四半期報告書-第28期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、企業収益は横ばいを維持したものの、外需の伸び悩みや在庫の高止まりが影響し、力強さを欠く動きとなりました。先行きについては、米中の貿易摩擦などを背景として企業生産が伸び悩んでいることに加えて、消費税率引き上げの影響による個人消費の落ち込みの懸念など、国内経済の変動に留意する必要があります。
当社が注力しているIoT(Internet of Things:モノのインターネット)市場は、研究・実証を中心とした初期市場の段階から、本番運用を行う企業による本格的な需要が見込まれる中期市場の段階を経て、今後全世界的に急速に拡大していくものと見込まれます。
このような状況のもとで、当社は本格化するIoT市場に向けて、以下の重点施策を実施してまいりました。多くの産業分野に亘るIoTの広範なニーズや課題に対応するため、主要な顧客企業に対して当社直販体制を強化するとともに、「IoTセンサー・デバイス パートナープログラム」をはじめとしたパートナー企業との連携をさらに広げソリューション開発や営業活動を協働して行いました。また、顧客の商用IoT需要に対応したストック型・サービス型の事業モデルへの移行の一環として、複数のクラウド・サービス間通信を実現するクロスドメインIoTデータ流通基盤「DEXPF(デックスピーエフ)」を製品投入し受注が始まっております。
IoT市場全体は、初期市場から中期市場への移行期にあります。顧客の需要は旺盛なものの本格的な受注出荷には依然として時間がかかっておりますが、IoT事業の売上高はサービスを中心に前年同期に比べ増加しました。一方、一般商材などのIoT事業以外の売上高は減少しました。
販売費及び一般管理費は、人件費をはじめ全般的に抑制し、前年同期に比べ減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は553百万円(前年同期比1百万円・0.3%減少)、営業損失は78百万円(前年同期は営業損失97百万円)、経常損失は79百万円(前年同期は経常損失96百万円)、四半期純損失は83百万円(前年同期は四半期純損失99百万円)となりました。
品目別の売上高動向につきましては、次のとおりであります。
(自社製品コンピューター)
マイクロサーバーについては、従来のキャリア向けの通信・ネットワーク用途が減少しましたが、当社が注力している「OpenBlocks(オープンブロックス) IoT Family」はIoT事業化を進めた企業からのリピート受注が好調であり前年同期と比べ増加し、自社製品コンピューター全体の売上高は前年同期とほぼ同額の313百万円(前年同期比1百万円・0.4%減少)となりました。
(コンピューター関連商品)
一般商材については、法人向けのIT機器のオンライン販売サイトでの効率的な運営体制の維持に留めており、コンピューター関連商品全体の売上高は前年同期に比べ減少し、124百万円(前年同期比16百万円・12.0%減少)となりました。
(サービス・その他)
当社はストック型・サービス型の事業モデルへの移行を進めており、リモート管理サービスを含むサブスクリプションが順調に増加し、IoTデータ流通基盤「DEXPF」の受注が始まるなど、IoTサービスが増加していることに加え、一般商材に係るライセンス販売が増加したことにより、サービス・その他全体の売上高は前年同期に比べ増加し、115百万円(前年同期比16百万円・16.7%増加)となりました。
なお、上記の各品目に含まれるIoT事業(マイクロサーバー製品、IoTサービス、その他サービス)に係る売上高及び売上総利益は前年同期に比べて増加し、売上高は359百万円(前年同期比5百万円・1.6%増加)、売上総利益は147百万円(前年同期比4百万円・3.4%増加)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、現金及び預金が55百万円減少したほか、売掛金の減少20百万円、たな卸資産の減少16百万円等により、前事業年度末に比べ89百万円減少し、909百万円となりました。
負債につきましては、買掛金の減少10百万円等により、前事業年度末に比べ6百万円減少し、284百万円となりました。
純資産につきましては、四半期純損失の計上による利益剰余金の減少により前事業年度末に比べ83百万円減少し、624百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ55百万円減少し、396百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期純損失80百万円の計上や仕入債務の減少10百万円等の支出要因のほか、売上債権の減少20百万円、たな卸資産の減少16百万円等の収入要因がありました結果、営業活動により使用した資金は53百万円となりました。(前年同期は146百万円の使用)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出により、投資活動により使用した資金は1百万円となりました。(前年同期は0百万円の使用)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増減はありませんでした。(前年同期は資金の増減なし)
