有価証券報告書-第43期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)業績等の概要
①業績
当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、企業の業績確保、拡大に向けてIT投資に積極的な取り組みがみられますが、利益率の低迷は依然続いております。
当社はグループの多角化に取り組むため、持株会社への移行を行い、機動的な事業再編や柔軟性の確保ならびに各事業の責任と権限を明確にすることで、当社グループ全体の企業価値の最大化を目指し、平成29年10月2日に新設会社分割を行いイメージ情報システム株式会社を新設し、加えて平成29年10月20日にスポーツ全体のIT化促進を主な事業とするエクストップエスオー株式会社(現株式会社アイデポルテ)の第三者割当増資を引き受け、子会社化いたしました。
このような環境の中、当連結会計年度において、グループ企業間の連携及び開発スキルの向上と外部人材リソースの活用等を実施し、売上高は815,110千円(前年同期比1.3%増)となりました。
利益面におきましては、売上原価率がやや改善し、加えて販売費及び一般管理費の圧縮に努め、営業利益は4,434千円(前年同期は営業損失49,139千円)となりました。経常利益は5,576千円(前年同期は経常損失42,632千円)となりましたが、株式会社北栄への債権に対して貸倒引当金315,125千円を特別損失に計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は320,302千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失255,123千円)となりました。
このような状況において、当社グループは、これまで培ってまいりましたIT活用による提携企業へのコンサルティング機能をさらに高め、先進的マーケティングソリューションの提供等によるプラットホームビジネスへの構築により、新たなサービスの創造とマーケットの開拓、さらに新たな異業種企業との提携による収益創出事業の展開を図ってまいります。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
[コンサルティング/設計/構築]
企業システムのコンサルティン及び設計、開発の業務受託等につきましては、平成29年10月20日に株式会社アイデポルテを連結子会社化したことに加え、外部人材リソースを活用した受注案件の獲得に努め、売上高は510,212千円(前期比26.8%増)、セグメント利益は31,658千円(前期比14.4%減)となりました。
[運用/保守]
企業システムの運用及び保守の業務受託につきましては、前期からの継続した受注とセキュリティ関連システムの運用商品が堅調に推移したことにより、売上高は102,413千円(前期比1.9%増)、セグメント利益は33,841千円(前期比286.4%増)となりました。
[商品販売]
商品販売につきましては、連結子会社である株式会社ヴァージンメディカルが化粧品販売事業を再開しましたが、前連結会計年度に計上した大手取引先の大型サーバの入替受注が終了したことなどにより、売上高は32,711千円(前期比74.0%減)となり、セグメント損失は1,772千円(前期はセグメント損失19,333千円)となりました。
[BPO/サービス]
BPO(業務アウトソーシング)及び決済等各種サービスの提供につきましては、継続的な取引による売上を確保し、売上高は169,772千円(前期比3.3%減)、セグメント利益は35,770千円(前期比75.5%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により17,356千円増加、投資活動により56,073千円減少、財務活動により647千円増加しました。その結果、資金の残高は74,838千円(前期末比38,069千円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により、資金は17,356千円増加(前期は24,682千円減少)しました。税金等調整前当期純損失309,549千円、売上債権の増加額16,574千円により減少しましたが、貸倒引当金の増加額317,007千円により資金が増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により、資金は56,073千円減少(前期は148千円減少)しました。貸付金の回収による収入57,128千円がありましたが、貸付けによる支出85,000千円、定期預金の増加額20,000千円により資金が減少しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、資金は647千円増加(前期は25,001千円増加)しました。借入金の返済による支出82,264千円、自己株式の取得による支出34,245千円がありましたが、借入れによる収入85,000千円、自己株式の処分による収入30,000千円により資金が増加しております。
(2)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 BPO/サービス事業においては、事業の特性上事前に正確な受注金額を算出することが困難な契約が大部分を占めております。これらについては、受注残高の集計には含めず、販売実績をもって受注実績としております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、前連結会計年度において、当該割合が100分の10未満の記載は省略しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準にしたがって作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、賞与引当金、固定資産の減損、繰延税金資産であり、継続して評価を行っております。
なお、見積りの評価については、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、異なる可能性があります。
②経営成績の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要 ①業績」をご参照下さい。
③財政状態の分析
