四半期報告書-第91期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/11 9:29
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、内需・外需ともに大きな落ち込みとなり、先行き不透明な状態となりました。とりわけ、貿易に関しましては、世界各地の生産活動が停止し、サプライチェーンが寸断されることによる輸出の減少、外出自粛要請・緊急事態宣言による国内消費の低迷による輸入の減少があり、厳しい状況で推移しました。当社グループはこのような状況下におきまして、顧客ニーズに柔軟に対応するとともに、積極的な営業展開に努めてまいりましたが、総取扱量は前年同期間比5.0%減少し、売上高は35億2百万円余(対前年同期間1億79百万円余減)となりました。損益面につきましては、収入の落ち込みを費用削減で挽回できず、営業総利益は前年同期間比41.2%減の1億18百万円余(対前年同期間83百万円余減)となりました。営業損益は、一般管理費減少の効果もなく、75百万円余の損失(対前年同期間75百万円余減)、経常損益は43百万円余の損失(対前年同期間77百万円余減)となりました。このため、親会社株主に帰属する四半期純損失30百万円余(対前年同期間54百万円余減)を計上する結果となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメント区分を変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①輸出部門
輸出部門におきましては、主力の機械機器製品をはじめ、食料品、雑貨類の取扱いが減少した結果、輸出部門の売上高は前年同期間比26.1%減少し5億72百万円余、セグメント損失65百万円余(前年同期間はセグメント利益3百万余)の計上となりました。
②輸入部門
輸入部門におきましては、機械製品が増加しましたが、雑貨が減少した結果、輸入部門の売上高は前年同期間比0.5%減少し13億26百万円余となりました。固定費が減少したことによりセグメント損失は17百万円余(前年同期間はセグメント損失20百万円余)の計上となりました。
③国際部門
国際部門におきましては、輸出は台湾、インド向けの資材、設備の取扱いが大幅に減少し、また中国向けの自動車部材も低調でした。一方、輸入においては中国からの衛生資材等の取扱い及び、航空便の減少で海上混載貨物が増加、また、東南アジアから緊急需要品のスポット案件で売上高を伸ばしました。その結果、売上高は前年同期間比2.8%増加し15億66百万円余となりましたが、外注費比率も上昇したため、セグメント損失4百万円余(前年同期間はセグメント利益1百万円余)の計上となりました。
④倉庫部門
倉庫部門におきましては、安定した賃料収入により、売上高は前年同様の14百万円余となりました。当第1四半期において倉庫修繕費等を計上したため、セグメント利益は12百万円余(前年同期間はセグメント利益13百万円余)の計上となりました。
⑤その他
船内荷役等の売上高合計は前年同期間比38.1%減少し22百万円余となり、セグメント利益は1百万円余(前期同期間はセグメント利益2百万円余)の計上となりました。
(注) 上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入0百万円余を含んでおります。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ6億68百万円余増加し、91億34百万円余となりました。流動資産は6億97百万円余増の34億61百万円余、固定資産は28百万円余減の56億72百万円余であります。流動資産増加の主な要因は、売掛金の減少がありますが、現金及び預金の増加等によるものであります。固定資産減少の主な要因は、減価償却費計上による有形固定資産の減少等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ8億21百万円余増加し、40億58百万円余となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べ、98百万円余減少し25億56百万円余となりました。流動負債増加の主な要因は、短期借入金の増加等によるものであります。固定負債減少の主な要因は、長期借入金の減少、退職給付に係る負債の減少等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ、54百万円余減少し、25億19百万円余となりました。これは、利益剰余金の減少等によるものであります。
(2)研究開発活動
該当事項はありません。
(3)従業員数
当第1四半期連結累計期間において著しい増減はありません。
(4)生産、受注及び販売の実績
当社グループは、生産、受注及び販売を行う事業を行っておりませんので、記載を省略しております。
(5)主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第1四半期連結累計期間において、重要な変動はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの主要な事業である港湾運送における貨物量は、景気の変動はもとより、業者間の価格競争や、生産及び在庫調整等など顧客の物流政策の変更による影響を受けます。また、海外地域における貿易に関する法的規制や、産業構造の変化及び物流形態の変革等によって増減する可能性があります。
当第1四半期連結累計期間は、上記に加えて新型コロナウイルス感染症による内需・外需の喪失が、港湾運送の貨物量の減少に直結したため、売上高が減少となりました。とりわけ、収益性の高い輸出部門の売上高が大幅に減少したことが、営業損失を計上した主な要因となっております。また、急速な景気の悪化に伴い、顧客の資金繰りの悪化、倒産等も懸念されることから、売掛金・立替金の早期回収や与信管理を徹底しつつ現金及び預金水準を高め、突発的な事案発生に対応できるように備えております。今後は、この状況下でも荷動きが堅調な衛生資材等を取扱う荷主を中心に積極的な営業展開を行い、収益の改善につとめてまいります。

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