有価証券報告書-第61期(2025/06/01-2026/05/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進む中で、雇用・所得環境の改善を受け、緩やかな回復基調で推移しました。
一方で、ウクライナや中東地域をめぐる紛争の長期化を背景とした不安定な国際情勢によりエネルギーや原材料価格の高止まりが続いており、物価上昇の継続による個人消費の冷え込みが懸念されるなど、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
宿泊・観光業界におきましては、安定的な国内観光需要に加え、円安の後押しを受けて訪日外国人旅行者が過去最高を記録するなど、活況を呈しております。しかしながら、エネルギーや原材料価格の高騰により運営コストが増加しており、ひきつづき厳しい事業環境下に置かれています。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ102百万円減少し、2,446百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ146百万円減少し、1,454百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ44百万円増加し、991百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では51,883名、前事業年度に比べ579名増加(1.1%増加)となり、日帰り宴会客数では5,960名、前事業年度に比べ180名減少(2.9%減少)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は264,589名、前事業年度に比べ8,570名増加(3.3%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、1,134百万円(前事業年度に比べ8.0%増加)となりました。「カルナの館」につきましては217百万円(前事業年度に比べ8.6%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,352百万円(前事業年度に比べ8.1%増加)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ13百万円増加の316百万円(前事業年度に比べ4.5%増加)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ30百万円増加の992百万円(前事業年度に比べ3.2%増加)となりました。
結果、営業損益は43百万円の利益を計上(前事業年度は営業損失13百万円を計上)、経常損益は29百万円の利益を計上(前事業年度は経常損失26百万円を計上)、税引前当期純損益は29百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純損失30百万円を計上)、当期純損益は39百万円の利益を計上(前事業年度は当期純損失31百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が215百万円増加、「投資活動による資金」が39百万円減少、及び「財務活動による資金」が199百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(390百万円)に比較し23百万円減少し、366百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は215百万円の増加(前期は282百万円の増加)となりました。これは主に減価償却費146百万円、未払金・未払費用又は未収消費税等の増加42百万円、税引前当期純利益29百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は39百万円の減少(前期は356百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出37百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は199百万円の減少(前期は45百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済による支出199百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ102百万円減少の2,446百万円(前事業年度末は2,548百万円)となりました。
流動資産は497百万円(前事業年度末508百万円に比べ11百万円減少)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ23百万円減少していますが、当社平均月商の3.4カ月分の現金及び預金残高であり運転資金につきましては十分に確保しております。
固定資産は1,949百万円(前事業年度末2,040百万円に比べ91百万円減少)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額34百万円に対し、減価償却費146百万円により、有形固定資産が107百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ146百万円減少の1,454百万円(前事業年度末は1,601百万円)となりました。
流動負債は695百万円(前事業年度末649百万円に比べ46百万円増加)となりました。これは主に未払消費税等で37百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は759百万円(前事業年度末952百万円に比べ193百万円減少)となりました。これは主に返済により長期借入金が前事業年度末に比べ199百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ44百万円増加の991百万円(前事業年度末は947百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
aキャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金需要)
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、温泉旅館及び日帰り温泉施設の飲食材料品の仕入費、売店の商品仕入費、施設の修繕費等があります。また設備資金需要としては温泉旅館及び日帰り温泉施設の有形固定資産投資等があります。
(財務政策)
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
(3)利用率
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第60期365日、第61期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第60期365日、第61期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。
当事業年度における当社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進む中で、雇用・所得環境の改善を受け、緩やかな回復基調で推移しました。
一方で、ウクライナや中東地域をめぐる紛争の長期化を背景とした不安定な国際情勢によりエネルギーや原材料価格の高止まりが続いており、物価上昇の継続による個人消費の冷え込みが懸念されるなど、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
宿泊・観光業界におきましては、安定的な国内観光需要に加え、円安の後押しを受けて訪日外国人旅行者が過去最高を記録するなど、活況を呈しております。しかしながら、エネルギーや原材料価格の高騰により運営コストが増加しており、ひきつづき厳しい事業環境下に置かれています。
このような経営環境下、当社の当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a財政状態
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ102百万円減少し、2,446百万円となりました。
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ146百万円減少し、1,454百万円となりました。
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ44百万円増加し、991百万円となりました。
b経営成績
利用人数は宿泊では51,883名、前事業年度に比べ579名増加(1.1%増加)となり、日帰り宴会客数では5,960名、前事業年度に比べ180名減少(2.9%減少)となりました。日帰り温泉施設「カルナの館」の利用人数は264,589名、前事業年度に比べ8,570名増加(3.3%増加)となりました。
売上高は旅館部につきましては、1,134百万円(前事業年度に比べ8.0%増加)となりました。「カルナの館」につきましては217百万円(前事業年度に比べ8.6%増加)となりました。以上のような状況により売上高総額は1,352百万円(前事業年度に比べ8.1%増加)となりました。