当連結会計年度末における流動資産の残高は239,112千円(前期末比7.4%増)となりました。主な内訳は現金及び預金94,838千円、受取手形及び売掛金が104,436千円であり、受取手形及び売掛金17,568千円、短期貸付金15,645千円の増加が主な変動要因であります。
固定資産の残高は148,009千円(前期末比66.3%減)となりました。主な内訳は、長期貸付金411,662千円、長期未収入金103,895千円であり、株式会社アイデポルテの株式取得により無形固定資産の「のれん」が16,528千円増加しましたが、株式会社北栄への債権に対する貸倒引当金315,125千円の計上により減少いたしました。
これにより総資産の残高は387,122千円(前期末比41.5%減)となりました。
流動負債の残高は156,560千円(前期末比19.3%増)となりました。主な内訳は、買掛金31,768千円、1年以内返済長期借入金23,376千円、賞与引当金19,855千円であり、短期借入金が30,001千円減少しましたが、1年内返済長期借入金が23,376千円増加したことが主な変動要因であります。
固定負債の残高は157,252千円(前期末比8.5%増)となりました。主な内訳は、退職給付に係る負債124,138千円であり、長期借入金17,998千円増加したことが主な変動要因であります。
これにより負債の残高は313,812千円(前期末比13.6%増)となりました。
純資産の残高は73,309千円(前期末比81.0%減)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失320,302千円の計上により利益剰余金が減少したこと等によるものです。
なお、当社は、平成29年6月28日開催の第42回定時株主総会において、欠損を補填する目的で資本準備金の額の減少及び剰余金の処分について承認可決されました。その結果、当連結会計年度において、資本剰余金は506,111千円減少し利益剰余金が同額増加しております。
④キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
①業績
当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、企業の業績確保、拡大に向けてIT投資に積極的な取り組みがみられますが、利益率の低迷は依然続いております。
当社はグループの多角化に取り組むため、持株会社への移行を行い、機動的な事業再編や柔軟性の確保ならびに各事業の責任と権限を明確にすることで、当社グループ全体の企業価値の最大化を目指し、平成29年10月2日に新設会社分割を行いイメージ情報システム株式会社を新設し、加えて平成29年10月20日にスポーツ全体のIT化促進を主な事業とするエクストップエスオー株式会社(現株式会社アイデポルテ)の第三者割当増資を引き受け、子会社化いたしました。
このような環境の中、当連結会計年度において、グループ企業間の連携及び開発スキルの向上と外部人材リソースの活用等を実施し、売上高は815,110千円(前年同期比1.3%増)となりました。
利益面におきましては、売上原価率がやや改善し、加えて販売費及び一般管理費の圧縮に努め、営業利益は4,434千円(前年同期は営業損失49,139千円)となりました。経常利益は5,576千円(前年同期は経常損失42,632千円)となりましたが、株式会社北栄への債権に対して貸倒引当金315,125千円を特別損失に計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は320,302千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失255,123千円)となりました。
このような状況において、当社グループは、これまで培ってまいりましたIT活用による提携企業へのコンサルティング機能をさらに高め、先進的マーケティングソリューションの提供等によるプラットホームビジネスへの構築により、新たなサービスの創造とマーケットの開拓、さらに新たな異業種企業との提携による収益創出事業の展開を図ってまいります。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
[コンサルティング/設計/構築]
企業システムのコンサルティン及び設計、開発の業務受託等につきましては、平成29年10月20日に株式会社アイデポルテを連結子会社化したことに加え、外部人材リソースを活用した受注案件の獲得に努め、売上高は510,212千円(前期比26.8%増)、セグメント利益は31,658千円(前期比14.4%減)となりました。
[運用/保守]
企業システムの運用及び保守の業務受託につきましては、前期からの継続した受注とセキュリティ関連システムの運用商品が堅調に推移したことにより、売上高は102,413千円(前期比1.9%増)、セグメント利益は33,841千円(前期比286.4%増)となりました。
[商品販売]
商品販売につきましては、連結子会社である株式会社ヴァージンメディカルが化粧品販売事業を再開しましたが、前連結会計年度に計上した大手取引先の大型サーバの入替受注が終了したことなどにより、売上高は32,711千円(前期比74.0%減)となり、セグメント損失は1,772千円(前期はセグメント損失19,333千円)となりました。
[BPO/サービス]
BPO(業務アウトソーシング)及び決済等各種サービスの提供につきましては、継続的な取引による売上を確保し、売上高は169,772千円(前期比3.3%減)、セグメント利益は35,770千円(前期比75.5%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により17,356千円増加、投資活動により56,073千円減少、財務活動により647千円増加しました。その結果、資金の残高は74,838千円(前期末比38,069千円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により、資金は17,356千円増加(前期は24,682千円減少)しました。税金等調整前当期純損失309,549千円、売上債権の増加額16,574千円により減少しましたが、貸倒引当金の増加額317,007千円により資金が増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により、資金は56,073千円減少(前期は148千円減少)しました。貸付金の回収による収入57,128千円がありましたが、貸付けによる支出85,000千円、定期預金の増加額20,000千円により資金が減少しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、資金は647千円増加(前期は25,001千円増加)しました。借入金の返済による支出82,264千円、自己株式の取得による支出34,245千円がありましたが、借入れによる収入85,000千円、自己株式の処分による収入30,000千円により資金が増加しております。
