有価証券報告書-第62期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等という」)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社の62期における当社を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症禍において、度重なる緊急事態宣言等に伴う行動抑制により、経済動向は停滞し、企業収益や個人消費が急激に落ち込み、新型コロナウイルス感染症拡大の収束に向けて国内でもワクチン接種が開始されましたが、経済回復には数年単位要すると言われております。ゴルフ業界におきましても、プレーヤーの高齢化やゴルフ場間の顧客獲得競争による低価格化等の状況の中、一方でゴルフは新型コロナウイルス感染症で「3密」を避けやすい屋外スポーツとして注目されております。当倶楽部におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響はコンペの自粛、酒類提供の禁止等の影響を受け、来場者、売上とも極めて厳しい状況で推移しました。このような状況の中で、昨年に続き9月に発生した記録的な豪雨により敷地内で大規模な斜面崩落が大小数ヶ所発生しました。この災害に伴う具体的な損害額及び復旧費用は特別損失として計上しております。62期においても社員一丸となって道経一体の理念のもと厳しい状況に取り組み、オープンコンペの開催や「開場60周年記念会員募集キャンペーン」を行いメンバー来場者数は昨年比2,846名増加しました。その結果、売上高は前期の359,932千円から367,136千円と7,203千円増加しました。売上原価は前期の327,368千円から322,465千円と4,902千円減少し、一般管理費は前期の44,602千円から46,106千円と1,504千円増加しました。営業損失は前期の12,037千円から1,435千円と10,602千円改善しました。特別損失は崩落改修工事を計上し46,843千円となり、当期純損益は前期の1,968千円から△38,461千円となりました。財政状態については積極的な設備投資を実施しておりますが、過去の設備投資による減価償却の影響や、資金の流出により資産合計は24,768千円減少しております。
②キャッシュ・フローの状況
当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末より37,740千円減少し、期末残高は59,929千円でありました。
これは、災害損失が46,843千円により前期より40,429千円損失が増加した結果、営業活動により資金が17,079千円減少し、投資活動により15,705千円支出したことによります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、営業活動により17,079千円の資金の減少となり、前期より48,756千円資金が減少しました。これは、税引前当期純利益の減少41,889千円が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、投資活動により15,705千円の支出となり、前期より2,902千円支出が減少しました。これは、有形固定資産の取得による支出が前期より3,030千円減少したことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、財務活動により4,956千円の支出となり、前期より2,199千円支出が増加しました。これは、リース債務の返済による支出が増加したことが主な要因であります。
③営業の実績
a.営業実績
(注) 本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示しております。
前年同期との比較は下記の通りであります。
(注) 旅行業は令和3年3月に廃業しております。
b.入場人員及び収入実績
① ゴルフ場部門
(注) 現在設備における一日収容可能総入場人員350名
② 旅行業部門
(注) 旅行業は令和3年3月に廃業しております。
c.料金の状況
ゴルフ場
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当該事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積もり
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積もりは、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に与える見積もりは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果はこれらの見積もりと異なる可能性があります。
②当該事業年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
a.財政状態の分析
(流動資産)
前年末に比べて、流動資産は38,577千円減少しております。これは主に現金及び預金が37,740千円減少していることが主な要因であります。
(固定資産)
前年末に比べて、固定資産は13,809千円増加しております。これは主にリース資産が18,606千円増加していることが主な要因であります。
(流動負債)
前年末に比べて、流動負債は15,654千円増加しております。これは主に未払金が22,745千円増加していることが主な要因であります。
(固定負債)
前年末に比べて、固定負債は1,447千円減少しております。これは主に会員預り金を19,550千円償還していることが主な要因であります。
(純資産)
前年末に比べて、純資産は38,974千円減少しております。これは繰越利益剰余金が38,461千円減少していることが要因であります。
b.経営成績の分析
(売上高)
ゴルフ部門の来場者数が前期46,864名から当期43,577名と減少しましたが、名義変更料収入により売上高は7,203千円増加し、売上高は367,136千円となりました。
(売上原価、売上総利益)
主にインターネットからの集客に関する手数料の減少及び賞与引当金繰入額の減少により、売上原価は4,902千円減少し、322,465千円となりました。その結果、売上総利益は12,106千円増加し、44,670千円となりました。
(販売費および一般管理費、営業損失)
主に支払手数料が増加しましたが、減資により外形標準課税が減少し、販売費及び一般管理費は1,504千円増加し、一般管理費は46,106千円となりました。その結果、営業損失は10,602千円減少し、1,435千円となりました。
(営業外損益、経常損失)
