有価証券報告書-第23期(2023/01/01-2023/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の売上高は7,100,488千円(前年同期比15.1%増)、営業利益は1,385,971千円(同16.1%増)、経常利益は1,459,812千円(同11.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は970,017千円(同10.1%増)となりました。
イ.売上高・営業利益
新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加し、主にシステム利用料、健診事務代行サービス、並びに特定保健指導が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援コンサルティング並びに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。これらの結果、増収増益となりました。
ロ.経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益
前年度を上回る売上高、営業利益の増加に加え、営業外収益として投資有価証券売却益並びに受取配当金を計上し、増益となりました。
ハ.財政状態
(資産の状況)
・流動資産は6,750,244千円(前連結会計年度末は6,380,570千円)となり、369,674千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が272,621千円、売掛金が76,027千円及び未収入金が28,511千円増加したことによるものです。
・固定資産は10,484,210千円(前連結会計年度末は10,401,269千円)となり、82,941千円の増加となりました。これは主に、無形固定資産合計が134,441千円及び投資有価証券が66,478千円増加したことと、有形固定資産合計が102,126千円減少したことによるものです。
・これらの結果、総資産は17,234,455千円(前連結会計年度末は16,781,839千円)となり、452,615千円の増加となりました。
(負債の状況)
・流動負債は5,161,894千円(前連結会計年度末は4,816,814千円)となり、345,080千円の増加となりました。これは主に、未払金が216,839千円、株式給付引当金が137,775千円、契約負債が75,671千円、未払法人税等が37,359千円、買掛金が34,203千円増加したことと、営業預り金が104,204千円及び預り金が46,178千円減少したことによるものです。
・固定負債は5,752,280千円(前連結会計年度末は6,319,932千円)となり、567,651千円の減少となりました。これは主に、長期借入金が507,148千円、株式給付引当金が68,178千円減少したことによるものです。
(純資産の状況)
・純資産は6,320,280千円(前連結会計年度末は5,645,093千円)となり、675,187千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益970,017千円を計上したこと、第三者割当等により資本金が454,612千円、資本剰余金が454,612千円、その他有価証券評価差額金が96,381千円増加したことと、自己株式を751,850千円取得したこと、配当金565,571千円の支払によるものであります。
ホ.経営成績
当社グループは、「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」を事業ビジョンに、健康保険組合、企業、個人を対象に、自社開発の健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を用いた健康情報のデジタル化と健康管理・増進に関するサービスを2つの事業セグメントにより展開しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
[バリューカフェテリア事業]
自社開発の健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を活用し、健康保険組合の保健事業(福利厚生事業)の総合的な運営支援並びに企業の健康管理支援、福利厚生の省力化と健康経営の実施支援サービスを提供しております。また、当事業は健康診断等の健康管理に付随する事務代行サービス、健診機関への業務支援サービス等で構成されております。
当連結会計年度は、新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が順調に増加いたしました。当社の従業員に対し、自社の健康管理プラットフォームを活用した健康経営に取り組んだことで、健康経営銘柄に3年連続で選定され、この受賞も営業活動の後押しとなっております。その結果、新規顧客の獲得や既存顧客への健康経営の実施支援サービス等の受託業務の増加につながりました。また、健康経営に関する自社主催及び協業先との共催Webセミナーの開催による集客力の強化、協業先との連携による営業網の拡大を進め、今後も積極的に営業活動を推進してまいります。
これにより、売上高は5,632,759千円(前期比16.5%増)、営業利益は1,951,863千円(同12.7%増)となりました。
[HRマネジメント事業]
健康保険組合の新規設立・分割・合併支援のコンサルティング及び健康保険組合の業務支援を行うBPOサービス等の業務で構成されております。
当連結会計年度は、健康保険組合の新規設立支援コンサルティングの獲得、新規設立ならびに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。
