四半期報告書-第112期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 9:08
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令され、入国・渡航の制限、商業施設等への休業要請、外出自粛要請等により、景気は急速に悪化いたしました。その後、当該宣言は解除され、段階的な制限の緩和や国の経済政策により、経済活動の回復に向けた動きはありますが、感染再拡大の懸念から、未だ動きは鈍く、景気の先行きは極めて不透明な状況で推移いたしました。
このような情勢のもと、当社グループにおきましては、安全輸送の確保を最優先として、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を図りましたが、ウイルスの感染拡大による外国人観光客の大幅な減少と、国内においては、各種イベントの中止や在宅勤務等による外出自粛の影響が大きく、各事業とも非常に厳しい状況となりました。
経営環境が大きく変化する中、持続的な成長に向けて広電グループの目標と計画を明確化し、経営基盤の強化と企業価値の向上に繋げるため、2020年5月に第7次となる中期経営計画「広電グループ経営総合3ヵ年計画2022」を策定し、様々な経営課題に取り組むとともに、経営環境の変化への迅速な対応、経営基盤の強化と企業価値の向上に努めております。
広島市が事業主体となっている広島駅南口広場の再整備に伴う路面電車の駅前大橋ルートにつきましては、軌道事業の特許を2019年11月に国土交通大臣から受領し、JRとバス・路面電車との乗継改善、市内中心部への定時性、速達性の改善を進めるため、2025年春の完成を目指して工事を進めております。また、広島県と廿日市市が事業主体である宮島口整備事業につきましては、2020年2月末から供用を開始した広島県の旅客ターミナル隣接地において、2020年4月に新たな観光商業施設「etto(エット)」を開業し、引き続き宮島口周辺整備事業の1つである広電宮島口駅移設工事および立体駐車場整備工事を進めております。さらに、地域商社事業として、広島市から運営管理を受託した広島市平和記念公園レストハウスにつきましては、7月にリニューアルオープンいたしました。今後も関係機関と協力しながら各事業を推進し、活力ある街づくりに尽力してまいります。
当第2四半期連結累計期間の営業収益は、運輸業、流通業およびレジャー・サービス業において新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、前第2四半期連結累計期間と比較して26.6%、4,554百万円減少し、12,548百万円となりました。利益につきましては、前第2四半期連結累計期間の営業利益626百万円に対し、3,282百万円の営業損失となりました。経常利益は、前第2四半期連結累計期間の経常利益656百万円に対し、3,302百万円の経常損失となりました。特別損益につきましては、宮島口整備事業に伴う収用に係る補償金を「受取補償金」として特別利益に計上し、2019年12月に閉店した「宮島口もみじ本陣」の解体による特別損失「固定資産除却損」と代替施設となる観光商業施設「etto」の「固定資産圧縮損」に充てております。なお、ホテル事業に係る固定資産について減損損失を計上したものの、前第2四半期連結累計期間における旧「ひろでん会館」解体に伴う「固定資産除却損」計上の反動と、新型コロナウイルス感染症に係る各種助成金の受領により、特別損益はわずかに改善し、前第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益488百万円に対し、3,157百万円の損失となりました。
各セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
①運輸業
運輸業におきましては、鉄軌道事業および自動車事業では、新型コロナウイルス感染拡大およびその後の終息が見えない中、感染防止を図り、安心して公共交通を利用して頂くため、定期的な施設や車両の清掃・消毒、車内の換気等の徹底を図り、お客様や従業員の安全を確保するための環境整備に努めるとともに、運行間隔の見直しや運行本数の調整を行い、公共交通機関としての役割を果たしました。しかしながら、在宅勤務や外出自粛、商業施設の休業、学校の長期休校等の影響が大きく、利用客が大幅に減少し、減収となりました。海上輸送業および索道業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海外からの入国制限が続くなか、宮島への観光客が大幅に減少し、減収となりました。航空運送代理業では、コロナ禍以降、航空会社の運休便が相次ぐ状況が続き、減収となっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、前第2四半期連結累計期間と比較して38.4%、4,404百万円減少して7,052百万円となり、営業損益は、前第2四半期連結累計期間の営業損失189百万円に対し、3,895百万円の営業損失となりました。
②流通業
