四半期報告書-第8期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 9:24
【資料】
PDFをみる
【項目】
26項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、所得から支出への前向きの循環メカニズムが持続するもとで、緩やかな拡大基調をたどると考えられます。海外経済は、総じて着実な成長が続いてる中、米中間の貿易摩擦を初めとする保護主義的な動きの帰趨とその影響、あるいは原油価格の下落など新興国・資源国経済の動向、英国のEU離脱交渉の展開やその影響など地政学的リスクもあり、内外経済に広く影響を及ぼしかねない不透明な状況が続くものと見込まれます。
当社グループの顧客先であるパチンコホールにおける経営環境は、平成30年2月施行の風営法施行規則等の改正、平成30年7月施行のギャンブル等依存症対策基本法など規制の厳格化による縮小傾向にあり、また度重なる自然災害の発生が更なる痛手となりました。このような市場環境の中、当社グループは、加盟店シェアの維持・向上を図るため、積極的な営業活動を推進しており、販売代理店との関係強化策の実行や積極的なリプレイスの推進、財務基盤を活用した機器販売を行ってまいりましたが、加盟店舗数の減少や市場規模縮小に伴う競合企業との競争激化等により、次のとおり前年を下回る結果となりました。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は12,890百万円(前年同四半期比1.7%減)、営業利益は2,562百万円(同12.6%減)、経常利益は2,564百万円(同12.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,690百万円(同15.1%減)となりました。
(2) 財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は49,896百万円となり、前連結会計年度末と比較し384百万円増加いたしました。
これは主に、現金及び預金が383百万円、有価証券が4,991百万円増加した一方で、投資有価証券が5,060百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債合計は9,229百万円となり、前連結会計年度末と比較し753百万円減少いたしました。
これは主に、支払手形及び買掛金が381百万円増加した一方で、流動負債のその他(主にリース債務)が693百万円、固定負債のその他(主にリース債務)が387百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は40,666百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,138百万円増加いたしました。
増加要因は、利益剰余金1,155百万円の増加によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は408百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。