四半期報告書-第39期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における企業研修市場は、米国、欧州は比較的堅調に推移しましたが、米中貿易摩擦の長期化により、中国経済の停滞感が鮮明になりました。米国では利下げが継続するとの見方で、為替市場はやや円高に推移しています。
国内においては働き方改革の影響や継続する人材不足を解決するため、また新規事業開発やオープンイノベーションの推進を人材育成によって解決したいという市場ニーズは高い状況にあります。一方で輸出や製造業の停滞が現れてきております。
当社グループにおいては、このような経済環境に対して、新たな成長領域への取り組みを進めておりますが、業績は前年同期の水準に至りませんでした。
この結果、当第1四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
(イ) 流動資産
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、25億7千万円(前連結会計年度末は30億5百万円)となり、4億3千4百万円減少しました。これは、主に現金及び預金の増加3千9百万円がありましたが、受取手形及び売掛金の減少4億8千6百万円があったことによるものです。
(ロ) 固定資産
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、6億1千4百万円(前連結会計年度末は5億1千9百万円)となり、9千4百万円増加しました。これは、主に建物及び構築物(純額)の増加7千3百万円があったことによるものです。
(ハ) 流動負債
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、5億6千2百万円(前連結会計年度末は7億6千万円)となり、1億9千8百万円減少しました。これは、主に買掛金の減少8千9百万円、未払費用の減少6千5百万円、賞与引当金の減少5千万円があったことによるものです。
(ニ) 固定負債
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、2億4千万円(前連結会計年度末は1億8千2百万円)となり、5千7百万円増加しました。これは、主にリース債務(固定負債)の増加6千8百万円によるものです。
(ホ) 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、23億8千2百万円(前連結会計年度末は25億8千1百万円)となり、1億9千9百万円減少しました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少1億2千8百万円、為替換算調整勘定の減少4千9百万円があったことによるものです。
②経営成績
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高5億2千4百万円(前年同期比19.5%減)、営業損失1億6千2百万円(前年同期は8千4百万円の営業損失)、経常損失1億6千万円(前年同期は5千9百万円の経常損失)となっております。また親会社株主に帰属する四半期純損失1億2千8百万円(前年同期は4千4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(イ) 国内
日本では、引き続きイノベーションリーダーシップ系案件の引き合いが増加傾向にあり、当該分野の新規商品開発と標準化を進めておりますが、前年同期の売上高には至りませんでした。
この結果、売上高2億3千7百万円(前年同期比13.9%減)、営業損失8千4百万円(前年同期は7千3百万円の営業損失)となりました。
(ロ) 北米
米国では、大口顧客のライセンス契約の休止による減収の影響があり、売上高は前年同期を下回りました。ただし、提案・見込案件のパイプライン自体は下半期に向けて増加傾向です。
販売管理費については、営業要員の採用増加による人件費増の影響が出ております。
この結果、売上高2億9千6百万円(前年同期比17.9%減)、営業損失7千9百万円(前年同期は3千万円の営業損失)となりました。
(ハ) 欧州
ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ(英国)の売上高は堅調に推移しています。新規顧客開拓のためのマーケティング策も引き続き功を奏し、新規案件創出も進んでおります。ウィルソン・ラーニング フランスは、従来の大口顧客との取引が減少し、売上高が前年同期を大きく下回りました。
この結果、売上高1億2百万円(前年同期比24.3%減)、営業利益1千7百万円(前年同期比48.6%減)となりました。
(ニ) 中国
中国では、米国の関税政策の影響で前年度に引き続き既存顧客に大きな影響がありましたが、営業パイプラインは回復基調にあります。
この結果、売上高1千9百万円(前年同期比15.7%増)、営業損失1千万円(前年同期は1千3百万円の営業損失)となりました。
(ホ) アジア・パシフィック
インドでは、当期のスタートはスローペースとなりましたが、売上高は前年同期を上回りました。オーストラリアでは、営業要員の交代による影響があり、売上高は前年同期を下回りました。アジアでは、売上高は前年同期を上回りましたが、原価率が前年同期より高くなっております。
この結果、売上高3千5百万円(前年同期比18.7%減)、営業損失1千万円(前年同期は1百万円の営業損失)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は2千1百万円となっております。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における企業研修市場は、米国、欧州は比較的堅調に推移しましたが、米中貿易摩擦の長期化により、中国経済の停滞感が鮮明になりました。米国では利下げが継続するとの見方で、為替市場はやや円高に推移しています。