これにより、売上高は1,467,728千円(前期比10.2%増)、営業利益は371,247千円(同18.6%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ272,621千円増加し、5,099,976千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,346,221千円(前年同期比27.8%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,459,915千円、減価償却費342,746千円、未払金の増加額122,056千円及び、営業預り金の減少額104,204千円並びに法人税等の支払額489,133千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は179,434千円(前連結会計年度は1,119,446千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出463,910千円、無形固定資産の取得による支出302,808千円及び有形固定資産取得による支出72,011千円並びに投資有価証券の売却による収入654,679千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、894,165千円(前連結会計年度は1,011,935千円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出705,029千円、長期借入金の返済による支出507,148千円及び、配当金の支払額564,917千円並びに新株の発行による収入894,600千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
ロ.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
ハ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、経営者の判断に基づく会計方針の選択と適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与えるような見積りが必要となりますが、その判断及び見積りに関しては連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性が伴うことから、これら見積りと異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでございます。

加えて、過去4年間の売上高営業利益率を見てみますと、15.9%~19.5%の高い水準で推移しております。また、株主資本(自己資本)をどれだけ効率的に運用して利益に結び付けているかを示す自己資本当期純利益率(ROE)も、過去4年間で16.1%~16.5%の間の高い水準で推移しております。

(注)有利子負債比率は、有利子負債依存度(有利子負債÷総資産)を示しております。
また、新事業用ビル『バリューHR代々木ビル』の取得を有利子負債の借入で行ったことなどから、有利子負債比率が高い水準となっております。
(今後の見通し)
「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」として、健康保険組合や企業向けに健康管理サービス提供しているバリューカフェテリア事業を軸とした更なる成長拡大を見込んでおります。この成長拡大を推進するべく、当期も実施した資本・業務提携による顧客基盤の拡大、健診データ利活用等による新規サービスの研究開発を進めてまいります。
一方、成長拡大に欠かせない人材の確保と定着も経営課題として認識し、従業員の賃上げを実施、社内での採用強化プロジェクトを立ち上げ、採用競争力を強化するなど、社内外での人材への投資を来期以降も実施いたします。併せて、物価高の上昇、エネルギー高騰等の動きも受け、システム利用料や事務代行サービス料の値上げも実施いたします。
これらの前提のもと、2024年12月期の業績予想は、売上高8,165百万円(対当期15.0%増)、営業利益1,435百万円(対当期3.6%増)、経常利益1,500百万円(対当期2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(対当期3.1%増)となり、当期に続き売上高、各利益の増収増益を見込んでおります。
なお、上記に記載した事項は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。
なお、重要な資本的支出の予定につきましては、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
a.財務戦略の基本的な考え方
当社グループは、強固な財務体質と高い資本効率を両立しつつ、企業価値向上のために戦略的に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。
新事業用ビル『バリューHR代々木ビル』の取得に伴い、有利子負債が増えておりますが、返済完了後には強固な財務体質の実現を目指します。
設備投資に関しては、顧客需要を優先に考え、システム開発・保守に関する投資など、企業価値の向上に資する成長のための投資を中心に着実に実施してまいります。
b.経営資源の配分に関する考え方
当社グループは、売上高の3ヵ月分を安定的な経営に必要な手元現預金水準とし、それを超える分については、「追加的に配分可能な経営資源」と認識し、企業価値向上に資する経営資源の配分に努めます。
また、グループ各社の余剰資金を当社へ集中することにより、資金効率の向上を図ります。
c.資金需要の主な内容
当社グループの資金需要は、システム開発・保守に関する投資、人件費、株主還元としての配当金などがあります。
d.資金調達
当社グループは、事業活動の維持及び将来の成長のために必要な資金について、安定的かつ機動的に確保することに努めております。
十分な手元流動性の確保、資本効率の向上を企図し、必要に応じて金融機関の借入の有利子負債を一部活用しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の売上高は7,100,488千円(前年同期比15.1%増)、営業利益は1,385,971千円(同16.1%増)、経常利益は1,459,812千円(同11.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は970,017千円(同10.1%増)となりました。
イ.売上高・営業利益
新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加し、主にシステム利用料、健診事務代行サービス、並びに特定保健指導が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援コンサルティング並びに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。これらの結果、増収増益となりました。
ロ.経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益
