訂正有価証券報告書-第37期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)業績等の概要
①業績
当連結会計年度における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善が続き、個人消費の持ち直しや設備投資の増加により、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況下において、当社グループは、高機能で付加価値の高い新商品・サービスを提供することにこだわり、既存ビジネスによる安定した収益を基盤としつつ、個人向け・法人向けともに売上高の拡大に向けた提案力の強化や、新たな収益の柱となる新商品・サービスの企画、開発に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は229億91百万円(前期比18.1%増)、営業利益は50億37百万円(前期比7.3%増)、経常利益は51億84百万円(前期比6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億18百万円(前期比4.6%増)となりました。営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも株式上場以来の最高益を更新しました。
当社はソフトウェア関連事業の単一セグメントでありますが、個人向け・法人向けに分類して概況を説明します。
個人向けには、「一太郎」「ATOK」といったソフトウェアや、「スマイルゼミ」などのサービスを提供しております。
「スマイルゼミ」は、『夢中になるから、続く』をコンセプトに企画・開発した、タブレットで全ての学習が完結する小中学生向け通信教育です。お子様の学習履歴を元に理解度や進捗を分析して、一人ひとりに最適な教材を配信するオーダーメイド型が特長です。ストレスフリーなペン・タッチ操作を実現し、『紙のように書いて学べて、紙よりも分かりやすい』教材・サービスが広く支持されています。2018年3月には小学生コースで「プログラミング」講座を新規開講しました。2018年度から先行実施される新学習指導要領に沿った内容で、プログラミング的思考力(論理的思考力)を養いながら、教科の学びを深めることができます。
また、2月には、日本語ワープロソフト「一太郎 2018」を発売しました。作成した文書は、最終的に紙やPDF、電子書籍の形式で出力されることに着目し、文章や文字の表現、レイアウト、印刷など細部までこだわり、出力品質の向上に役立つ機能を強化しました。同時に提供を開始した「ATOK for Windows」では、最新AI技術であるディープラーニングを適用した「ATOKディープコレクト」を新搭載し、入力ミスに対する修復率を従来比で35%向上させました。
法人向けには、各市場向けに最適化したソリューションを提供しております。
民間企業向けとして、成長型営業支援クラウドサービス「JUST.SFA」、オールインワンBIツール「Actionista!
」、ノンプログラミングWebデータベースソフト「UnitBase」等を提供しています。当期の新たな取り組みとしては、チャット・インタビューサービス「Sprint」の提供を開始しました。文教向けには、全国公立小学校の85%が導入している学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」と家庭学習向け通信教育「スマイルゼミ」を元に開発した、小学校向けドリル学習ソフト「ジャストスマイル ドリル」を発売しております。加えて、「ATOK」で培った日本語処理技術を応用した、医療向けデータウェアハウス「JUST DWH」も発売しました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、117億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億74百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は前連結会計年度比11億95百万円増加の59億62百万円となりました。これは税金等調整前当期純利益51億94百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比35億36百万円減少の23億95百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出20億86百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比0百万円減少の3億84百万円となりました。これは、配当金の支払額3億84百万円などによるものであります。
(2)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社グループは、ソフトウェア事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度における各実績は市場別区分により記載しております。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当社グループは、主にパッケージソフトウェアの販売を行っており、受託開発の割合が僅少であるため、記載を省略しております。
③販売実績
当社グループは、ソフトウェア事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度における各実績は市場別区分により記載しております。
(注)1.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。
(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
②財政状態の分析
(資産の部)
資産合計は、前連結会計年度末比52億28百万円増加の472億17百万円となりました。
これは現金及び預金が31億4百万円、原材料及び貯蔵品が8億8百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(負債の部)
負債合計は、前連結会計年度末比21億1百万円増加の108億72百万円となりました。
これは前受収益が6億31百万円、未払金が17億54百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(純資産の部)
純資産合計は、前連結会計年度末比31億27百万円増加の363億45百万円となりました。
これは利益剰余金が31億33百万円増加したことなどによるものです。
③経営成績の分析
a.売上高の状況
当連結会計年度の売上高の合計は、229億91百万円(前連結会計年度比18.1%増)となりました。売上高の状況については、「(1)業績等の概要 ①業績」に記載のとおりであります。
b.損益の状況
利益につきましては、販売費及び一般管理費について販促活動の強化等により前連結会計年度に比べ6億42百万円増加いたしましたが、営業利益50億37百万円(前連結会計年度比7.3%増)、経常利益51億84百万円(前連結会計年度比6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益35億18百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。
④キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析は、「(1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
①業績
