有価証券報告書-第155期(2022/04/01-2023/03/31)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、当事業年度から、グループ通算制度を適用しています。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
項目 | 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) | ||
繰延税金資産 | ||||
貸倒引当金 | 434 | 百万円 | 511 | 百万円 |
賞与引当金 | 632 | 696 | ||
投資有価証券等評価損 | 14,170 | 1,628 | ||
退職給付引当金 | 168 | 176 | ||
株式給付信託 | 87 | 339 | ||
減損損失 | 1,098 | 1,031 | ||
海運業未払金自己否認額 | 4,299 | 4,555 | ||
税務上の繰延資産 | 824 | 632 | ||
傭船契約損失引当金 | 5,189 | 3,203 | ||
債務保証損失引当金 | 601 | 608 | ||
繰延ヘッジ損失 | 2,050 | 2,035 | ||
税務上の繰越欠損金 | 61,492 | 63,880 | ||
繰越外国税額控除 | 1,115 | - | ||
その他 | 562 | 596 | ||
繰延税金資産小計 | 92,727 | 79,895 | ||
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 | △61,492 | △61,131 | ||
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △30,334 | △8,819 | ||
評価性引当額小計 | △91,827 | △69,950 | ||
繰延税金資産合計 | 900 | 9,944 | ||
繰延税金負債 | ||||
圧縮記帳積立金 | △40 | △35 | ||
翌期合算課税見込額 | △864 | △365 | ||
繰延ヘッジ利益 | △1,557 | △1,160 | ||
その他有価証券評価差額金 | △1,889 | △2,226 | ||
その他 | △805 | △722 | ||
繰延税金負債合計 | △5,157 | △4,510 | ||
繰延税金資産(負債)の純額 | △4,257 | 5,433 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
項目 | 前事業年度 (2022年3月31日) | 当事業年度 (2023年3月31日) |
法定実効税率 | 28.5% | 28.5% |
(調整) | ||
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △30.4 | △25.1 |
外国源泉税 | 0.2 | 0.0 |
評価性引当額の増減による影響 | 3.1 | △4.9 |
外国関係会社合算課税 | 1.3 | 0.4 |
トン数標準税制による影響 | △3.4 | △2.4 |
その他 | 0.9 | 0.7 |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 0.3 | △3.0 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、当事業年度から、グループ通算制度を適用しています。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。