有価証券報告書-第20期(平成30年7月1日-令和1年6月30日)
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(表示方法の変更)」に記載のとおり、当連結会計年度より、表示方法の変更を行っております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替を行っております。
以下の経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析については、組替後の前連結会計年度の連結財務諸表の数値を用いて比較しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかに回復する中で、企業収益は高い水準で底堅く推移しました。個人消費は、消費者マインドが弱含んでいるものの、実質総雇用者所得は緩やかに増加するなど、持ち直しております。
またモバイルコンテンツ業界においては、アプリストアの消費支出は2019年には1,220億ドル超(2016年から3年間で平均29%の成長)になると見られ、モバイルゲームは引き続き、アプリストアにおける消費支出の拡大を後押しすると見込まれております(注1)。
当社グループにおきましては、当連結会計年度より、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「IP展開」の4区分で事業を運営しております。
当連結会計年度における売上は、「男性向け」「IP展開」が増加したものの、「日本語女性向け」「英語女性向け」が減少し、7,119,560千円(前連結会計年度比3.7%減)となりました。費用は、採用抑制等に伴う労務費の減少や制作・システム外注費の減少、またオフィス返却等による賃借料の減少等により、大幅に減少しました。その結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度は営業損失1,042,397千円)、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)となりました。また、ソフトウェアや共用資産の減損損失による特別損失115,048千円の計上があったことで、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失1,328,030千円)となりました。
また、当連結会計年度末の資産合計は2,783,645千円(前連結会計年度末比305,309千円減)、負債合計は778,711千円(同 54,657千円増)、純資産合計は2,004,933千円(同 359,966千円減)となりました。
事業区分別の業績は、以下の通りであります。なお、当連結会計年度より、事業区分を変更しておりますので、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後の事業区分に組み替えて比較しております。
事業区分別の主要なタイトル名、及びその略称は次の通りです。
1、日本語女性向け
日本語女性向けは、「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」に分類して展開しております。
主に「アバター型」が減少したことにより、売上高は4,431,708千円(前連結会計年度比11.1%減)となりました。
2、英語女性向け
英語女性向けは、「Love365」「Lovestruck」等が該当します。
「Lovestruck」が増加したものの、「Love365」等が減少したことにより、売上高は1,620,649千円(同 14.5%減)となりました。
3、男性向け
主に「六本木」が大幅に増加したことにより、売上高は954,537千円(同 103.8%増)となりました。
4、IP展開
IP展開は、VR・AR技術を用いたコンテンツや、イベント、グッズ、映像・音楽などアプリ外の展開が該当します。
主にイベント、グッズが増加したことにより、売上高は112,665千円(同 175.7%増)となりました。
(注)1.出所:App Annie Inc.「モバイル市場年鑑2019」2019年1月16日発表。
2.読み物型:ストーリーを楽しむことがメインとなるタイプのアプリ。
3.アバター型:ストーリーをメインに、アバターなどのゲーム性を組み合わせたタイプのアプリ。
4.カード型:カードの収集・育成要素を持つタイプのアプリ。
5.声優型:アプリ運用と並行し、声優陣を起用したアプリ外イベントやCD販売等を積極的に展開するタイプのアプリ。
6.Love365: Find Your Story:日本語版恋愛ドラマアプリを翻訳した海外市場向けコンテンツであり、1つのアプリ内で複数の
タイトルが楽しめる「読み物アプリ」。
7.Lovestruck: Choose Your Romance:SFスタジオ(米国サンフランシスコにある連結子会社)にて海外市場向けに制作した
「読み物アプリ」。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して238,189千円増加し、1,345,946千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、220,117千円の資金を得る結果(前連結会計年度比938,208千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、税金等調整前当期純損失の減少825,000千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、25,813千円の資金を得る結果(同 287,668千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、敷金の回収による収入の増加133,528千円及び、投資有価証券の取得による支出の減少105,404千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,137千円の資金を得る結果(同 41,297千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、配当金の支払額の減少50,682千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.当社グループは、報告セグメントが単一のセグメントであります。
