半期報告書-第34期(2026/01/01-2026/12/31)

【提出】
2026/08/13 9:38
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、企業収益、個人消費、雇用情勢等にそれぞれ改善の動きがみられること、設備投資は持ち直していること等、景気は緩やかに回復しております。景気の先行きに関しましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されます。一方で、中東情勢の影響に引き続き注視する必要があることや金融資本市場の変動の影響などにも注意する必要があること等から、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
人材サービス業界を取り巻く環境においては、雇用情勢は改善の動きがみられ、就業者数及び就業率が前年同期比で増加していること等、人手不足感が高まっています。先行きに関しましては、緩やかな回復が続くことが期待されます。
このような環境のもと、当社グル―プでは、当中間連結会計期間において、「事業セグメントの見直し及び子会社の再編を通じた事業運営の最適化、グループ全体の生産性を高めることによる収益力の向上、M&Aの推進に伴う事業領域の拡充」を目標としたグループ経営を行い、特に主要セグメントである短期業務支援事業を中心にフルキャストグループ全体の収益を伸長させることを主眼とした営業活動を行ってまいりました。加えて、継続してグループ全体の業務効率化を推し進め、生産性を高めることで、利益の最大化を図りつつ、更なる事業拡大に取り組んでまいりました。
連結売上高は、50,051百万円(前年同期比44.0%増)となりました。これは、新規連結子会社である㈱エントリー(短期派遣事業)及び前連結会計期間に連結子会社とした㈱ビート(業務請負・労働者派遣事業)の業績を取り込んだこと、上期を通じて、主力事業の短期業務支援事業が伸長したこと等によるものです。
利益面では、連結営業利益は4,147百万円(前年同期比1.4%減)となりました。これは、増収したことに対し、主にその他事業及びHRテック事業が減益となったこと等によるものです。
連結経常利益は4,069百万円(前年同期比4.5%減)となりました。これは、営業利益が減益したことに加えて、移転前に係る六本木新事務所の地代家賃等を営業外費用として計上したこと等によるものです。
親会社株主に帰属する中間純利益は、2,730百万円(前年同期比3.9%減)となりました。これは、子会社が保有する土地、建物の売却に伴う固定資産売却益285百万円を特別利益に計上したこと等によるものです。
当社グループは、2026年1月30日付で㈱エントリーの株式を取得、2026年4月1日付でRGF タレントソリューションズ㈱及びRGF International Recruitment Holdings Limitedの株式を取得し、同社及びその子会社を連結子会社としております。なお、当中間連結会計期間において、RGF International Recruitment Holdings Limited及びその子会社の財務諸表は取り込んでおりません。
2026年2月27日付でグロービート・インターナショナル㈱は、清算結了したため、連結の範囲から除外しております。
2026年4月1日付で㈱フルキャストポーターは、㈱フルキャストを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
セグメントごとの経営成績は次の通りです。
なお、当中間連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1中間連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2. 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。前年同期比については、前中間連結会計期間の実績を変更後の区分に組み替えた数値に基づいて記載しております。
① 短期業務支援事業
短期業務支援事業の売上高は37,140百万円(前年同期比47.7%増)となりました。これは、新規連結子会社である㈱エントリー及び前連結会計期間に連結子会社とした㈱ビートの業績を取り込んだことに加えて、「派遣」、「請負」を中心に既存サービスの売上高を伸ばせたこと等によるものです。
利益面では、増収したことに伴い、セグメント利益(営業利益)は3,769百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
② 飲食事業
飲食事業の売上高は3,907百万円(前年同期比10.6%増)となりました。これは、前期に実施した新規出店及び新業態の出店効果等によるものです。
利益面では、増収したことに伴い、セグメント利益(営業利益)は248百万円(前年同期比3.8%増)となりました。
③ HRテック事業
HRテック事業の売上高は2,194百万円(前年同期比28.3%増)となりました。これは、前連結会計期間に連結子会社としたAnn㈱ (採用代行事業)の業績を取り込んだこと、㈱ヘイフィールド(不動産関連人材紹介事業)が増収したこと等によるものです。
利益面では、セグメント利益(営業利益)は603百万円(前年同期比10.3%減)となりました。これは、増収したことに対し、主に、㈱インプリ(求人検索アプリ事業) が減益となったこと等によるものです。
④ グローバル・長期業務支援事業
グローバル・長期業務支援事業の売上高は1,145百万円(前年同期比5,334.2%増)となりました。これは、新規連結子会社であるRGF タレントソリューションズ㈱(グローバル・ハイクラス人材紹介事業)の業績を取り込んだこと等によるものです。
利益面では、セグメント利益(営業利益)は101百万円(前年同期は0百万円の損失)となりました。これは、売上高同様、RGF タレントソリューションズ㈱の業績を取り込んだこと等によるものです。
⑤ その他事業
その他事業の売上高は5,666百万円(前年同期比30.4%増)となりました。これは、新規連結子会社である㈱クリエージェンシー(商品小売業)の業績を取り込んだこと等によるものです。
利益面では、セグメント利益(営業利益)は291百万円(前年同期比48.4%減)となりました。増収したことに対し、主に、警備事業において前中間連結会計期間に獲得したEXPO2025大阪・関西万博などの特別案件が減少し、㈱フルキャストアドバンス(警備事業) が減益となったこと等によるものです。
(2)財政状態の状況
資産、負債及び純資産
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より10,716百万円増加し68,546百万円となりました。自己資本は1,499百万円増加し32,161百万円(自己資本比率46.9%)、純資産は1,554百万円増加し34,208百万円となりました。
資産及び負債区分における主な変動は次のとおりです。
資産の部では、流動資産が前連結会計年度末に比べて7,927百万円増加し42,733百万円となりました。これは主に、現金及び預金が7,258百万円増加し28,346百万円となったこと等によるものです。
固定資産は前連結会計年度末に比べて2,789百万円増加し25,813百万円となりました。これは主に、のれんが1,203百万円増加し9,244百万円となったこと及び投資有価証券が1,409百万円増加し4,186百万円となったこと等によるものです。
負債の部では、流動負債が前連結会計年度末に比べて7,155百万円増加し28,858百万円となりました。これは主に、短期借入金が2,500百万円増加し13,000百万円となったこと及び未払金が4,342百万円増加し6,528百万円となったこと等によるものです。
固定負債は前連結会計年度末に比べて2,006百万円増加し5,480百万円となりました。これは主に、長期借入金が1,664百万円増加し3,021百万円となったこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」と言います。)の中間期末残高は、前連結会計年度末に比べて7,256百万円増加し28,285百万円(前中間連結会計期間は5,178百万円の減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前中間純利益が4,261百万円、売上債権の減少額が1,337百万円、差入保証金の減少額が1,732百万円、未払消費税等の減少額が1,015百万円、法人税等の支払額が1,354百万円であったこと等により、営業活動により得られた資金は5,084百万円(前中間連結会計期間は得られた資金が35百万円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出が555百万円、投資有価証券の取得による支出が1,301百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が741百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が3,173百万円であったこと等により、投資活動により得られた資金は740百万円(前中間連結会計期間は使用した資金が3,526百万円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の純増額が1,100百万円であったこと、長期借入れによる収入が2,100百万円、配当金の支払額が1,117百万円等により、財務活動により得られた資金は1,419百万円(前中間連結会計期間は使用した資金が1,689百万円)となりました。

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