有価証券報告書-第26期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や設備投資、雇用環境の改善、国内個人消費も緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速、英国のEU離脱問題などに伴う世界経済への影響懸念などを背景として、先行き不透明な状況で推移しました。
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)におきましては、「世界No.1 のグローバル・オンライン・コミュニティ・カンパニー」を目指し、オンラインゲーム事業からスマートフォンアプリ事業へ事業主体の移行を進めてまいりました。
当社グループの当連結会計年度における経営成績の概況は以下のとおりであります。
当連結会計年度は、連結売上高854,204千円(前期比4.7%増)となり、増収となりました。これは、主にスマートフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。
販売費及び一般管理費につきましては、前期と比較してマーケティング活動費用が増加したことから増加となりました。
これらの結果、営業損失250,834千円(前期は営業損失260,912千円)、経常損失250,805千円(前期は経常損失270,801千円)、親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失361,058千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
a.日本
日本セグメントでは、韓国のゲーム開発会社Fox Games Co.,Ltdが開発したスマートフォンゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」を、連結子会社㈱ガーラジャパンが2018年12月よりダウンロード配信を開始いたしました。一方、2018年5月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」日本語版について、連結子会社Gala Lab Corp.によるグローバルサービス開始によりパブリッシャーが連結子会社㈱ガーラジャパンから連結子会社Gala Lab Corp.に変更したこと及び2019年3月に「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したことにより、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が減少いたしました。
費用面では、「Arcane(アーケイン)」に係るマーケティング活動費用が前期と比較して減少したため、販売費及び一般管理費が減少いたしました。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は79,553千円(内部取引を含む)と前期比で146,253千円(64.8%)の減少となり、セグメント損失が232,218千円(前期は174,958千円の損失)となりました。
b.韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」について、2017年1月の韓国語版のサービス提供開始以来、当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めております。また、2018年5月に開発及び運営業務の効率化を図るため、一部の地域を除き、連結子会社Gala Lab Corp.が「Flyff Legacy(フリフレガシー)」のグローバルサービスを開始し、売上高が増加いたしました。
また、2017年12月に連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk(ウィンウォーク)」について、グローバルなネットワークを活かした配信を進めており、2018年9月にドイツ・イタリア・アイルランド・スペインの各地域において英語版を、2018年12月にカナダにおいて英語版を、2019年3月にベルギー・オランダにおいて英語版、フランス語版を、それぞれ配信を開始いたしました。
さらに、2018年9月に連結子会社Gala Connect Inc.が開発したスマートフォンゲームアプリ「SpinClash(スピンクラッシュ)」について、アメリカ・カナダ・フィリピンの各地域においてに英語版の配信を開始いたしました。
一方、オンラインゲーム事業では、2018年10月に、連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online(フリフオンライン)」について、フィリピンでの配信を再開いたしました。配信再開後の売上高は概ね順調に推移し、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が増加いたしました。
また、2019年2月にブロックチェーン技術を活かしたブロックチェーンコイン(GXC)をゲーム内アイテム購入や取引で使えるようになった「Flyff Online(フリフオンライン)」のサービス提供に関してGXC World Pte Ltd と韓国におけるライセンス契約を締結し、2019年2月より韓国にて事前登録を開始いたしました。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が、前期と比較して増加しているため、販売費及び一般管理費が増加いたしました。
これらの結果、韓国セグメントの売上高は841,028千円(内部取引を含む)と前期比で153,378千円(22.3%)の増収となり、セグメント損失が18,586千円(前期は83,475千円の損失)となりました。
なお、2019年3月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発中のPCオンラインゲーム「Rapplez(ラペルズ)」を題材にしたスマートフォンアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・中国・台湾でのサービス提供に関し、韓国のゲーム開発・提供会社Entermate Co.,Ltdとライセンス契約を締結し、リリースに向けて準備を進めております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べて61,186千円減少し、93,459千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、使用した資金は248,678千円(前期は348,525千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳は税金等調整前当期純損失278,000千円であり、収入の主な内訳は退職給付に係る負債の増加額45,506千円、株式報酬費用26,887千円、減損損失26,941千円であります。株式報酬費用は、2018年8月31日開催取締役会決議に基づく新株予約権の発行に係るものであります。