半期報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日)の連結業績は、売上高5,577億65百万円(前年同期比23.2%増)、営業利益411億29百万円(同61.4%増)、経常利益391億3百万円(同59.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益248億71百万円(同57.4%増)となりました。
当社グループを取り巻く経営環境は、ウクライナ情勢の長期化などによる原材料・エネルギー価格の上昇を受け、不透明な状況が続きました。一方で、行動制限の撤廃による人流の回復・経済活動の正常化や雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の持ち直しが前期から引き続き見られました。
当社グループにおいても、外食関連事業を中心にご家族やグループでのご利用が増えるなど、需要の高まりが見られました。
このような状況の中、各報告セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で107.9%、「グローバルはま寿司」で116.8%、「グローバルファストフード」で108.2%、「レストラン」で111.5%、「小売」で98.4%となりました。
当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、543店舗出店、272店舗退店した結果、15,380店舗(FC8,287店舗含む)となりました。
報告セグメント別の概況につきましては、以下の通りであります。なお、文中に記載している売上高は、外部顧客への売上高としております。
(グローバルすき家)
「グローバルすき家」の当中間連結会計期間の売上高は、1,459億45百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は、134億22百万円(同32.5%増)となりました。
「すき家」は、日本国内と中国、東南アジア及び中南米に展開しており、ご家族やグループのお客様にもご利用いただけるよう、主力の牛丼を中心に安全で美味しい商品を手軽な価格で提供しております。
国内すき家では、「明太マヨチーズ牛丼」、「めかぶオクラ牛丼」、「月見すきやき牛丼」などを販売しました。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、34店舗出店、62店舗退店した結果、2,604店舗(国内1,954店舗、海外650店舗)となりました。
(グローバルはま寿司)
「グローバルはま寿司」の当中間連結会計期間の売上高は、1,171億19百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益は、97億19百万円(同97.9%増)となりました。
「はま寿司」は、日本と中国などに展開しており、新鮮な海産物を使用した寿司に加え、麺類やデザート、ドリンクなどのサイドメニューも充実させており、お子様から大人まで楽しんでいただいております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、35店舗出店した結果、702店舗(国内620店舗、海外82店舗)となりました。
(グローバルファストフード)
「グローバルファストフード」の当中間連結会計期間の売上高は、1,582億2百万円(前年同期比59.1%増)、営業利益は、145億47百万円(同185.6%増)となりました。
「なか卯」は、親子丼・京風うどんを中心に、専門店にも負けない商品を提供しております。また、国内ではハンバーガーチェーンの「ロッテリア」、とんかつ専門店の「かつ庵」、武蔵野うどんの「久兵衛屋」などを展開しているほか、海外で展開する寿司テイクアウトのAdvanced Fresh Concepts Corp.、Sushi Circle Gastronomie GmbH及びWonderfield Topco Limited、ハラル認証を取得したチキンライス専門店TCRS Restaurants Sdn.Bhd.などが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、467店舗出店、202店舗退店した結果、10,737店舗(国内974店舗、海外9,763店舗、FC8,210店舗含む)となりました。
(レストラン)
「レストラン」の当中間連結会計期間の売上高は、764億87百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は、54億94百万円(同68.2%増)となりました。
ファミリーレストランの「ココス」は、季節感を重視したフェアメニューの積極的な導入による商品の強化、専門店にも負けない本格的な味の追求、お客様が満足してお食事をしていただけるようサービス水準を高め、業績の向上に努めております。そのほかに、パスタ専門店の「ジョリーパスタ」、ハンバーグ&ステーキレストランの「ビッグボーイ」、厳選された牛肉を提供する焼肉チェーン店の「熟成焼肉いちばん」、本格イタリアンレストランの「オリーブの丘」、和食レストランの「華屋与兵衛」などが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、4店舗出店、5店舗退店した結果、1,188店舗(国内1,187店舗、海外1店舗、FC77店舗含む)となりました。
(小売)
「小売」の当中間連結会計期間の売上高は、384億92百万円(前年同期比1.8%減)、営業損失は、7億87百万円(前年同期は営業損失7億98百万円)となりました。
北関東中心に展開しているスーパーマーケット「マルヤ」、「ジョイフーズ」などのほか、青果販売等を行っている㈱ユナイテッドベジーズなどが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、1店舗出店、3店舗退店した結果、130店舗となりました。