前年度を上回る売上高、営業利益の増加に加え、営業外収益として投資有価証券売却益並びに受取配当金を計上し、増益となりました。
ハ.財政状態
(資産の状況)
・流動資産は6,750,244千円(前連結会計年度末は6,380,570千円)となり、369,674千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が272,621千円、売掛金が76,027千円及び未収入金が28,511千円増加したことによるものです。
・固定資産は10,484,210千円(前連結会計年度末は10,401,269千円)となり、82,941千円の増加となりました。これは主に、無形固定資産合計が134,441千円及び投資有価証券が66,478千円増加したことと、有形固定資産合計が102,126千円減少したことによるものです。
・これらの結果、総資産は17,234,455千円(前連結会計年度末は16,781,839千円)となり、452,615千円の増加となりました。
(負債の状況)
・流動負債は5,161,894千円(前連結会計年度末は4,816,814千円)となり、345,080千円の増加となりました。これは主に、未払金が216,839千円、株式給付引当金が137,775千円、契約負債が75,671千円、未払法人税等が37,359千円、買掛金が34,203千円増加したことと、営業預り金が104,204千円及び預り金が46,178千円減少したことによるものです。
・固定負債は5,752,280千円(前連結会計年度末は6,319,932千円)となり、567,651千円の減少となりました。これは主に、長期借入金が507,148千円、株式給付引当金が68,178千円減少したことによるものです。
(純資産の状況)
・純資産は6,320,280千円(前連結会計年度末は5,645,093千円)となり、675,187千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益970,017千円を計上したこと、第三者割当等により資本金が454,612千円、資本剰余金が454,612千円、その他有価証券評価差額金が96,381千円増加したことと、自己株式を751,850千円取得したこと、配当金565,571千円の支払によるものであります。
ホ.経営成績
当社グループは、「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」を事業ビジョンに、健康保険組合、企業、個人を対象に、自社開発の健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を用いた健康情報のデジタル化と健康管理・増進に関するサービスを2つの事業セグメントにより展開しております。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
[バリューカフェテリア事業]
自社開発の健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を活用し、健康保険組合の保健事業(福利厚生事業)の総合的な運営支援並びに企業の健康管理支援、福利厚生の省力化と健康経営の実施支援サービスを提供しております。また、当事業は健康診断等の健康管理に付随する事務代行サービス、健診機関への業務支援サービス等で構成されております。
当連結会計年度は、新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が順調に増加いたしました。当社の従業員に対し、自社の健康管理プラットフォームを活用した健康経営に取り組んだことで、健康経営銘柄に3年連続で選定され、この受賞も営業活動の後押しとなっております。その結果、新規顧客の獲得や既存顧客への健康経営の実施支援サービス等の受託業務の増加につながりました。また、健康経営に関する自社主催及び協業先との共催Webセミナーの開催による集客力の強化、協業先との連携による営業網の拡大を進め、今後も積極的に営業活動を推進してまいります。
これにより、売上高は5,632,759千円(前期比16.5%増)、営業利益は1,951,863千円(同12.7%増)となりました。
[HRマネジメント事業]
健康保険組合の新規設立・分割・合併支援のコンサルティング及び健康保険組合の業務支援を行うBPOサービス等の業務で構成されております。
当連結会計年度は、健康保険組合の新規設立支援コンサルティングの獲得、新規設立ならびに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。
これにより、売上高は1,467,728千円(前期比10.2%増)、営業利益は371,247千円(同18.6%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ272,621千円増加し、5,099,976千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,346,221千円(前年同期比27.8%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,459,915千円、減価償却費342,746千円、未払金の増加額122,056千円及び、営業預り金の減少額104,204千円並びに法人税等の支払額489,133千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は179,434千円(前連結会計年度は1,119,446千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出463,910千円、無形固定資産の取得による支出302,808千円及び有形固定資産取得による支出72,011千円並びに投資有価証券の売却による収入654,679千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、894,165千円(前連結会計年度は1,011,935千円の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出705,029千円、長期借入金の返済による支出507,148千円及び、配当金の支払額564,917千円並びに新株の発行による収入894,600千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
イ.生産実績
当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
