有価証券報告書-第25期(2023/07/01-2024/06/30)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復しております。消費マインドはこのところ改善に足踏みがみられるが、実質総雇用者所得は持ち直しの動きがみられております。また、企業収益も総じてみれば改善しております。
当社グループにおきましては、「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」「電子コミック・コンシューマ」の4区分で事業を運営しております。
当連結会計年度における売上は、「電子コミック・コンシューマ」が増加したものの、「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」が減少し、3,456,700千円(前期比18.8%減)となりました。費用は、広告宣伝費の減少、売上減少による販売手数料の減少、業務委託費用及び派遣費用等の減少による外注費の減少及び賞与の減少等により、全体として減少しました。その結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)となりましたが、投資有価証券売却益の計上等により経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)と黒字転換となりました。
事業区分別の主要タイトル、その略称及び経営成績は、以下のとおりであります。
1、日本語女性向け
日本語女性向けは、「読み物型」「アバター型」「カード型」「ファンダム」に分類して展開しております。
主に「アバター型」「読み物型」が減少し、売上高は2,054,839千円(前期比24.1%減)となりました。
2、英語・アジア女性向け
主に「Darkness」、「Samurai Love Ballad: PARTY」、「Love365」及び「Ayakashi: Romance Reborn」が減少したことにより、売上高は395,419千円(前期比18.5%減)となりました。
3、男性向け
主に「六本木」が減少したことにより、売上高は728,908千円(前期比11.8%減)となりました。
4、電子コミック・コンシューマ
主にNintendo Switch向けコンテンツが増加したことにより、売上高は277,532千円(前期比16.6%増)となりました。
(注)1.読み物型:ストーリーを楽しむことがメインとなるタイプのアプリ。
2.アバター型:ストーリーをメインに、アバターなどのゲーム性を組み合わせたタイプのアプリ。
3.カード型:カードの収集・育成要素を持つタイプのアプリ。
4.ファンダム:作品へのポジティブな深い感情的なつながりから生まれたファン文化。当社グループのタイトルを消費するだけでなく、共感・応援するファン集団を指す。
5.Love365: Find Your Story:日本語版恋愛ドラマアプリを翻訳した海外市場向けコンテンツであり、1つのアプリ内で複数のタイトルが楽しめる「読み物アプリ」。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して152,358千円減少し、1,294,356千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、41,272千円の資金を支出する結果(前連結会計年度は60,354千円の収入)となりました。その主な要因は、売上債権の減少99,042千円、ソフトウエア償却費の計上27,500千円があった一方で、投資有価証券売却益の計上100,417千円、未払費用の減少70,897千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、79,979千円の資金を支出する結果(同87,375千円の支出)となりました。その主な要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入325,505千円、差入保証金の回収による収入39,817千円があった一方で、預け金の増加347,936千円、投資有価証券の取得による支出78,216千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、34,001千円の資金を支出する結果(同4,030千円の支出)となりました。その主な要因は、短期借入金の返済による支出30,000千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.当社グループは、報告セグメントが単一のセグメントであります。
2.当社グループのモバイルコンテンツ事業における主な販売先は一般消費者であり、販売代金は料金回収代行サービスを利用して一般消費者より回収しております。
3.最近2連結会計年度における主なプラットフォーム運営会社別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は以下のとおりであります。
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。
重要な会計方針及び見積りにつきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、2,836,238千円(前連結会計年度末比118,092千円減)となりました。
流動資産は、2,201,702千円(同159,337千円増)となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少152,358千円、売掛金の減少99,042千円及び商品の減少23,489千円があった一方で、預け金の増加347,936千円及び有価証券の増加87,798千円があったことによるものであります。
固定資産は、634,536千円(同277,430千円減)となりました。その主な要因は、投資有価証券売却等による投資その他の資産の減少266,767千円によるものであります。
(負債の部)
負債合計は、661,178千円(同130,653千円減)となりました。
流動負債は、535,336千円(同129,336千円減)となりました。その主な要因は、未払費用の減少70,897千円、短期借入金30,000千円及び買掛金の減少25,468千円によるものであります。
