四半期報告書-第167期第3四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/10 9:53
【資料】
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【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の上方調整等により、前年同期に比べ10.1%増の124,826百万円となりました。
一方、原料価格の上昇等により売上原価も増加しましたが、売上高の増加がこれを上回ったことなどから、営業利益は前年同期に比べ8.5%増の5,339百万円、経常利益は10.2%増の5,667百万円、四半期純利益は27.7%増の3,215百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、下記のセグメント別業績数値には、セグメント間の内部取引を含んでおります。
①ガス
ガス販売量は、気温の影響等により家庭用が増加しましたが、卸販売の減少等により、前年同期並みの1,029百万㎥となりました。
売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の上方調整等により、前年同期に比べ10.5%増の108,999百万円となりました。一方、原料価格の上昇等による売上原価の増加や静浜幹線の運用開始に伴う費用の増加等により、セグメント利益(営業利益)は前年同期に比べ1.5%増の6,990百万円となりました。
②LPG・その他エネルギー
売上高は、LPG販売でのガス販売単価の上昇やガス販売量の増加等により、前年同期に比べ10.4%増の10,058百万円となり、セグメント利益(営業利益)は14.2%増の459百万円となりました。
③その他
売上高は、設備工事売上の増加等により、前年同期に比べ12.9%増の10,500百万円となり、セグメント利益(営業利益)は126.1%増の288百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却が進む一方で、原料受入のタイミングによる原材料の増加や静浜幹線関連への投資等により、前連結会計年度末に比べ4,188百万円増の119,935百万円となりました。
負債は、長期借入金の返済が進む一方で、運転資金需要に応じた短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,894百万円増の52,949百万円となりました。
純資産は、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ2,294百万円増の66,985百万円となり、自己資本比率は49.8%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2百万円であります。