(本社・サポート)
「本社・サポート」の当中間連結会計期間の売上高は、24億11百万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は、95百万円(同96.8%減)となりました。
食品の製造・加工を担う㈱GFF、物流機能を担う㈱グローバルフレッシュサプライ、備品・ユニフォーム等を調達する㈱グローバルテーブルサプライ等が当報告セグメントに含まれております。
(その他)
「その他」の当中間連結会計期間の売上高は、191億7百万円(前年同期比10.1%増)、営業損失は、13億84百万円(前年同期は営業損失76百万円)となりました。
家庭用冷凍食品等の企画・開発・販売の㈱トロナジャパン、醤油やドレッシングなどの製造・販売を担う㈱サンビシ、介護事業を運営する㈱輝、玄米・精米の販売を行っている㈱ゼンショーライス等が含まれております。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における資産は7,611億97百万円となり、前連結会計年度末から131億41百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産の増加等によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は5,421億90百万円となり、前連結会計年度末から87億86百万円増加いたしました。これは主に、有利子負債の増加等によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は2,190億7百万円となり、前連結会計年度末から43億54百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加及び為替換算調整勘定の減少等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前中間純利益及び減価償却費等の増加により、409億77百万円の資金の増加(前年同期は442億96百万円の資金の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、新規出店と改装に伴う有形固定資産の取得等により、303億18百万円の資金の減少(前年同期は814億47百万円の資金の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、有利子負債の返済等により、166億28百万円の資金の減少(前年同期は253億40百万円の資金の増加)となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から78億31百万円減の743億40百万円となりました。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日)の連結業績は、売上高5,577億65百万円(前年同期比23.2%増)、営業利益411億29百万円(同61.4%増)、経常利益391億3百万円(同59.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益248億71百万円(同57.4%増)となりました。
当社グループを取り巻く経営環境は、ウクライナ情勢の長期化などによる原材料・エネルギー価格の上昇を受け、不透明な状況が続きました。一方で、行動制限の撤廃による人流の回復・経済活動の正常化や雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の持ち直しが前期から引き続き見られました。
当社グループにおいても、外食関連事業を中心にご家族やグループでのご利用が増えるなど、需要の高まりが見られました。
このような状況の中、各報告セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で107.9%、「グローバルはま寿司」で116.8%、「グローバルファストフード」で108.2%、「レストラン」で111.5%、「小売」で98.4%となりました。
当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、543店舗出店、272店舗退店した結果、15,380店舗(FC8,287店舗含む)となりました。
報告セグメント別の概況につきましては、以下の通りであります。なお、文中に記載している売上高は、外部顧客への売上高としております。
(グローバルすき家)
「グローバルすき家」の当中間連結会計期間の売上高は、1,459億45百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は、134億22百万円(同32.5%増)となりました。
「すき家」は、日本国内と中国、東南アジア及び中南米に展開しており、ご家族やグループのお客様にもご利用いただけるよう、主力の牛丼を中心に安全で美味しい商品を手軽な価格で提供しております。
国内すき家では、「明太マヨチーズ牛丼」、「めかぶオクラ牛丼」、「月見すきやき牛丼」などを販売しました。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、34店舗出店、62店舗退店した結果、2,604店舗(国内1,954店舗、海外650店舗)となりました。
(グローバルはま寿司)
「グローバルはま寿司」の当中間連結会計期間の売上高は、1,171億19百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益は、97億19百万円(同97.9%増)となりました。
