有価証券報告書-第59期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
経営成績等の概要
(1)経営成績
当社の59期におけるわが国の当社を取り巻く環境は、明るい兆しも感じられるが、実体経済としてはまだまだ厳しい状況が続いている。国内においては安倍首相が9月の自民党総裁選において3選を決めて安定した政権運営を可能にし、いわゆる政治的には一強体制を維持しているが、経済に目を転じると日銀による金融緩和も限界にきており、実質賃金の上昇も緩やかであり景気回復の兆しは感じられない。また年末に向け株価が急落し、2018年の年末の終値は7年ぶりに大きく下落した。一方、国外に目を向けると各地でのテロは収まる気配もなく、「アメリカファースト」という孤立主義傾向をますます強めるアメリカのトランプ政権も、政権の中枢を支える人事に混乱も起き、重要ポストの更迭や辞任もたびたび起き政権内部の争いが表ざたになって来ており先行きの不透明感が増している。また、米中間の貿易戦争の可能性が高まり、米ロ関係も安全保障面においての緊張が増している。また昨年発足した韓国の文政権は極めて北朝鮮に融和的な政権であり、日本に対しての強硬姿勢が際立ってきていることも東アジアの安定に暗い影を落としている。中部地区はトヨタ自動車の利益の安定した伸びによりまだまだ堅調ではあるが、それがゴルフ場入場者増に繋がるには時間が必要と考える。今年は春先から厳しい暑さの日も多く、大阪や北海道の震災による被害や7月には豪雨により関西地方で大きな被害が起きた。また、夏は酷暑となり9月には大型の台風が2度日本列島中部に上陸するなど、プレーヤーの来場意欲が削がれることも多くあった。このような自然の災害によるコースへの被害の復旧作業や、朽化した施設・機器の補修・入替え等に資産の投入を余儀なくされ収益性の改善には厳しい環境が続いており、第59期決算においては、売上高372,936千円、営業損失23,228千円となり前年度を大きく下回る結果となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末より64,851千円減少し(前年同期間より153,122千円支出が増加)その期末残高は、114,543千円であった。
これは、税引前当期純損失が15,630千円と前期より11,424千円損失が増加した結果、営業活動により支出が7,848千円増加し、投資活動による支出が前期より143,992千円増加したことによる。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、営業活動により8,488千円の資金の支出となり、前期より7,848千円支出が増加した。これは、税引前当期純損失の増加等が主な要因である。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、投資活動により52,443千円の支出となり、前期より143,992千円支出が増加した。これは、有形固定資産の取得による支出が48,642千円あったこと、及び投資有価証券の取得による支出が104,101千円あったことが主な要因である。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、財務活動により3,918千円の支出となり、前期より1,281千円支出が増加した。これは、リース債務の返済が増加したことが主な要因である。
営業の実績
(1)営業実績
(注) 本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
前年同期との比較は下記の通りである。
各部門営業収入
(2)入場人員及び収入実績
① ゴルフ場部門
(注) 現在設備における一日収容可能総入場人員350名
② 旅行業部門
(3)動力の消費実績
電力関係
(4)料金の状況
ゴルフ場
経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
貸借対照表について、流動資産は、前期末に比べて68,700千円減少している。これは、主に現金及び預金が35,148千円増加し、預け金が100,000千円減少したことが主な要因である。
固定資産は、前期末に比べて20,611千円増加している。これは、減価償却29,076千円の実施、有形固定資産の取得48,642千円が主な要因である。
負債合計は、前期末に比べて29,387千円減少している。これは入会保証金が24,200千円減少したことが主な要因である。
また、純資産の部合計は、前期末に比べて18,702千円減少しているが、これは当期純損失を16,173千円計上したことが主な要因である。
次に、損益計算書については、ゴルフ部門は来場者数が前期40,138名から当期39,851名と減少に転じた。内容は、メンバーが前期7,136名から当期6,993名と143名減少し、ビジターは前期33,002名から当期32,858名と144名減少した。これは夏場の豪雨、酷暑、台風が大きく影響している。このため売上高が前期に比べ16,619千円減少したことに対して、売上原価は326千円増加、一般管理費は449千円減少した結果、営業損失23,228千円となり、前期に比べて16,495千円損失が増加した。
