四半期報告書-第150期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、「キャッシュ・フローの状況の分析」については記載しておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、政府主導による各種キャンペーン等を背景に経済活動の活性化・景況の回復を目指したものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、経済環境は依然として厳しい状況が続いております。このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、映画事業部門は、2020年4月および5月の臨時休業をはじめ、営業再開後も新型コロナウイルス感染症の各種拡大防止策を講じながら営業活動を行ってまいりましたが、経営環境は依然として厳しく、営業損失を計上することとなりました。不動産事業部門は、新型コロナウイルス感染症拡大に係る入居テナントの経営環境の変化が懸念されたものの、ほぼ前年同期並みの営業成績を確保することが出来ました。自動車教習事業部門は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら営業活動を続けておりますが、自動車運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られず、営業成績は堅調に推移いたしました。また、特別利益として「新型コロナウイルス感染症による雇用調整助成金等」3千万円、特別損失として「臨時休業による損失」5千4百万円を計上し、その結果、全体として売上高は9億9百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益は5千万円(前年同期比1,653.2%増)、経常利益は6千1百万円(前年同期比101.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1千6百万円(前年同期比33.2%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント情報ごとの業績の状況は以下の通りであります。
(「生産、受注及び販売の状況」については、当社は映画興行や不動産賃貸業を中心に業態を形成しており、受注・販売形式の営業活動は行っておりません。販売の状況については、下記に示したセグメント情報ごとの業績の状況をご参照ください。)
(映画事業部門)
「武蔵野館」では、『佐々木、イン、マイマイン』『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』等、また「シネマカリテ」では、『メイキング・オブ・モータウン』『タイトル、拒絶』等の話題作を上映いたしました。当第3四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、両劇場を一定期間臨時休業し、その後も業界団体のガイドラインや政府・自治体の方針を遵守し営業活動を行ってまいりましたが、映画興行成績は厳しいものとなりました。映画配給関連事業につきましては、地方都市を中心に、当社連結子会社による自社買付配給作品の香港映画『淪落の人』の配給や映画関連イベントへの作品提供を行いました。その結果、部門全体の売上高は2億2千3百万円(前年同期比47.2%減)、セグメント損失は、4千9百万円(前年同期は3千1百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産事業部門)
賃貸部門におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が入居テナントの経営環境に影響を与えることで、主要テナントビルの収益基盤の維持が懸念されるものの、当第3四半期連結累計期間におきましても、前年同期並みの収益を確保することが出来ました。販売部門におきましては、業界のネットワークを通じて市況の把握に努めることに止めており、具体的な営業活動の成果はありませんでした。その結果、部門全体の売上高は4億2千9百万円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益は2億5千8百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
(自動車教習事業部門)
新型コロナウイルス感染症の拡大により一定期間臨時休業するなど、長期間にわたり厳しい経営環境となることが懸念されましたが、大学生等の普通自動車運転免許取得需要があり、大型自動車、特殊自動車免許等、普通自動車免許以外の運転免許取得需要も落ち込みは見られず、営業成績は概ね堅調に推移いたしました。その結果、部門全体の売上高は2億2千1百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益は販売費及び一般管理費の減少等により5千8百万円(前年同期比91.0%増)となりました。
(商事事業部門)
東京都目黒区において経営委託している飲食店は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席数の制限を行う等、お客様に安心してご来店いただけるよう各種感染防止対策を行いながら営業成績の維持に努めてまいりましたが、同感染症の再拡大により消費マインドは回復するに至らず、営業成績は前年同期を下回りました。その結果、部門全体の売上高は3千1百万円(前年同期比43.5%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比11.7%減)となりました。
(その他)
主としてマクミラン・アリスの版権手数料や自販機手数料でありますが、部門全体の売上高は3百万円(前年同期比39.8%減)、セグメント利益は2百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
