四半期報告書-第11期第3四半期(令和1年8月1日-令和1年10月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されておりますが、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き、英国のEU離脱の行方等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があります。
このような経済状況のもと、当社グループの主要事業であるデバッグ・検証事業の関連市場においては、スマートフォンやタブレット端末の普及を背景に、グローバルにソーシャルゲーム市場が拡大しており、多言語対応を前提としたデバッグ、ローカライズ(翻訳)やカスタマーサポートの需要も拡大しております。家庭用ゲーム市場においても、ニンテンドースイッチの販売が好調に推移しております。新たにゲーム企業やネット企業がクラウドゲームへの参入を表明し、ゲーム市場の活性化が期待されております。
一方、ネットサポート事業の関連市場においては、ネットショッピング、フリマアプリ(フリーマーケットアプリ)や映像・電子書籍等のEコマース(電子商取引)が広がりを見せております。それに伴い、出品物チェック、薬機法や景品表示法等に基づく広告審査、権利侵害調査やエンドユーザーからのお問い合わせ対応等の需要が拡大しております。また、AIやフィンテックを活用した新たなネットビジネスの登場により、データ認識評価、不正対策等の需要も増加しております。
当社グループにおいては、顧客企業の事業多角化や海外展開、業務プロセスの高度化や複雑化に伴い発生する業務のアウトソーシング事業者として、「人」によるチェック、テスト、モニタリングや審査等のサービスを提供しております。市場において新たなサービスが創出されることにより、デバッグ・検証事業及びネットサポート事業ともにビジネスチャンスにつながっております。当第3四半期連結累計期間において、ポールトゥウィン株式会社では、顧客企業へのBPOサービスの拡充を図るため、3月に株式会社CREST JOBと資本業務提携を行い同社を持分法適用会社とし、顧客企業に対するサービス力を向上させるため、5月に株式会社猿楽庁を吸収合併いたしました。また、今後の受注増加を見据え、ピットクルー株式会社では、4月及び10月に北九州サービスセンター、7月に名古屋サービスセンター、8月に仙台サービスセンターを増床いたしました。国内拠点と海外10ヵ国17拠点の連携により、デバッグ、ローカライズ、モニタリング、カスタマーサポート等の「ワンストップ・フルサービス」の提供をグローバルで推進いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は18,843,809千円(前年同期比4.3%増)、営業利益は2,569,556千円(同6.8%増)、経常利益は2,481,955千円(同5.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,475,421千円(同3.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、前第3四半期連結累計期間において報告セグメントとして表示していた「医療関連事業」について量的な重要性が乏しくなったため、「その他」に含めて記載する方法に変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① デバッグ・検証事業
当事業におきましては、国内外グループ会社の連携を図ることで、ゲームソフトメーカーを中心とした顧客企業のグローバル展開サポートに努め、一つのゲームタイトルに対して国内・海外の双方でアウトソーシングサービスを受注することもあり、デバッグ、ローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録等のアウトソーシングサービスの受注が増加いたしました。また、アミューズメント機器向けアウトソーシングの受注が増加いたしました。海外顧客企業からの取引については、円高等の影響により売上、利益が減少いたしました。この結果、デバッグ・検証事業の売上高は14,196,698千円(前年同期比1.1%増)、営業利益は2,349,428千円(同3.9%減)となりました。
② ネットサポート事業
当事業におきましては、Eコマースサイトにおける商品やサービスに関する電話・メール・チャット・チャットボットによるカスタマーサポート(国内)等のアウトソーシングサービスの受注が増加いたしました。また、AI関連サービスにおけるデータ認識評価、QRコード決済や仮想通貨等のフィンテック関連サービスにおける各種認証チェック、不正対策等のサポートサービスの受注も増加いたしました。デバッグ・検証事業との営業連携を強化しており、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注が増加いたしました。この結果、ネットサポート事業の売上高は4,481,074千円(前年同期比18.1%増)、営業利益は193,177千円(同17.3%増)となりました。
③ その他
Palabra株式会社において、SDGs、今後の映像バリアフリー化時代を踏まえ、映画をはじめとする映像のバリアフリー字幕や音声ガイド制作、それらを提供するためのUDCast(※)サービスの開発・運営をしております。昨今は、演劇の分野でもバリアフリー化が進んでおり、「星の王子さま」、「ヘレン・ケラー」といった演劇にバリアフリー字幕、音声ガイド、舞台手話通訳を提供しております。また、アイメイド株式会社において、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートするサービスを提供しております。この結果、当事業の売上高は166,036千円(前年同期比29.5%減)、営業損失は62,488千円(前年同期は232,944千円の損失)となりました。