当連結会計年度における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善が続き、個人消費の持ち直しや設備投資の増加により、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況下において、当社グループは、高機能で付加価値の高い新商品・サービスを提供することにこだわり、既存ビジネスによる安定した収益を基盤としつつ、個人向け・法人向けともに売上高の拡大に向けた提案力の強化や、新たな収益の柱となる新商品・サービスの企画、開発に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は229億91百万円(前期比18.1%増)、営業利益は50億37百万円(前期比7.3%増)、経常利益は51億84百万円(前期比6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億18百万円(前期比4.6%増)となりました。営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも株式上場以来の最高益を更新しました。
当社はソフトウェア関連事業の単一セグメントでありますが、個人向け・法人向けに分類して概況を説明します。
個人向けには、「一太郎」「ATOK」といったソフトウェアや、「スマイルゼミ」などのサービスを提供しております。
「スマイルゼミ」は、『夢中になるから、続く』をコンセプトに企画・開発した、タブレットで全ての学習が完結する小中学生向け通信教育です。お子様の学習履歴を元に理解度や進捗を分析して、一人ひとりに最適な教材を配信するオーダーメイド型が特長です。ストレスフリーなペン・タッチ操作を実現し、『紙のように書いて学べて、紙よりも分かりやすい』教材・サービスが広く支持されています。2018年3月には小学生コースで「プログラミング」講座を新規開講しました。2018年度から先行実施される新学習指導要領に沿った内容で、プログラミング的思考力(論理的思考力)を養いながら、教科の学びを深めることができます。
また、2月には、日本語ワープロソフト「一太郎 2018」を発売しました。作成した文書は、最終的に紙やPDF、電子書籍の形式で出力されることに着目し、文章や文字の表現、レイアウト、印刷など細部までこだわり、出力品質の向上に役立つ機能を強化しました。同時に提供を開始した「ATOK for Windows」では、最新AI技術であるディープラーニングを適用した「ATOKディープコレクト」を新搭載し、入力ミスに対する修復率を従来比で35%向上させました。
法人向けには、各市場向けに最適化したソリューションを提供しております。
民間企業向けとして、成長型営業支援クラウドサービス「JUST.SFA」、オールインワンBIツール「Actionista!
」、ノンプログラミングWebデータベースソフト「UnitBase」等を提供しています。当期の新たな取り組みとしては、チャット・インタビューサービス「Sprint」の提供を開始しました。文教向けには、全国公立小学校の85%が導入している学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」と家庭学習向け通信教育「スマイルゼミ」を元に開発した、小学校向けドリル学習ソフト「ジャストスマイル ドリル」を発売しております。加えて、「ATOK」で培った日本語処理技術を応用した、医療向けデータウェアハウス「JUST DWH」も発売しました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、117億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億74百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は前連結会計年度比11億95百万円増加の59億62百万円となりました。これは税金等調整前当期純利益51億94百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比35億36百万円減少の23億95百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出20億86百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比0百万円減少の3億84百万円となりました。これは、配当金の支払額3億84百万円などによるものであります。
(2)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社グループは、ソフトウェア事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度における各実績は市場別区分により記載しております。
| 事業の市場別の名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 個人向け事業 | 2,599,699 | 73.8 |
| 法人向け事業 | 4,602,015 | 163.4 |
| 合計 | 7,201,714 | 113.7 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当社グループは、主にパッケージソフトウェアの販売を行っており、受託開発の割合が僅少であるため、記載を省略しております。
③販売実績
当社グループは、ソフトウェア事業の単一セグメントであるため、当連結会計年度における各実績は市場別区分により記載しております。
| 事業の市場別の名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 個人向け事業 | 13,798,009 | 136.2 |
| 法人向け事業 | 9,193,164 | 98.5 |
| 合計 | 22,991,174 | 118.1 |
(注)1.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| ソフトバンクコマース&サービス㈱ | 3,303,600 | 17.0 | 1,798,640 | 7.8 |
| ダイワボウ情報システム㈱ | 2,420,247 | 12.4 | 2,643,514 | 11.5 |
(注) 上記の金額に消費税等は含まれておりません。
(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
②財政状態の分析
(資産の部)
資産合計は、前連結会計年度末比52億28百万円増加の472億17百万円となりました。
これは現金及び預金が31億4百万円、原材料及び貯蔵品が8億8百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(負債の部)
負債合計は、前連結会計年度末比21億1百万円増加の108億72百万円となりました。
これは前受収益が6億31百万円、未払金が17億54百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(純資産の部)
純資産合計は、前連結会計年度末比31億27百万円増加の363億45百万円となりました。
これは利益剰余金が31億33百万円増加したことなどによるものです。
③経営成績の分析
a.売上高の状況
当連結会計年度の売上高の合計は、229億91百万円(前連結会計年度比18.1%増)となりました。売上高の状況については、「(1)業績等の概要 ①業績」に記載のとおりであります。
b.損益の状況
利益につきましては、販売費及び一般管理費について販促活動の強化等により前連結会計年度に比べ6億42百万円増加いたしましたが、営業利益50億37百万円(前連結会計年度比7.3%増)、経常利益51億84百万円(前連結会計年度比6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益35億18百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。
④キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析は、「(1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。