四半期報告書-第7期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/12 13:24
【資料】
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【項目】
42項目
(1) 業績の状況
2019年3月期
第2四半期
(千円)
2020年3月期
第2四半期
(千円)
増減率
(%)
売上高9,333,65610,222,4679.5
営業利益777,640518,427△33.3
経常利益754,757513,565△32.0
親会社株主に帰属する
四半期純利益
508,781277,694△45.4

当社グループを取り巻くデジタル関連市場においては、インターネット環境の飛躍的な進展やスマートデバイスの普及拡大等を背景に、コンテンツやサービスの多様化が急速に進んでいます。その一方、各企業においては、その開発及び運用を支えるIT人材が慢性的に不足していることから、ソフトウェアの開発、テスト、保守・運用等の支援サービスを提供している当社グループの収益機会は、今後も引き続き拡大するものと見込んでおります。
このような状況のもと、当社グループでは、「アジアNo.1の総合テスト・ソリューションカンパニー」となることを目指し、現在「第二創業期」として、主力事業であるエンターテインメント事業のさらなる成長の追求及びエンターテインメント事業に続く第二の収益の柱を育てるべくエンタープライズ事業の拡大に注力しております。特に当第2四半期連結累計期間は、今後の事業拡大に向けた先行投資期間と位置付け、エンターテインメント事業においては、テストセンターであるLab.を函館に新設するとともに、札幌Lab.を移転し従来の約3倍の規模へと増床するなど、今後の需要拡大を見据えた受注体制の強化を図って参りました。また、エンタープライズ事業においては、テストエンジニアを中心とする専門人材の確保・育成や、テスト自動化に関する高い技術力及び豊富な実績を持つ企業の子会社化など、強固な事業基盤の構築に努めて参りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主力のデバッグ・システムテストサービスが好調に推移し、エンターテインメント事業、エンタープライズ事業ともに増収を達成し、10,222,467千円(前年同四半期比9.5%増)となりました。一方、利益につきましては、積極的な先行投資を行った影響等により、営業利益は518,427千円(前年同四半期比33.3%減)、経常利益は513,565千円(前年同四半期比32.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は277,694千円(前年同四半期比45.4%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
2019年3月期
第2四半期
(千円)
2020年3月期
第2四半期
(千円)
増減率
(%)
売上高9,333,65610,222,4679.5
エンターテインメント事業7,874,4038,127,8073.2
エンタープライズ事業1,459,3502,094,66043.5
調整額△97
営業利益又は営業損失777,640518,427△33.3
エンターテインメント事業1,511,6921,487,764△1.6
エンタープライズ事業△119,624△181,957
調整額△614,427△787,379

なお、各セグメントの売上高については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しており、セグメント利益又は損失は営業利益ベースとなっております。
① エンターテインメント事業
当セグメントでは、主に、コンソールゲーム、モバイルゲーム、アミューズメント機器のデバッグ、ゲームの受託開発、プロモーション活動支援等のサービスを提供しております。
エンターテインメント事業におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。
2019年3月期
第2四半期
(千円)
2020年3月期
第2四半期
(千円)
増減率
(%)
デバッグ6,393,0306,925,0158.3
クリエイティブ1,073,291657,934△38.7
メディア及びその他408,081544,85733.5
エンターテインメント事業 合計7,874,4038,127,8073.2

(ⅰ) デバッグ
デバッグサービスでは、主に、コンソールゲーム、モバイルゲーム、アミューズメント機器を対象に、ソフトウェアの不具合をユーザー目線で検出し顧客企業に報告するデバッグサービスや翻訳・ローカライズサービス等を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、コンソールゲーム向けのサービスにおいて、積極的な営業活動やサービス品質の向上・改善に向けた継続的な取り組みが奏功し、年末商戦期に発売予定の人気タイトルを多数獲得するなど、好調に推移致しました。また、厳しい市場環境が続いていたアミューズメント機器業界においては、顧客企業における新台開発が徐々に活発化しており、これらの新台開発に係るデバッグニーズを確実に取り込むことで、大幅な増収を達成致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のデバッグサービスの売上高は6,925,015千円(前年同四半期比8.3%増)と大幅増収を達成致しました。
(ⅱ) クリエイティブ
クリエイティブサービスでは、ゲーム開発や2D/3Dグラフィック制作等、コンテンツ制作におけるクリエイティブ領域全般にわたる制作サポートサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、新規案件獲得に向けた積極的な営業活動に注力したものの、顧客企業におけるモバイルゲームの新規タイトル開発数が大幅に減少したことにより、当社グループの受託開発案件も減少致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のクリエイティブサービスの売上高は657,934千円(前年同四半期比38.7%減)となりました。
(ⅲ) メディア及びその他
メディア及びその他のサービスでは、日本最大級の総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」等の運営やカスタマーサポートサービス等を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、主に「4Gamer.net」において、独自取材による付加価値の高い情報のスピーディな配信に努め、メディアとしての価値の向上を図って参りました。また、カスタマーサポートサービスでは、順調に案件を獲得し好調に推移致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のメディア及びその他サービスの売上高は544,857千円(前年同四半期比33.5%増)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンターテインメント事業の売上高は、8,127,807千円(前年同四半期比3.2%増)となりました。一方セグメント利益は、クリエイティブサービスの減収の影響を受け、1,487,764千円(前年同四半期比1.6%減)となりました。