固定負債は、125,842千円(同1,316千円減)となりました。その要因は、繰延税金負債の増加2,679千円があった一方で、長期借入金の減少3,996千円があったことによるものであります。
(純資産の部)
純資産は、2,175,060千円(同12,561千円増)となりました。その主な要因は、その他投資有価証券評価差額金の増加6,070千円及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加5,269千円によるものであります。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の業績は売上高3,456,700千円(前期比800,911千円減)となりました。売上原価は1,625,506千円(同 193,984千円減)、販売費及び一般管理費は1,925,549千円(同 597,412千円減)となり、この結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)、経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)となりました。
当社グループは「恋愛と戦いのドラマ」をテーマとした感動コンテンツを提供することを経営方針としております。当面の成長戦略は、日女アプリにおいてファンダムの充実及びアプリ形態を進化させ採算性の向上を図る「ファンダム戦略」、新分野はF期投資として拡大と強力IP(注)創出に向けた「ヒットIP戦略」を推進することで、事業を成長させることです。
(注)IP: Intellectual Property(知的財産)。当社オリジナルのタイトル1つ1つを指す。
2025年6月期第1四半期以降の方針は以下のとおりであり、各戦略の実行により、「アプリ・電子コミック・コンシューマ」3本柱の多角企業を目指してまいります。
ファンダム戦略
「日女アプリ×ファンダム・アプリ進化」として、アプリユーザーに対しグッズ・カフェ・イベント・動画等アプリ以外の楽しみを提供することで、ファンダム醸成を図りつつ、コスト効率化やユーザー行動の変化対応に注力することで、アプリそのものの改善・拡大を図ってまいります。
ヒットIP戦略
「新分野×拡大・IP創出」として、電子コミック・コンシューマといった新分野における商品生産ライン増及び販路開拓、並びにヒット路線の開拓に注力してまいります。
1.売上高
当連結会計年度の売上高は3,456,700千円となりました。詳細については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析 (1) 経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
2.売上原価
売上原価は、業務委託費用及び派遣費用等の減少による外注費の減少及び賞与の減少等により、1,625,506千円(前期比193,984千円減)となりました。
3.販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、広告宣伝費の減少、売上減少による販売手数料の減少及び賞与の減少等により、1,925,549千円(同 597,412千円減)となりました。
この結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)となりました。
4.営業外収益、営業外費用及び経常利益
営業外収益は主として投資有価証券売却益100,417千円及び為替差益17,583千円であります。営業外費用は主として雑費16,116千円及び不動産賃貸費用4,008千円であります。
この結果、経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)となりました。
5.特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失はソフトウエアの減損損失3,477千円であります。
この結果、法人税、住民税及び事業税を7,172千円計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)となりました。
(注)「増加」「減少」等の表現は、前連結会計年度との比較によるものです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、外注費、労務費等の運転資金と、コンテンツシステム開発、設備等の投資資金であり、資本の財源は、自己資金と営業活動や財務活動によるキャッシュ・フローであります。
なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローは「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであり、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。
また、今後資金調達が必要と判断される場合には、速やかに増資や金融機関からの借入等を検討してまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復しております。消費マインドはこのところ改善に足踏みがみられるが、実質総雇用者所得は持ち直しの動きがみられております。また、企業収益も総じてみれば改善しております。
当社グループにおきましては、「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」「電子コミック・コンシューマ」の4区分で事業を運営しております。
当連結会計年度における売上は、「電子コミック・コンシューマ」が増加したものの、「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」が減少し、3,456,700千円(前期比18.8%減)となりました。費用は、広告宣伝費の減少、売上減少による販売手数料の減少、業務委託費用及び派遣費用等の減少による外注費の減少及び賞与の減少等により、全体として減少しました。その結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)となりましたが、投資有価証券売却益の計上等により経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)と黒字転換となりました。