※ UDCast:ユーディーキャスト。映画・映像の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーション。日本で最初の映画のバリアフリー対応のオリジナル・アプリケーションであり、映画のバリアフリー対応作品数は日本最大。
(2) 財政状態の状況
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
① 資産の部
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,336,114千円(10.4%)増加し、14,199,548千円となりました。これは、主に現金及び預金が831,036千円、受取手形及び売掛金が360,501千円、仕掛品が83,021千円、その他(前払費用等)が62,775千円増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて159,220千円(5.9%)増加し、2,837,791千円となりました。これは、主にのれんが214,911千円減少しましたが、ソフトウエアが73,656千円、投資有価証券が305,927千円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1,495,334千円(9.6%)増加し、17,037,339千円となりました。
② 負債の部
流動負債は、前連結会計年度末に比べて358,387千円(13.4%)増加し、3,028,707千円となりました。これは、主に未払金が137,088千円、未払費用が83,252千円、賞与引当金が151,239千円増加したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて68,263千円(39.2%)増加し、242,210千円となりました。これは、主に繰延税金負債が68,700千円増加したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて426,651千円(15.0%)増加し、3,270,918千円となりました。
③ 純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,068,683千円(8.4%)増加し、13,766,421千円となりました。これは、主に為替換算調整勘定が137,003千円減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,059,110千円、その他有価証券評価差額金が145,907千円増加したこと等によります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されておりますが、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き、英国のEU離脱の行方等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があります。
このような経済状況のもと、当社グループの主要事業であるデバッグ・検証事業の関連市場においては、スマートフォンやタブレット端末の普及を背景に、グローバルにソーシャルゲーム市場が拡大しており、多言語対応を前提としたデバッグ、ローカライズ(翻訳)やカスタマーサポートの需要も拡大しております。家庭用ゲーム市場においても、ニンテンドースイッチの販売が好調に推移しております。新たにゲーム企業やネット企業がクラウドゲームへの参入を表明し、ゲーム市場の活性化が期待されております。
一方、ネットサポート事業の関連市場においては、ネットショッピング、フリマアプリ(フリーマーケットアプリ)や映像・電子書籍等のEコマース(電子商取引)が広がりを見せております。それに伴い、出品物チェック、薬機法や景品表示法等に基づく広告審査、権利侵害調査やエンドユーザーからのお問い合わせ対応等の需要が拡大しております。また、AIやフィンテックを活用した新たなネットビジネスの登場により、データ認識評価、不正対策等の需要も増加しております。
当社グループにおいては、顧客企業の事業多角化や海外展開、業務プロセスの高度化や複雑化に伴い発生する業務のアウトソーシング事業者として、「人」によるチェック、テスト、モニタリングや審査等のサービスを提供しております。市場において新たなサービスが創出されることにより、デバッグ・検証事業及びネットサポート事業ともにビジネスチャンスにつながっております。当第3四半期連結累計期間において、ポールトゥウィン株式会社では、顧客企業へのBPOサービスの拡充を図るため、3月に株式会社CREST JOBと資本業務提携を行い同社を持分法適用会社とし、顧客企業に対するサービス力を向上させるため、5月に株式会社猿楽庁を吸収合併いたしました。また、今後の受注増加を見据え、ピットクルー株式会社では、4月及び10月に北九州サービスセンター、7月に名古屋サービスセンター、8月に仙台サービスセンターを増床いたしました。国内拠点と海外10ヵ国17拠点の連携により、デバッグ、ローカライズ、モニタリング、カスタマーサポート等の「ワンストップ・フルサービス」の提供をグローバルで推進いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は18,843,809千円(前年同期比4.3%増)、営業利益は2,569,556千円(同6.8%増)、経常利益は2,481,955千円(同5.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,475,421千円(同3.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、前第3四半期連結累計期間において報告セグメントとして表示していた「医療関連事業」について量的な重要性が乏しくなったため、「その他」に含めて記載する方法に変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① デバッグ・検証事業
