四半期報告書-第57期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年6月30日)における日本経済は、新型コロナウィルス感染症の影響により、インバウンド需要の減少や輸出の大幅な減少、個人消費活動も大きく低下したことから、大幅な落ち込みとなりました。
こうした中で、当社グループは、前連結会計年度に引き続き、新規リテイナー顧客の獲得と、新規顧客及び既存顧客からのオプショナル&スポット案件の獲得に注力いたしました。
リテイナーに関しては、3月までの契約満了によるリテイナー契約終了や新型コロナウィルス感染症の影響を受け4月以降に観光業等の顧客の解約があったことから、リテイナー契約先数が前年同期比減となりましたが、外資系顧客獲得によりリテイナー売上高は前年同期比増となりました。オプショナル&スポット案件の売上高については、新型コロナウィルス感染リスク拡大によるイベント自粛や映画の公開延期等により、前年同期に比べ減少いたしました。ペイドパブリシティ案件の売上高においても、新型コロナウィルス感染拡大の影響により案件が減少し、前年同期に比べ減少しました。これらの結果、売上高は前年同期を407百万円下回りました。
利益面につきましては、売上高減少に伴い、売上総利益が前年同期に比べ152百万円減少いたしました。また、前年同期に比べ、株式会社アティカスが当期から連結対象会社になったことにより給与手当、支払手数料、のれん償却等の増加や地代家賃、支払手数料等の管理費が増加し、販売費及び一般管理費が前年同期に比べ68百万円増加し、営業利益は、前年同期に比べ221百万円減少の28百万円となりました。投資有価証券評価損による特別損失77百万円を計上したことにより、税金等調整前四半期純損失は57百万円となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,321百万円(前年同期比14.9%減)、営業利益28百万円(前年同期比88.6%減)、経常利益19百万円(前年同期比92.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失72百万円(前年同期は207百万円の利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資 産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,188百万円となり、前連結会計年度末に比べ4百万円増加いたしました。これは主に、売掛金及び受取手形が364百万円、未成業務支出金が54百万円減少した一方で、現金及び預金が377百万円、その他に含まれる前渡金が47百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は537百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円減少いたしました。これは主に、投資有価証券が101百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,725百万円となり、前連結会計年度末に比べ89百万円減少いたしました。
(負 債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は768百万円となり、前連結会計年度末に比べ79百万円減少いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が65百万円、賞与引当金が57百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が94百万円、その他に含まれる未払金が42百万円、その他に含まれる未払費用が62百万円等が減少したこと等によるものであります。固定負債は183百万円となり、前連結会計年度末に比べ116百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が117百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は951百万円となり、前連結会計年度末に比べ37百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,773百万円となり、前連結会計年度末に比べ127百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が112百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は64.8%(前連結会計年度末は67.3%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ403百万円増加し、1,366百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は218百万円(前年同四半期間は121百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の減少99百万円、未払費用の減少64百万円、法人税等の支払64百万円、税金等調整前四半期純損失の計上57百万円といった資金減少要因があった一方で、投資有価証券評価損77百万円、賞与引当金の増加57百万円、売上債権の減少369百万円、たな卸資産の減少57百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果獲得した資金は40百万円(前年同四半期間は101百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出17百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出25百万円、関係会社株式の取得による支出21百万円といった資金減少要因があった一方で、定期預金の払戻による収入49百万円、投資有価証券の売却による収入25百万円、保険解約による収入24百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は144百万円(前年同四半期間は23百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出124百万円、自己株式の取得による支出30百万円、配当金の支払39百万円といった資金減少要因があった一方で、短期借入の増額50百万円、長期借入による収入295百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年6月30日)における日本経済は、新型コロナウィルス感染症の影響により、インバウンド需要の減少や輸出の大幅な減少、個人消費活動も大きく低下したことから、大幅な落ち込みとなりました。
こうした中で、当社グループは、前連結会計年度に引き続き、新規リテイナー顧客の獲得と、新規顧客及び既存顧客からのオプショナル&スポット案件の獲得に注力いたしました。
リテイナーに関しては、3月までの契約満了によるリテイナー契約終了や新型コロナウィルス感染症の影響を受け4月以降に観光業等の顧客の解約があったことから、リテイナー契約先数が前年同期比減となりましたが、外資系顧客獲得によりリテイナー売上高は前年同期比増となりました。オプショナル&スポット案件の売上高については、新型コロナウィルス感染リスク拡大によるイベント自粛や映画の公開延期等により、前年同期に比べ減少いたしました。ペイドパブリシティ案件の売上高においても、新型コロナウィルス感染拡大の影響により案件が減少し、前年同期に比べ減少しました。これらの結果、売上高は前年同期を407百万円下回りました。
利益面につきましては、売上高減少に伴い、売上総利益が前年同期に比べ152百万円減少いたしました。また、前年同期に比べ、株式会社アティカスが当期から連結対象会社になったことにより給与手当、支払手数料、のれん償却等の増加や地代家賃、支払手数料等の管理費が増加し、販売費及び一般管理費が前年同期に比べ68百万円増加し、営業利益は、前年同期に比べ221百万円減少の28百万円となりました。投資有価証券評価損による特別損失77百万円を計上したことにより、税金等調整前四半期純損失は57百万円となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,321百万円(前年同期比14.9%減)、営業利益28百万円(前年同期比88.6%減)、経常利益19百万円(前年同期比92.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失72百万円(前年同期は207百万円の利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資 産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,188百万円となり、前連結会計年度末に比べ4百万円増加いたしました。これは主に、売掛金及び受取手形が364百万円、未成業務支出金が54百万円減少した一方で、現金及び預金が377百万円、その他に含まれる前渡金が47百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は537百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円減少いたしました。これは主に、投資有価証券が101百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は2,725百万円となり、前連結会計年度末に比べ89百万円減少いたしました。
(負 債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は768百万円となり、前連結会計年度末に比べ79百万円減少いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が65百万円、賞与引当金が57百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が94百万円、その他に含まれる未払金が42百万円、その他に含まれる未払費用が62百万円等が減少したこと等によるものであります。固定負債は183百万円となり、前連結会計年度末に比べ116百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が117百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は951百万円となり、前連結会計年度末に比べ37百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,773百万円となり、前連結会計年度末に比べ127百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が112百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は64.8%(前連結会計年度末は67.3%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ403百万円増加し、1,366百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は218百万円(前年同四半期間は121百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の減少99百万円、未払費用の減少64百万円、法人税等の支払64百万円、税金等調整前四半期純損失の計上57百万円といった資金減少要因があった一方で、投資有価証券評価損77百万円、賞与引当金の増加57百万円、売上債権の減少369百万円、たな卸資産の減少57百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果獲得した資金は40百万円(前年同四半期間は101百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出17百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出25百万円、関係会社株式の取得による支出21百万円といった資金減少要因があった一方で、定期預金の払戻による収入49百万円、投資有価証券の売却による収入25百万円、保険解約による収入24百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は144百万円(前年同四半期間は23百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出124百万円、自己株式の取得による支出30百万円、配当金の支払39百万円といった資金減少要因があった一方で、短期借入の増額50百万円、長期借入による収入295百万円といった資金増加要因があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。