ロ.受注実績
当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
ハ.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比 (%) | |
| バリューカフェテリア事業 | 5,632,759 | 16.5 |
| HRマネジメント事業 | 1,467,728 | 10.2 |
| 合計 | 7,100,488 | 15.1 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、経営者の判断に基づく会計方針の選択と適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与えるような見積りが必要となりますが、その判断及び見積りに関しては連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性が伴うことから、これら見積りと異なる可能性があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでございます。

| 20期(2020/12) | 21期(2021/12) | 22期(2022/12) | 23期(2023/12) | 24期予算 (2024/12) | |
| 売上高 (千円) | 4,493,019 | 5,526,489 | 6,168,316 | 7,100,488 | 8,165,582 |
| 営業利益 (千円) | 713,222 | 1,009,685 | 1,194,275 | 1,385,971 | 1,435,482 |
| 売上高営業利益率 (%) | 15.9% | 18.3% | 19.4% | 19.5% | 17.6% |
| 自己資本当期純利益率 (%) | 16.5% | 16.1% | 16.2% | 16.3% | 15.5% |
加えて、過去4年間の売上高営業利益率を見てみますと、15.9%~19.5%の高い水準で推移しております。また、株主資本(自己資本)をどれだけ効率的に運用して利益に結び付けているかを示す自己資本当期純利益率(ROE)も、過去4年間で16.1%~16.5%の間の高い水準で推移しております。

| 19期(2019/12) | 20期(2020/12) | 21期(2021/12) | 22期(2022/12) | 23期(2023/12) | |
| 総資産 (千円) | 11,829,951 | 13,815,656 | 16,539,071 | 16,781,839 | 17,234,455 |
| 自己資本 (千円) | 2,591,747 | 2,970,427 | 5,264,178 | 5,635,587 | 6,293,789 |
| 自己資本比率 (%) | 21.9% | 21.5% | 31.8% | 33.6% | 36.5% |
| 有利子負債 (千円) | 5,844,937 | 7,149,006 | 7,126,182 | 6,629,055 | 6,119,385 |
| 有利子負債比率 (%) | 49.4% | 51.7% | 43.1% | 39.5% | 35.5% |
(注)有利子負債比率は、有利子負債依存度(有利子負債÷総資産)を示しております。
また、新事業用ビル『バリューHR代々木ビル』の取得を有利子負債の借入で行ったことなどから、有利子負債比率が高い水準となっております。
(今後の見通し)
「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」として、健康保険組合や企業向けに健康管理サービス提供しているバリューカフェテリア事業を軸とした更なる成長拡大を見込んでおります。この成長拡大を推進するべく、当期も実施した資本・業務提携による顧客基盤の拡大、健診データ利活用等による新規サービスの研究開発を進めてまいります。
一方、成長拡大に欠かせない人材の確保と定着も経営課題として認識し、従業員の賃上げを実施、社内での採用強化プロジェクトを立ち上げ、採用競争力を強化するなど、社内外での人材への投資を来期以降も実施いたします。併せて、物価高の上昇、エネルギー高騰等の動きも受け、システム利用料や事務代行サービス料の値上げも実施いたします。
これらの前提のもと、2024年12月期の業績予想は、売上高8,165百万円(対当期15.0%増)、営業利益1,435百万円(対当期3.6%増)、経常利益1,500百万円(対当期2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(対当期3.1%増)となり、当期に続き売上高、各利益の増収増益を見込んでおります。
なお、上記に記載した事項は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
イ.キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。
なお、重要な資本的支出の予定につきましては、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
ロ.資本の財源及び資金の流動性
a.財務戦略の基本的な考え方
当社グループは、強固な財務体質と高い資本効率を両立しつつ、企業価値向上のために戦略的に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。
新事業用ビル『バリューHR代々木ビル』の取得に伴い、有利子負債が増えておりますが、返済完了後には強固な財務体質の実現を目指します。
設備投資に関しては、顧客需要を優先に考え、システム開発・保守に関する投資など、企業価値の向上に資する成長のための投資を中心に着実に実施してまいります。
b.経営資源の配分に関する考え方
当社グループは、売上高の3ヵ月分を安定的な経営に必要な手元現預金水準とし、それを超える分については、「追加的に配分可能な経営資源」と認識し、企業価値向上に資する経営資源の配分に努めます。
また、グループ各社の余剰資金を当社へ集中することにより、資金効率の向上を図ります。
c.資金需要の主な内容
当社グループの資金需要は、システム開発・保守に関する投資、人件費、株主還元としての配当金などがあります。
d.資金調達
当社グループは、事業活動の維持及び将来の成長のために必要な資金について、安定的かつ機動的に確保することに努めております。
十分な手元流動性の確保、資本効率の向上を企図し、必要に応じて金融機関の借入の有利子負債を一部活用しております。