(2)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 生産高(千円) | 前年同期比(%) | |
| コンサルティング/設計/構築事業 | 511,646 | 27.1 |
| 運用/保守事業 | 102,413 | 1.9 |
| 商品販売事業 | 32,711 | △74.0 |
| BPO/サービス事業 | 169,772 | △3.3 |
| 合計 | 816,544 | 1.5 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |||
| 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) | |
| コンサルティング/設計/構築事業 | 536,351 | 55.4 | 62,056 | 72.8 |
| 運用/保守事業 | 133,532 | 24.2 | 52,477 | 145.7 |
| 商品販売事業 | 32,711 | 54.9 | - | - |
| BPO/サービス事業 | 169,772 | △3.3 | - | - |
| 合計 | 872,368 | 34.3 | 114,534 | 100.0 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 BPO/サービス事業においては、事業の特性上事前に正確な受注金額を算出することが困難な契約が大部分を占めております。これらについては、受注残高の集計には含めず、販売実績をもって受注実績としております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| コンサルティング/設計/構築事業 | 510,212 | 26.8 |
| 運用/保守事業 | 102,413 | 1.9 |
| 商品販売事業 | 32,711 | △74.0 |
| BPO/サービス事業 | 169,772 | △3.3 |
| 合計 | 815,110 | 1.3 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、前連結会計年度において、当該割合が100分の10未満の記載は省略しております。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 三菱UFJニコス株式会社 | 147,612 | 18.4 | 86,280 | 10.6 |
| キヤノンITソリューションズ株式会社 | 97,915 | 12.2 | - | - |
| エクストップテクノロジー株式会社 | - | - | 122,149 | 15.0 |
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準にしたがって作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、当連結会計年度末における資産・負債の報告数値、報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、賞与引当金、固定資産の減損、繰延税金資産であり、継続して評価を行っております。
なお、見積りの評価については、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、異なる可能性があります。
②経営成績の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要 ①業績」をご参照下さい。
③財政状態の分析
当連結会計年度末における流動資産の残高は239,112千円(前期末比7.4%増)となりました。主な内訳は現金及び預金94,838千円、受取手形及び売掛金が104,436千円であり、受取手形及び売掛金17,568千円、短期貸付金15,645千円の増加が主な変動要因であります。
固定資産の残高は148,009千円(前期末比66.3%減)となりました。主な内訳は、長期貸付金411,662千円、長期未収入金103,895千円であり、株式会社アイデポルテの株式取得により無形固定資産の「のれん」が16,528千円増加しましたが、株式会社北栄への債権に対する貸倒引当金315,125千円の計上により減少いたしました。
これにより総資産の残高は387,122千円(前期末比41.5%減)となりました。
流動負債の残高は156,560千円(前期末比19.3%増)となりました。主な内訳は、買掛金31,768千円、1年以内返済長期借入金23,376千円、賞与引当金19,855千円であり、短期借入金が30,001千円減少しましたが、1年内返済長期借入金が23,376千円増加したことが主な変動要因であります。
固定負債の残高は157,252千円(前期末比8.5%増)となりました。主な内訳は、退職給付に係る負債124,138千円であり、長期借入金17,998千円増加したことが主な変動要因であります。
これにより負債の残高は313,812千円(前期末比13.6%増)となりました。
純資産の残高は73,309千円(前期末比81.0%減)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失320,302千円の計上により利益剰余金が減少したこと等によるものです。
なお、当社は、平成29年6月28日開催の第42回定時株主総会において、欠損を補填する目的で資本準備金の額の減少及び剰余金の処分について承認可決されました。その結果、当連結会計年度において、資本剰余金は506,111千円減少し利益剰余金が同額増加しております。
④キャッシュ・フローの状況の分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。