訂正四半期報告書-第39期第3四半期(2020/06/01-2020/08/31)

【提出】
2023/03/31 16:52
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、年初からの新型コロナウイルスの感染拡大により、急速に景気が悪化しました。しかしながら、5月に緊急事態宣言が解除、6月には都道府県をまたぐ移動制限も解除され、経済活動が段階的に再開されたことにより、足下では回復の兆しが見られます。
当社グループの属する不動産業界におきましては、賃貸マンションについては、景気動向及び新型コロナウイル ス感染症の影響を受けにくく、稼働率や賃料水準ともに堅調であり、物件売買価格、賃貸状況ともに、順調に推移しております。賃貸マンションの賃料については、首都圏、名古屋市、大阪市、福岡市において、7月前年同月比で上昇しているとの調査(民間調査機関調べ)があり、新型コロナウイルスの影響に左右されない市況であることが伺われます。オフィスビルについても、現時点において急速な悪化の傾向はみられません。また当社グループの主な取引形態であるBtoB(企業間取引)の物件売買については、新型コロナウイルス感染症の影響は限定的であり、金融システムの安定に加え、世界的な低金利を背景に堅調に推移しております。開発用地の仕入価格についても、下落傾向にはなく、価格調整の影響は見受けられません。観光業界におきましては、6月に都道府県をまたぐ移動制限が緩和、各都道府県の宿泊補助キャンペーンの実施、7月にGo Toトラベルキャンペーンが開始されました。観光庁が公表している「宿泊旅行統計調査」(令和2年7月・第1次速報)によると、5月にはホテル全体の稼働率が12.9%と大幅に落ち込みましたが、6月には22.8%、7月は30.4%と回復傾向にあります。
このような状況のもと当社グループは、6月30日に当社開発物件である「メルキュール京都ステーション(京都市下京区)」を当初計画通りの売買価格にて売却引渡をいたしました。
また8月には、サムティ・レジデンシャル投資法人へ賃貸マンション10物件の売却引渡をいたしました。当社グループが保有・運営しているホテルにつきましては、自粛要請、移動制限等、感染拡大の影響を受け、稼働率が低下、3施設で臨時休業を余儀なくされましたが、6月以降は営業を再開し、各都道府県によるキャンペーン及びGo Toトラベルキャンペーンもあり、足下での稼働率は回復基調にあります。9月のシルバーウイークには、90%超の稼働率となったホテルもありました。当社グループでは、2021年秋頃には、各国で開発中の当該感染症に対するワクチンや治療薬の実用化により事態が収束し、社会経済活動は正常化するものと考えております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高47,394百万円(前年同四半期比34.0%減)、営業利益6,737百万円(前年同四半期比54.6%減)、経常利益5,159百万円(前年同四半期比60.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,489百万円(前年同四半期比62.2%減)となりました。
稼働状況が大きく落ち込んだホテルの固定費が当第3四半期連結累計期間で約850百万円発生しており、そのうち臨時休業を実施したホテルの固定費101百万円を特別損失に計上しております。
足下の状況につきましては、第4四半期連結会計期間において、賃貸マンション及びオフィスビルを41物件、約44,500百万円(うち、17物件、約30,000百万円については、売買契約締結済み)を売却見込みであります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(不動産事業)
不動産事業は、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売及び収益不動産等の企画開発、再生・販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE旭ヶ丘(札幌市中央区)」、「S-RESIDENCE西長堀(大阪市西区)」、収益マンションとして「KURAMAE214(東京都台東区)」、「サムティ有隣カマラード(京都市下京区)」、「サムティ若王寺(兵庫県尼崎市)」、「サムティタワーズ愛宕(福岡市西区)」、「S-GLANZ大阪同心(大阪市北区)」等を販売したほか、「ステージファースト新御徒町Ⅱ(東京都台東区)」等を分譲いたしました。ホテルアセットとして「イビススタイルズ名古屋(※1)(名古屋市中村区)」、「メルキュール京都ステーション(※2)(京都市下京区)」、その他施設を売却いたしました。
この結果、当該事業の売上高は39,583百万円(前年同四半期比38.1%減)、営業利益は8,344百万円(前年同四半期比48.0%減)となりました。
(※1)「イビススタイルズ名古屋」の売却は、2020年2月26日付信託受益権譲渡契約に基づく土地の引渡しによるものです。なお、2020年7月に建物が竣工し、現在、開業準備中であります。
(※2)「メルキュール京都ステーション」の売却は、2019年5月31日付信託受益権譲渡契約に基づく建物の引渡しによるものです。なお、土地については前期に引渡済であります。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業は、マンション、オフィスビル、商業施設、ホテル等の賃貸及び管理を行っております。
