有価証券報告書-第205期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

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2017/06/29 16:08
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有報資料

当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
(1)経営成績の分析
①損益状況の概要
当連結会計年度の損益につきましては、貸出金利息の減収などにより資金利益が減益となったことから、連結業務純益は、前連結会計年度比28億15百万円減益の197億15百万円となりました。
経常利益は、株式等関係損益の増益や不良債権処理額の減少により臨時損益が改善したものの、上記の要因から前連結会計年度比5億39百万円減益の206億18百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比5億21百万円減益の124億74百万円となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
経常収益70,24369,128△1,114
連結業務粗利益51,11548,062△3,052
資金利益41,40538,636△2,768
役務取引等利益7,4807,271△209
その他業務利益2,2292,154△74
経費(除く臨時処理分)28,43128,45423
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)22,68419,608△3,076
一般貸倒引当金繰入額152△107△260
連結業務純益(①-②-③)22,53119,715△2,815
うち債券関係損益647245△401
連結コア業務純益(④+③-⑤)22,03719,362△2,674
臨時損益△1,3739032,276
うち株式等関係損益1,7152,563847
うち不良債権処理額3,9031,892△2,010
うち個別貸倒引当金純繰入額3,6671,685△1,982
経常利益21,15720,618△539
親会社株主に帰属する当期純利益12,99512,474△521


②経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
イ 不良債権処理額
不良債権処理額は、個別貸倒引当金純繰入額の減少などから前連結会計年度比20億10百万円減少し、18億
92百万円となりました。
また、一般貸倒引当金繰入額も、戻入益を計上したことから前連結会計年度比2億60百万円減少いたしました。
この結果、与信費用合計は、前連結会計年度比22億71百万円減少し、17億84百万円となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
不良債権処理額合計3,9031,892△2,010
個別貸倒引当金純繰入額3,6671,685△1,982
貸出金償却4318△25
債権売却損等192189△2
一般貸倒引当金繰入額152△107△260
与信費用合計(①+②)4,0561,784△2,271

ロ 株式等関係損益
株式等関係損益は、売却益の増加などから前連結会計年度比8億47百万円増加し、25億63百万円となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
株式等関係損益1,7152,563847
売却益1,8272,602774
売却損11138△73
償却0△0

ハ 経費
経費は、前連結会計年度比23百万円増加し、284億54百万円となりました。
一方、連結業務粗利益は、貸出金利息の減収などにより資金利益が減益となったことから、前連結会計年度比30億52百万円減益の480億62百万円となりました。
この結果、OHRは前連結会計年度比3.58ポイント上昇し、59.20%となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
経費28,43128,45423
連結業務粗利益51,11548,062△3,052
OHR(注)55.62%59.20%3.58

(注) OHR(経費率)=経費÷業務粗利益
(2)財政状態の分析
①貸出金
貸出金は、事業性貸出金の増加を主因に、前連結会計年度末比495億円増加し、当連結会計年度末残高は1兆7,606億円となりました。
なお、当行の総貸出金残高に占める中小企業等貸出金の割合(中小企業等貸出金比率[単体])は、前年度末比0.58ポイント低下し、83.56%となりました。
前連結会計
(前事業)年度
(百万円)(A)
当連結会計
(当事業)年度
(百万円)(B)
前連結会計
(前事業)年度比
(百万円)
(B)-(A)
貸出金(末残)1,711,1091,760,61949,509
うち住宅ローン[単体]267,024265,319△1,705
うち中小企業等貸出金残高[単体]1,440,3771,471,07530,698
うち中小企業等貸出金比率[単体]84.14%83.56%△0.58


②有価証券
有価証券は、安全性・流動性を重視しつつ運用の多様化に取組んだ結果、前連結会計年度末比368億円増加し、1兆999億円となりました。
また、当連結会計年度末の有価証券の評価損益は、前連結会計年度末比70億円増加し、1,055億円の評価益となりました。
有価証券残高(末残)
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
有価証券合計1,063,1271,099,98836,861
国債371,740346,006△25,734
地方債176,720185,9979,277
社債165,114157,541△7,573
株式120,006141,70921,703
その他229,545268,73339,187

