四半期報告書-第171期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/09 10:03
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)経営成績の分析
当第3四半期(平成30年1~9月)の売上高は、ガス販売量の増加や原料費調整制度によるガス販売単価の上方調整に加えて電力販売が増加したことなどにより、前年同期に比べ15.9%増の102,534百万円となりました。
一方、原料価格の変動がガス販売単価に反映されるタイミングの影響等により、営業利益は前年同期に比べ8.0%減の6,038百万円、経常利益は6.3%減の6,615百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4.5%減の4,168百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、下記のセグメント別業績数値には、セグメント間の内部取引を含んでおります。
①ガス
ガス販売量は、工業用で既存需要が堅調に伸びたことなどにより、前年同期に比べ6.2%増の1,152百万㎥となりました。
売上高は、原材料費調整制度によるガス販売単価の上方調整やガス販売量の増加等により、前年同期に比べ14.3%増の82,975百万円となりました。一方、原料価格の変動がガス販売単価に反映されるタイミングの影響等により、セグメント利益(営業利益)は前年同期に比べ10.3%減の7,335百万円となりました。
②LPG・その他エネルギー
売上高は、前年同期に比べ22.3%増の13,450百万円となり、セグメント利益(営業利益)は29.5%増の678百万円となりました。
③その他
売上高は、前年同期に比べ14.6%増の11,073百万円となり、セグメント利益(営業利益)は28.8%減の279百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却の進捗により固定資産が減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ2,405百万円減の106,824百万円となりました。
負債は、長期借入金の返済が進んだことなどにより、前連結会計年度末に比べ4,083百万円減の22,674百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,677百万円増の84,149百万円となり、自己資本比率は72.6%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は0百万円であります。