有価証券報告書-第93期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/25 12:57
【資料】
PDFをみる
【項目】
149項目
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 経営成績
当社グループホテルは当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画(2016年度~2018年度)の実現に向けて、「コア事業の持続的成長」、「品質の更なる向上」、「経営基盤の強化」を重点施策として、収益の拡大に努めてまいりました。
「コア事業の持続的成長」に向けた取り組みとして、営業面では、堅調な宿泊需要と、企業業績の改善に伴い回復が見られる宴会需要を最大限取り込み、収益機会の最大化に努めました。また、施設面では、昨年6月にリーガロイヤルホテル東京の「日本料理なにわ」をリブランドし、「京料理 たん熊北店 Directed by M.Kurisu」、「鉄板焼 みや美」としてオープンするなど、より一層多様化するお客様のニーズに応えるとともに収益基盤の強化を図りました。また、ホテルの新規出店として、株式会社京都JA会館が京都駅南側に建設している複合ビルの新ホテル(ホテル名称:リーガグラン京都)開業に向け、プロジェクトチームを立ち上げて具体的な準備を進めております。開業は2020年7月を予定しております。
「品質の更なる向上」に向けた取り組みとして、リーガロイヤルホテル(大阪)の一部客室において、客室内でお客様のスマートフォンを使用して宿泊料金の精算が完了するシステムを導入しました。チェックアウト時間帯の混雑緩和により、お客様満足度の向上と業務負担の軽減を図りました。今後の全客室への導入ならびにグループホテルへの展開も検討しております。
「経営基盤の強化」に向けた取り組みとして、昨年2月に各グループホテルに業務効率化委員会を設置し、当委員会の活動を通して業務プロセスを見直し、RPA(Robotic Process Automation)の活用による業務自動化・効率化を進めるなど生産性の向上に取り組みました。
このように収益力の向上や社内基盤の強化に関する様々な施策に取り組みましたが、婚礼売上が減少したことや、昨年6月以降立て続けに発生した自然災害による減収などにより、当連結会計年度の売上高は40,884百万円と前期比192百万円(0.5%)の減収となりました。損益面では、連結経常利益は1,816百万円と前期比404百万円(18.2%)の減益となりました。また、リーガロイヤルホテル(大阪)の事業用定期借地権設定契約変更契約に関し覚書を締結し一部事項の明確化を図ることに伴い、資産除去債務に関する見積りを見直した結果、資産除去債務取崩益1,217百万円を特別利益に計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は2,908百万円と前期比829百万円(39.9%)の増益となりました。
なお、当社グループは、ホテル経営及びホテル附帯業務を事業内容としており、事業セグメントが単一であるため、セグメント情報を省略しております。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
(部門別売上実績)
部門当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同期比(%)
客室10,2550.3
宴会14,039△0.1
食堂8,9424.1
その他7,646△6.8
合計40,884△0.5

(注) 受注生産は行っておりません。
(2) 財政状態
当社グループホテルは、中期経営計画の仕上げの重要な1年と位置付け、当連結会計年度においても経営基盤の強化を図り、ROE(自己資本利益率)8%以上を目指してまいりました。
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,508百万円減少し、64,698百万円となりました。
内訳では流動資産が同1,224百万円増加し、8,397百万円となりました。これは連結子会社である㈱リーガロイヤルホテル小倉の建物の賃貸借における敷金の一部返還に伴い、現金及び預金が1,854百万円増加したこと等によります。固定資産は同2,733百万円減少して56,300百万円となりました。これは(1)経営成績に記載のとおり、資産除去債務を取り崩したこと等により有形固定資産が1,796百万円減少したことに加え、敷金の一部返還に伴い、投資その他の資産の差入保証金が1,133百万円減少したこと等によります。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,493百万円減少し、45,355百万円となりました。これは資産除去債務が2,024百万円取り崩し等により減少したことに加え、借入金が、返済により1,615百万円減少したこと等によります。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ2,984百万円増加し、19,343百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上等によります。これにより自己資本比率は前連結会計年度末の24.7%から29.8%となり、ROEは16.3%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当社グループホテルは、事業活動のための適切な資金確保及び健全な財政状況を目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出とシンジケートローンの組成により長期安定資金の確保に取り組んでおります。
また、当社グループホテルの成長を維持するために必要な運転資金及び設備投資は、主に手元資金と営業キャッシュ・フローに加え、金融機関からの借入などにより調達しております。資金計画につきましては、基本的に営業活動により得られた資金を有効活用し、設備投資に充当することや有利子負債の削減を図ることとしております。
当社グループのキャッシュ・フロー指標は次のとおりであります。
回次第89期第90期第91期第92期第93期
決算年月2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期
自己資本比率(%)25.116.821.124.729.8
時価ベースの自己資本比率(%)46.034.432.829.828.5
債務償還年数(年)2.7995.27.49.58.0
インタレスト・
カバレッジ・レシオ
(倍)12.60.111.812.614.6

(注) 1.自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
2.2016年3月期の債務償還年数の増加は、訴訟損失引当金の減少等により営業キャッシュ・フローが大きく減少したことによるものであります。
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び投資活動による資金が増加したため、前連結会計年度末と比べ1,854百万円増加し、4,589百万円となりました。
当連結会計年度の営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ410百万円増加し、3,790百万円となりました。これは主に前連結会計年度は未収入金の増加が61百万円であったのに対して、当連結会計年度は未収入金の減少が490百万円であったこと等によるものです。
当連結会計年度の投資活動により得られた資金は、160百万円(前連結会計年度は1,765百万円の資金の使用)となりました。これは主に長期差入保証金返還による収入1,132百万円があったことなどによるものです。
当連結会計年度の財務活動により使用した資金は、前連結会計年度に比べ219百万円減少し、2,096百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出が255百万円減少したことなどによるものです。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。