有価証券評価損益
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
有価証券合計(注)98,454105,5137,058
株式63,59683,57219,976
債券25,17217,039△8,133
その他9,6854,900△4,784

(注) 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「買入金銭債権」中の信託受益権を含めて記載しております。
③預金
譲渡性預金を含めた預金は、法人預金、個人預金が順調に推移したことから、前連結会計年度末比662億円増加し、当連結会計年度末残高は2兆7,734億円となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
預金(末残)2,606,2232,671,68765,463
うち個人預金1,755,7461,785,32129,575
うち法人預金675,986722,88546,899
うち公金預金135,894127,526△8,367
譲渡性預金101,003101,757753
合計2,707,2272,773,44466,217

④預かり資産
預かり資産の残高は、前連結会計年度末比50億円減少し、当連結会計年度末残高は3,357億円となりました。
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
国債等38,80037,954△846
投資信託105,14095,649△9,491
個人年金保険等196,904202,1805,275
合計340,845335,783△5,061

⑤不良債権の状況
経営改善支援など中小企業金融の円滑化に継続して取組む中、債務者区分の見直しにより、リスク管理債権残高は、前連結会計年度末比22億円増加いたしました。
また、リスク管理債権比率は2.81%と、前連結会計年度末比0.05ポイント上昇いたしました。
リスク管理債権残高
前連結
会計年度
(百万円)(A)
当連結
会計年度
(百万円)(B)
前連結
会計年度比
(百万円)
(B)-(A)
破綻先債権額2,5531,824△728
延滞債権額38,57436,931△1,643
3カ月以上延滞債権額178503325
貸出条件緩和債権額6,63910,9434,303
合計47,94650,2022,256
貸出金残高 (注)1,738,3271,788,62050,292

(注) リース債権及びリース投資資産を含んでおります。
リスク管理債権比率
前連結
会計年度
(%)(A)
当連結
会計年度
(%)(B)
前連結
会計年度比
(%)(B)-(A)
破綻先債権0.150.10△0.05
延滞債権2.222.07△0.15
3カ月以上延滞債権0.010.030.02
貸出条件緩和債権0.380.610.23
合計2.762.810.05

⑥連結自己資本比率(国内基準)
当行の健全性の高い保有資産や内部留保の充実が反映され、当連結会計年度末の連結自己資本比率(国内基準)は、11.65%となりました。
(単位:億円、%)
当連結会計年度
1.連結自己資本比率(2/3)11.65
2.連結における自己資本の額1,966
3.リスク・アセットの額16,869
4.連結総所要自己資本額674

(3)キャッシュ・フローの状況の分析
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加などにより、141億72百万円のマイナスとなりました。前連結会計年度比では341億31百万円の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などにより、317億46百万円のマイナスとなりました。前連結会計年度比では439億57百万円の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得などにより、51億20百万円のマイナスとなりました。前連結会計年度比では117億7百万円の増加となりました。
この結果、現金及び現金同等物の増減額は、前連結会計年度末比663億71百万円減少し、510億34百万円のマイナスとなりました。
前連結会計年度
(百万円)(A)
当連結会計年度
(百万円)(B)
前連結会計年度比
(百万円)(B)-(A)
営業活動によるキャッシュ・フロー19,958△14,172△34,131
投資活動によるキャッシュ・フロー12,210△31,746△43,957
財務活動によるキャッシュ・フロー△16,827△5,12011,707
現金及び現金同等物の増減額15,336△51,034△66,371

(4)経営目標の進捗状況(単体)
当行が展開している経営計画「Sparkle 125th」の進捗状況につきましては、以下のとおりであります。
平成33年3月期目標平成29年3月期実績
修正OHR57%未満60.50%
当期純利益ROA0.4%以上0.38%
ROE5%以上4.84%
株主還元率(注)40%以上39.22%

(注)株主還元率 =(配当金総額+自己株式取得額)÷ 当期純利益

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