3. 当社グループのモバイルコンテンツ事業における主な販売先は一般消費者であり、販売代金は料金回収代行サービスを利用して一般消費者より回収しております。
4. 最近2連結会計年度における主なプラットフォーム運営会社別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は以下の通りであります。
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。
その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、2,783,645千円(前連結会計年度末比305,309千円減)となりました。
流動資産は、2,364,971千円(同 4,240千円増)となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加238,189千円や、消費税が還付されたことによる未収消費税の減少109,099千円、売上減少による売掛金の減少84,359千円、及びオフィス返却に伴う敷金返却等による未収入金の減少45,767千円によるものであります。
固定資産は、418,673千円(同 309,550千円減)となりました。その主な要因は、ソフトウェアの減損等による無形固定資産の減少144,937千円、オフィス返却に伴う敷金の返却等による投資その他の資産の減少86,137千円、及びサーバの除却や売却、減損等による有形固定資産の減少78,475千円によるものであります。
(負債の部)
負債合計は、778,711千円(同 54,657千円増)となりました。
流動負債は、778,711千円(同 54,657千円増)となりました。その主な要因は、未払消費税等の増加77,804千円によるものであります。
(純資産の部)
純資産は、2,004,933千円(同 359,966千円減)となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上等による利益剰余金の減少355,988千円によるものであります。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の業績は売上高7,119,560千円(前連結会計年度末比271,963千円減)となりました。売上原価は2,607,320千円(同 732,383千円減)、販売費及び一般管理費は4,711,228千円(同 382,989千円減)となり、この結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度末は営業損失1,042,397千円)、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期損失1,328,030千円)となりました。
1.売上高
当連結会計年度の売上高は7,119,560千円(前連結会計年度末比271,963千円減)となりました。詳細については「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
2.売上原価
売上原価は、採用抑制等に伴う労務費の減少やオフィス返却等による賃借料の減少等により、2,607,320千円(前連結会計年度末比732,383千円減)となりました。
3.販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、売上減少による販売手数料減少や採用抑制等に伴う労務費の減少等により、4,711,228千円(前連結会計年度末比382,989千円減)となりました。
この結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度末は営業損失1,042,397千円)となりました。
4.営業外収益、営業外費用及び経常利益
営業外費用は主として為替差損20,641千円であります。この結果、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)となりました。
5.特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失はソフトウェアや共用資産の減損損失115,048千円であります。また、法人税、住民税、事業税を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失1,328,030千円)となりました。
(注)「増加」「減少」等の表現は、前連結会計年度との比較によるものです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、外注費、労務費等の運転需要と、コンテンツシステム開発、設備の投資需要であります。財源は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローであります。
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、前連結会計年度はマイナスでしたが、当連結会計年度は赤字の改善によりプラスに回復し、現金及び現金同等物や資金の流動性は十分に確保されております。
ただし、今後資金調達が必要と判断される場合には、速やかに増資や金融機関からの借入等を検討してまいります。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替を行っております。
以下の経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析については、組替後の前連結会計年度の連結財務諸表の数値を用いて比較しております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかに回復する中で、企業収益は高い水準で底堅く推移しました。個人消費は、消費者マインドが弱含んでいるものの、実質総雇用者所得は緩やかに増加するなど、持ち直しております。
またモバイルコンテンツ業界においては、アプリストアの消費支出は2019年には1,220億ドル超(2016年から3年間で平均29%の成長)になると見られ、モバイルゲームは引き続き、アプリストアにおける消費支出の拡大を後押しすると見込まれております(注1)。
