半期報告書-第60期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
経営成績等の状況の概要
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間期における当社を取り巻く環境は、明るい兆しも感じられるが、実体経済としてはまだまだ厳しい状況が続いている。国内においては引続き安倍政権が安定した政権運営を進めているが、日銀のいわゆる黒田バズーカと呼ばれる金融緩和も限界にきており、政権主導のアベノミクスの第三の矢の実現に影響が出ている状況である。そのため経済の回復の実感は私ども中小・零細の企業には届いておらず、景気が大きく上方に回復する見通しは立っていない。また、国外に目を向けると世界各地でのテロは収まる気配もなく、「アメリカファースト」という孤立主義の傾向を益々強めるアメリカのトランプ政権はその人種差別的な発言からアメリカ国内を分断し、白人至上主義者による移民を対象とした銃の乱射事件も多発し、多数の死傷者が出ている。また、北東アジアでは、米朝会談が行われ緊張の緩和が期待されたにもかかわらず実質的な進展は無く、親北朝鮮政権の性格を益々強める韓国の文政権によって日米韓の同盟に大きな亀裂を生じさせている。加えて米中間にもトランプ政権の強硬姿勢から端を発した貿易戦争と言える関税の引き上げ合戦がエスカレートし世界経済の先行きをより不安定にしている。中部地区はトヨタの利益の安定した伸びによりまだまだ堅調ではあるが、日本のゴルフ人口の激減傾向もありゴルフ場入場者の伸びは鈍化している。今年も春先から厳しい暑さの日も多く、梅雨の時期は長雨が続きプレーヤーの来場意欲が削がれることも多くあった。また、引続き老朽化した施設・機器の補修・入替え等に資金の投入を余儀なくされ収益性の改善には厳しい環境は続いているが、当中間決算期においては入場者数の増加により売上高を伸ばし、人員体制の改革が進み、経費の抑制と相まって結果として昨年同時期に比べより収支の改善が進み若干ながら利益を計上することができた。
期の後半に向けては、現在進めている社員一人ひとりの意識向上および社内における営業体制の改革を通して引き続き収益性の改善に正面から取り組んでいきたいと考える。特に昨年同時期に比べ2,931名の来場者増は達成したもののまだまだ過去の入場者には届いておらず、また客単価の減少による売上総額の伸び悩みも大きな課題である。来場者増・顧客単価の増を実現するため、コース管理力の向上、フロント・キャディー・サービス等の従業員教育、レストランの味・質の向上、の三本柱を中心に社員一同一丸となって努力していきたい。常に創業時の精神に立ち返り、三方よしの経営のもと、地域社会から愛されるゴルフ倶楽部を目指し、また創業60年を迎える長い歴史を持ったメンバーシップコースとして、恥ずかしくない運営を行っていく所存である。
①財政状態
当中間会計期末の資産合計は、前事業年度末に比べ7,100千円減少し、1,051,597千円となった。負債合計は10,487千円減少し、725,322千円となった。また純資産合計は、3,387千円増加し、326,274千円となった。
②経営成績
当中間会計期間の経営成績は、売上高192,909千円(前年同期比2.7%増)、営業利益2,833千円(前年同期は営業損失5,306千円)、経常利益3,658千円(前年同期は経常損失3,794千円)、中間純利益3,690千円(前年同期比863.4%増)となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べて18,334千円減少し、その中間期末残高は、96,208千円であった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、営業活動により獲得した資金は、8,855千円と前年同期間に比べて17,808千円収入が増加した。これは、税引前中間純利益の増加、減価償却費の増加、会員預り金償還の減少などが主な要因である。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、投資活動のために支出した資金は、25,810千円と前年同期間に比べて92,569千円支出が増加した。これは、投資有価証券の償還による収入の減少が主な要因である。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、財務活動のために支出された資金は、1,378千円で前年同期間と比べて42千円支出が減少した。これはリース債務の返済が減少したことによるものである。
(3)生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて入場人員を記載している。
各部門営業収入
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
入場人員及び収入実績
ゴルフ場部門
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
(注)当中間期末現在の設備における一日収容可能総入場人員350名
旅行業部門
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものである。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。この財務諸表の作成にあたって、当社が採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等(1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりである。
なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しているが、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性がある。
(2)当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①財政状態の分析
(資産)
当中間会計期間末における流動資産の残高は、前期末に比べて16,364千円減少している。これは、預金の減少18,334千円が主な要因である。固定資産の残高は前期末に比べて9,263千円増加している。これは、減価償却費16,047千円の計上に対し有形固定資産26,656千円の増加が主な要因である。
この結果、資産合計は1,051,597千円となり、前期末に比べ7,100千円減少している。
(負債)