② エンタープライズ事業
当セグメントでは、主に、エンタープライズシステムを対象とするシステムテスト及び受託開発サービスや、ヘルプデスクをはじめとするITサポート、セキュリティ等のサービスを提供しております。
エンタープライズ事業におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。
2019年3月期
第2四半期
(千円)
2020年3月期
第2四半期
(千円)
増減率
(%)
システムテスト545,8651,001,14783.4
ITサービス・セキュリティ913,4841,093,51319.7
エンタープライズ事業 合計1,459,3502,094,66043.5

(ⅰ) システムテスト
システムテストサービスでは、主に、エンタープライズシステムの不具合を検出するサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、新規案件の獲得に必要不可欠であるテストエンジニアの確保・育成を目的とする積極的な人材投資を継続し、受注体制を強化するとともに、当期から新設した「統合コントロールセンター」において、テストエンジニアの稼働状況やプロジェクト進捗管理等を徹底することで、効率的な業務運営に努めて参りました。
また、2019年8月1日付けでM&Aにより、テスト自動化に関する高い技術力や豊富な実績を有する米国のLOGIGEAR CORPORATION及びその子会社をグループ化し、テスト自動化が浸透していない日本市場開拓に向け、営業体制やグループを横断したサービス提供体制の構築等を進めて参りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のシステムテストサービスの売上高は1,001,147千円(前年同四半期比83.4%増)と大幅な増収を達成致しました。
(ⅱ) ITサービス・セキュリティ
ITサービス・セキュリティサービスでは、システムの受託開発やITサポート、セキュリティ等のサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、システムの受託開発サービスが好調に推移するとともに、セキュリティサービスにおいて、協業先である米国Synack社と共同で提供しているペネトレーションテストサービスの新規案件獲得が進みました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のITサービス・セキュリティサービスの売上高は1,093,513千円(前年同四半期比19.7%増)と好調に推移致しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンタープライズ事業の売上高は、2,094,660千円(前年同四半期比43.5%増)と大幅な増収を達成致しました。一方利益においては、当第2四半期連結会計期間に「第二創業期」として初の黒字化を実現した一方、当第1四半期連結会計期間に実施した専門人材をはじめとする積極的な投資の影響により、当第2四半期連結累計期間のセグメント損失は181,957千円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産の残高は7,574,516千円となり、前連結会計年度末における流動資産7,403,762千円に対し、170,753千円の増加(前期比2.3%増)となりました。
これは、主として受取手形及び売掛金が293,423千円、有価証券が162,010千円増加し、現金及び預金が347,874千円減少したことによるものであります。
固定資産の残高は3,252,621千円となり、前連結会計年度末における固定資産2,428,568千円に対し、824,053千円の増加(前期比33.9%増)となりました。
これは、主として、のれんが585,691千円増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債の残高は4,679,908千円となり、前連結会計年度末における流動負債4,192,428千円に対し、487,479千円の増加(前期比11.6%増)となりました。
固定負債の残高は624,446千円となり、前連結会計年度末における固定負債627,235千円に対し、2,789千円の減少(前期比0.4%減)となりました。
(純資産)
純資産の残高は5,522,783千円となり、前連結会計年度末における純資産5,012,666千円に対し、510,117千円の増加(前期比10.2%増)となりました。
これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金277,694千円、自己株式を処分したことにより純資産139,858千円が増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、3,814,741千円となり、前年同四半期末における資金3,732,381千円に対し、82,360千円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は5,813千円(前年同四半期は315,494千円の収入)となりました。
これは、主として税金等調整前四半期純利益513,565千円等の資金増加項目を、法人税等の支払額514,751千円等の資金減少項目が上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は963,875千円(前年同四半期は449,629千円の支出)となりました。
これは、主として子会社株式の取得による支出597,799千円及び事業譲受による支出64,997千円等の資金減少項目によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は637,031千円(前年同四半期は40,081千円の支出)となりました。
これは、主として短期借入金800,000千円等の資金増加項目によるものであります。
(4) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
事業の特性上、該当事項はありません。
② 受注実績
当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高
(千円)
前年同四半期比
(%)
受注残高
(千円)
前年同四半期比
(%)
エンターテインメント事業
クリエイティブ
657,21759.898,83333.1

(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当社グループの「エンターテインメント事業」に含まれる「デバッグ」、「メディア及びその他」及び「エンタープライズ事業」は、受注から役務提供までの所要日数が短く、期中の受注高と販売実績とがほぼ対応するため、記載を省略しています。
③ 販売実績
当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
区分当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
金額(千円)前年同四半期比(%)
エンターテインメント
事業
デバッグ6,925,0158.3
クリエイティブ657,934△38.7
メディア及びその他544,85733.5
小計8,127,8073.2
エンタープライズ
事業
システムテスト1,001,14783.4
ITサービス・セキュリティ1,093,51319.7
小計2,094,66043.5
合 計10,222,4679.5

(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.当第2四半期連結累計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先前第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日
至 2018年9月30日)
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社スクウェア・エニックス1,175,04412.51,052,72810.3

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は次のとおりであります。
国内子会社
当社の連結子会社である株式会社デジタルハーツの札幌Lab.の移転に伴い、以下の設備を取得致しました。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの名称設備の
内容
帳簿価額(千円)
建物工具、器具 及び備品合計
株式会社デジタルハーツ札幌Lab.
(北海道札幌市)
エンターテインメント事業デバッグルーム97,78450098,284

(注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。

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