当社グループにおきましては、当連結会計年度より、「日本語女性向け」「英語女性向け」「男性向け」「IP展開」の4区分で事業を運営しております。
当連結会計年度における売上は、「男性向け」「IP展開」が増加したものの、「日本語女性向け」「英語女性向け」が減少し、7,119,560千円(前連結会計年度比3.7%減)となりました。費用は、採用抑制等に伴う労務費の減少や制作・システム外注費の減少、またオフィス返却等による賃借料の減少等により、大幅に減少しました。その結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度は営業損失1,042,397千円)、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)となりました。また、ソフトウェアや共用資産の減損損失による特別損失115,048千円の計上があったことで、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失1,328,030千円)となりました。
また、当連結会計年度末の資産合計は2,783,645千円(前連結会計年度末比305,309千円減)、負債合計は778,711千円(同 54,657千円増)、純資産合計は2,004,933千円(同 359,966千円減)となりました。
事業区分別の業績は、以下の通りであります。なお、当連結会計年度より、事業区分を変更しておりますので、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後の事業区分に組み替えて比較しております。
事業区分別の主要なタイトル名、及びその略称は次の通りです。
| 事業区分 | 分類 | 主要タイトル | 略称 |
| 日本語女性向け | 読み物型(注2) | 100シーンの恋+ ダウト~嘘つきオトコは誰?~ | 100恋+ ダウト |
| アバター型(注3) | 天下統一恋の乱 Love Ballad 誓いのキスは突然に Love Ring 眠らぬ街のシンデレラ 鏡の中のプリンセス Love Palace 新◆王子様のプロポーズ Eternal Kiss 魔界王子と魅惑のナイトメア | 恋乱 誓い シンデ ミラプリ 王子 魔界 | |
| カード型(注4) | あやかし恋廻り | あや恋 | |
| 声優型(注5) | アニドルカラーズ | アニドル | |
| 英語女性向け | 読み物型 | Love365: Find Your Story(注6) Lovestruck: Choose Your Romance(注7) | Love365 Lovestruck |
| 男性向け | カード型 | 六本木サディスティックナイト | 六本木 |
| IP展開 | イベント、グッズ、映像・音楽 | ボルフェス2019、「恋乱」天下の宴、 「アニドル」ファンミーティング | ― |
| 新技術 | ポケカレAR、挙式VR | ― |
1、日本語女性向け
日本語女性向けは、「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」に分類して展開しております。
主に「アバター型」が減少したことにより、売上高は4,431,708千円(前連結会計年度比11.1%減)となりました。
2、英語女性向け
英語女性向けは、「Love365」「Lovestruck」等が該当します。
「Lovestruck」が増加したものの、「Love365」等が減少したことにより、売上高は1,620,649千円(同 14.5%減)となりました。
3、男性向け
主に「六本木」が大幅に増加したことにより、売上高は954,537千円(同 103.8%増)となりました。
4、IP展開
IP展開は、VR・AR技術を用いたコンテンツや、イベント、グッズ、映像・音楽などアプリ外の展開が該当します。
主にイベント、グッズが増加したことにより、売上高は112,665千円(同 175.7%増)となりました。
(注)1.出所:App Annie Inc.「モバイル市場年鑑2019」2019年1月16日発表。
2.読み物型:ストーリーを楽しむことがメインとなるタイプのアプリ。
3.アバター型:ストーリーをメインに、アバターなどのゲーム性を組み合わせたタイプのアプリ。
4.カード型:カードの収集・育成要素を持つタイプのアプリ。
5.声優型:アプリ運用と並行し、声優陣を起用したアプリ外イベントやCD販売等を積極的に展開するタイプのアプリ。
6.Love365: Find Your Story:日本語版恋愛ドラマアプリを翻訳した海外市場向けコンテンツであり、1つのアプリ内で複数の
タイトルが楽しめる「読み物アプリ」。
7.Lovestruck: Choose Your Romance:SFスタジオ(米国サンフランシスコにある連結子会社)にて海外市場向けに制作した
「読み物アプリ」。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して238,189千円増加し、1,345,946千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、220,117千円の資金を得る結果(前連結会計年度比938,208千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、税金等調整前当期純損失の減少825,000千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、25,813千円の資金を得る結果(同 287,668千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、敷金の回収による収入の増加133,528千円及び、投資有価証券の取得による支出の減少105,404千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,137千円の資金を得る結果(同 41,297千円の支出の減少)となりました。その主な増加の要因は、配当金の支払額の減少50,682千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | 前年同期比(%) |
| モバイルコンテンツ事業(千円) | 7,119,560 | 96.3 |
