四半期報告書-第92期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/15 9:49
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。これに伴い、従来の会計処理と比較して、当第2四半期連結累計期間の営業収入及び営業費用は73百万円減少しております。そのため、当第2四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、営業収入と営業費用については前第2四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の変異株の広がりにより、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が相次いで発出され、期間延長が繰り返されるなかで推移しました。ワクチン接種が進むにつれ、行動制限が緩和の方向へ向かうものと予想されますが、感染症の再拡大や長期化の懸念も拭いきれません。世界経済においては、回復基調にあるものの、半導体不足や、コロナ禍の東南アジアから広がる供給網の混乱の影響が懸念されます。
貿易に関しましては、引き続き外需先行で輸出を中心に拡大していくものと予想されますが、輸入においては新型コロナウイルス感染症の状況が貨物量に影響を及ぼすため、先行き不透明な状況からの脱出には時間を要するものと考えられます。
当社グループはこのような状況下におきまして、行動が制限されるなか安全に配慮しつつ積極的に営業展開に努めた結果、総取扱量は前年同期比1.9%増加し、営業収入は輸出部門の回復と国際部門の大幅増により85億8百万円余(前年同期は68億90百万円余)となりました。損益面については固定費削減の効果もあり、営業総利益は、前年同期比50.7%増の5億29百万円余(対前年同期1億78百万円余増)、営業利益は1億72百万円余(対前年同期1億89百万円余増)、経常損益は受取配当金等の増加により2億85百万円余(対前年同期2億58百万円余増)の経常利益の計上となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億93百万円余(対前年同期1億74百万円余増)の計上となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、前年同期の営業収入につきましては、「収益認識会計基準」を適用しておりませんのでご注意下さい。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 輸出部門
輸出部門におきましては、雑貨は減少したものの、主力の機械機器製品をはじめ、食料品、金属製品の取扱いが堅調に推移し、取扱量は対前年同期比29.9%増加となりました。この結果、輸出部門の営業収入は13億54百万円余(前年同期は11億84百万円余)、セグメント利益は22百万円余(前年同期はセグメント損失83百万円余)の計上となりました。
② 輸入部門
輸入部門におきましては、機械製品、食料品が増加しましたが、アパレル不振による繊維製品の取扱量の減少、コロナ関連衛生資材・医療関連物資の緊急輸入品の減少、雑貨等の巣ごもり需要の一巡により、取扱量は対前年同期比7.1%減少となりました。この結果、輸入部門の営業収入は24億66百万円余(前年同期は26億81百万円余)、セグメント損失は31百万円余(前年同期はセグメント利益33百万円余)の計上となりました。
③ 国際部門
国際部門におきましては、輸出入ともに海上運賃が高止まりの状況が続きました。それに加え、輸出は台湾、インド向け設備、北米向け三国間を中心に堅調に推移し、取扱量は対前年同期比38.7%増加しました。一方、輸入は、コロナ関連商材の需要が落ち着き、取扱量は前年並みとなりましたが、長引くコンテナ不足により、華南、東南アジア発の混載便の利用増や、航空便への振替により営業収入を伸ばしました。その結果、国際部門の営業収入は45億99百万円余(前年同期は29億36百万円余)、セグメント利益は1億49百万円余(前年同期は6百万円余)の計上となりました。
④ 倉庫部門
倉庫部門におきましては、安定した賃料収入により、営業収入は前年同様の29百万円余となりました。セグメント利益は26百万円余(前年同期は23百万円余)の計上となりました。
⑤ その他
船内荷役等の営業収入は60百万円余となり、セグメント利益は4百万円余(前年同期は3百万円余)の計上となりました。
(注) 上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入1百万円余を含んでおります。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億78百万円余増加し、95億70百万円余となりました。流動資産は2億5百万円余増の36億82百万円余、固定資産は73百万円余増の58億87百万円余であります。流動資産増加の主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産、立替金の増加等によるものであります。固定資産増加の主な要因は、有形固定資産の減少がありますが、無形固定資産、投資その他の資産の増加等によるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1億92百万円余増加し、41億94百万円余となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べ、73百万円余減少し23億9百万円余となりました。流動負債増加の主な要因は、支払手形及び営業未払金、その他の増加によるものであります。固定負債減少の主な要因は、長期借入金の減少等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1億58百万円余増加し、30億65百万円余となりました。これは、利益剰余金の増加等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7億45百万円余となり、前連結会計年度末と比べて2百万円余の減少となりました。各キャッシュ・フロー状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、営業債権の増加額94百万円余、立替金の増加額90百万円余ありますが、税金等調整前四半期純利益2億85百万円余、営業債務の増加額1億3百万円余により、1億98百万円余の増加(前年同四半期は1億63百万円余の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、貸付金の回収による収入33百万円余ありますが、貸付による支出30百万円余、有形固定資産の取得による支出22百万円余により、46百万円余の減少(前年同四半期は16百万円余の減少)となり、前年同四半期と比べると29百万円余の減少となりました。これは主に、貸付による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、1億54百万円余の減少(前年同四半期は3億74百万円余の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出によるものであります。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)従業員数
当第2四半期連結累計期間において著しい増減はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
当社グループは、生産、受注及び販売を行う事業を行なっておりませんので、記載を省略しております。
(6)主要な設備
新設、休止、大規模模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間において、重要な変動はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの主要な事業である港湾運送における貨物量は、景気の変動はもとより、業者間の価格競争や、生産在庫調整など顧客の物流政策の変更による影響を受けます。また、海外地域における貿易に関する法的規制や、産業構造の変化及び物流形態の変革等によって増減する可能性があります。
当第2四半期連結累計期間は、世界的な半導体不足や海外での新型コロナウイルス感染症拡大による都市部ロックダウンの影響で東南アジア地域からの部品供給が滞る事象も生じましたが、サプライチェーンも大きく停滞することなく堅調に推移したため、収益性の高い輸出部門が黒字転換となり業績に寄与しました。またコンテナ不足等の需給バランスの乱れから海上運賃が上昇したため、国際部門が営業収入及び営業利益で貢献しました。一方、輸入部門に関しては、コロナ関連資材、巣ごもり需要の雑貨類、繊維製品を中心に取扱量が減少し、厳しい状況となりました。当社グループの経営成績は内外の経済情勢等の外的要因に左右されます。当社グループといたしましては、現状を踏まえたうえで、景気の動向や経営環境の変化に柔軟に対応し、コロナ後を見据え積極的な営業展開を行い、収益の改善につとめてまいります。

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