四半期報告書-第96期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 15:40
【資料】
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【項目】
38項目
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。この結果、前第3四半期連結累計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において、増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
なお、収益認識会計基準の適用が財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更等)」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が断続的に発出され、経済活動が制限される等厳しい状況が続きました。ワクチン接種の進展等による感染者数の減少を受け、社会・経済活動の正常化に向けた動きが見られたものの、新たな変異株が発生し、依然として先行き不透明な状況が続いております。
ホテル業界におきましては、行政からの外出の自粛要請や酒類提供・イベントの制限、営業時間短縮等の要請が断続的に続いたことなどにより、引き続き極めて厳しい経営環境となりました。
こうした環境のもと、当社グループは営業活動にあたってはお客様と従業員の安全安心を第一に考えた上で、ホテルビジネスの再構築と経費コントロールに取り組んでまいりました。
ホテルビジネスの再構築については、利益率増大を目指せる分野の深化とアフターコロナにおいて成長が望める分野の探索に取り組みました。利益率増大を目指せる分野の深化として、顧客ニーズの変化に合わせ、グランドホテルの特性を前面に出した新しいプランやサービスを展開してまいりました。具体的には、ソムリエによるワインのオンラインストアサービスを開始したほか、オンラインショップをリニューアルいたしました。発信力の強化に加え、商品のラインアップを充実しより使いやすくするため、構成・デザインを刷新いたしました。また、長期滞在型宿泊プラン「Home Hotel」等の販売やビアサーバー付き宿泊プラン等の「おこもりプラン」を拡充し、多様なホテルステイのご提案を行いました。
そして、8月からは新会員サービス「リーガメンバーズ」のスマートフォン向けアプリの提供を開始いたしました。ホテルの宿泊・レストランの予約が簡単にできるほか、クーポン、特別宿泊プラン、レストラン特別メニューなどのキャンペーン情報を定期的に受け取って頂けます。さらに、リーガロイヤルホテル(大阪)ではインスタグラム動画投稿「Professional Files」を開始し、ホテルのプロフェッショナルを紹介する動画をシリーズ投稿いたしております。加えて、グループホテルではLINE公式アカウントを開設する等、SNSを活用した情報発信の多様化に努めました。
設備投資については、高価格帯の客室を中心に顧客満足度向上に資するものを厳選し実施いたしました。8月にリーガロイヤルホテル(大阪)において、エグゼクティブフロア「ザ・プレジデンシャルタワーズ」の客室の一部改装を行いました。今回の改装では「モダンクラシック」をコンセプトとし、グレーを基調にコーポレートカラーのグリーンを取り入れたカラースキームで、格式ある落ち着いたデザインに設計し、「安らぎとくつろぎ」を重視した格調高い空間に仕上げ、快適性を向上させました。また、会員制フィットネスクラブ「ロイヤルヘルスクラブ」のスイミングプールを改装し、プールエリア全体をゆったりとリラックスいただける落ち着いた空間へとリニューアルいたしました。
アフターコロナにおいて成長が望める分野の探索については、テナントとしてアパレル・宝飾を中心とした小売業の事業者に多く入居いただいておりましたが、新たにリハビリ事業を行う医療関係事業者を誘致し、コラボレーションによる宿泊プランを打ち出すなど、ホテルとの親和性の高い事業者との提携を推進しました。また、DXやSDGsの推進の一環としてIT企業との相互出向による人材交流や新しい発想を持つベンチャー企業との提携による共同商品の開発をスタートさせました。
経費コントロール面では、生産性・業務効率の向上のため、接客部門だけでなく管理部門を含めた相互サポート体制構築に向けてトレーニングを重ね、多役化を推進し、人件費削減に取り組みました。加えて、業務のシステム化に取り組み、ペーパーレス化、権限の見直し等も実施いたしました。
このように足元の業況を踏まえた施策とともにコロナ後を見据えた施策に取り組み収益の改善に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、客室・宴会部門が前年実績を上回ったことなどにより、12,143百万円(前年同期は11,879百万円)となりました。
損益面では、営業損失6,020百万円(前年同期は営業損失7,249百万円)、経常損失2,945百万円(前年同期は経常損失5,310百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は3,102百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失7,721百万円)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
(部門別売上実績)
部門当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年12月31日)
金額(百万円)
客室3,176
宴会3,375
食堂2,618
その他2,972
合計12,143

(注) 受注生産は行っておりません。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ895百万円減少し60,971百万円となりました。
内訳では流動資産が同535百万円減少し6,724百万円となりました。これは売掛金が811百万円増加したものの、営業損失計上等に伴い、現金及び預金が1,151百万円減少したこと等によります。固定資産は同360百万円減少し54,246百万円となりました。これは減価償却等により有形固定資産が454百万円減少したこと等によります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,133百万円増加し53,104百万円となりました。これは納税猶予分の一部を当第3四半期連結累計期間に支払ったこと等に伴い、未払金が1,633百万円減少したものの、借入金が3,013百万円増加したこと等によります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ3,029百万円減少し7,866百万円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等によります。これにより自己資本比率は、前連結会計年度末の17.6%から12.9%になりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループホテルは、事業活動のための適切な資金確保及び健全な財政状況を目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出とシンジケートローンの組成により長期安定資金の確保に取り組んでおります。
また、当社グループホテルの成長を維持するために必要な運転資金及び設備投資は、主に手元資金と営業キャッシュ・フローに加え、金融機関からの借入などにより調達しております。
資金計画につきましては、基本的に営業活動により得られた資金を有効活用し、設備投資に充当することや有利子負債の削減を図り、金融機関からの借入によって安定資金を確保しております。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
特記事項はありません。

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