また、減損損失は、権利金の減損によるもであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は70,431千円(前期は168,053千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳は無形固定資産の取得による支出159,721千円であり、収入の主な内訳は差入保証金の回収による収入99,742千円であります。無形固定資産の取得による支出は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係るものであります。また、差入保証金の回収は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う差入保証金の回収によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、獲得した資金は258,541千円(前期は114,334千円の資金獲得)となりました。収入の主な内訳は、株式の発行による収入250,035千円であります。株式の発行による収入は、2018年3月28日開催取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績については、当社は受注生産を行っていないため、受注状況の記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント取引については相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2019年6月28日)現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産及び負債の報告数値、決算期間における収入及び費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、退職給付に係る負債及び繰延税金資産等であり、継続して評価を行っております。なお、評価につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき実施しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
② 財政状態の分析
a.資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて15.9%減少し、210,258千円となりました。これは主に前渡金が31,638千円増加したことに対して、現金及び預金が61,186千円減少したことによります。前渡金の増加は、ゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」のミニマムギャランティーの支払によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて6.0%増加し、555,022千円となりました。これは主にソフトウエア仮勘定が125,573千円増加したことに対して、長期貸付金が88,675千円減少したことによります。ソフトウエア仮勘定の増加は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係るものであります。また、長期貸付金の減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う、長期貸付金と組替表示していた差入保証金の回収によるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、765,281千円となりました。
b.負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.2%増加し、179,937千円となりました。これは主に前受金が13,209千円増加したことによります。前受金の増加は、主にゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のミニマムギャランティーの受取によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて3.2%減少し、390,017千円となりました。これは主に退職給付に係る負債が42,067千円増加したことに対して、長期預り保証金が44,222千円減少したことによります。長期預り保証金の減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴い、転貸先への預り保証金の支払によるもであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて0.1%増加し、569,954千円となりました。
c.純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて4.4%減少し、195,327千円となりました。これは主に資本金が125,017千円、資本剰余金が121,776千円それぞれ増加したことに対して、親会社株主に帰属する当期純損失により利益剰余金が283,027千円減少したことによるものであります。資本金及び資本剰余金の増加は、主に2018年3月28日開催取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
③ 経営成績の分析
a.売上高
当連結会計年度における業績の概況は、連結売上高854,204千円(前期比4.7%増)となり、増収となりました。
これは、主にオンラインゲーム事業及びスマートフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。オンラインゲーム事業では、「Flyff Online(フリフオンライン)」のフィリピンでの配信を再開したこと等により前連結会計年度に比べて6.2%増の235,016千円となりました。一方、スマートフォンアプリ事業では、2019年3月に「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したことによる売上高の減少要因があったものの、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」、「Winwalk(ウィンウォーク)」等のアプリについて、サービス提供以来、当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めており、前連結会計年度に比べて3.0%増の485,812千円となりました。
b.売上原価
売上原価は、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」の他社へのライセンスによるロイヤリティ売上が増加したことから、前連結会計年度に比べて1.7%減の234,603千円となりました。
c.売上総利益
売上総利益は前連結会計年度と比べて7.4%増加の619,600千円であり、売上高に対する割合は72.5%と前連結会計年度比で1.8ポイントの増加となりました。