「はま寿司」は、日本と中国などに展開しており、新鮮な海産物を使用した寿司に加え、麺類やデザート、ドリンクなどのサイドメニューも充実させており、お子様から大人まで楽しんでいただいております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、35店舗出店した結果、702店舗(国内620店舗、海外82店舗)となりました。
(グローバルファストフード)
「グローバルファストフード」の当中間連結会計期間の売上高は、1,582億2百万円(前年同期比59.1%増)、営業利益は、145億47百万円(同185.6%増)となりました。
「なか卯」は、親子丼・京風うどんを中心に、専門店にも負けない商品を提供しております。また、国内ではハンバーガーチェーンの「ロッテリア」、とんかつ専門店の「かつ庵」、武蔵野うどんの「久兵衛屋」などを展開しているほか、海外で展開する寿司テイクアウトのAdvanced Fresh Concepts Corp.、Sushi Circle Gastronomie GmbH及びWonderfield Topco Limited、ハラル認証を取得したチキンライス専門店TCRS Restaurants Sdn.Bhd.などが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、467店舗出店、202店舗退店した結果、10,737店舗(国内974店舗、海外9,763店舗、FC8,210店舗含む)となりました。
(レストラン)
「レストラン」の当中間連結会計期間の売上高は、764億87百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は、54億94百万円(同68.2%増)となりました。
ファミリーレストランの「ココス」は、季節感を重視したフェアメニューの積極的な導入による商品の強化、専門店にも負けない本格的な味の追求、お客様が満足してお食事をしていただけるようサービス水準を高め、業績の向上に努めております。そのほかに、パスタ専門店の「ジョリーパスタ」、ハンバーグ&ステーキレストランの「ビッグボーイ」、厳選された牛肉を提供する焼肉チェーン店の「熟成焼肉いちばん」、本格イタリアンレストランの「オリーブの丘」、和食レストランの「華屋与兵衛」などが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、4店舗出店、5店舗退店した結果、1,188店舗(国内1,187店舗、海外1店舗、FC77店舗含む)となりました。
(小売)
「小売」の当中間連結会計期間の売上高は、384億92百万円(前年同期比1.8%減)、営業損失は、7億87百万円(前年同期は営業損失7億98百万円)となりました。
北関東中心に展開しているスーパーマーケット「マルヤ」、「ジョイフーズ」などのほか、青果販売等を行っている㈱ユナイテッドベジーズなどが当報告セグメントに含まれております。
なお、当報告セグメントの当中間連結会計期間末の店舗数につきましては、1店舗出店、3店舗退店した結果、130店舗となりました。
(本社・サポート)
「本社・サポート」の当中間連結会計期間の売上高は、24億11百万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は、95百万円(同96.8%減)となりました。
食品の製造・加工を担う㈱GFF、物流機能を担う㈱グローバルフレッシュサプライ、備品・ユニフォーム等を調達する㈱グローバルテーブルサプライ等が当報告セグメントに含まれております。
(その他)
「その他」の当中間連結会計期間の売上高は、191億7百万円(前年同期比10.1%増)、営業損失は、13億84百万円(前年同期は営業損失76百万円)となりました。
家庭用冷凍食品等の企画・開発・販売の㈱トロナジャパン、醤油やドレッシングなどの製造・販売を担う㈱サンビシ、介護事業を運営する㈱輝、玄米・精米の販売を行っている㈱ゼンショーライス等が含まれております。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における資産は7,611億97百万円となり、前連結会計年度末から131億41百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産の増加等によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は5,421億90百万円となり、前連結会計年度末から87億86百万円増加いたしました。これは主に、有利子負債の増加等によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は2,190億7百万円となり、前連結会計年度末から43億54百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加及び為替換算調整勘定の減少等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前中間純利益及び減価償却費等の増加により、409億77百万円の資金の増加(前年同期は442億96百万円の資金の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、新規出店と改装に伴う有形固定資産の取得等により、303億18百万円の資金の減少(前年同期は814億47百万円の資金の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、有利子負債の返済等により、166億28百万円の資金の減少(前年同期は253億40百万円の資金の増加)となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から78億31百万円減の743億40百万円となりました。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。