主に貸倒損失が4,001千円発生した結果、経常利益は8,041千円となりました。
(特別損益、当期純損失)
主に災害復旧費が46,843千円発生した結果、特別損失は46,843千円となり、当期純損失は38,461千円となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.経営成績等の状況に重要な影響を与える要因
「第2 事業の状況 2 事業のリスク」をご参照ください。
e.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金であり建物の維持管理及びコース維持管理に伴う肥料や車輛、機械のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としています。また必要に応じてリースの使用も検討しています。当社は創立以来、無借金経営を続けており、今後も無借金経営を基本方針としております。
③損益改善策
「目標とする経営指標」の達成状況は、売上高営業利益率は△0.4%となり目標は未達成となりました。又、来場者数は43,577人となり前年比7.0%減、計画比8.8%減で目標は未達成となりました。ゴルフ業界は、依然として厳しい経営環境にあります。この状況を改善すべく道経一体の理念のもと継続した安定収益基盤の確立を実現するため、固定費を見直し経費削減に努め、集客・増収に取り組んでいく所存であります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等という」)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当社の62期における当社を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症禍において、度重なる緊急事態宣言等に伴う行動抑制により、経済動向は停滞し、企業収益や個人消費が急激に落ち込み、新型コロナウイルス感染症拡大の収束に向けて国内でもワクチン接種が開始されましたが、経済回復には数年単位要すると言われております。ゴルフ業界におきましても、プレーヤーの高齢化やゴルフ場間の顧客獲得競争による低価格化等の状況の中、一方でゴルフは新型コロナウイルス感染症で「3密」を避けやすい屋外スポーツとして注目されております。当倶楽部におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響はコンペの自粛、酒類提供の禁止等の影響を受け、来場者、売上とも極めて厳しい状況で推移しました。このような状況の中で、昨年に続き9月に発生した記録的な豪雨により敷地内で大規模な斜面崩落が大小数ヶ所発生しました。この災害に伴う具体的な損害額及び復旧費用は特別損失として計上しております。62期においても社員一丸となって道経一体の理念のもと厳しい状況に取り組み、オープンコンペの開催や「開場60周年記念会員募集キャンペーン」を行いメンバー来場者数は昨年比2,846名増加しました。その結果、売上高は前期の359,932千円から367,136千円と7,203千円増加しました。売上原価は前期の327,368千円から322,465千円と4,902千円減少し、一般管理費は前期の44,602千円から46,106千円と1,504千円増加しました。営業損失は前期の12,037千円から1,435千円と10,602千円改善しました。特別損失は崩落改修工事を計上し46,843千円となり、当期純損益は前期の1,968千円から△38,461千円となりました。財政状態については積極的な設備投資を実施しておりますが、過去の設備投資による減価償却の影響や、資金の流出により資産合計は24,768千円減少しております。
②キャッシュ・フローの状況
当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末より37,740千円減少し、期末残高は59,929千円でありました。
これは、災害損失が46,843千円により前期より40,429千円損失が増加した結果、営業活動により資金が17,079千円減少し、投資活動により15,705千円支出したことによります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、営業活動により17,079千円の資金の減少となり、前期より48,756千円資金が減少しました。これは、税引前当期純利益の減少41,889千円が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、投資活動により15,705千円の支出となり、前期より2,902千円支出が減少しました。これは、有形固定資産の取得による支出が前期より3,030千円減少したことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当期は、財務活動により4,956千円の支出となり、前期より2,199千円支出が増加しました。これは、リース債務の返済による支出が増加したことが主な要因であります。
③営業の実績
a.営業実績
(注) 本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示しております。
前年同期との比較は下記の通りであります。
| 区分 | 第61期 (自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日) | 第62期 (自 令和3年1月1日 至 令和3年12月31日) | ||
| 収入(千円) | 構成比(%) | 収入(千円) | 構成比(%) | |
| ゴルフ場 | 359,530 | 99.9 | 367,136 | 100.0 |
| 旅行業 | 402 | 0.1 | - | - |
| ゴルフ場 | 359,932 | 100.0 | 367,136 | 100.0 |
(注) 旅行業は令和3年3月に廃業しております。
b.入場人員及び収入実績
① ゴルフ場部門
| 区分 | 第61期 (自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日) | 第62期 (自 令和3年1月1日 至 令和3年12月31日) | ||
| 入場人員(人) | 金額(千円) | 入場人員(人) | 金額(千円) | |
| 主営業収入 | ||||
| グリーンフィー | 7,115 | 11,840 | 9,961 | 17,762 |
| ビジターフィー | 39,749 | 148,400 | 33,616 | 131,915 |
| 小計 | 46,864 | 160,240 | 43,577 | 149,678 |