流通業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により臨時休業していた宮島口の観光商業施設「etto」を7月から再オープンしましたが、宮島口周辺整備事業に伴い宮島口もみじ本陣を2019年12月に閉店した影響が大きく、減収となりました。またサービスエリアにおいても、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、移動自粛や物流の大幅な減少により、一般車および商用車の高速道路利用が大きく減少し、営業休止や営業時間を短縮したことなどにより減収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、前第2四半期連結累計期間と比較して58.0%、822百万円減少して596百万円となり、営業損益は、前第2四半期連結累計期間の営業利益39百万円に対し、88百万円の営業損失となりました。
③不動産業
不動産業におきましては、不動産賃貸業では、賃貸物件の一部売却や新型コロナウイルス感染拡大の影響による賃貸料の減額などにより減収となりました。不動産販売業では、「hitoto広島 The Tower」の分譲引渡しを開始したことにより、前年同期に比べ増収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、前第2四半期連結累計期間と比較して43.4%、896百万円増加して2,960百万円となり、営業利益は、前第2四半期連結累計期間697百万円に対し、21.5%、149百万円増加し、847百万円となりました。
④建設業
建設業におきましては、グループ会社の本社屋新築工事など当社グループ向け工事や、砂防堰堤工事や下水道建設工事、公営アパート改修工事などの大型の公共工事の増加により、増収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、前第2四半期連結累計期間と比較して6.4%、129百万円増加して2,160百万円となり、営業利益は、前第2四半期連結累計期間の37百万円に対し、256.0%、96百万円増加し、133百万円となりました。
⑤レジャー・サービス業
レジャー・サービス業におきましては、ホテル業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海外からの入国制限や外出自粛により、訪日外国人観光客、国内観光客ともに大幅に減少し、宴会部門におきましても感染拡大の懸念から、ほとんどの予約がキャンセルになるなど、大幅な減収となりました。ゴルフ業におきましても、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、広島県ゴルフクラブ連盟主催の大会が中止や延期となり、また企業主催のコンペもほぼキャンセルになるなど、来場者が大幅に減少し、減収となりました。ゴルフ練習場におきましては、広島県の緊急事態宣言下においても休業要請施設の対象とはならず、来場者は若干増加しましたが、物品販売は休業要請対象となったことから大きく減少し、減収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、前第2四半期連結累計期間と比較して57.8%、581百万円減少して424百万円となり、営業損益は、前第2四半期連結累計期間の営業利益78百万円に対し、285百万円の営業損失となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間の財政状態は、総資産は、「現金及び預金」が220百万円減少したことに加え、前連結会計年度に受注した建設工事の売上代金回収による「受取手形及び売掛金」の減少808百万円、工事負担金や運行補助金の未収金回収による流動資産「その他」の減少1,184百万円などにより、前連結会計年度末と比較して2,722百万円の減少となりました。負債は、前連結会計年度に行った設備投資に係る支払いなどにより「未払金」が1,636百万円減少しましたが、宮島口周辺整備事業に係る収用等補償金の前受けにより流動負債「その他」が1,442百万円増加し、新型コロナウイルス感染症に係る社会保険料の支払猶予特例を受けたことにより「未払費用」が471百万円増加したため、前連結会計年度末と比較して585百万円の増加となりました。純資産は、保有する上場株式の時価上昇に伴い「その他有価証券評価差額金」が増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したため、前連結会計年度末と比較して3,308百万円の減少となり、自己資本比率は、2.2ポイント減少の43.6%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は宮島口周辺整備事業に係る収用等補償金の前受けや、新型コロナウイルス感染症に係る支払猶予特例を受けたものの、税金等調整前四半期純損失の計上が大きく響き、前第2四半期連結累計期間と比較して638百万円少ない2,691百万円の資金収入となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、宮島口周辺整備事業に係る広電宮島口駅施設移設工事など設備投資に係る支出が増加し、前第2四半期連結累計期間と比較して324百万円多い2,003百万円の資金支出となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は有利子負債の削減を行ったものの前年同期に及ばず、前第2四半期連結累計期間に対し、支出が1,534百万円減少し、465百万円の資金支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末と比較して、223百万円増加の4,237百万円となりました。
(4) 主要な設備
該当事項はありません。

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