当中間会計期間末における負債残高は725,322千円であり、前期末に比べて10,487千円減少している。これは会員預り金16,850千円の減少が主な要因である。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産合計は、前期末に比べて3,387千円増加している。これは中間純利益3,690千円の増加が主な要因である。
②経営成績の分析
ゴルフ部門においては、施設老朽化に伴い昨年に引き続き厨房機器の入替え、クラブハウス空調機の入替え、男子浴場電気昇温器導入等、車両関係は乗用カート11台、ホイルローダー1台購入。コースについては、要望の多かったレディスティーの増設、カート道路新設、テーダ松の植樹を行った。また10月には、カートナビを導入予定である。このような状況の中、ゴルフ部門は、メンバー来場者が3,509名と前中間期の3,399名から110名の増加、ビジターは17,865名と前中間期の15,044名から2,821名の増加となり、この結果、売上高は、前中間期の187,798千円から192,909千円と5,111千円増加した。これに対して、売上原価は前中間期の172,538千円から167,178千円と5,360千円減少、一般管理費は22,896千円と前中間期と同水準、営業外損益は前中間期の1,511千円から824千円と687千円減少したことにより、経常損益は前中間期の△3,794千円から3,658千円と利益が7,452千円増加した。一方、特別損益は前中間期の4,450千円に対し950千円と△3,500千円減少したため、中間純損益は、前中間期の383千円から3,690千円と3,307千円改善した。
③キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況については、第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりである。
④経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりである。
⑤資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要は、主なものとしてコースの維持管理に伴う費用、食材等の仕入れ、販売及び一般管理費等の営業費用である。また設備投資資金需要の主なものとして、コース及びクラブハウスに関する有形固定資産の取得に関する投資がある。当社はこれらの資金を自己資金で賄っている。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間期における当社を取り巻く環境は、明るい兆しも感じられるが、実体経済としてはまだまだ厳しい状況が続いている。国内においては引続き安倍政権が安定した政権運営を進めているが、日銀のいわゆる黒田バズーカと呼ばれる金融緩和も限界にきており、政権主導のアベノミクスの第三の矢の実現に影響が出ている状況である。そのため経済の回復の実感は私ども中小・零細の企業には届いておらず、景気が大きく上方に回復する見通しは立っていない。また、国外に目を向けると世界各地でのテロは収まる気配もなく、「アメリカファースト」という孤立主義の傾向を益々強めるアメリカのトランプ政権はその人種差別的な発言からアメリカ国内を分断し、白人至上主義者による移民を対象とした銃の乱射事件も多発し、多数の死傷者が出ている。また、北東アジアでは、米朝会談が行われ緊張の緩和が期待されたにもかかわらず実質的な進展は無く、親北朝鮮政権の性格を益々強める韓国の文政権によって日米韓の同盟に大きな亀裂を生じさせている。加えて米中間にもトランプ政権の強硬姿勢から端を発した貿易戦争と言える関税の引き上げ合戦がエスカレートし世界経済の先行きをより不安定にしている。中部地区はトヨタの利益の安定した伸びによりまだまだ堅調ではあるが、日本のゴルフ人口の激減傾向もありゴルフ場入場者の伸びは鈍化している。今年も春先から厳しい暑さの日も多く、梅雨の時期は長雨が続きプレーヤーの来場意欲が削がれることも多くあった。また、引続き老朽化した施設・機器の補修・入替え等に資金の投入を余儀なくされ収益性の改善には厳しい環境は続いているが、当中間決算期においては入場者数の増加により売上高を伸ばし、人員体制の改革が進み、経費の抑制と相まって結果として昨年同時期に比べより収支の改善が進み若干ながら利益を計上することができた。
期の後半に向けては、現在進めている社員一人ひとりの意識向上および社内における営業体制の改革を通して引き続き収益性の改善に正面から取り組んでいきたいと考える。特に昨年同時期に比べ2,931名の来場者増は達成したもののまだまだ過去の入場者には届いておらず、また客単価の減少による売上総額の伸び悩みも大きな課題である。来場者増・顧客単価の増を実現するため、コース管理力の向上、フロント・キャディー・サービス等の従業員教育、レストランの味・質の向上、の三本柱を中心に社員一同一丸となって努力していきたい。常に創業時の精神に立ち返り、三方よしの経営のもと、地域社会から愛されるゴルフ倶楽部を目指し、また創業60年を迎える長い歴史を持ったメンバーシップコースとして、恥ずかしくない運営を行っていく所存である。
①財政状態
当中間会計期末の資産合計は、前事業年度末に比べ7,100千円減少し、1,051,597千円となった。負債合計は10,487千円減少し、725,322千円となった。また純資産合計は、3,387千円増加し、326,274千円となった。
②経営成績
当中間会計期間の経営成績は、売上高192,909千円(前年同期比2.7%増)、営業利益2,833千円(前年同期は営業損失5,306千円)、経常利益3,658千円(前年同期は経常損失3,794千円)、中間純利益3,690千円(前年同期比863.4%増)となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べて18,334千円減少し、その中間期末残高は、96,208千円であった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、営業活動により獲得した資金は、8,855千円と前年同期間に比べて17,808千円収入が増加した。これは、税引前中間純利益の増加、減価償却費の増加、会員預り金償還の減少などが主な要因である。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、投資活動のために支出した資金は、25,810千円と前年同期間に比べて92,569千円支出が増加した。これは、投資有価証券の償還による収入の減少が主な要因である。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、財務活動のために支出された資金は、1,378千円で前年同期間と比べて42千円支出が減少した。これはリース債務の返済が減少したことによるものである。