| 合計(千円) | 7,119,560 | 96.3 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.当社グループは、報告セグメントが単一のセグメントであります。
3. 当社グループのモバイルコンテンツ事業における主な販売先は一般消費者であり、販売代金は料金回収代行サービスを利用して一般消費者より回収しております。
4. 最近2連結会計年度における主なプラットフォーム運営会社別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は以下の通りであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2017年7月1日 至 2018年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2018年7月1日 至 2019年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| Apple Inc. | 3,078,372 | 41.6 | 3,171,982 | 44.6 |
| グーグル・ペイメント合同会社 | 2,701,382 | 36.5 | 2,733,322 | 38.4 |
| グリー株式会社 | 730,111 | 9.9 | 512,259 | 7.2 |
| 株式会社NTTドコモ | 410,693 | 5.6 | 301,988 | 4.2 |
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。
その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、2,783,645千円(前連結会計年度末比305,309千円減)となりました。
流動資産は、2,364,971千円(同 4,240千円増)となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加238,189千円や、消費税が還付されたことによる未収消費税の減少109,099千円、売上減少による売掛金の減少84,359千円、及びオフィス返却に伴う敷金返却等による未収入金の減少45,767千円によるものであります。
固定資産は、418,673千円(同 309,550千円減)となりました。その主な要因は、ソフトウェアの減損等による無形固定資産の減少144,937千円、オフィス返却に伴う敷金の返却等による投資その他の資産の減少86,137千円、及びサーバの除却や売却、減損等による有形固定資産の減少78,475千円によるものであります。
(負債の部)
負債合計は、778,711千円(同 54,657千円増)となりました。
流動負債は、778,711千円(同 54,657千円増)となりました。その主な要因は、未払消費税等の増加77,804千円によるものであります。
(純資産の部)
純資産は、2,004,933千円(同 359,966千円減)となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上等による利益剰余金の減少355,988千円によるものであります。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の業績は売上高7,119,560千円(前連結会計年度末比271,963千円減)となりました。売上原価は2,607,320千円(同 732,383千円減)、販売費及び一般管理費は4,711,228千円(同 382,989千円減)となり、この結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度末は営業損失1,042,397千円)、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期損失1,328,030千円)となりました。
1.売上高
当連結会計年度の売上高は7,119,560千円(前連結会計年度末比271,963千円減)となりました。詳細については「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
2.売上原価
売上原価は、採用抑制等に伴う労務費の減少やオフィス返却等による賃借料の減少等により、2,607,320千円(前連結会計年度末比732,383千円減)となりました。
3.販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、売上減少による販売手数料減少や採用抑制等に伴う労務費の減少等により、4,711,228千円(前連結会計年度末比382,989千円減)となりました。
この結果、営業損失は198,988千円(前連結会計年度末は営業損失1,042,397千円)となりました。
4.営業外収益、営業外費用及び経常利益
営業外費用は主として為替差損20,641千円であります。この結果、経常損失は237,140千円(同 経常損失1,073,803千円)となりました。
5.特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失はソフトウェアや共用資産の減損損失115,048千円であります。また、法人税、住民税、事業税を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は355,988千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失1,328,030千円)となりました。
(注)「増加」「減少」等の表現は、前連結会計年度との比較によるものです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、外注費、労務費等の運転需要と、コンテンツシステム開発、設備の投資需要であります。財源は、自己資金と営業活動によるキャッシュ・フローであります。
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、前連結会計年度はマイナスでしたが、当連結会計年度は赤字の改善によりプラスに回復し、現金及び現金同等物や資金の流動性は十分に確保されております。
ただし、今後資金調達が必要と判断される場合には、速やかに増資や金融機関からの借入等を検討してまいります。