(4) 経営方針及び経営戦略と対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針及び経営戦略と対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は、38百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 重要事象等について
当社は、継続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、当第2四半期会計期間末において借入金は無く現金及び預金396百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、財務諸表への注記は記載しておりません。
当社は、早期の経常損益の黒字化を実現し当該状況を解消する為、IoT事業に経営資源を集中する方針を継続し、IoT市場に向けた取り組みを強化していくことが重要と考えております。
そこで、引き続き以下の課題に取り組んでまいります。
①急速に拡大するIoT市場への対応
IoT市場は、様々な業種や分野を取り込み飛躍的に成長していくことが期待され、産業構造そのものが大きく変化していくものと予想されております。このような中で、今までにない製品やサービスを企画している顧客の具体的なニーズに応えるために、パートナー企業との連携を今後も継続強化してまいります。また、IoT機器はその用途や設置数、設置場所等の問題から10年以上の長期にわたって使用が見込まれるものも多く、ハードウェアの高い堅牢性やソフトウェアの拡張性及び継続的なセキュリティ対策への対応が求められております。当社は蓄積してきたノウハウを活かし、市場からの要求に応えた製品の開発と投入を継続して行ってまいります。
②サービス収益の強化
当社のIoT事業の売上高はIoTゲートウェイなどのハードウェアの販売が主体となっておりますが、IoT市場はソフトウェアやサービスの分野でより高い成長が見込まれております。IoTの商用化にともない、IoTの運用に必要な継続的サービスへの需要が見込まれ、サービス型の事業モデルの構築が急務となっております。当社は顧客ニーズに応えると同時に収益基盤を安定させるため、サービス型事業モデルを本格的に強化すべく、開発投資を行ってまいります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、企業収益は横ばいを維持したものの、外需の伸び悩みや在庫の高止まりが影響し、力強さを欠く動きとなりました。先行きについては、米中の貿易摩擦などを背景として企業生産が伸び悩んでいることに加えて、消費税率引き上げの影響による個人消費の落ち込みの懸念など、国内経済の変動に留意する必要があります。
当社が注力しているIoT(Internet of Things:モノのインターネット)市場は、研究・実証を中心とした初期市場の段階から、本番運用を行う企業による本格的な需要が見込まれる中期市場の段階を経て、今後全世界的に急速に拡大していくものと見込まれます。
このような状況のもとで、当社は本格化するIoT市場に向けて、以下の重点施策を実施してまいりました。多くの産業分野に亘るIoTの広範なニーズや課題に対応するため、主要な顧客企業に対して当社直販体制を強化するとともに、「IoTセンサー・デバイス パートナープログラム」をはじめとしたパートナー企業との連携をさらに広げソリューション開発や営業活動を協働して行いました。また、顧客の商用IoT需要に対応したストック型・サービス型の事業モデルへの移行の一環として、複数のクラウド・サービス間通信を実現するクロスドメインIoTデータ流通基盤「DEXPF(デックスピーエフ)」を製品投入し受注が始まっております。
IoT市場全体は、初期市場から中期市場への移行期にあります。顧客の需要は旺盛なものの本格的な受注出荷には依然として時間がかかっておりますが、IoT事業の売上高はサービスを中心に前年同期に比べ増加しました。一方、一般商材などのIoT事業以外の売上高は減少しました。
販売費及び一般管理費は、人件費をはじめ全般的に抑制し、前年同期に比べ減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は553百万円(前年同期比1百万円・0.3%減少)、営業損失は78百万円(前年同期は営業損失97百万円)、経常損失は79百万円(前年同期は経常損失96百万円)、四半期純損失は83百万円(前年同期は四半期純損失99百万円)となりました。
品目別の売上高動向につきましては、次のとおりであります。
(自社製品コンピューター)
マイクロサーバーについては、従来のキャリア向けの通信・ネットワーク用途が減少しましたが、当社が注力している「OpenBlocks(オープンブロックス) IoT Family」はIoT事業化を進めた企業からのリピート受注が好調であり前年同期と比べ増加し、自社製品コンピューター全体の売上高は前年同期とほぼ同額の313百万円(前年同期比1百万円・0.4%減少)となりました。