事業区分別の主要タイトル、その略称及び経営成績は、以下のとおりであります。
| 事業区分 | 分類 | 主要タイトル | 略称 |
| 日本語女性向け | 読み物型(注1) | 100シーンの恋+ | 100恋+ |
| アバター型(注2) | 天下統一恋の乱 Love Ballad 誓いのキスは突然に Love Ring 眠らぬ街のシンデレラ 鏡の中のプリンセス Love Palace 王子様のプロポーズ Eternal Kiss 魔界王子と魅惑のナイトメア 幕末維新 天翔ける恋 | 恋乱 誓い シンデ ミラプリ 王子 魔界 幕天 | |
| カード型(注3) | あやかし恋廻り アニドルカラーズ | あや恋 アニドル | |
| ファンダム(注4) | ボルSHOP | ― | |
| 英語・アジア 女性向け | 読み物型 | Love365: Find Your Story(注5) | Love365 |
| アバター型 | Court of Darkness | Darkness | |
| 男性向け | カード型 | 六本木サディスティックナイト | 六本木 |
| 電子コミック・ コンシューマ | 電子コミック販売ストア | ぼるコミ | ― |
| 電子コミックレーベル | ボル恋comic ボル恋TOON | VC VTOON | |
| Nintendo Switch/Steam向け | ボル恋移植タイトル even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女 | ― テンペスト魔女 |
1、日本語女性向け
日本語女性向けは、「読み物型」「アバター型」「カード型」「ファンダム」に分類して展開しております。
主に「アバター型」「読み物型」が減少し、売上高は2,054,839千円(前期比24.1%減)となりました。
2、英語・アジア女性向け
主に「Darkness」、「Samurai Love Ballad: PARTY」、「Love365」及び「Ayakashi: Romance Reborn」が減少したことにより、売上高は395,419千円(前期比18.5%減)となりました。
3、男性向け
主に「六本木」が減少したことにより、売上高は728,908千円(前期比11.8%減)となりました。
4、電子コミック・コンシューマ
主にNintendo Switch向けコンテンツが増加したことにより、売上高は277,532千円(前期比16.6%増)となりました。
(注)1.読み物型:ストーリーを楽しむことがメインとなるタイプのアプリ。
2.アバター型:ストーリーをメインに、アバターなどのゲーム性を組み合わせたタイプのアプリ。
3.カード型:カードの収集・育成要素を持つタイプのアプリ。
4.ファンダム:作品へのポジティブな深い感情的なつながりから生まれたファン文化。当社グループのタイトルを消費するだけでなく、共感・応援するファン集団を指す。
5.Love365: Find Your Story:日本語版恋愛ドラマアプリを翻訳した海外市場向けコンテンツであり、1つのアプリ内で複数のタイトルが楽しめる「読み物アプリ」。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して152,358千円減少し、1,294,356千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、41,272千円の資金を支出する結果(前連結会計年度は60,354千円の収入)となりました。その主な要因は、売上債権の減少99,042千円、ソフトウエア償却費の計上27,500千円があった一方で、投資有価証券売却益の計上100,417千円、未払費用の減少70,897千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、79,979千円の資金を支出する結果(同87,375千円の支出)となりました。その主な要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入325,505千円、差入保証金の回収による収入39,817千円があった一方で、預け金の増加347,936千円、投資有価証券の取得による支出78,216千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、34,001千円の資金を支出する結果(同4,030千円の支出)となりました。その主な要因は、短期借入金の返済による支出30,000千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) | 前期比(%) |
| モバイルコンテンツ事業(千円) | 3,456,700 | △18.8 |
| 合計(千円) | 3,456,700 | △18.8 |
(注)1.当社グループは、報告セグメントが単一のセグメントであります。
2.当社グループのモバイルコンテンツ事業における主な販売先は一般消費者であり、販売代金は料金回収代行サービスを利用して一般消費者より回収しております。
3.最近2連結会計年度における主なプラットフォーム運営会社別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は以下のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) | 当連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| グーグル・ペイメント合同会社 | 1,713,575 | 40.2 | 1,320,428 | 38.2 |
| Apple Inc. | 1,232,181 | 28.9 | 890,685 | 25.8 |
| SBペイメントサービス株式会社 | 621,237 | 14.6 | 664,335 | 19.2 |
| グリー株式会社 | 222,161 | 5.2 | 165,901 | 4.8 |