d.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比べて3.9%増加の870,434千円となり、売上高に対する割合は101.9%と、前連結会計年度比で0.8ポイントの減少となりました。主な要因は「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が増加したことによる広告宣伝費の増加によるものであります。なお、販売費及び一般管理費の主な内訳は、広告宣伝費153,189千円、給料及び手当203,007千円、賃借料132,975千円、役員報酬96,684千円であります。
e.営業外損益
営業外収益
営業外収益は4,635千円となりました。主な内訳は、受取利息4,369千円であります。
営業外費用
営業外費用は4,606千円となりました。主な内訳は、支払利息3,905千円であります。
f.特別損益
特別利益
特別利益は100千円となりました。内訳は、固定資産売却益100千円であります。
特別損失
特別損失は27,295千円となりました。内訳は、スマートフォン・タブレットPC 向けアプリサービスに係る権利金の減損損失26,941千円、固定資産売却損354千円であります。
④ キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、収益基盤の確立に取り組んでおり、当期はスマートフォンアプリ事業の拡大と収益獲得に注力いたしました。次期以降も当該事業拡大による影響が続くと認識しております。スマートフォンアプリ事業におけるライセンスの取得、開発の成否、サービス提供準備やダウンロード配信等のスケジュールが遅延する等の変動要因が、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
また、スマートフォンアプリ事業確立に向けての資本提携により、当社グループの構成や損益構成の変化が、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び設備投資資金であります。運転資金及び設備投資資金については、主に自己資本により調達することを基本としております。
また、当社グループの設備投資計画につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
なお、当社は2019年5月31日開催の当社取締役会において、第三者割当による新株式の発行及び第5回新株予約権の発行を決議し、2019年6月27日に払込手続きが完了しており、事業運営上必要な資金を確保及び流動性の維持を図っております。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (10)継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該状況等を解消し、又は改善するための対応策として、スマートフォンゲームアプリの自社グループ開発及び提供について取り組んでおります。
当社グループの対応策の詳細は、「第5 経理の状況 継続企業の前提に関する事項」に記載しております。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や設備投資、雇用環境の改善、国内個人消費も緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速、英国のEU離脱問題などに伴う世界経済への影響懸念などを背景として、先行き不透明な状況で推移しました。
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)におきましては、「世界No.1 のグローバル・オンライン・コミュニティ・カンパニー」を目指し、オンラインゲーム事業からスマートフォンアプリ事業へ事業主体の移行を進めてまいりました。
当社グループの当連結会計年度における経営成績の概況は以下のとおりであります。
当連結会計年度は、連結売上高854,204千円(前期比4.7%増)となり、増収となりました。これは、主にスマートフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。
販売費及び一般管理費につきましては、前期と比較してマーケティング活動費用が増加したことから増加となりました。
これらの結果、営業損失250,834千円(前期は営業損失260,912千円)、経常損失250,805千円(前期は経常損失270,801千円)、親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失361,058千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
a.日本
日本セグメントでは、韓国のゲーム開発会社Fox Games Co.,Ltdが開発したスマートフォンゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」を、連結子会社㈱ガーラジャパンが2018年12月よりダウンロード配信を開始いたしました。一方、2018年5月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」日本語版について、連結子会社Gala Lab Corp.によるグローバルサービス開始によりパブリッシャーが連結子会社㈱ガーラジャパンから連結子会社Gala Lab Corp.に変更したこと及び2019年3月に「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したことにより、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が減少いたしました。
費用面では、「Arcane(アーケイン)」に係るマーケティング活動費用が前期と比較して減少したため、販売費及び一般管理費が減少いたしました。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は79,553千円(内部取引を含む)と前期比で146,253千円(64.8%)の減少となり、セグメント損失が232,218千円(前期は174,958千円の損失)となりました。
b.韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」について、2017年1月の韓国語版のサービス提供開始以来、当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めております。また、2018年5月に開発及び運営業務の効率化を図るため、一部の地域を除き、連結子会社Gala Lab Corp.が「Flyff Legacy(フリフレガシー)」のグローバルサービスを開始し、売上高が増加いたしました。
