有価証券報告書-第28期(2024/01/01-2024/12/31)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、繰延税金資産の「その他」に含めておりました「試験研究費」「無形固定資産(減損損失)」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度において繰延税金資産の「その他」に表示していた85,940千円は、「試験研究費」173,699千円、「無形固定資産(減損損失)」56,044千円、「その他」79,870千円、「将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額」△223,672千円にそれぞれ組み替えております。
(注) 1.評価性引当額が78,201千円増加しております。この増加の主な内容は、将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額の増加及び税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の減少であります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2023年12月31日) (単位:千円)
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金441,531千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産39,361千円を計上しております。当該繰延税金資産39,361千円は、連結子会社サイオステクノロジー株式会社における税務上の繰越欠損金の残高59,271千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産については、将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しております。
当連結会計年度(2024年12月31日) (単位:千円)
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金306,431千円(法定実効税率を乗じた額)については、繰延税金資産を計上しておりません。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 (2023年12月31日) | 当連結会計年度 (2024年12月31日) | |
繰延税金資産 | ||
税務上の繰越欠損金(注)2 | 441,531千円 | 306,431千円 |
未払事業所税 | 3,498千円 | 3,466千円 |
退職給付に係る負債 | 109,031千円 | 104,256千円 |
資産除去債務 | 17,849千円 | 19,237千円 |
ソフトウェア | 140,164千円 | 165,117千円 |
試験研究費 | 173,699千円 | 211,240千円 |
無形固定資産(減損損失) | 56,044千円 | 93,055千円 |
その他 | 79,870千円 | 193,018千円 |
繰延税金資産小計 | 1,021,689千円 | 1,095,823千円 |
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 | △402,170千円 | △306,431千円 |
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △468,732千円 | △642,673千円 |
評価性引当額小計(注)1 | △870,903千円 | △949,104千円 |
繰延税金資産合計 | 150,786千円 | 146,719千円 |
繰延税金負債 | ||
その他有価証券評価差額金 | △313千円 | △491千円 |
退職給付に係る資産 | △19,718千円 | △830千円 |
その他 | △1,377千円 | △4,171千円 |
繰延税金負債合計 | △21,408千円 | △5,493千円 |
繰延税金資産純額 | 129,377千円 | 141,225千円 |
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、繰延税金資産の「その他」に含めておりました「試験研究費」「無形固定資産(減損損失)」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度において繰延税金資産の「その他」に表示していた85,940千円は、「試験研究費」173,699千円、「無形固定資産(減損損失)」56,044千円、「その他」79,870千円、「将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額」△223,672千円にそれぞれ組み替えております。
(注) 1.評価性引当額が78,201千円増加しております。この増加の主な内容は、将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額の増加及び税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の減少であります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2023年12月31日) (単位:千円)
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
税務上の繰越欠損金(a) | - | - | - | - | - | 441,531 | 441,531 |
評価性引当額 | - | - | - | - | - | △402,170 | △402,170 |
繰延税金資産 | - | - | - | - | - | 39,361 | (b)39,361 |
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金441,531千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産39,361千円を計上しております。当該繰延税金資産39,361千円は、連結子会社サイオステクノロジー株式会社における税務上の繰越欠損金の残高59,271千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産については、将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断しております。
当連結会計年度(2024年12月31日) (単位:千円)
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
税務上の繰越欠損金(a) | - | - | - | - | - | 306,431 | 306,431 |
評価性引当額 | - | - | - | - | - | △306,431 | △306,431 |
繰延税金資産 | - | - | - | - | - | - | (b) - |
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金306,431千円(法定実効税率を乗じた額)については、繰延税金資産を計上しておりません。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度 (2023年12月31日) | 当連結会計年度 (2024年12月31日) | |
法定実効税率 | 30.6% | 30.6% |
(調整) | ||
交際費等永久に損金に算入されない項目 | △12.5% | 1.7% |
評価性引当額の増減(繰越欠損金の期限切れの金額を含む) | 57.7% | 7.4% |
住民税均等割等 | △8.7% | 1.4% |
持分法投資損益 | 18.6% | △3.4% |
親会社との税率差異 | △10.1% | 7.2% |
法人税額の特別控除 | 3.7% | △3.8% |
その他 | 0.5% | △0.3% |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 79.8% | 40.9% |