(2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。
重要な会計方針及び見積りにつきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産は、2,836,238千円(前連結会計年度末比118,092千円減)となりました。
流動資産は、2,201,702千円(同159,337千円増)となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少152,358千円、売掛金の減少99,042千円及び商品の減少23,489千円があった一方で、預け金の増加347,936千円及び有価証券の増加87,798千円があったことによるものであります。
固定資産は、634,536千円(同277,430千円減)となりました。その主な要因は、投資有価証券売却等による投資その他の資産の減少266,767千円によるものであります。
(負債の部)
負債合計は、661,178千円(同130,653千円減)となりました。
流動負債は、535,336千円(同129,336千円減)となりました。その主な要因は、未払費用の減少70,897千円、短期借入金30,000千円及び買掛金の減少25,468千円によるものであります。
固定負債は、125,842千円(同1,316千円減)となりました。その要因は、繰延税金負債の増加2,679千円があった一方で、長期借入金の減少3,996千円があったことによるものであります。
(純資産の部)
純資産は、2,175,060千円(同12,561千円増)となりました。その主な要因は、その他投資有価証券評価差額金の増加6,070千円及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加5,269千円によるものであります。
b.経営成績の分析
当連結会計年度の業績は売上高3,456,700千円(前期比800,911千円減)となりました。売上原価は1,625,506千円(同 193,984千円減)、販売費及び一般管理費は1,925,549千円(同 597,412千円減)となり、この結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)、経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)となりました。
当社グループは「恋愛と戦いのドラマ」をテーマとした感動コンテンツを提供することを経営方針としております。当面の成長戦略は、日女アプリにおいてファンダムの充実及びアプリ形態を進化させ採算性の向上を図る「ファンダム戦略」、新分野はF期投資として拡大と強力IP(注)創出に向けた「ヒットIP戦略」を推進することで、事業を成長させることです。
(注)IP: Intellectual Property(知的財産)。当社オリジナルのタイトル1つ1つを指す。
2025年6月期第1四半期以降の方針は以下のとおりであり、各戦略の実行により、「アプリ・電子コミック・コンシューマ」3本柱の多角企業を目指してまいります。
ファンダム戦略
「日女アプリ×ファンダム・アプリ進化」として、アプリユーザーに対しグッズ・カフェ・イベント・動画等アプリ以外の楽しみを提供することで、ファンダム醸成を図りつつ、コスト効率化やユーザー行動の変化対応に注力することで、アプリそのものの改善・拡大を図ってまいります。
ヒットIP戦略
「新分野×拡大・IP創出」として、電子コミック・コンシューマといった新分野における商品生産ライン増及び販路開拓、並びにヒット路線の開拓に注力してまいります。
1.売上高
当連結会計年度の売上高は3,456,700千円となりました。詳細については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析 (1) 経営成績等の状況の概要」をご参照ください。
2.売上原価
売上原価は、業務委託費用及び派遣費用等の減少による外注費の減少及び賞与の減少等により、1,625,506千円(前期比193,984千円減)となりました。
3.販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は、広告宣伝費の減少、売上減少による販売手数料の減少及び賞与の減少等により、1,925,549千円(同 597,412千円減)となりました。
この結果、営業損失は94,355千円(前期は営業損失84,840千円)となりました。
4.営業外収益、営業外費用及び経常利益
営業外収益は主として投資有価証券売却益100,417千円及び為替差益17,583千円であります。営業外費用は主として雑費16,116千円及び不動産賃貸費用4,008千円であります。
この結果、経常利益は15,919千円(同 経常損失63,598千円)となりました。
5.特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失はソフトウエアの減損損失3,477千円であります。
この結果、法人税、住民税及び事業税を7,172千円計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は5,269千円(同 親会社株主に帰属する当期純損失39,154千円)となりました。
(注)「増加」「減少」等の表現は、前連結会計年度との比較によるものです。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、外注費、労務費等の運転資金と、コンテンツシステム開発、設備等の投資資金であり、資本の財源は、自己資金と営業活動や財務活動によるキャッシュ・フローであります。
なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローは「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであり、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。
また、今後資金調達が必要と判断される場合には、速やかに増資や金融機関からの借入等を検討してまいります。