(コンピューター関連商品)
一般商材については、法人向けのIT機器のオンライン販売サイトでの効率的な運営体制の維持に留めており、コンピューター関連商品全体の売上高は前年同期に比べ減少し、124百万円(前年同期比16百万円・12.0%減少)となりました。
(サービス・その他)
当社はストック型・サービス型の事業モデルへの移行を進めており、リモート管理サービスを含むサブスクリプションが順調に増加し、IoTデータ流通基盤「DEXPF」の受注が始まるなど、IoTサービスが増加していることに加え、一般商材に係るライセンス販売が増加したことにより、サービス・その他全体の売上高は前年同期に比べ増加し、115百万円(前年同期比16百万円・16.7%増加)となりました。
なお、上記の各品目に含まれるIoT事業(マイクロサーバー製品、IoTサービス、その他サービス)に係る売上高及び売上総利益は前年同期に比べて増加し、売上高は359百万円(前年同期比5百万円・1.6%増加)、売上総利益は147百万円(前年同期比4百万円・3.4%増加)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、現金及び預金が55百万円減少したほか、売掛金の減少20百万円、たな卸資産の減少16百万円等により、前事業年度末に比べ89百万円減少し、909百万円となりました。
負債につきましては、買掛金の減少10百万円等により、前事業年度末に比べ6百万円減少し、284百万円となりました。
純資産につきましては、四半期純損失の計上による利益剰余金の減少により前事業年度末に比べ83百万円減少し、624百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ55百万円減少し、396百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期純損失80百万円の計上や仕入債務の減少10百万円等の支出要因のほか、売上債権の減少20百万円、たな卸資産の減少16百万円等の収入要因がありました結果、営業活動により使用した資金は53百万円となりました。(前年同期は146百万円の使用)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出により、投資活動により使用した資金は1百万円となりました。(前年同期は0百万円の使用)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増減はありませんでした。(前年同期は資金の増減なし)
(4) 経営方針及び経営戦略と対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針及び経営戦略と対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は、38百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 重要事象等について
当社は、継続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。しかしながら、当第2四半期会計期間末において借入金は無く現金及び預金396百万円を保有し、必要な運転資金を確保していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、財務諸表への注記は記載しておりません。
当社は、早期の経常損益の黒字化を実現し当該状況を解消する為、IoT事業に経営資源を集中する方針を継続し、IoT市場に向けた取り組みを強化していくことが重要と考えております。
そこで、引き続き以下の課題に取り組んでまいります。
①急速に拡大するIoT市場への対応
IoT市場は、様々な業種や分野を取り込み飛躍的に成長していくことが期待され、産業構造そのものが大きく変化していくものと予想されております。このような中で、今までにない製品やサービスを企画している顧客の具体的なニーズに応えるために、パートナー企業との連携を今後も継続強化してまいります。また、IoT機器はその用途や設置数、設置場所等の問題から10年以上の長期にわたって使用が見込まれるものも多く、ハードウェアの高い堅牢性やソフトウェアの拡張性及び継続的なセキュリティ対策への対応が求められております。当社は蓄積してきたノウハウを活かし、市場からの要求に応えた製品の開発と投入を継続して行ってまいります。
②サービス収益の強化
当社のIoT事業の売上高はIoTゲートウェイなどのハードウェアの販売が主体となっておりますが、IoT市場はソフトウェアやサービスの分野でより高い成長が見込まれております。IoTの商用化にともない、IoTの運用に必要な継続的サービスへの需要が見込まれ、サービス型の事業モデルの構築が急務となっております。当社は顧客ニーズに応えると同時に収益基盤を安定させるため、サービス型事業モデルを本格的に強化すべく、開発投資を行ってまいります。