四半期報告書-第39期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)

【提出】
2024/05/14 9:20
【資料】
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【項目】
30項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、賃金の上昇が経済好循環のきざしとなる一方、物価上昇、為替相場の変動、地政学リスクの高まり等、前連結会計年度から引き続き大きな環境変化の下にあります。
当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染拡大後初めて、出入国に制限がない状況で新しい連結会
計年度を迎える事が出来ました。本格的な海外旅行売上の回復が期待されることから、広告宣伝費を増加させ、積極的に人材採用を図るとともに、顧客とのより良い接点となるようホームページを刷新いたしました。これら施策の積み重ねにより、当第2四半期連結累計期間の営業収益は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年9月期の同期間との比較で80.0%まで回復しております。また、営業利益も黒字に転換いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は2,072百万円(前年同四半期比116.3%増加)、営業利益は5百万円(前年同四半期は営業損失140百万円)、経常利益は14百万円(前年同四半期は経常損失94百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失95百万円)となりました。なお、前第2四半期連結累計期間の経常損失には、助成金等収入45百万円が反映されております。
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は2,602百万円、負債合計は908百万円、純資産合計は1,694百万円となりました。前連結会計年度末比では、主として営業未収入金の減少62百万円、旅行前受金の減少52百万円、現金及び預金の増加25百万円、旅行前払金の減少25百万円、差入保証金の増加22百万円により、資産合計は22百万円減、負債合計は44百万円減、純資産合計は22百万円増となり、自己資本比率は65.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、48百万円(前年同期は74百万円の獲得)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益14百万円の発生、営業未収入金の減少62百万円、旅行前受金の減少52百万円、旅行前払金の減少25百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、23百万円(前年同期は0百万円の獲得)となりました。
これは主に、敷金及び保証金の差入による支出22百万円の発生等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローはございませんでした(前年同期もございませんでした)。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における資金は、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、1,645百万円となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。