四半期報告書-第29期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 11:45
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景として設備投資や個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、通商問題の動向が世界に与える影響や、世界経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響などにより、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
このような状況下、当社グループは既存のお客様からの継続的な受注の確保と新たなソリューションによって新規のお客様の開拓に努めてまいりました。昨年8月には、株式交換によって完全子会社とした株式会社OSK日本歌劇団を通じて、当社グループの新たな事業コンセプト「On Digital」を発表しました。「On Digital」は、IoTが急速に普及する環境において、あらゆる情報をデジタル化することによって経済的な付加価値を高め、豊かな社会を実現するとの考えに基づいております。当社グループは、これまでも地図情報や画像解析など、あらゆる分野のデジタル化に取り組んでまいりましたが、今般、このデジタル化技術をさらに拡張し、エンターテインメント分野に応用することで、IoT社会の深層にある潜在的価値の発見に取り組んでまいります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,095百万円(前年同四半期比12.4%増)、営業損失は16百万円(前年同四半期は34百万円の損失)、経常損失は20百万円(前年同四半期は41百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は30百万円(前年同四半期は57百万円の損失)となりました。
第2四半期連結会計期間において、株式会社OSK日本歌劇団の株式を取得し、同社を連結子会社としたことに伴い、セグメントの区分方法を見直した結果、「システム受託開発事業」を「ソリューション事業」と名称変更したうえで、報告セグメントを従来の「システム受託開発事業」の単一セグメントから、「ソリューション事業」と「エンターテインメント事業」の2区分に変更しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① ソリューション事業
好調な業績を背景に企業のIT投資意欲は高くビジネス環境は堅調に推移しております。ケーブルテレビ伝送路システムにおいて圧倒的な国内シェアを維持する自社クラウド製品「Cadixシリーズ」は、予てより要望の高かった海外の需要に応えるため、その拠点となる台湾支店(台北市)を昨年9月に開設いたしました。またビッグデータ解析による気象レーダーシステムにおいては、今春の稼働に向けてモーリシャス共和国への導入に着手するなど、海外での取り組みを強化いたしました。
国内においては、働き方改革が求められるなか、企業にある膨大な定型のパソコン業務を画像認識やAI(人工知能)によって自動化することで、作業負荷や人為的なミスを大幅に軽減するRPA製品「WinActor」(注)の販売を強化いたしました。また顔認証システムについては、製造業をはじめとする複数のお客様に導入するなど、ますます引合いが増加しております。
このように拡大する需要の一方で的確に対応できる技術者の不足はIT業界において深刻な問題となっております。このため当社グループは、技術者の育成が急務であると考え、新卒採用を強化し、徹底したOJTやeラーニングを通じて技術者の育成を優先しました。現在ではいずれの技術者も実践段階へと進んでおり、技術者の不足は解消しつつあります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間におけるソリューション事業の売上高は1,977百万円となり、セグメント損失は14百万円となりました。
(注)RPA製品「WinActor」
RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称で、画像認証をベースとしたルールエンジン(業務上のルール)やAI(人工知能)など認証技術によって、PCの定型操作を自動化する仕組みをいいます。「WinActor」は、NTTグループによって開発された純国産のRPA製品です。
② エンターテインメント事業
当社グループは、株式会社OSK日本歌劇団を子会社化したことでIoTサービスの実現が加速できるものと考えております。歌劇舞台がもたらす空間そのものをソフトウェアプログラムの実証環境とすることで、ソフトウェアの検証に要する時間を大幅に短縮できるものと考えております。この環境を最大限活用し、個人認証やブロックチェーンなどを応用した当社独自のIoTサービスの実現に向け取り組んでまいります。
株式会社OSK日本歌劇団は、福井県越前市において「第39回たけふレビュー」を上演し、公演期間中に約2万人に観劇いただきました。また、近鉄アート館において上演された自主公演「円卓の騎士(大阪公演)」やセント・ラファエロチャペル御堂筋において劇団員が華麗なショーを披露する「OSK Revue Café」においても盛況のうちに終演を迎えることができました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間(9月~12月)におけるエンターテインメント事業の売上高は118百万円、セグメント利益は3百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,568百万円となり、前連結会計年度末に比べて63百万円増加しました。これは主として、現金及び預金が222百万円減少した一方で、のれんが109百万円、無形固定資産その他が49百万円、受取手形及び売掛金が49百万円、仕掛品が30百万円、投資その他の資産が23百万円、流動資産その他が12百万円それぞれ増加したことによります。
負債合計は617百万円となり、前連結会計年度末に比べて6百万円増加しました。これは主として、長期借入金が28百万円、短期借入金が27百万円、1年以内返済予定の長期借入金が24百万円、未払法人税等が12百万円それぞれ減少した一方で、支払手形及び買掛金が69百万円、流動負債その他が34百万円それぞれ増加したことによります。
純資産合計は951百万円となり、前連結会計年度末に比べて56百万円増加しました。これは主として、利益剰余金が30百万円、自己株式が86百万円減少したことによります。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は201千円であります。

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