賃料収入の増加を図るべく「サムティ東区役所前(札幌市東区)」、「サムティタワーN26(札幌市北区)」、「サムティ円山レジデンス(札幌市中央区)」、「サムティ西梅田Glorie(大阪市北区)」、「サムティ難波Grace(大阪市浪速区)」、「サムティ夙川レジデンス(兵庫県西宮市)」、「サムティ舟入Ⅱ(広島市中区)」、「サムティレジデンス博多駅南(福岡市博多区)」、「サムティ天神南(福岡市中央区)」、「サムティ諏訪神社前(長崎県長崎市)」、「サムティ呉服レジデンス(熊本市中央区)」、「サムティ南鹿児島(鹿児島県鹿児島市)」、「PALWISHたまプラーザ(川崎市宮前区)」、「レジデンシア名駅南(名古屋市中村区)」ほかを取得するなど営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入の強化に継続して努めております。
この結果、当該事業の売上高は6,076百万円(前年同四半期比22.5%増)、営業利益は2,721百万円(前年同四半期比47.1%増)となりました。
(その他の事業)
その他の事業は、「エスペリアホテル京都(京都市下京区)」、「ネストホテル広島八丁堀(広島市中区)」、「ネストホテル広島駅前(広島市南区)」、「センターホテル東京(東京都中央区)」の保有・運営及び「エスペリアイン日本橋箱崎(東京都中央区)」、「エスペリアイン大阪本町(大阪市西区)」、「エスペリアホテル博多(福岡県博多区)」、「エスペリアホテル長崎(長崎県長崎市)」、「ホテルサンシャイン宇都宮(栃木県宇都宮市)」の運営のほか、分譲マンション管理事業及び建設・リフォーム業等を行っております。
この結果、当該事業の売上高は1,734百万円(前年同四半期比40.9%減)、営業損失は602百万円(前年同四半期は16百万円の営業利益)となりました。
② 財政状態の状況
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ、34,357百万円増加し、253,160百万円となっております。このうち流動資産は42,393百万円増加し、164,821百万円となっており、固定資産は8,035百万円減少し、88,339百万円となっております。流動資産の主な増加要因は、販売用不動産が59,817百万円増加する一方で、現金及び預金が14,944百万円、仕掛販売用不動産が5,236百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。固定資産の主な減少要因は、有形固定資産が10,023百万円減少する一方で、投資その他の資産が2,006百万円増加したことなどによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ、35,825百万円増加し、183,000百万円となっております。このうち流動負債は12,882百万円増加し、35,464百万円となっており、固定負債は22,942百万円増加し、147,536百万円となっております。流動負債の主な増加要因は、短期借入金が9,461百万円、1年内返済予定の長期借入金が3,646百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定負債の主な増加要因は、長期借入金が22,962百万円増加したことなどによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が3,489百万円増加する一方で、配当金の支払いにより利益剰余金が3,335百万円減少、自己株式の取得により自己株式が892百万円増加、保有株式の時価評価に伴いその他有価証券評価差額金が810百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末と比べ1,468百万円減少し、70,159百万円となっております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当社グループは、不動産事業及び不動産賃貸事業を主要な事業としており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。
② 受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称区分当第3四半期連結累計期間
(自 2019年12月1日
至 2020年8月31日)
前年同期比(%)
金額(百万円)
不動産事業開発流動化
(「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売)
19,629△43.6
再生流動化 (既存収益不動産等の再生・販売)15,760△41.7
アセットマネジメント1,043+48.0
投資分譲 (投資用マンションの企画開発・販売)3,150+134.2
小計39,583△38.1
不動産賃貸事業住居 (マンション)3,817+19.6
オフィス770+244.8
その他 (商業施設、ホテル、駐車場、物流施設等)1,488△3.6
小計6,076+22.5
その他の事業1,734△40.9
合計47,394△34.0

(注)1.セグメント間取引については、相殺消去をしております。
2.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。

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