※ スポーツ・レジャー事業部門は営業中止中であります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却による有形固定資産の減少があったものの、金融機関よりの借入金により現金及び預金が増加し、前連結会計年度末に比べ、1億2百万円増の63億4千9百万円となりました。
負債合計は、テナントビルの設備更新に係る未払債務の減少があったものの、新型コロナウイルス対策資金としての長期借入金の増加があったことなどから、前連結会計年度末に比べ8千4百万円増の26億3千万円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が増加し、前連結会計年度末に比べ1千7百万円増の37億1千8百万円となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい変動はありません。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の状況に著しい変動はありません。
(8)経営者の問題認識と今後の方針について
主力事業である映画事業をはじめ、基幹事業による営業利益を長期継続的に確保し、復配を実現することが当社グループの課題であります。当第3四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、当社映画館は一定期間臨時休業し、営業再開後も一時期、販売座席数を通常の2分の1にするなどの各種感染症拡大防止対策を取りながら営業を行ってまいりましたが、連結営業成績は厳しいものとなりました。新型コロナウイルス感染症の収束時期を見通すことは引き続き困難であり、映画事業をはじめとした基幹事業の収益による安定的な内部留保の積み上げを実現するには、依然として厳しい経営環境が続くものと考えております。
そのため今後も、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をしっかりと取りながら、情報の収集や経費の節減、また資金の確保に充分に配慮し、あらためて、営業利益による自己資本の充実と将来の利益配分に向けて、映画興行を中心とした従来の映画事業の在り方に捉われずに、映画の自社買付配給等、新たなビジネス・コンテンツの開発にも取り組むことで多面的な映画事業コンテンツの構築を目指すとともに、不動産事業、自動車教習事業におきましても、新たな経営環境への対応を進め、グループの収益力の強化と復配に向け、経営の全力を傾注してまいります。
具体的には、映画事業におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、従業員の検温やマスクの着用、座席等の消毒や抗菌施工、サーマルカメラの導入、充分な換気等の各種安全対策を行ったうえで、安心して映画をご覧いただける環境作りを心掛けてまいります。また、2020年6月に「武蔵野館」が100周年を迎えたことによる記念上映・記念企画につきましては、2021年1月に、三船敏郎作品を特集した上映を行い好評を博したほか、今後も新たな企画を検討しております。さらには、お客様のニーズを把握するために業界の情報・動向を把握し、当社が所有する東京都新宿地区5スクリーンの連携により、良作・話題作に富んだ魅力的な番組編成を行い、SNS等を活用した情報発信や、「武蔵野館」100周年記念グッズ等の映画関連グッズの販売を行うインターネット通販サイトを立ち上げるなど、新型コロナウイルス感染症予防に細心の注意を払いながら営業活動に注力し、業績の回復に努めてまいります。映画の自社買付配給につきましては、当第3四半期連結累計期間におきましても、引き続き、香港映画『淪落の人』を地方の映画館を中心に配給し、好評を博しております。今後も映画の規模や品質、収益性等のバランスを考慮し、より良い映画を買い付け公開していくことで映画興行との相乗効果をはかってまいります。
不動産事業におきましては不動産賃貸事業が主軸でありますが、今後は、主要テナントビルの老朽化等による大規模修繕・減価償却費の増加もより顕著になってくることが予想されます。加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大がテナントビル経営に及ぼす影響を把握するため、入居テナントと連絡を密に取りながら、安定的な賃貸収入の確保に向けて、経営環境の変化に注意を払っていく必要があるものと認識しております。今後も、関連業者や同業者と情報交換を行い、テナントビルの大規模修繕等に係る資金繰計画を随時見直し、また賃貸市況の動向に気を配りながらプロパティ・マネジメントを行っていくことで、引き続き安定した収益の確保をはかってまいります。
自動車教習事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による教習生の減少が懸念される中、当第3四半期連結累計期間においては運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られなかったものの、将来の少子化や若年層の運転免許離れ、また近隣の自動車教習所との競合といった厳しい経営環境が今後の業績に影響を及ぼすものと認識しております。そのような経営環境の中、主力である普通自動車運転免許以外にも、準中型自動車や大型自動車、大型特殊自動車、大型二輪、さらには高齢者教習など、多様な教習コンテンツの充実に力を入れ、また、より通い易い自動車教習所とするためにきめ細かな送迎ルートの確保し、収益の維持に努めてまいります。引き続き、新型コロナウイルス感染症予防対策にもしっかりと取り組みながら、地域との結び付きを大切に、より信頼される自動車教習所を目指してまいります。
