(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)		当連結会計年度 (平成27年3月31日)
繰延税金資産
貸倒引当金	7,337	百万円	6,144	百万円
退職給付に係る負債	4,399	百万円	2,963	百万円
減価償却費	1,480	百万円	1,278	百万円
賞与引当金	446	百万円	415	百万円
その他	1,881	百万円	1,695	百万円
繰延税金資産小計	15,545	百万円	12,497	百万円
評価性引当額	△300	百万円	△344	百万円
繰延税金資産合計	15,245	百万円	12,152	百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金	△15,424	百万円	△21,797	百万円
繰延税金負債合計	△15,424	百万円	△21,797	百万円
繰延税金負債の純額	△179	百万円	△9,645	百万円

納税主体ごとに相殺し、連結貸借対照表に計上した純額

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)		当連結会計年度 (平成27年3月31日)
繰延税金資産	107	百万円	69	百万円
繰延税金負債	△286	百万円	△9,714	百万円

2.連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳

	前連結会計年度 (平成26年3月31日)	当連結会計年度 (平成27年3月31日)
法定実効税率	法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。	35.38	%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目		0.24
受取配当金等永久に益金に算入されない項目		△1.02
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正		4.70
評価性配当額の増減		0.29
その他		△0.03
税効果会計適用後の法人税等の負担率		39.56	%

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第2号)が平成27年3月31日に公布され、平成27年4月1日以後に開始する連結会計年度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の35.38%から、平成27年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については32.83%に、平成28年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異については32.06%となります。この税率変更により、繰延税金資産は2百万円減少、繰延税金負債は1,100百万円減少、その他有価証券評価差額金は2,240百万円増加、退職給付に係る調整累計額は28百万円増加し、法人税等調整額は1,178百万円増加しております。再評価に係る繰延税金負債は512百万円減少し、土地再評価差額金は同額増加しております。