なお、キャッシュ・フローの状況については、第2[事業の状況]、1[経営成績等の概要]、(2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりである。
当社の運転資金需要のうち主なものは、売上原価及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要は、経年劣化した設備やコースコンディションの改善を目的とするものである。当社は創立以来、無借金経営を続けており、正味運転資産は大きくプラスである。今後も無借金経営を基本方針としている。
(1)経営成績
当社の59期におけるわが国の当社を取り巻く環境は、明るい兆しも感じられるが、実体経済としてはまだまだ厳しい状況が続いている。国内においては安倍首相が9月の自民党総裁選において3選を決めて安定した政権運営を可能にし、いわゆる政治的には一強体制を維持しているが、経済に目を転じると日銀による金融緩和も限界にきており、実質賃金の上昇も緩やかであり景気回復の兆しは感じられない。また年末に向け株価が急落し、2018年の年末の終値は7年ぶりに大きく下落した。一方、国外に目を向けると各地でのテロは収まる気配もなく、「アメリカファースト」という孤立主義傾向をますます強めるアメリカのトランプ政権も、政権の中枢を支える人事に混乱も起き、重要ポストの更迭や辞任もたびたび起き政権内部の争いが表ざたになって来ており先行きの不透明感が増している。また、米中間の貿易戦争の可能性が高まり、米ロ関係も安全保障面においての緊張が増している。また昨年発足した韓国の文政権は極めて北朝鮮に融和的な政権であり、日本に対しての強硬姿勢が際立ってきていることも東アジアの安定に暗い影を落としている。中部地区はトヨタ自動車の利益の安定した伸びによりまだまだ堅調ではあるが、それがゴルフ場入場者増に繋がるには時間が必要と考える。今年は春先から厳しい暑さの日も多く、大阪や北海道の震災による被害や7月には豪雨により関西地方で大きな被害が起きた。また、夏は酷暑となり9月には大型の台風が2度日本列島中部に上陸するなど、プレーヤーの来場意欲が削がれることも多くあった。このような自然の災害によるコースへの被害の復旧作業や、朽化した施設・機器の補修・入替え等に資産の投入を余儀なくされ収益性の改善には厳しい環境が続いており、第59期決算においては、売上高372,936千円、営業損失23,228千円となり前年度を大きく下回る結果となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末より64,851千円減少し(前年同期間より153,122千円支出が増加)その期末残高は、114,543千円であった。
これは、税引前当期純損失が15,630千円と前期より11,424千円損失が増加した結果、営業活動により支出が7,848千円増加し、投資活動による支出が前期より143,992千円増加したことによる。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、営業活動により8,488千円の資金の支出となり、前期より7,848千円支出が増加した。これは、税引前当期純損失の増加等が主な要因である。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、投資活動により52,443千円の支出となり、前期より143,992千円支出が増加した。これは、有形固定資産の取得による支出が48,642千円あったこと、及び投資有価証券の取得による支出が104,101千円あったことが主な要因である。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、財務活動により3,918千円の支出となり、前期より1,281千円支出が増加した。これは、リース債務の返済が増加したことが主な要因である。
営業の実績
(1)営業実績
(注) 本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
前年同期との比較は下記の通りである。
各部門営業収入
| 区分 | 第58期 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第59期 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | ||
| 収入(千円) | 構成比(%) | 収入(千円) | 構成比(%) | |
| ゴルフ場 | 388,846 | 99.8 | 372,476 | 99.9 |
| 旅行業 | 708 | 0.2 | 460 | 0.1 |
| 合計 | 389,555 | 100.0 | 372,936 | 100.0 |
(2)入場人員及び収入実績
① ゴルフ場部門
| 区分 | 第58期 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第59期 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | ||
| 入場人員(人) | 金額(千円) | 入場人員(人) | 金額(千円) | |
| 主営業収入 | ||||
