訂正四半期報告書-第23期第2四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/14 12:53
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀による金融政策を背景とした企業業績の改善や訪日客によるインバウンド効果が見られるなど、引き続き緩やかな回復基調が続いております。
外食業界におきましては、円安による原材料価格の高騰や人手不足が深刻化するなど、厳しい経営環境が続いており、当社グループにおきましても、輸入商材の高騰や人材採用コストの上昇など、大変厳しい経営環境となっております。
このような環境の中で、当社グループは、客数拡大による平均月商の引き上げへの施策の実施とQSCの維持向上に積極的に取り組んでまいりました。
既存店につきましては、「かつや」において6回のフェアメニューの投入と2回のキャンペーンを実施した結果、1~6月の既存店売上高前年比は、直営店102.2%、FC店101.9%と堅調に推移いたしました。また、既存店11店舗で改装を実施いたしました。
出退店につきましては、「かつや」を直営店6店舗(海外1店舗、FC店からの営業譲渡1店舗含む)、FC店15店舗(海外1店舗含む)出店し、直営店2店舗を閉店したことにより、「かつや」の当第2四半期末の店舗数は、純増18店舗の320店舗となりました。その他の業態につきましては、からあげ専門店「からやま」を2店舗、新業態「テツメシ!」を1店舗出店いたしましたが、天ぷら専門店「あきば」を1店舗閉店したことにより、当第2四半期末の店舗数は16店舗となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,970百万円(前年同期比20.9%増)、営業利益1,324百万円(前年同期比6.6%増)、経常利益1,363百万円(前年同期比11.4%増)、四半期純利益796百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
なお、当社グループは外食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して45百万円増加し、3,862百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、754百万円(前年同期比23.5%減)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益1,296百万円、現金支出を伴わない減価償却費163百万円があったものの、法人税等の支払額608百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、615百万円(前年同期比273.2%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出430百万円、敷金及び保証金の差入による支出67百万円、関係会社株式の取得による支出54百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、93百万円(前年同期は2,804百万円の収入)となりました。
これは主に、配当金の支払額119百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。