| その他の営業収入 | ||||
| キャディーフィー | 127 | 741 | ||
| カート使用料 | 68,887 | 72,109 | ||
| ロッカーフィー | 13,456 | 13,601 | ||
| 年会費収入 | 23,546 | 25,927 | ||
| 手数料収入 | 17,242 | 31,922 | ||
| その他の営業収入 | 12,056 | 13,077 | ||
| 小計 | 135,318 | 157,380 | ||
| 食堂売店収入 | ||||
| 食堂売店売上 | 63,971 | 60,078 | ||
| 小計 | 63,971 | 60,078 | ||
| 合計 | 359,530 | 367,136 | ||
| 営業日数(日) | 355 | 353 | ||
(注) 現在設備における一日収容可能総入場人員350名
② 旅行業部門
| 区分 | 第61期 (自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日) | 第62期 (自 令和3年1月1日 至 令和3年12月31日) |
| 金額(千円) | 金額(千円) | |
| その他 | 402 | - |
| 合計 | 402 | - |
(注) 旅行業は令和3年3月に廃業しております。
c.料金の状況
ゴルフ場
| 区分 | 料金 | 内容 |
| グリーンフィー | 1,819円 | 入場者に対する入場料金 |
| ビジターフィー | 平日 4,731円 | 会員以外のものに対する入場料金 |
| 土曜日 11,967円 | ||
| 日曜祝日 11,967円 | ||
| カートフィー | 1,500円 | |
| ロッカーフィー | 305円 | ただしメンバーは無料 |
| 年会費 | 25,000円 | 正会員に対する会費年額 その他 平日会員 15,000円 |
| 家族会員 25,000円 | ||
| 法人会員 25,000円 | ||
| 特別法人 84,000円 | ||
| 季節会員 8,000円 | ||
| 手数料 | 650,000円 | 正会員に対する名義書換手数料 その他 二親等 220,000円 |
| 平日会員・季節会員 320,000円 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当該事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積もり
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積もりは、合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に与える見積もりは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果はこれらの見積もりと異なる可能性があります。
②当該事業年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
a.財政状態の分析
(流動資産)
前年末に比べて、流動資産は38,577千円減少しております。これは主に現金及び預金が37,740千円減少していることが主な要因であります。
(固定資産)
前年末に比べて、固定資産は13,809千円増加しております。これは主にリース資産が18,606千円増加していることが主な要因であります。
(流動負債)
前年末に比べて、流動負債は15,654千円増加しております。これは主に未払金が22,745千円増加していることが主な要因であります。
(固定負債)
前年末に比べて、固定負債は1,447千円減少しております。これは主に会員預り金を19,550千円償還していることが主な要因であります。
(純資産)
前年末に比べて、純資産は38,974千円減少しております。これは繰越利益剰余金が38,461千円減少していることが要因であります。
b.経営成績の分析
(売上高)
ゴルフ部門の来場者数が前期46,864名から当期43,577名と減少しましたが、名義変更料収入により売上高は7,203千円増加し、売上高は367,136千円となりました。
(売上原価、売上総利益)
主にインターネットからの集客に関する手数料の減少及び賞与引当金繰入額の減少により、売上原価は4,902千円減少し、322,465千円となりました。その結果、売上総利益は12,106千円増加し、44,670千円となりました。
(販売費および一般管理費、営業損失)
主に支払手数料が増加しましたが、減資により外形標準課税が減少し、販売費及び一般管理費は1,504千円増加し、一般管理費は46,106千円となりました。その結果、営業損失は10,602千円減少し、1,435千円となりました。
(営業外損益、経常損失)
主に貸倒損失が4,001千円発生した結果、経常利益は8,041千円となりました。
(特別損益、当期純損失)
主に災害復旧費が46,843千円発生した結果、特別損失は46,843千円となり、当期純損失は38,461千円となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.経営成績等の状況に重要な影響を与える要因
「第2 事業の状況 2 事業のリスク」をご参照ください。
e.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要のうち主なものは、設備投資資金であり建物の維持管理及びコース維持管理に伴う肥料や車輛、機械のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。当社は、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としています。また必要に応じてリースの使用も検討しています。当社は創立以来、無借金経営を続けており、今後も無借金経営を基本方針としております。
③損益改善策
「目標とする経営指標」の達成状況は、売上高営業利益率は△0.4%となり目標は未達成となりました。又、来場者数は43,577人となり前年比7.0%減、計画比8.8%減で目標は未達成となりました。ゴルフ業界は、依然として厳しい経営環境にあります。この状況を改善すべく道経一体の理念のもと継続した安定収益基盤の確立を実現するため、固定費を見直し経費削減に努め、集客・増収に取り組んでいく所存であります。
| 指標 | 2021年度(計画) | 2021年度(実績) | 2021年度(計画比) |
| 売上高営業利益率 | 2.0% | △0.4% | - |
| 来場者数 | 47,801人 | 43,577人 | 4,224名減(8.8%減) |