当事業におきましては、国内外グループ会社の連携を図ることで、ゲームソフトメーカーを中心とした顧客企業のグローバル展開サポートに努め、一つのゲームタイトルに対して国内・海外の双方でアウトソーシングサービスを受注することもあり、デバッグ、ローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録等のアウトソーシングサービスの受注が増加いたしました。また、アミューズメント機器向けアウトソーシングの受注が増加いたしました。海外顧客企業からの取引については、円高等の影響により売上、利益が減少いたしました。この結果、デバッグ・検証事業の売上高は14,196,698千円(前年同期比1.1%増)、営業利益は2,349,428千円(同3.9%減)となりました。
② ネットサポート事業
当事業におきましては、Eコマースサイトにおける商品やサービスに関する電話・メール・チャット・チャットボットによるカスタマーサポート(国内)等のアウトソーシングサービスの受注が増加いたしました。また、AI関連サービスにおけるデータ認識評価、QRコード決済や仮想通貨等のフィンテック関連サービスにおける各種認証チェック、不正対策等のサポートサービスの受注も増加いたしました。デバッグ・検証事業との営業連携を強化しており、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注が増加いたしました。この結果、ネットサポート事業の売上高は4,481,074千円(前年同期比18.1%増)、営業利益は193,177千円(同17.3%増)となりました。
③ その他
Palabra株式会社において、SDGs、今後の映像バリアフリー化時代を踏まえ、映画をはじめとする映像のバリアフリー字幕や音声ガイド制作、それらを提供するためのUDCast(※)サービスの開発・運営をしております。昨今は、演劇の分野でもバリアフリー化が進んでおり、「星の王子さま」、「ヘレン・ケラー」といった演劇にバリアフリー字幕、音声ガイド、舞台手話通訳を提供しております。また、アイメイド株式会社において、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートするサービスを提供しております。この結果、当事業の売上高は166,036千円(前年同期比29.5%減)、営業損失は62,488千円(前年同期は232,944千円の損失)となりました。
※ UDCast:ユーディーキャスト。映画・映像の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーション。日本で最初の映画のバリアフリー対応のオリジナル・アプリケーションであり、映画のバリアフリー対応作品数は日本最大。
(2) 財政状態の状況
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
① 資産の部
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,336,114千円(10.4%)増加し、14,199,548千円となりました。これは、主に現金及び預金が831,036千円、受取手形及び売掛金が360,501千円、仕掛品が83,021千円、その他(前払費用等)が62,775千円増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて159,220千円(5.9%)増加し、2,837,791千円となりました。これは、主にのれんが214,911千円減少しましたが、ソフトウエアが73,656千円、投資有価証券が305,927千円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1,495,334千円(9.6%)増加し、17,037,339千円となりました。
② 負債の部
流動負債は、前連結会計年度末に比べて358,387千円(13.4%)増加し、3,028,707千円となりました。これは、主に未払金が137,088千円、未払費用が83,252千円、賞与引当金が151,239千円増加したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて68,263千円(39.2%)増加し、242,210千円となりました。これは、主に繰延税金負債が68,700千円増加したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて426,651千円(15.0%)増加し、3,270,918千円となりました。
③ 純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,068,683千円(8.4%)増加し、13,766,421千円となりました。これは、主に為替換算調整勘定が137,003千円減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,059,110千円、その他有価証券評価差額金が145,907千円増加したこと等によります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。