四半期報告書-第41期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 11:00
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令され、企業活動の制限や外出自粛要請により個人消費の落ち込みを背景に経済が停滞する等、極めて厳しい状況で推移いたしました。
他方、世界経済においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う都市封鎖等により大幅に景気が減速し、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは日本国内においては、2020年4月上旬より国内全103店舗を臨時休業といたしました。緊急事態宣言の解除に伴う休業要請の緩和を受け、同年6月上旬より国内全103店舗において、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、営業を再開いたしました。
米国においては、2020年3月中旬より米国全41店舗にて臨時休業といたしました。5月中旬より、各州政府・郡からの要請緩和に伴い、一部店舗にて営業を再開いたしましたが、営業時間の短縮や部分的な営業の制限等を受けました。
また、新型コロナウイルス感染症が当社グループに与える影響の長期化に備え、安定的かつ機動的な資金調達体制の構築を図るため、金融機関より長期借入金による資金調達及びコミットメントライン契約を締結いたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間末において十分な運転資金を確保しており、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に対応できる体制を整えております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,630百万円(前年同四半期比78.0%減)、営業損失11,050百万円(前年同四半期は営業利益2,360百万円)、経常損失11,052百万円(前年同四半期は経常利益2,341百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失8,559百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1,441百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(日本)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、2020年4月上旬より国内全103店舗を臨時休業といたしました。また、新型コロナウイルス感染防止対策としてボウリングやカラオケ等の備品、及び館内施設の定期的なアルコール消毒、抗菌・抗ウイルスコート加工の実施等の対策を行い、同年5月中旬より一部店舗を再開し、同年6月上旬に国内全店舗にて営業を再開いたしましたが、営業時間の短縮や一部営業エリアの制限等を行いました。
以上の結果、ボウリングは前年同四半期比75.9%減、アミューズメントは前年同71.1%減、カラオケは前年同80.6%減、スポッチャは前年同85.1%減となりました。
(米国)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、2020年3月中旬より米国全41店舗を臨時休業といたしました。当第1四半期連結会計期間末において、主に中部地区から東部地区にかけての20店舗を営業再開いたしましたが、各州政府・郡からの規制により営業時間の短縮や部分的な営業の制限等の影響を受けました。主に西部地区を含む21店舗は引き続き臨時休業といたしました。
以上の結果、ボウリングは前年同四半期比95.7%減、アミューズメントは前年同89.5%減、カラオケは前年同97.4%減となりました。
(その他)
その他セグメントにおいては、日本・米国以外の地域に出店準備を進めております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。