また、2017年12月に連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk(ウィンウォーク)」について、グローバルなネットワークを活かした配信を進めており、2018年9月にドイツ・イタリア・アイルランド・スペインの各地域において英語版を、2018年12月にカナダにおいて英語版を、2019年3月にベルギー・オランダにおいて英語版、フランス語版を、それぞれ配信を開始いたしました。
さらに、2018年9月に連結子会社Gala Connect Inc.が開発したスマートフォンゲームアプリ「SpinClash(スピンクラッシュ)」について、アメリカ・カナダ・フィリピンの各地域においてに英語版の配信を開始いたしました。
一方、オンラインゲーム事業では、2018年10月に、連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online(フリフオンライン)」について、フィリピンでの配信を再開いたしました。配信再開後の売上高は概ね順調に推移し、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が増加いたしました。
また、2019年2月にブロックチェーン技術を活かしたブロックチェーンコイン(GXC)をゲーム内アイテム購入や取引で使えるようになった「Flyff Online(フリフオンライン)」のサービス提供に関してGXC World Pte Ltd と韓国におけるライセンス契約を締結し、2019年2月より韓国にて事前登録を開始いたしました。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が、前期と比較して増加しているため、販売費及び一般管理費が増加いたしました。
これらの結果、韓国セグメントの売上高は841,028千円(内部取引を含む)と前期比で153,378千円(22.3%)の増収となり、セグメント損失が18,586千円(前期は83,475千円の損失)となりました。
なお、2019年3月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発中のPCオンラインゲーム「Rapplez(ラペルズ)」を題材にしたスマートフォンアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・中国・台湾でのサービス提供に関し、韓国のゲーム開発・提供会社Entermate Co.,Ltdとライセンス契約を締結し、リリースに向けて準備を進めております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べて61,186千円減少し、93,459千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、使用した資金は248,678千円(前期は348,525千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳は税金等調整前当期純損失278,000千円であり、収入の主な内訳は退職給付に係る負債の増加額45,506千円、株式報酬費用26,887千円、減損損失26,941千円であります。株式報酬費用は、2018年8月31日開催取締役会決議に基づく新株予約権の発行に係るものであります。また、減損損失は、権利金の減損によるもであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は70,431千円(前期は168,053千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳は無形固定資産の取得による支出159,721千円であり、収入の主な内訳は差入保証金の回収による収入99,742千円であります。無形固定資産の取得による支出は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係るものであります。また、差入保証金の回収は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う差入保証金の回収によるものであります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、獲得した資金は258,541千円(前期は114,334千円の資金獲得)となりました。収入の主な内訳は、株式の発行による収入250,035千円であります。株式の発行による収入は、2018年3月28日開催取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績については、当社は受注生産を行っていないため、受注状況の記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 当連結会計年度 自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 | |
| 金額(千円) | 前期比(%) | |
| 日本 | 57,310 | △70.6 |
| 韓国 | 796,893 | 28.4 |
| 合計 | 854,204 | 4.7 |
(注)1 セグメント取引については相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| Webzen Dubline Ltd. | 105,480 | 12.9 | 104,375 | 12.2 |
| Megazone Co.,Ltd. | 113,838 | 14.0 | 86,125 | 10.1 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2019年6月28日)現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産及び負債の報告数値、決算期間における収入及び費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、退職給付に係る負債及び繰延税金資産等であり、継続して評価を行っております。なお、評価につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき実施しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
② 財政状態の分析
a.資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて15.9%減少し、210,258千円となりました。これは主に前渡金が31,638千円増加したことに対して、現金及び預金が61,186千円減少したことによります。前渡金の増加は、ゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」のミニマムギャランティーの支払によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて6.0%増加し、555,022千円となりました。これは主にソフトウエア仮勘定が125,573千円増加したことに対して、長期貸付金が88,675千円減少したことによります。ソフトウエア仮勘定の増加は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係るものであります。また、長期貸付金の減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う、長期貸付金と組替表示していた差入保証金の回収によるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、765,281千円となりました。