(3)生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて入場人員を記載している。
各部門営業収入
| 区分 | 第59期中 (自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日) | 第60期中 (自 平成31年1月1日 至 令和元年6月30日) | ||
| 収入(千円) | 構成比(%) | 収入(千円) | 構成比(%) | |
| ゴルフ場 | 187,347 | 99.8 | 192,393 | 99.7 |
| 旅行業 | 450 | 0.2 | 516 | 0.3 |
| 合計 | 187,798 | 100.0 | 192,909 | 100.0 |
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
入場人員及び収入実績
ゴルフ場部門
| 区分 | 第59期中 (自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日) | 第60期中 (自 平成31年1月1日 至 令和元年6月30日) | ||
| 入場人員(人) | 金額(千円) | 入場人員(人) | 金額(千円) | |
| ゴルフ営業収入 | ||||
| 入場料金 | ||||
| グリーンフィー | 3,399 | 5,457 | 3,509 | 5,640 |
| ビジターフィー | 15,044 | 73,179 | 17,865 | 73,650 |
| 計 | 18,443 | 78,636 | 21,374 | 79,290 |
| キャディーフィー | 639 | 224 | ||
| その他 | 66,054 | 69,690 | ||
| 小計 | 145,330 | 149,204 | ||
| 食堂売店収入 | ||||
| 食堂売店売上 | 40,205 | 41,031 | ||
| 委託商品売上 | 1,811 | 2,158 | ||
| 小計 | 42,017 | 43,189 | ||
| 合計 | 187,347 | 192,393 | ||
| 営業日数(日) | 166 | 175 | ||
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
(注)当中間期末現在の設備における一日収容可能総入場人員350名
旅行業部門
| 区分 | 第59期中 (自 平成30年1月1日 至 平成30年6月30日) | 第60期中 (自 平成31年1月1日 至 令和元年6月30日) |
| 金額(千円) | 金額(千円) | |
| その他 | 450 | 516 |
| 合計 | 450 | 516 |
(注)本報告書の収入金額等は、消費税等抜きで表示している。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものである。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。この財務諸表の作成にあたって、当社が採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等(1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりである。
なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しているが、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性がある。
(2)当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①財政状態の分析
(資産)
当中間会計期間末における流動資産の残高は、前期末に比べて16,364千円減少している。これは、預金の減少18,334千円が主な要因である。固定資産の残高は前期末に比べて9,263千円増加している。これは、減価償却費16,047千円の計上に対し有形固定資産26,656千円の増加が主な要因である。
この結果、資産合計は1,051,597千円となり、前期末に比べ7,100千円減少している。
(負債)
当中間会計期間末における負債残高は725,322千円であり、前期末に比べて10,487千円減少している。これは会員預り金16,850千円の減少が主な要因である。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産合計は、前期末に比べて3,387千円増加している。これは中間純利益3,690千円の増加が主な要因である。
②経営成績の分析
ゴルフ部門においては、施設老朽化に伴い昨年に引き続き厨房機器の入替え、クラブハウス空調機の入替え、男子浴場電気昇温器導入等、車両関係は乗用カート11台、ホイルローダー1台購入。コースについては、要望の多かったレディスティーの増設、カート道路新設、テーダ松の植樹を行った。また10月には、カートナビを導入予定である。このような状況の中、ゴルフ部門は、メンバー来場者が3,509名と前中間期の3,399名から110名の増加、ビジターは17,865名と前中間期の15,044名から2,821名の増加となり、この結果、売上高は、前中間期の187,798千円から192,909千円と5,111千円増加した。これに対して、売上原価は前中間期の172,538千円から167,178千円と5,360千円減少、一般管理費は22,896千円と前中間期と同水準、営業外損益は前中間期の1,511千円から824千円と687千円減少したことにより、経常損益は前中間期の△3,794千円から3,658千円と利益が7,452千円増加した。一方、特別損益は前中間期の4,450千円に対し950千円と△3,500千円減少したため、中間純損益は、前中間期の383千円から3,690千円と3,307千円改善した。
③キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況については、第2[事業の状況]3[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりである。
④経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりである。
⑤資本の財源及び資金の流動性
当社の運転資金需要は、主なものとしてコースの維持管理に伴う費用、食材等の仕入れ、販売及び一般管理費等の営業費用である。また設備投資資金需要の主なものとして、コース及びクラブハウスに関する有形固定資産の取得に関する投資がある。当社はこれらの資金を自己資金で賄っている。