四半期報告書-第59期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
(1) 経営成績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する売上高の説明は、前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額および前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年9月30日)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続くものの、各種活動制限の緩和や撤廃が進むなど、社会活動に一定の改善の兆しが見られました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や為替相場の急激な変動、エネルギー価格を筆頭とする各種サービスの値上げ等により、国内経済は先行き不透明な状態が続いております。
このような環境の下、当社グループは、1月より株式会社VAZ、5月末より株式会社キーウォーカーを連結子会社化し、インフルエンサーマーケティング事業分野やビッグデータソリューション事業分野といった、持続的な成長を実現するために必要な成長分野への投資を実施するなど、クライアントのニーズが多様化する中、顧客の課題解決に向け、既存顧客のみならず、新規顧客の開拓を含め、積極的に提案活動を実施してきました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,600百万円、営業利益582百万円(前年同期比132.2%増)、経常利益608百万円(前年同期比133.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益421百万円(前年同期比159.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①PR事業
新規リテイナー契約の獲得及び既存・新規顧客からのオプショナル&スポット案件の獲得に注力した結果、新規で国内及び海外の住宅・不動産・建設関連クライアントや、国内電気・機械・その他製造クライアントを獲得し、リテイナークライアント数は前年同期に比べ増加しました。オプショナル&スポット案件の売上高については、国内官公庁・地方自治体・各種団体関連や旅行・観光・ホテル・航空関連クライアントのイベント案件を獲得、ペイドパブリシティ案件の売上高においても、国内官公庁・地方自治体・各種団体の大型案件を複数受託しました。この結果、PR事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は3,024百万円、営業利益579百万円(前年同期比131.1%増)となりました。
②インフルエンサーマーケティング事業
新たなクリエイターの獲得や自社クリエイターの育成を行うとともに、クリエイターを活用したプロモーションビジネスの拡大や自社チャンネルの成長施策の実施、フリークリエイターを起用したビジネス展開など、提案体制を強化した結果、飲料広告の大型案件受注や自社メディアと主要クリエイターを複数起用した独立リーグとのタイアップ案件等の複数の企業タイアップ案件を受注しました。
この結果、インフルエンサーマーケティング事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は421百万円、営業利益28百万円となりました。
③AI・ビッグデータソリューション事業
Webページ差分チェックツール「CERVN」をはじめとするWebスクレイピングのマーケティングを強化した結果、官公庁やエンタープライズ企業向けサブスクリプション収入が安定的に推移した他、Tableau Service Partner「Select」レベルにランクアップする等、Tableau社との関係性強化により、ダッシュボード開発等のデータ分析案件が大幅に伸びました。この結果、AI・ビッグデータソリューション事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は154百万円、営業利益19百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資 産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,677百万円となり、前連結会計年度末に比べ692百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が441百万円、未成業務支出金が158百万円増加したことによります。固定資産は1,359百万円となり、前連結会計年度末に比べ800百万円増加いたしました。これは主に、のれんが652百万円、投資その他の資産の投資有価証券が45百万円増加したことによります。
この結果、総資産は5,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,492百万円増加いたしました。
(負 債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,436百万円となり、前連結会計年度末に比べ320百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が128百万円、短期借入金が50百万円、1年内返済予定の長期借入金が96百万円増加したことによるものであります。固定負債は887百万円となり、前連結会計年度末に比べ402百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が348百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,324百万円となり、前連結会計年度末に比べ722百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ770百万円増加いたしました。これは主に、資本剰余金が41百万円、利益剰余金が364百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は49.0%(前連結会計年度末は54.2%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、記載を省略しております。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき当社グループの事業上及び財務上の課
題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する売上高の説明は、前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額および前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年9月30日)における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続くものの、各種活動制限の緩和や撤廃が進むなど、社会活動に一定の改善の兆しが見られました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や為替相場の急激な変動、エネルギー価格を筆頭とする各種サービスの値上げ等により、国内経済は先行き不透明な状態が続いております。
このような環境の下、当社グループは、1月より株式会社VAZ、5月末より株式会社キーウォーカーを連結子会社化し、インフルエンサーマーケティング事業分野やビッグデータソリューション事業分野といった、持続的な成長を実現するために必要な成長分野への投資を実施するなど、クライアントのニーズが多様化する中、顧客の課題解決に向け、既存顧客のみならず、新規顧客の開拓を含め、積極的に提案活動を実施してきました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,600百万円、営業利益582百万円(前年同期比132.2%増)、経常利益608百万円(前年同期比133.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益421百万円(前年同期比159.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①PR事業
新規リテイナー契約の獲得及び既存・新規顧客からのオプショナル&スポット案件の獲得に注力した結果、新規で国内及び海外の住宅・不動産・建設関連クライアントや、国内電気・機械・その他製造クライアントを獲得し、リテイナークライアント数は前年同期に比べ増加しました。オプショナル&スポット案件の売上高については、国内官公庁・地方自治体・各種団体関連や旅行・観光・ホテル・航空関連クライアントのイベント案件を獲得、ペイドパブリシティ案件の売上高においても、国内官公庁・地方自治体・各種団体の大型案件を複数受託しました。この結果、PR事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は3,024百万円、営業利益579百万円(前年同期比131.1%増)となりました。
②インフルエンサーマーケティング事業
新たなクリエイターの獲得や自社クリエイターの育成を行うとともに、クリエイターを活用したプロモーションビジネスの拡大や自社チャンネルの成長施策の実施、フリークリエイターを起用したビジネス展開など、提案体制を強化した結果、飲料広告の大型案件受注や自社メディアと主要クリエイターを複数起用した独立リーグとのタイアップ案件等の複数の企業タイアップ案件を受注しました。
この結果、インフルエンサーマーケティング事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は421百万円、営業利益28百万円となりました。
③AI・ビッグデータソリューション事業
Webページ差分チェックツール「CERVN」をはじめとするWebスクレイピングのマーケティングを強化した結果、官公庁やエンタープライズ企業向けサブスクリプション収入が安定的に推移した他、Tableau Service Partner「Select」レベルにランクアップする等、Tableau社との関係性強化により、ダッシュボード開発等のデータ分析案件が大幅に伸びました。この結果、AI・ビッグデータソリューション事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は154百万円、営業利益19百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資 産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,677百万円となり、前連結会計年度末に比べ692百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が441百万円、未成業務支出金が158百万円増加したことによります。固定資産は1,359百万円となり、前連結会計年度末に比べ800百万円増加いたしました。これは主に、のれんが652百万円、投資その他の資産の投資有価証券が45百万円増加したことによります。
この結果、総資産は5,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,492百万円増加いたしました。
(負 債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,436百万円となり、前連結会計年度末に比べ320百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が128百万円、短期借入金が50百万円、1年内返済予定の長期借入金が96百万円増加したことによるものであります。固定負債は887百万円となり、前連結会計年度末に比べ402百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が348百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,324百万円となり、前連結会計年度末に比べ722百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ770百万円増加いたしました。これは主に、資本剰余金が41百万円、利益剰余金が364百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は49.0%(前連結会計年度末は54.2%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、記載を省略しております。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき当社グループの事業上及び財務上の課
題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。