商事事業におきましては、東京都目黒区にて経営委託している飲食店「ピーターラビット ガーデンカフェ」の営業成績が収益の中心となっておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大により飲食店経営が大きな影響を受ける中、今後も経営委託先と情報を共有し、季節ごとのオリジナルメニューやキャラクターグッズ販売等による収益源の強化に取り組むなど、新型コロナウイルス感染症に係る政府や自治体の方針を遵守しながら、経営環境の変化に対応できる店舗作りを目指してまいります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、「キャッシュ・フローの状況の分析」については記載しておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、政府主導による各種キャンペーン等を背景に経済活動の活性化・景況の回復を目指したものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、経済環境は依然として厳しい状況が続いております。このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、映画事業部門は、2020年4月および5月の臨時休業をはじめ、営業再開後も新型コロナウイルス感染症の各種拡大防止策を講じながら営業活動を行ってまいりましたが、経営環境は依然として厳しく、営業損失を計上することとなりました。不動産事業部門は、新型コロナウイルス感染症拡大に係る入居テナントの経営環境の変化が懸念されたものの、ほぼ前年同期並みの営業成績を確保することが出来ました。自動車教習事業部門は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら営業活動を続けておりますが、自動車運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られず、営業成績は堅調に推移いたしました。また、特別利益として「新型コロナウイルス感染症による雇用調整助成金等」3千万円、特別損失として「臨時休業による損失」5千4百万円を計上し、その結果、全体として売上高は9億9百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益は5千万円(前年同期比1,653.2%増)、経常利益は6千1百万円(前年同期比101.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1千6百万円(前年同期比33.2%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント情報ごとの業績の状況は以下の通りであります。
(「生産、受注及び販売の状況」については、当社は映画興行や不動産賃貸業を中心に業態を形成しており、受注・販売形式の営業活動は行っておりません。販売の状況については、下記に示したセグメント情報ごとの業績の状況をご参照ください。)
(映画事業部門)
「武蔵野館」では、『佐々木、イン、マイマイン』『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』等、また「シネマカリテ」では、『メイキング・オブ・モータウン』『タイトル、拒絶』等の話題作を上映いたしました。当第3四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、両劇場を一定期間臨時休業し、その後も業界団体のガイドラインや政府・自治体の方針を遵守し営業活動を行ってまいりましたが、映画興行成績は厳しいものとなりました。映画配給関連事業につきましては、地方都市を中心に、当社連結子会社による自社買付配給作品の香港映画『淪落の人』の配給や映画関連イベントへの作品提供を行いました。その結果、部門全体の売上高は2億2千3百万円(前年同期比47.2%減)、セグメント損失は、4千9百万円(前年同期は3千1百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産事業部門)
賃貸部門におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が入居テナントの経営環境に影響を与えることで、主要テナントビルの収益基盤の維持が懸念されるものの、当第3四半期連結累計期間におきましても、前年同期並みの収益を確保することが出来ました。販売部門におきましては、業界のネットワークを通じて市況の把握に努めることに止めており、具体的な営業活動の成果はありませんでした。その結果、部門全体の売上高は4億2千9百万円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益は2億5千8百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
(自動車教習事業部門)
新型コロナウイルス感染症の拡大により一定期間臨時休業するなど、長期間にわたり厳しい経営環境となることが懸念されましたが、大学生等の普通自動車運転免許取得需要があり、大型自動車、特殊自動車免許等、普通自動車免許以外の運転免許取得需要も落ち込みは見られず、営業成績は概ね堅調に推移いたしました。その結果、部門全体の売上高は2億2千1百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益は販売費及び一般管理費の減少等により5千8百万円(前年同期比91.0%増)となりました。
(商事事業部門)
東京都目黒区において経営委託している飲食店は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席数の制限を行う等、お客様に安心してご来店いただけるよう各種感染防止対策を行いながら営業成績の維持に努めてまいりましたが、同感染症の再拡大により消費マインドは回復するに至らず、営業成績は前年同期を下回りました。その結果、部門全体の売上高は3千1百万円(前年同期比43.5%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比11.7%減)となりました。
(その他)
主としてマクミラン・アリスの版権手数料や自販機手数料でありますが、部門全体の売上高は3百万円(前年同期比39.8%減)、セグメント利益は2百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