売上原価につきましては、前事業年度に比べ13百万円増加の316百万円(前事業年度に比べ4.5%増加)となり、販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ30百万円増加の992百万円(前事業年度に比べ3.2%増加)となりました。
結果、営業損益は43百万円の利益を計上(前事業年度は営業損失13百万円を計上)、経常損益は29百万円の利益を計上(前事業年度は経常損失26百万円を計上)、税引前当期純損益は29百万円の利益を計上(前事業年度は税引前当期純損失30百万円を計上)、当期純損益は39百万円の利益を計上(前事業年度は当期純損失31百万円を計上)いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況でありますが、「営業活動による資金」が215百万円増加、「投資活動による資金」が39百万円減少、及び「財務活動による資金」が199百万円減少した結果、「現金及び現金同等物」の残高は、前期末(390百万円)に比較し23百万円減少し、366百万円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は215百万円の増加(前期は282百万円の増加)となりました。これは主に減価償却費146百万円、未払金・未払費用又は未収消費税等の増加42百万円、税引前当期純利益29百万円等によるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は39百万円の減少(前期は356百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出37百万円等によるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は199百万円の減少(前期は45百万円の減少)となりました。これは長期借入金の返済による支出199百万円によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①当事業年度の財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ102百万円減少の2,446百万円(前事業年度末は2,548百万円)となりました。
流動資産は497百万円(前事業年度末508百万円に比べ11百万円減少)となりました。現金及び預金が前事業年度末に比べ23百万円減少していますが、当社平均月商の3.4カ月分の現金及び預金残高であり運転資金につきましては十分に確保しております。
固定資産は1,949百万円(前事業年度末2,040百万円に比べ91百万円減少)となりました。これは主に当事業年度における設備投資総額34百万円に対し、減価償却費146百万円により、有形固定資産が107百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ146百万円減少の1,454百万円(前事業年度末は1,601百万円)となりました。
流動負債は695百万円(前事業年度末649百万円に比べ46百万円増加)となりました。これは主に未払消費税等で37百万円増加したこと等によるものです。
固定負債は759百万円(前事業年度末952百万円に比べ193百万円減少)となりました。これは主に返済により長期借入金が前事業年度末に比べ199百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ44百万円増加の991百万円(前事業年度末は947百万円)となりました。
2)経営成績
当事業年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b経営成績」に記載のとおりであります。
3)キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
aキャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金需要)
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、温泉旅館及び日帰り温泉施設の飲食材料品の仕入費、売店の商品仕入費、施設の修繕費等があります。また設備資金需要としては温泉旅館及び日帰り温泉施設の有形固定資産投資等があります。
(財務政策)
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により、資金調達を行っております。
②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1財務諸表等 ⑴財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
営業の状況
(1)収容能力等
| 区分 | 第60期末現在 | 第61期末現在 | ||
| 1日当たりの収容能力 | 1日当たりの収容能力 | |||
| 室数(室) | 定員数(人) | 室数(室) | 定員数(人) | |
| 建物 | ||||
| 客室 | 92 | 500 | 92 | 500 |
| 大広間 | 3 | 895 | 3 | 895 |
| 中広間 | 14 | 263 | 14 | 263 |
| カルナの館 | 1 | 840 | 1 | 840 |
| 計 | 110 | 2,498 | 110 | 2,498 |
| 駐車場 | バス 20台・普通乗用車 450台 | バス 20台・普通乗用車 450台 | ||
(注)1.大広間・中広間の定員数は、次の基準により算出しています。
大広間 1畳に1名収容
中広間 2畳に1名収容
2.「カルナの館」の定員数は男女更衣室のロッカー数により算出しました。
(2)各期別収容実績
| 区分 | 第60期 | 第61期 | ||||||
| (2024年6月1日~2025年5月31日) | (2025年6月1日~2026年5月31日) | |||||||
| 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | 日帰(人) | 宿泊(人) | 計(人) | 1日平均 (人) | |
| カルナの館 | 256,019 | - | 256,019 | 701 | 264,589 | - | 264,589 | 724 |
| 旅館部 | 6,140 | 51,304 | 57,444 | 157 | 5,960 | 51,883 | 57,843 | 158 |
| 計 | 262,159 | 51,304 | 313,463 | 858 | 270,549 | 51,883 | 322,432 | 883 |
(3)利用率
| 区分 | 第60期 | 第61期 | ||
| (2024年6月1日~2025年5月31日) | (2025年6月1日~2026年5月31日) | |||
| 日帰 | ||||
| 各期間収容能力 | 729,270人 | 利用率 | 729,270人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 262,159人 | 35% | 270,549人 | 37% |
| 宿泊 | ||||
| 各期間収容能力 | 182,500人 | 利用率 | 182,500人 | 利用率 |
| 各期間収容実績 | 51,304人 | 28% | 51,883人 | 28% |
(注)1.宿泊の収容能力は、定員数×営業日数(第60期365日、第61期365日)として算出しました。
2.日帰りの収容能力は、定員数×営業日数(第60期365日、第61期365日)として算出しました。
(4)部門別収入実績
| 区分 | 第60期 | 第61期 | ||||
| (2024年6月1日~2025年5月31日) | (2025年6月1日~2026年5月31日) | |||||
| カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | カルナの館 (千円) | 旅館部 (千円) | 計(千円) | |
| 入館料収入 | 133,354 | - | 133,354 | 142,242 | - | 142,242 |
| 旅館収入 | - | 999,665 | 999,665 | - | 1,081,581 | 1,081,581 |
| 食堂収入 | 40,534 | - | 40,534 | 46,293 | - | 46,293 |
| 売店収入 | 11,792 | 47,289 | 59,082 | 13,781 | 50,009 | 63,791 |
| 遊戯場収入 | 695 | - | 695 | 867 | - | 867 |
| 自販機収入 | 2,762 | 1,234 | 3,996 | 2,807 | 1,187 | 3,995 |
| その他収入 | 11,386 | 2,741 | 14,127 | 11,784 | 1,740 | 13,525 |
| 計 | 200,526 | 1,050,930 | 1,251,457 | 217,776 | 1,134,520 | 1,352,296 |
(注) その他収入は、テナント収入、その他であります。