国内においては働き方改革の影響や継続する人材不足を解決するため、また新規事業開発やオープンイノベーションの推進を人材育成によって解決したいという市場ニーズは高い状況にあります。一方で輸出や製造業の停滞が現れてきております。
当社グループにおいては、このような経済環境に対して、新たな成長領域への取り組みを進めておりますが、業績は前年同期の水準に至りませんでした。
この結果、当第1四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
(イ) 流動資産
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、25億7千万円(前連結会計年度末は30億5百万円)となり、4億3千4百万円減少しました。これは、主に現金及び預金の増加3千9百万円がありましたが、受取手形及び売掛金の減少4億8千6百万円があったことによるものです。
(ロ) 固定資産
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、6億1千4百万円(前連結会計年度末は5億1千9百万円)となり、9千4百万円増加しました。これは、主に建物及び構築物(純額)の増加7千3百万円があったことによるものです。
(ハ) 流動負債
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、5億6千2百万円(前連結会計年度末は7億6千万円)となり、1億9千8百万円減少しました。これは、主に買掛金の減少8千9百万円、未払費用の減少6千5百万円、賞与引当金の減少5千万円があったことによるものです。
(ニ) 固定負債
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、2億4千万円(前連結会計年度末は1億8千2百万円)となり、5千7百万円増加しました。これは、主にリース債務(固定負債)の増加6千8百万円によるものです。
(ホ) 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、23億8千2百万円(前連結会計年度末は25億8千1百万円)となり、1億9千9百万円減少しました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少1億2千8百万円、為替換算調整勘定の減少4千9百万円があったことによるものです。
②経営成績
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高5億2千4百万円(前年同期比19.5%減)、営業損失1億6千2百万円(前年同期は8千4百万円の営業損失)、経常損失1億6千万円(前年同期は5千9百万円の経常損失)となっております。また親会社株主に帰属する四半期純損失1億2千8百万円(前年同期は4千4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(イ) 国内
日本では、引き続きイノベーションリーダーシップ系案件の引き合いが増加傾向にあり、当該分野の新規商品開発と標準化を進めておりますが、前年同期の売上高には至りませんでした。
この結果、売上高2億3千7百万円(前年同期比13.9%減)、営業損失8千4百万円(前年同期は7千3百万円の営業損失)となりました。
(ロ) 北米
米国では、大口顧客のライセンス契約の休止による減収の影響があり、売上高は前年同期を下回りました。ただし、提案・見込案件のパイプライン自体は下半期に向けて増加傾向です。
販売管理費については、営業要員の採用増加による人件費増の影響が出ております。
この結果、売上高2億9千6百万円(前年同期比17.9%減)、営業損失7千9百万円(前年同期は3千万円の営業損失)となりました。
(ハ) 欧州
ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ(英国)の売上高は堅調に推移しています。新規顧客開拓のためのマーケティング策も引き続き功を奏し、新規案件創出も進んでおります。ウィルソン・ラーニング フランスは、従来の大口顧客との取引が減少し、売上高が前年同期を大きく下回りました。
この結果、売上高1億2百万円(前年同期比24.3%減)、営業利益1千7百万円(前年同期比48.6%減)となりました。
(ニ) 中国
中国では、米国の関税政策の影響で前年度に引き続き既存顧客に大きな影響がありましたが、営業パイプラインは回復基調にあります。
この結果、売上高1千9百万円(前年同期比15.7%増)、営業損失1千万円(前年同期は1千3百万円の営業損失)となりました。
(ホ) アジア・パシフィック
インドでは、当期のスタートはスローペースとなりましたが、売上高は前年同期を上回りました。オーストラリアでは、営業要員の交代による影響があり、売上高は前年同期を下回りました。アジアでは、売上高は前年同期を上回りましたが、原価率が前年同期より高くなっております。
この結果、売上高3千5百万円(前年同期比18.7%減)、営業損失1千万円(前年同期は1百万円の営業損失)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は2千1百万円となっております。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。