| グリーンフィー | 7,136 | 12,521 | 6,993 | 11,354 |
| ビジターフィー | 33,002 | 165,593 | 32,858 | 161,737 |
| 小計 | 40,138 | 178,114 | 39,851 | 173,091 |
| その他の営業収入 | ||||
| キャディーフィー | 5,080 | 1,177 | ||
| カート使用料 | 58,521 | 58,383 | ||
| ロッカーフィー | 11,547 | 11,363 | ||
| 年会費収入 | 27,056 | 26,408 | ||
| 手数料収入 | 6,079 | 2,222 | ||
| その他の営業収入 | 10,412 | 9,563 | ||
| 小計 | 118,696 | 109,116 | ||
| 食堂売店収入 | ||||
| 食堂売店売上 | 88,409 | 85,902 | ||
| 委託商品売上 | 3,625 | 4,362 | ||
| 小計 | 92,035 | 90,264 | ||
| 合計 | 388,846 | 372,476 | ||
| 営業日数(日) | 352 | 348 | ||
(注) 現在設備における一日収容可能総入場人員350名
② 旅行業部門
| 区分 | 第58期 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第59期 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) |
| 金額(千円) | 金額(千円) | |
| その他 | 708 | 460 |
| 合計 | 708 | 460 |
(3)動力の消費実績
電力関係
| 区分 | 第58期 (自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日) | 第59期 (自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日) | ||
| 使用量(KWH) | 金額(千円) | 使用量(KWH) | 金額(千円) | |
| 動力使用量 | 439,284 | 8,999 | 418,431 | 8,960 |
(4)料金の状況
ゴルフ場
| 区分 | 料金 | 内容 |
| グリーンフィー | 1,500円 | 入場者に対する入場料金 |
| ビジターフィー | 平日 5,200円 | 会員以外のものに対する入場料金 |
| 土曜日 12,200円 | ||
| 日曜祝日 12,200円 | ||
| キャディフィー | 2,500円 | |
| ロッカーフィー | 300円 | ただしメンバーは無料 |
| 年会費 | 25,000円 | 正会員に対する会費年額 その他 平日会員 15,000円 |
| 家族会員 25,000円 | ||
| 法人会員 25,000円 | ||
| 特別法人 84,000円 | ||
| 季節会員 8,000円 | ||
| 手数料 | 650,000円 | 正会員に対する名義書換手数料 その他 二親等 220,000円 |
| 平日会員・季節会員 320,000円 |
経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
貸借対照表について、流動資産は、前期末に比べて68,700千円減少している。これは、主に現金及び預金が35,148千円増加し、預け金が100,000千円減少したことが主な要因である。
固定資産は、前期末に比べて20,611千円増加している。これは、減価償却29,076千円の実施、有形固定資産の取得48,642千円が主な要因である。
負債合計は、前期末に比べて29,387千円減少している。これは入会保証金が24,200千円減少したことが主な要因である。
また、純資産の部合計は、前期末に比べて18,702千円減少しているが、これは当期純損失を16,173千円計上したことが主な要因である。
次に、損益計算書については、ゴルフ部門は来場者数が前期40,138名から当期39,851名と減少に転じた。内容は、メンバーが前期7,136名から当期6,993名と143名減少し、ビジターは前期33,002名から当期32,858名と144名減少した。これは夏場の豪雨、酷暑、台風が大きく影響している。このため売上高が前期に比べ16,619千円減少したことに対して、売上原価は326千円増加、一般管理費は449千円減少した結果、営業損失23,228千円となり、前期に比べて16,495千円損失が増加した。
なお、キャッシュ・フローの状況については、第2[事業の状況]、1[経営成績等の概要]、(2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりである。
当社の運転資金需要のうち主なものは、売上原価及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要は、経年劣化した設備やコースコンディションの改善を目的とするものである。当社は創立以来、無借金経営を続けており、正味運転資産は大きくプラスである。今後も無借金経営を基本方針としている。