四半期報告書-第12期第1四半期(令和2年2月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/06/11 11:13
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の影響による極めて厳しい状況が続くと見込まれ、感染症が内外経済をさらに下振れさせるリスクに十分注意する必要があります。また、金融資本市場の変動等を注視する必要があります。
このような経済状況のもと、当社グループの主要事業であるデバッグ・検証事業の関連市場においては、家庭用ゲームソフト、ソーシャルゲームともにグローバル展開が主流となっており、多言語対応を前提としたデバッグ、ローカライズ(翻訳)、音声収録やカスタマーサポートの需要が増加しております。直近では、感染症拡大防止のためのいわゆる巣ごもり生活により、ゲーム市場は拡大傾向にあり、デイリーアクティブユーザー(DAU)も増加しております。
一方、ネットサポート事業の関連市場においては、政府によるキャッシュレス化の推進により、QRコード決済関連不正モニタリング、本人確認手続き(KYC)、アンチマネーロンダリング(AML)や振る舞い検知関連サービス等の需要が増加しております。また、デバッグ・検証事業同様、巣ごもり生活により、Eコマース(電子商取引)が拡大しており、規約違反の出品がないかのモニタリング、薬機法や景品表示法等に基づく広告審査、エンドユーザーからのお問い合わせ対応等の需要が増加しております。
当社グループにおいては、顧客企業の事業多角化や海外展開、業務プロセスの高度化や複雑化に伴い発生する業務のアウトソーシング事業者として、「人」によるチェック、テスト、モニタリングや審査等のサービスを提供しております。市場において新たなサービスが創出されることにより、デバッグ・検証事業及びネットサポート事業ともにビジネスチャンスにつながっております。当第1四半期連結累計期間においては、当社ではゲーム開発・運営・パブリッシング等の共同事業を行い、収益分配を受けることを目的として、2月に株式会社ビジュアライズと資本業務提携いたしました。ポールトゥウィン株式会社では、国内デバッグ・検証事業のサービス機能を整理・集約し、顧客企業に対するサービス力を向上させることを目的として、2月にポールトゥウィンネットワークス株式会社を吸収合併いたしました。PTW International Holdings Limited では国内顧客企業のグローバル展開を専門的に支援することを目的として、2月にPTWジャパン株式会社を設立いたしました。国内拠点と海外10ヵ国18拠点の連携により、デバッグ、ローカライズ、音声収録、ゲーム開発・マーケティング支援、モニタリング、カスタマーサポート等の「ワンストップ・フルサービス」の提供をグローバルで推進いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,332,309千円(前年同期比4.6%増)、営業利益は606,260千円(同20.1%減)、経常利益は651,527千円(同6.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は383,579千円(同7.4%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① デバッグ・検証事業
当事業におきましては、国内外グループ会社の連携を図ることで、国内外ゲームソフトメーカーのグローバル展開サポートに努め、デバッグ、ローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録等のゲームソフトメーカー向けアウトソーシングサービスの受注拡大を推進いたしました。ゲーム市場では海外現地企業との取引が拡大し、ノンゲーム市場では第三者検証サービスの受注が増加しました。なお、当第1四半期連結累計期間よりPTWジャパン株式会社(2020年2月3日付で連結子会社ポールトゥウィン株式会社を分割会社とする新設分割により新規設立)及びエンタライズ株式会社の決算日を12月31日としたことにより、両社財務諸表の連結財務諸表に対する反映が2月、3月の2か月間となっております。この結果、デバッグ・検証事業の売上高は4,742,525千円(前年同期比3.8%増)、営業利益は559,610千円(同16.4%減)となりました。
② ネットサポート事業
当事業におきましては、QRコード決済や仮想通貨等のフィンテック関連サービスにおける不正モニタリング、本人確認手続き、アンチマネーロンダリングや振る舞い検知サービスの受注が増加いたしました。また、巣ごもり生活によるEコマース拡大により、Eコマースサイトにおける出品物モニタリング、商品やサービスに関する電話・メール・チャット・チャットボットによるカスタマーサポート(国内)等のアウトソーシングサービスの受注が増加いたしました。デバッグ・検証事業との営業連携により、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受注も増加いたしました。この結果、ネットサポート事業の売上高は1,516,453千円(前年同期比5.7%増)、営業利益は101,989千円(同23.7%増)となりました。
③ その他
Palabra株式会社において、今後の映像バリアフリー化時代を見据え、テレビ番組や映画のバリアフリー字幕や音声ガイド制作のサービスを提供しております。アイメイド株式会社において、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートするサービスを提供しております。当事業の売上高は73,331千円(前年同期比49.5%増)、営業損失は52,302千円(前年同期は6,544千円の損失)となりました。
(2) 財政状態の状況
① 資産の部
流動資産は、前連結会計年度末に比べて825,991千円(5.6%)増加し、15,531,319千円となりました。これは、主に現金及び預金が282,832千円、受取手形及び売掛金が146,404千円、その他(未収入金等)が363,262千円増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて68,893千円(2.3%)増加し、3,127,412千円となりました。これは、主にのれんが87,131千円減少したものの、無形固定資産のその他(著作権等)が200,000千円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて894,884千円(5.0%)増加し、18,658,732千円となりました。
② 負債の部
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,300,592千円(41.3%)増加し、4,447,493千円となりました。これは、主に短期借入金が997,308千円、未払金が104,499千円、賞与引当金が103,031千円増加したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて52,551千円(17.7%)減少し、243,765千円となりました。これは、主に繰延税金負債が60,961千円減少したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,248,041千円(36.2%)増加し、4,691,259千円となりました。
③ 純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて353,156千円(2.5%)減少し、13,967,473千円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払いにより利益剰余金が70,594千円、その他有価証券評価差額金が117,103千円、為替換算調整勘定が153,155千円減少したこと等によります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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