円、仕入債務の減少額22億4千9百万円、未払金の減少額3億4千1百万円、法人税等の支払額1億5千3百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の投資活動の結果使用した資金は3千9百万円となりました(前年同期は1億5千4百万円の支出超過)。これは、主に投資有価証券の売却による収入2千2百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出2千2百万円、無形固定資産の取得による支出5千4百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間の財務活動の結果得られた資金は13億7千1百万円となりました(前年同期は17億6百万円の支出超過)。これは、主に配当金の支払額9千1百万円があったものの、短期借入金の純増額14億7千5百万円があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。

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