b.負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.2%増加し、179,937千円となりました。これは主に前受金が13,209千円増加したことによります。前受金の増加は、主にゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のミニマムギャランティーの受取によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて3.2%減少し、390,017千円となりました。これは主に退職給付に係る負債が42,067千円増加したことに対して、長期預り保証金が44,222千円減少したことによります。長期預り保証金の減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴い、転貸先への預り保証金の支払によるもであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて0.1%増加し、569,954千円となりました。
c.純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて4.4%減少し、195,327千円となりました。これは主に資本金が125,017千円、資本剰余金が121,776千円それぞれ増加したことに対して、親会社株主に帰属する当期純損失により利益剰余金が283,027千円減少したことによるものであります。資本金及び資本剰余金の増加は、主に2018年3月28日開催取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
③ 経営成績の分析
a.売上高
当連結会計年度における業績の概況は、連結売上高854,204千円(前期比4.7%増)となり、増収となりました。
これは、主にオンラインゲーム事業及びスマートフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。オンラインゲーム事業では、「Flyff Online(フリフオンライン)」のフィリピンでの配信を再開したこと等により前連結会計年度に比べて6.2%増の235,016千円となりました。一方、スマートフォンアプリ事業では、2019年3月に「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したことによる売上高の減少要因があったものの、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」、「Winwalk(ウィンウォーク)」等のアプリについて、サービス提供以来、当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めており、前連結会計年度に比べて3.0%増の485,812千円となりました。
b.売上原価
売上原価は、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」の他社へのライセンスによるロイヤリティ売上が増加したことから、前連結会計年度に比べて1.7%減の234,603千円となりました。
c.売上総利益
売上総利益は前連結会計年度と比べて7.4%増加の619,600千円であり、売上高に対する割合は72.5%と前連結会計年度比で1.8ポイントの増加となりました。
d.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比べて3.9%増加の870,434千円となり、売上高に対する割合は101.9%と、前連結会計年度比で0.8ポイントの減少となりました。主な要因は「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が増加したことによる広告宣伝費の増加によるものであります。なお、販売費及び一般管理費の主な内訳は、広告宣伝費153,189千円、給料及び手当203,007千円、賃借料132,975千円、役員報酬96,684千円であります。
e.営業外損益
営業外収益
営業外収益は4,635千円となりました。主な内訳は、受取利息4,369千円であります。
営業外費用
営業外費用は4,606千円となりました。主な内訳は、支払利息3,905千円であります。
f.特別損益
特別利益
特別利益は100千円となりました。内訳は、固定資産売却益100千円であります。
特別損失
特別損失は27,295千円となりました。内訳は、スマートフォン・タブレットPC 向けアプリサービスに係る権利金の減損損失26,941千円、固定資産売却損354千円であります。
④ キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、収益基盤の確立に取り組んでおり、当期はスマートフォンアプリ事業の拡大と収益獲得に注力いたしました。次期以降も当該事業拡大による影響が続くと認識しております。スマートフォンアプリ事業におけるライセンスの取得、開発の成否、サービス提供準備やダウンロード配信等のスケジュールが遅延する等の変動要因が、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
また、スマートフォンアプリ事業確立に向けての資本提携により、当社グループの構成や損益構成の変化が、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び設備投資資金であります。運転資金及び設備投資資金については、主に自己資本により調達することを基本としております。
また、当社グループの設備投資計画につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
なお、当社は2019年5月31日開催の当社取締役会において、第三者割当による新株式の発行及び第5回新株予約権の発行を決議し、2019年6月27日に払込手続きが完了しており、事業運営上必要な資金を確保及び流動性の維持を図っております。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク (10)継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該状況等を解消し、又は改善するための対応策として、スマートフォンゲームアプリの自社グループ開発及び提供について取り組んでおります。
当社グループの対応策の詳細は、「第5 経理の状況 継続企業の前提に関する事項」に記載しております。