※ スポーツ・レジャー事業部門は営業中止中であります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、減価償却による有形固定資産の減少があったものの、金融機関よりの借入金により現金及び預金が増加し、前連結会計年度末に比べ、1億2百万円増の63億4千9百万円となりました。
負債合計は、テナントビルの設備更新に係る未払債務の減少があったものの、新型コロナウイルス対策資金としての長期借入金の増加があったことなどから、前連結会計年度末に比べ8千4百万円増の26億3千万円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が増加し、前連結会計年度末に比べ1千7百万円増の37億1千8百万円となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数に著しい変動はありません。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の状況に著しい変動はありません。
(8)経営者の問題認識と今後の方針について
主力事業である映画事業をはじめ、基幹事業による営業利益を長期継続的に確保し、復配を実現することが当社グループの課題であります。当第3四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、当社映画館は一定期間臨時休業し、営業再開後も一時期、販売座席数を通常の2分の1にするなどの各種感染症拡大防止対策を取りながら営業を行ってまいりましたが、連結営業成績は厳しいものとなりました。新型コロナウイルス感染症の収束時期を見通すことは引き続き困難であり、映画事業をはじめとした基幹事業の収益による安定的な内部留保の積み上げを実現するには、依然として厳しい経営環境が続くものと考えております。
そのため今後も、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をしっかりと取りながら、情報の収集や経費の節減、また資金の確保に充分に配慮し、あらためて、営業利益による自己資本の充実と将来の利益配分に向けて、映画興行を中心とした従来の映画事業の在り方に捉われずに、映画の自社買付配給等、新たなビジネス・コンテンツの開発にも取り組むことで多面的な映画事業コンテンツの構築を目指すとともに、不動産事業、自動車教習事業におきましても、新たな経営環境への対応を進め、グループの収益力の強化と復配に向け、経営の全力を傾注してまいります。
具体的には、映画事業におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、従業員の検温やマスクの着用、座席等の消毒や抗菌施工、サーマルカメラの導入、充分な換気等の各種安全対策を行ったうえで、安心して映画をご覧いただける環境作りを心掛けてまいります。また、2020年6月に「武蔵野館」が100周年を迎えたことによる記念上映・記念企画につきましては、2021年1月に、三船敏郎作品を特集した上映を行い好評を博したほか、今後も新たな企画を検討しております。さらには、お客様のニーズを把握するために業界の情報・動向を把握し、当社が所有する東京都新宿地区5スクリーンの連携により、良作・話題作に富んだ魅力的な番組編成を行い、SNS等を活用した情報発信や、「武蔵野館」100周年記念グッズ等の映画関連グッズの販売を行うインターネット通販サイトを立ち上げるなど、新型コロナウイルス感染症予防に細心の注意を払いながら営業活動に注力し、業績の回復に努めてまいります。映画の自社買付配給につきましては、当第3四半期連結累計期間におきましても、引き続き、香港映画『淪落の人』を地方の映画館を中心に配給し、好評を博しております。今後も映画の規模や品質、収益性等のバランスを考慮し、より良い映画を買い付け公開していくことで映画興行との相乗効果をはかってまいります。
不動産事業におきましては不動産賃貸事業が主軸でありますが、今後は、主要テナントビルの老朽化等による大規模修繕・減価償却費の増加もより顕著になってくることが予想されます。加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大がテナントビル経営に及ぼす影響を把握するため、入居テナントと連絡を密に取りながら、安定的な賃貸収入の確保に向けて、経営環境の変化に注意を払っていく必要があるものと認識しております。今後も、関連業者や同業者と情報交換を行い、テナントビルの大規模修繕等に係る資金繰計画を随時見直し、また賃貸市況の動向に気を配りながらプロパティ・マネジメントを行っていくことで、引き続き安定した収益の確保をはかってまいります。
自動車教習事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による教習生の減少が懸念される中、当第3四半期連結累計期間においては運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られなかったものの、将来の少子化や若年層の運転免許離れ、また近隣の自動車教習所との競合といった厳しい経営環境が今後の業績に影響を及ぼすものと認識しております。そのような経営環境の中、主力である普通自動車運転免許以外にも、準中型自動車や大型自動車、大型特殊自動車、大型二輪、さらには高齢者教習など、多様な教習コンテンツの充実に力を入れ、また、より通い易い自動車教習所とするためにきめ細かな送迎ルートの確保し、収益の維持に努めてまいります。引き続き、新型コロナウイルス感染症予防対策にもしっかりと取り組みながら、地域との結び付きを大切に、より信頼される自動車教習所を目指してまいります。
商事事業におきましては、東京都目黒区にて経営委託している飲食店「ピーターラビット ガーデンカフェ」の営業成績が収益の中心となっておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大により飲食店経営が大きな影響を受ける中、今後も経営委託先と情報を共有し、季節ごとのオリジナルメニューやキャラクターグッズ販売等による収益源の強化に取り組むなど、新型コロナウイルス感染症に係る政府や自治体の方針を遵守しながら、経営環境の変化に対応できる店舗作りを目指してまいります。